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お風呂に入ったら異世界に来ていた
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連勤30日目足がパンパンで目がしょぼむ。
明日の連休も呼び出されるだろう。
やりがいのない仕事、辞めていく人たちを見ながら「高卒じゃ誰も雇ってくれない」をBGMに仕事をする。
今の時代大卒でも仕事が見つからない。こんなことなら奨学金借りて行かなきゃよかった。
山岸ひまりは23歳のOL。
黒髪を胸下まで伸ばしたぱっつん前髪が眉下で切りそろえられている。胸の大きさはFカップでアンダーは70センチ。お尻が大きなことがコンプレックスだった。
会社から家に帰宅してお風呂の準備をしているときにご飯を食べる。時間短縮でいつものご飯を食べていた。ごはんノリ鮭。フリーズドライの味噌汁。日本の食事をスマホを見ながら何となく味わう。
お風呂に入ろうと思ってドアを開けると違う世界に来ていた。目の前に広がる緑の光景に開いた口が塞がらない。後ろを向いても何もなくどうしようと思って歩くことにした。
ない、何もない。
全裸で情けない姿で歩いている。もし人間に見つかったら痴女に思われて、獣に見つかったら餌だと思われてしまう。
「誰か、誰かいませんか」
必死になって叫んでみても誰もいない。食事をしていてよかったと思う瞬間だった。
裸足で歩き続けることは難しく少ししか歩けなかった。日も暮れてきて寒くなる。
近くに川があり近寄ってみると焚火があった。やっと人に会えると思って静かに近づいた。誰かいるのかもしれない。期待に胸が弾み、一歩足をすすめた時だった
ヒュンっと音がして横を見た矢が突き刺さっている。足元に矢が刺さっていた。
驚くと声が出なくなるもので、うっかり身体が緩んでしまい全身から力が抜けた。それまで我慢していたおしっこが少し出る。
近くに人間がいたらしく近づいてくる。
「だめ!こないで!でちゃう」
勢いよくおしっこが出ると止まらない。
「見ないで、みないでぇぇぇ」
最後はチョロチョロとおしっこを漏らしていた。俯いていたひまりは見ていないのだと微かに期待した。集まってきたのは騎士の服を着た人たちで皆男性だった。
腰に付けているのは日本には見慣れない剣で、剣を持って近づいてくる。
その恐ろしい表情は鬼気迫るものだった。
異世界で裸足で歩いて、おしっこを20人くらいの前で漏らしたひまりは気絶して倒れてしまった。
「この子おしっこ漏らしていたね」
騎士の一人が口に出すと小突かれていた。目の前に仰向けに倒れた女性がいて、太ももの付け根に大きな水たまりが出来ていた。おしっこの匂いが風に乗って鼻腔につく。ひまりの仰向けになった胸に騎士は釘付けだった。
「どうして矢を放ったんだ」
「敵かと思いまして」
「どう見ても女性だろ?しかし何故全裸でいるのだろう」
騎士が布で簡単に身体を拭いてマントで包んで抱きしめた。ひまりの柔らかい肉体を抱きしめると抱きしめていた騎士がキスをし始めた。少し空いた口に舌をねじ込むと口内を舐めつくして唾液を流し込んだ。
ひまりがゴクンと飲み込むと下半身が大きくなる。
「これは、やばいっすね。こっちの世界の女じゃないっす。甘くて柔らかくておしりも大きい、んっちゅるっ」
「国王陛下に言わないといけないのですよ。全く。しかし、この世界ではないところから来たのであれば保護しないといけませんね。たっぷり魔力を注ぎましょう」
白い手袋を嵌めている騎士が口元に笑みを浮かべると騎士たちは同意した。
♢
目が覚めると温かい場所にいる。天幕の中だと思う。ドーム状になっている。服を着せられて足には包帯が巻かれていた。柔らかい布団で眠れて幸せな気持ちになった。お香が焚かれている。シダーウッドの匂いだった。誰かが入ってきたので寝たふりをした。
訳の分からない言葉を男性が言っている。目を細めて見ると筋肉質な男性で銀髪が良く似合っている男性だった。突然キスをし始めると呼吸が出来ないくらい長くキスされた。舌の感覚が敏感になり絡めて吸われる。耳も耳の穴も舐められて唇で啄まれる。
気持ちが良くて声が漏れる。口の端から涎も出てしまったが舌で掬われて飲み込まれた。
凄い、なんてエッチなんだ。背中に触れる手が厚くて身を預けてキスを受け入れる。両手で彼の身体を抱きしめると筋肉質なしなやかな体だった。胸を揉まれて先端を摘ままれる。あまりの気持ちよさに目を覚ました振りをした。
「あっ……」
目の前にいた銀髪で琥珀色の人は驚くことに全裸だった。自分の状況を確認するために周りを見たが何も分からない。向かい合って何か言って指を淫花に擦ると糸を引くくらいの愛蜜が指についていた。
光悦的な表情で見ているので勃起している男の先端に触れた。先端をくにくに弄っているのに先走りも出ていない。お腹まで付きそうなくらい勃起しているので陰茎を上下に擦った。
当たり前のようにおちんちんを擦っていたけれど、これはダメだと思って手を離した。
手には男の人の匂いがしている。頭がクラクラする匂いだった。
男性がベットに仰向けになって両手を広げて何かを言う。その笑顔が可愛らしくて渋々上に乗って抱きしめ合う。キスを顔中にされたお返しに彼の顔にキスをすると鼻で笑われた。
指が当てられて中に入って行くと男の胸にしがみついた。
