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元悪女の妊娠
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子供はすぐに出来るものじゃない。頭で分かっていても赤ちゃんの事を考えてしまう。救貧院で産まれたての赤ちゃんを見て嬉しく思う。
レイヴンも同じ気持ちだったのか行くたびにベビーベットやモール、赤ちゃんの服が溜まっていく。
「何人子供を産ませるつもりなのかしら?」
「5人は欲しい、でも君に無理をさせることは出来ない」
「私は産めなくなるまで欲しいわ。レイヴンの赤ちゃんなら何人産んでもいい」
会うと毎回初めて出会った時のような愛のあるキスをして子作りをする。公爵家の東屋では国鳥である絶滅危惧種の黒鷲が子作りをしている。大人しい黒鷲の雌がけたたましく鳴いているので何事かと思っていると卵を産んだばかりの雌に雄が跨って子作りの再開をしていた。
レイヴンを見ると悩ましげな顔をしていた。
「子供を産んだ雌の顔に欲情したのだろう」
8個ある東屋の屋根で出産するので卵を絶滅危惧種を調査している機関に回収してもらい、私たちも子作りをしていた。回収しきれない黒鷹の卵は10日で成鳥になり、何処かに巣立って行く。黒鷹の卵が産まれるせいか分からないが、公爵領の領民や畜産の出産ラッシュが来てしまった。お肉が安く買えるようになって領民たちは栄養のある食事を食べて出産に臨む。
子供を出産することで女性の働き手が少なくなったが、他の領地から公爵領に来たい人が多くなり困っていない。
レイヴンと出会って4か月。眠ることが多くなってレイヴンとデート約束を守れない事が多くなった。手紙で謝ろうとしても眠気が勝ってしまい、ベットで眠る日々を過ごしていた。医者に診てもらっても何ともない。
心配したレイヴンが公爵家の医者を連れてきて診察すると妊娠していると言われた。伯爵家の医者がその場にいたので、見逃したのかと伯爵に責められていたので公爵家の医者が教えてくれた。
「王族の血を引く子供は両親が仲が良いところを見たくて他人に分からないようになっているのです」
「両親が仲が良いところですか?」
レイヴンは分からず質問すると公爵家の医者は眼鏡をくいっと上げた。
「ハッキリ言いましょう。セックスをしているところをお腹の中で赤ちゃんは確認しているのです。妊娠してからも頻繁にセックスをしているとお腹の子供は学習して子作りが上手くなるのです。歴代の王族も絶倫か回数が少ない人で分かれていましたが、子供の数が多い人だと妊娠中もしていたのです。ところでジュリエッタ様と公爵閣下はしてますか?」
突然大勢の前で回数を聞かれて口ごもると使用人たちが
「まあ、回数は多い方だと思いますよ」
「ほら、外でもしていますし」
「部屋の中でも」
「1日中抱き合ってますからね」
医者も大満足な意見を言っていた。学者である公爵家の医者の言うことに納得したのか、子供のために一緒に暮らすことになった。体調のいい時にセックスをすることも私たちの日課になった。
アリエッタの手紙は以前より来ている。
伯爵は手紙が来るたびに忌々しい顔で返信を書いている。
彼女が王宮に行って半年になるが子供はまだ出来ていない。
同じ時期に男に出会ったのに。
アリエッタの結婚式は伯爵が行くことになった。母も最初は行くと言っていたが、娘の私に何かあるといけない。と言って断ったのだった。王宮に元娼婦が入ることは受け入れられないので良かったと思う。どうせ行っても見世物にされるだけだ。
皇太子になったノイン・メル・リグルスとアリエッタの結婚式は豪華な馬車に乗ってパレードが開かれて国中でお祝いされた。普段全裸のアリエッタは今日だけはまともな服を着せられていたので、見てきたメイドたちが興奮して話している。
「普段王宮で裸で過ごしているなんて嘘みたいですよ。きっと気を引くために言っているのよ」
「真珠がたくさんついたドレスを身に付けていましたよ。一体いくらになるのでしょうか」
