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美咲の出産
しおりを挟むゴルダナは初美を手放した後、私に子供が欲しいとお願いをしてきた。ニルスの配下になる、何でもすると魔法の誓約書も書くと言ってくれた。
「ミーシャ付け足すことはある?」
ニルスに聞かれて美咲は答えた。
「子宮口に当てるくらいだといいけれど、おちんちん奥まで入れると子宮頸管まで刺激されるから丁度いいサイズにして欲しい。」
「それは絶対にしないといけないのか?」
ニルスをじっと見た。ゴルダナのおちんちんに不満があったので、これ以上にないお願いだった。
「ちんちん大きいのは痛いんだよ。ルナも同じこと言ってるのに。」
「たまにこういう人がいるから神官たちも慣れているよ。僕が用意するから、ミーシャが気持ちよくなるサイズになったら交尾してくれ」
後日、元のサイズよりも小さくなったゴルダナのおちんちんを見て喜んでいた。乳首ピアスの女性の飼い主もゴルダナの子供が欲しかったらしく、美咲と交尾する前に射精出来るのか、相性の確認のため交尾させた。乳首ピアスの女性も美咲と同じ時期に妊娠したらしい。乳首ピアスの女性はルナという名前だ。
お腹がポコポコ動いている反応をニルスは楽しんでいる。
「ミーシャ、君が初美だったらどうしていたの?」
ニルスはお腹を撫でながら聞いている。ゴルダナの子供を妊娠して半年。今回は双子なのでいつも以上にグーたらしている。
「元の世界に戻るのが無理なら、諦めて違う人生を歩むしかないよね。ゴルダナさんいい人なのにね。おちんちんは大きいサイズで子宮口突くの大好きだけど。初めての人には痛いよね。初美はこの世界で生きていけるのかな。他の国の人が優しいならいいけれど、他の国の情報も知らない。しばらくこの国にいて、もっと調べてからでもいいのにね。ねえ、今お腹の赤ちゃん蹴ったよ。ムラムラするから交尾しよう」
「そうだね。僕がミーシャの夫だからね」
妊娠しているときでもニルスとしている。
♢
「ご主人様が赤ちゃん欲しがっているので、ゴルダナ様に渡せません」
「いいんだ、だって双子の赤ちゃんが産まれるんだから」
ルナとわたしの挟まれたゴルダナのおちんちんは射精していた。ルナは乳首ピアスを外して塞がってしまった。母乳をあげる時邪魔になるからやめたらしい。
「ルナ、ミーシャ。子供を孕んでくれてありがとう。」
「きっとおちんちんを根元まで入れられるようになったおかげだね。子宮口にきちんとキスして射精してるから」
「お腹の赤ちゃんの元もきっとしっかり受精してほしかったんですよ」
来年ゴルダナは3人の子供の父親になる。初美が逃げた隣国に勝利し、武勲をあげた。広大な領地と辺境伯の爵位を手に入れた。暫くは、公爵家で育てるがある程度大きくなったらゴルダナに渡すことになっている。
「番じゃなくても妊娠したら嬉しいのですか?」
「俺は番に夢を見てしまった。相手も1人の人間なんだ。もっと意志を尊重していればよかった」
「あの時は一番いいことをしていたと思うよ。ゴルダナ、初美と赤ちゃんが出来ていたら私たちの子供よりも可愛いって思う?」
美咲はゴルダナのアイスグレーの瞳を見ていた。
「みんなの子供を可愛いと思う。今だってルナとミーシャの赤ちゃんが堪らなく可愛いのだから」
二人のお腹を愛おしく撫でてゴルダナは妊娠中の交尾を楽しんでいる。
双子の赤ちゃんは女の子と男の子だった。2人の希望が叶う形になった。
ニルスがソワソワしているので聞いてみると子供が欲しくなっているらしい。
「グーたらさせてくれるならね。」
次はニルスの子供を産むだろう。エレーヌの子供かもしれない。こればかりは運頼みになる
※補足
初美のいた隣国に戦争を仕掛けたのはゴルダナではなく本当にたまたまです。
そもそも逃げたのは下の方の国で隣国に行くと思わなかったようです。
番が死んでもゴルダナは死にません。
初美を監視していたのは、飼い主連中で飼い主じゃなくなったゴルダナは初美を監視できません。
番が離れたらどうなるのかを見たかった人たちが見てました。あまりいい結果に毎回ならないみたいです。それを含めて初美にいっても逃げました。自業自得です
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