気持ちいい気持ちが良くて変になる。お尻を揉まれながら指で刺激されると男に抱き着きながら達してしまった。
明日の連休も呼び出されるだろう。
やりがいのない仕事、辞めていく人たちを見ながら「高卒じゃ誰も雇ってくれない」をBGMに仕事をする。
今の時代大卒でも仕事が見つからない。こんなことなら奨学金借りて行かなきゃよかった。
山岸ひまりは23歳のOL。
黒髪を胸下まで伸ばしたぱっつん前髪が眉下で切りそろえられている。胸の大きさはFカップでアンダーは70センチ。お尻が大きなことがコンプレックスだった。
会社から家に帰宅してお風呂の準備をしているときにご飯を食べる。時間短縮でいつものご飯を食べていた。ごはんノリ鮭。フリーズドライの味噌汁。日本の食事をスマホを見ながら何となく味わう。
お風呂に入ろうと思ってドアを開けると違う世界に来ていた。目の前に広がる緑の光景に開いた口が塞がらない。後ろを向いても何もなくどうしようと思って歩くことにした。
ない、何もない。
全裸で情けない姿で歩いている。もし人間に見つかったら痴女に思われて、獣に見つかったら餌だと思われてしまう。
「誰か、誰かいませんか」
必死になって叫んでみても誰もいない。食事をしていてよかったと思う瞬間だった。
裸足で歩き続けることは難しく少ししか歩けなかった。日も暮れてきて寒くなる。
近くに川があり近寄ってみると焚火があった。やっと人に会えると思って静かに近づいた。誰かいるのかもしれない。期待に胸が弾み、一歩足をすすめた時だった
ヒュンっと音がして横を見た矢が突き刺さっている。足元に矢が刺さっていた。
驚くと声が出なくなるもので、うっかり身体が緩んでしまい全身から力が抜けた。それまで我慢していたおしっこが少し出る。
近くに人間がいたらしく近づいてくる。
「だめ!こないで!でちゃう」
勢いよくおしっこが出ると止まらない。
「見ないで、みないでぇぇぇ」
最後はチョロチョロとおしっこを漏らしていた。俯いていたひまりは見ていないのだと微かに期待した。集まってきたのは騎士の服を着た人たちで皆男性だった。
腰に付けているのは日本には見慣れない剣で、剣を持って近づいてくる。
その恐ろしい表情は鬼気迫るものだった。
異世界で裸足で歩いて、おしっこを20人くらいの前で漏らしたひまりは気絶して倒れてしまった。
「この子おしっこ漏らしていたね」
騎士の一人が口に出すと小突かれていた。目の前に仰向けに倒れた女性がいて、太ももの付け根に大きな水たまりが出来ていた。おしっこの匂いが風に乗って鼻腔につく。ひまりの仰向けになった胸に騎士は釘付けだった。
「どうして矢を放ったんだ」
「敵かと思いまして」
「どう見ても女性だろ?しかし何故全裸でいるのだろう」
騎士が布で簡単に身体を拭いてマントで包んで抱きしめた。ひまりの柔らかい肉体を抱きしめると抱きしめていた騎士がキスをし始めた。少し空いた口に舌をねじ込むと口内を舐めつくして唾液を流し込んだ。
ひまりがゴクンと飲み込むと下半身が大きくなる。
「これは、やばいっすね。こっちの世界の女じゃないっす。甘くて柔らかくておしりも大きい、んっちゅるっ」
「国王陛下に言わないといけないのですよ。全く。しかし、この世界ではないところから来たのであれば保護しないといけませんね。たっぷり魔力を注ぎましょう」
白い手袋を嵌めている騎士が口元に笑みを浮かべると騎士たちは同意した。
♢
目が覚めると温かい場所にいる。天幕の中だと思う。ドーム状になっている。服を着せられて足には包帯が巻かれていた。柔らかい布団で眠れて幸せな気持ちになった。お香が焚かれている。シダーウッドの匂いだった。誰かが入ってきたので寝たふりをした。
訳の分からない言葉を男性が言っている。目を細めて見ると筋肉質な男性で銀髪が良く似合っている男性だった。突然キスをし始めると呼吸が出来ないくらい長くキスされた。舌の感覚が敏感になり絡めて吸われる。耳も耳の穴も舐められて唇で啄まれる。
気持ちが良くて声が漏れる。口の端から涎も出てしまったが舌で掬われて飲み込まれた。
凄い、なんてエッチなんだ。背中に触れる手が厚くて身を預けてキスを受け入れる。両手で彼の身体を抱きしめると筋肉質なしなやかな体だった。胸を揉まれて先端を摘ままれる。あまりの気持ちよさに目を覚ました振りをした。
「あっ……」
目の前にいた銀髪で琥珀色の人は驚くことに全裸だった。自分の状況を確認するために周りを見たが何も分からない。向かい合って何か言って指を淫花に擦ると糸を引くくらいの愛蜜が指についていた。
光悦的な表情で見ているので勃起している男の先端に触れた。先端をくにくに弄っているのに先走りも出ていない。お腹まで付きそうなくらい勃起しているので陰茎を上下に擦った。
当たり前のようにおちんちんを擦っていたけれど、これはダメだと思って手を離した。
手には男の人の匂いがしている。頭がクラクラする匂いだった。
男性がベットに仰向けになって両手を広げて何かを言う。その笑顔が可愛らしくて渋々上に乗って抱きしめ合う。キスを顔中にされたお返しに彼の顔にキスをすると鼻で笑われた。
指が当てられて中に入って行くと男の胸にしがみついた。
気持ちいい気持ちが良くて変になる。お尻を揉まれながら指で刺激されると男に抱き着きながら達してしまった。
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