「本当愛されているのに伯爵家に帰りたいって手紙が未だに送られてくるのですよ。甘えています!」
表面上から見たらアリエッタは愛されているように見えているのだろう。
前回の事を知っている私は口で同意しながら思い出していた。
ノイン・メル・リグルスは異常な男だと。
嫉妬深く独占的な性格である人間だとすぐに分かった。娼婦館に来るヤバいお客様に似ている。
娼婦館の店長がマジックミラーで娼婦の子供たちに教えていたのだ。
愛情深いように見せることが上手く外面がいい。依存させるため、これまでの常識を忘れさせるために外の連絡を途絶えさせる。自分の常識を刷り込ませてくる。
まさしくそれだったのだ。
でも彼は酷い事をしないのでアリエッタは上手く付き合えば楽しいだろう。
♢
アリエッタの結婚式が終わると次は私たちの結婚式を行うことになった。伯爵はこれまで仲が悪かったレイヴンの両親と和解していて、今では別荘に遊びに行く仲になっている。
以前の頭の悪い私は貴族社会に興味がなく、目の前の美しいモノにしか興味がなかった。今は前回の知識を利用して詐欺に騙される貴族を救ったから評価も高くなっている。
娼婦館の人たちの評価も高くするために様々な事をした。
暴力に苦しんでいる人たちに逃げる方法を教えたり、娼婦以外の仕事も出来るように勉強を教えた。
店長は様々な事を教えてくれてためになったので、彼を専門顧問として【危険な人間の事を教える】教室を開くと連日聞きたい人たちがにぎわった。
「こんな当たり前のことを教えているだけで感謝されるのか?」
「皆知らないのですよ。店長が教えてくれなかったら私も騙されていました」
公爵家の領民たちもたくさんお祝いに来てくれた。屋敷で行われた結婚式は、それはそれは豪勢な結婚式だった。領地で作られたピンク色のバラで彩られた道や美味しい食事が振舞われた。
ノイン・メル・リグルス皇太子とアリエッタがやってきて挨拶をされると妊娠する方法を聞かれた。
アリエッタが怯えた顔をしていたが多分気のせいだ。
「私たちは出会ってから、ずっと子作りに積極的でしたので分からないわ。子供もたくさん欲しくて出産してからもいつ妊娠するのか楽しみなのよ」
レイヴンが肩を抱き寄せると2人で笑っているとき、会場が騒めいたので視線が集まった場所を見て見ると王室の紋章が入った馬車がやってきた。
「レイヴン、あの人が蜂蜜紅茶を飲ませた人!」
耳元で言って話すとレイヴンは私を庇うように目の前に立った。
現れたのは目の前のノイン皇太子にそっくりな男だった。
「エリオット大公閣下だ。ノイン皇太子殿下の弟だ」
「そんなの知らないわよ。興味なくて勉強してないもの。何をすればいいの?」
大公閣下は目の前まで来ると会場はシーンと静かになった。彼は目の前で跪くと
「ジュリエッタ様、私の運命を妊娠してくれてありがとうございます。ある程度大きくなるまでと我慢しましたが、今日会わなければ私の運命に会う許可を取れないと思い参りました」
会場中が口々に色々な事を話している。意識が遠くなる中、考えが一瞬でまとまっていく。
そうか、この人の運命を産むために生かされてきたのか。
「お腹に触れていいですか?」
「勿論です。触れてください」
思っていないのに口が勝手に動いていた。きっとお腹の赤ちゃんが言わせていたのかもしれない。
大公が手が触れた瞬間、ぶわーっとお腹に熱が広がっていく。不思議な感覚だったのだがみんな同じように感じたらしい。
「妊娠している時から運命の相手を見つけるなんて凄いですわ」
「公爵家も安泰だな」
結婚式の喜ばしい席での出来事だったので喜びが何倍にもなっている。
将来大公のお嫁さんになることが分かるとレイヴンは落ち込んでいた。大公もノイン皇太子と変わらないくらいしつこい性格らしい。
初夜は勿論セックスをした。
「レイヴン、赤ちゃんがエッチな子になっちゃう」
「エリオット大公は分かっていたんだ、もう十分すぎるくらいやった後に来るなんて」
「エッチな子供にしないように教育しましょう、大丈夫よレイヴンの子供だもの我慢できるわ」
妊娠期間を穏やかに過ごしているとアリエッタも妊娠したらしいと噂に聞いた。しかしその話は何時しかなくなった。
伯爵家に残ったメイドがハンナにまだ手紙が届くことを言っている。伯爵は出産するまで帰ることを許していない。
レイヴンも同じ気持ちだったのか行くたびにベビーベットやモール、赤ちゃんの服が溜まっていく。
「何人子供を産ませるつもりなのかしら?」
「5人は欲しい、でも君に無理をさせることは出来ない」
「私は産めなくなるまで欲しいわ。レイヴンの赤ちゃんなら何人産んでもいい」
会うと毎回初めて出会った時のような愛のあるキスをして子作りをする。公爵家の東屋では国鳥である絶滅危惧種の黒鷲が子作りをしている。大人しい黒鷲の雌がけたたましく鳴いているので何事かと思っていると卵を産んだばかりの雌に雄が跨って子作りの再開をしていた。
レイヴンを見ると悩ましげな顔をしていた。
「子供を産んだ雌の顔に欲情したのだろう」
8個ある東屋の屋根で出産するので卵を絶滅危惧種を調査している機関に回収してもらい、私たちも子作りをしていた。回収しきれない黒鷹の卵は10日で成鳥になり、何処かに巣立って行く。黒鷹の卵が産まれるせいか分からないが、公爵領の領民や畜産の出産ラッシュが来てしまった。お肉が安く買えるようになって領民たちは栄養のある食事を食べて出産に臨む。
子供を出産することで女性の働き手が少なくなったが、他の領地から公爵領に来たい人が多くなり困っていない。
レイヴンと出会って4か月。眠ることが多くなってレイヴンとデート約束を守れない事が多くなった。手紙で謝ろうとしても眠気が勝ってしまい、ベットで眠る日々を過ごしていた。医者に診てもらっても何ともない。
心配したレイヴンが公爵家の医者を連れてきて診察すると妊娠していると言われた。伯爵家の医者がその場にいたので、見逃したのかと伯爵に責められていたので公爵家の医者が教えてくれた。
「王族の血を引く子供は両親が仲が良いところを見たくて他人に分からないようになっているのです」
「両親が仲が良いところですか?」
レイヴンは分からず質問すると公爵家の医者は眼鏡をくいっと上げた。
「ハッキリ言いましょう。セックスをしているところをお腹の中で赤ちゃんは確認しているのです。妊娠してからも頻繁にセックスをしているとお腹の子供は学習して子作りが上手くなるのです。歴代の王族も絶倫か回数が少ない人で分かれていましたが、子供の数が多い人だと妊娠中もしていたのです。ところでジュリエッタ様と公爵閣下はしてますか?」
突然大勢の前で回数を聞かれて口ごもると使用人たちが
「まあ、回数は多い方だと思いますよ」
「ほら、外でもしていますし」
「部屋の中でも」
「1日中抱き合ってますからね」
医者も大満足な意見を言っていた。学者である公爵家の医者の言うことに納得したのか、子供のために一緒に暮らすことになった。体調のいい時にセックスをすることも私たちの日課になった。
アリエッタの手紙は以前より来ている。
伯爵は手紙が来るたびに忌々しい顔で返信を書いている。
彼女が王宮に行って半年になるが子供はまだ出来ていない。
同じ時期に男に出会ったのに。
アリエッタの結婚式は伯爵が行くことになった。母も最初は行くと言っていたが、娘の私に何かあるといけない。と言って断ったのだった。王宮に元娼婦が入ることは受け入れられないので良かったと思う。どうせ行っても見世物にされるだけだ。
皇太子になったノイン・メル・リグルスとアリエッタの結婚式は豪華な馬車に乗ってパレードが開かれて国中でお祝いされた。普段全裸のアリエッタは今日だけはまともな服を着せられていたので、見てきたメイドたちが興奮して話している。
「普段王宮で裸で過ごしているなんて嘘みたいですよ。きっと気を引くために言っているのよ」
「真珠がたくさんついたドレスを身に付けていましたよ。一体いくらになるのでしょうか」
「本当愛されているのに伯爵家に帰りたいって手紙が未だに送られてくるのですよ。甘えています!」
表面上から見たらアリエッタは愛されているように見えているのだろう。
前回の事を知っている私は口で同意しながら思い出していた。
ノイン・メル・リグルスは異常な男だと。
嫉妬深く独占的な性格である人間だとすぐに分かった。娼婦館に来るヤバいお客様に似ている。
娼婦館の店長がマジックミラーで娼婦の子供たちに教えていたのだ。
愛情深いように見せることが上手く外面がいい。依存させるため、これまでの常識を忘れさせるために外の連絡を途絶えさせる。自分の常識を刷り込ませてくる。
まさしくそれだったのだ。
でも彼は酷い事をしないのでアリエッタは上手く付き合えば楽しいだろう。
♢
アリエッタの結婚式が終わると次は私たちの結婚式を行うことになった。伯爵はこれまで仲が悪かったレイヴンの両親と和解していて、今では別荘に遊びに行く仲になっている。
以前の頭の悪い私は貴族社会に興味がなく、目の前の美しいモノにしか興味がなかった。今は前回の知識を利用して詐欺に騙される貴族を救ったから評価も高くなっている。
娼婦館の人たちの評価も高くするために様々な事をした。
暴力に苦しんでいる人たちに逃げる方法を教えたり、娼婦以外の仕事も出来るように勉強を教えた。
店長は様々な事を教えてくれてためになったので、彼を専門顧問として【危険な人間の事を教える】教室を開くと連日聞きたい人たちがにぎわった。
「こんな当たり前のことを教えているだけで感謝されるのか?」
「皆知らないのですよ。店長が教えてくれなかったら私も騙されていました」
公爵家の領民たちもたくさんお祝いに来てくれた。屋敷で行われた結婚式は、それはそれは豪勢な結婚式だった。領地で作られたピンク色のバラで彩られた道や美味しい食事が振舞われた。
ノイン・メル・リグルス皇太子とアリエッタがやってきて挨拶をされると妊娠する方法を聞かれた。
アリエッタが怯えた顔をしていたが多分気のせいだ。
「私たちは出会ってから、ずっと子作りに積極的でしたので分からないわ。子供もたくさん欲しくて出産してからもいつ妊娠するのか楽しみなのよ」
レイヴンが肩を抱き寄せると2人で笑っているとき、会場が騒めいたので視線が集まった場所を見て見ると王室の紋章が入った馬車がやってきた。
「レイヴン、あの人が蜂蜜紅茶を飲ませた人!」
耳元で言って話すとレイヴンは私を庇うように目の前に立った。
現れたのは目の前のノイン皇太子にそっくりな男だった。
「エリオット大公閣下だ。ノイン皇太子殿下の弟だ」
「そんなの知らないわよ。興味なくて勉強してないもの。何をすればいいの?」
大公閣下は目の前まで来ると会場はシーンと静かになった。彼は目の前で跪くと
「ジュリエッタ様、私の運命を妊娠してくれてありがとうございます。ある程度大きくなるまでと我慢しましたが、今日会わなければ私の運命に会う許可を取れないと思い参りました」
会場中が口々に色々な事を話している。意識が遠くなる中、考えが一瞬でまとまっていく。
そうか、この人の運命を産むために生かされてきたのか。
「お腹に触れていいですか?」
「勿論です。触れてください」
思っていないのに口が勝手に動いていた。きっとお腹の赤ちゃんが言わせていたのかもしれない。
大公が手が触れた瞬間、ぶわーっとお腹に熱が広がっていく。不思議な感覚だったのだがみんな同じように感じたらしい。
「妊娠している時から運命の相手を見つけるなんて凄いですわ」
「公爵家も安泰だな」
結婚式の喜ばしい席での出来事だったので喜びが何倍にもなっている。
将来大公のお嫁さんになることが分かるとレイヴンは落ち込んでいた。大公もノイン皇太子と変わらないくらいしつこい性格らしい。
初夜は勿論セックスをした。
「レイヴン、赤ちゃんがエッチな子になっちゃう」
「エリオット大公は分かっていたんだ、もう十分すぎるくらいやった後に来るなんて」
「エッチな子供にしないように教育しましょう、大丈夫よレイヴンの子供だもの我慢できるわ」
妊娠期間を穏やかに過ごしているとアリエッタも妊娠したらしいと噂に聞いた。しかしその話は何時しかなくなった。
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