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第1章
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無言で白い目をアランさんに向けます。
「なっ、何だい その目は!馬車の中で私の問いに「はい」と答えたではないか!くぅーっ、、まなみは私の話を聞いていなかったのか?!あれだけ、私が愛の囁きをし。これほどまなみの事を思ってるのに、まなみは私の事を何とも思っていないのだな、、使い魔は主人の事に絶対服従が義務付けられているはずなのに
まなみは主人に逆らうのだね、、そうか、、、ならば仕方ない。
この手は使いたく無かったんだが、どうしても嫌だと言うんだね?」
最後、絶対脅迫めいた言葉になってますから!!
以前は主人に絶対服従が義務付けられてたけど
主人に使い捨ての様にされる使い魔が増えて、《絶対服従》が無くなったのアランさんは知らないのかな?
と言うより、何か今日のアランさんはいつもと違う?
コテンと首を傾げながら見ると
アランさんは耳まで赤くなり、私の手を取りました。
「そんな顔をされたら、ますます私の物にしたくなるな。
もう、絶対に猫の姿に戻らせない」ボソッ
『えっ?何て言いました?』
最後が聴こえなかった真奈美はキョトンとしながらアランさんを見た。
“使い魔契約にて新たに記す。我の名はアラン・ハッシュバーグ。契約する者まなみに命ずる、我との契約が切れるまでに人間の姿を 維持するなり”
ポゥッと真奈美の首輪が光り、収まると真奈美は違和感を感じた。
アランは、使い魔ではなく人間として 真奈美を愛してしまったのだ。
その為、強制的に人間の姿を維持させてしまった。
契約は主人に何かあった時の為、一度だけ付け加える事が出来るのだが
アランのように使い魔を愛し公私混同してしまう物も中にはいる。だが、真奈美の様に人間に変身する者はいなかった。
「よし、これで一緒に入れる。さぁまなみ、ドレスは1人では脱げないから私が脱がしてあげよう」
(もどれ、、戻れ!戻れ戻れ戻れ!)
『戻れ!!・・・嘘、本当に戻れない、、、契約は如何なる魔法も跳ね返す力があるって言ってたけど。まさか人間の姿を留められるとか、、』
「ちゅっ。そんなに落胆しないで、大丈夫。私がいるではないか、まなみは私の側にいるだけでいんだよ?」
放心状態の真奈美にアランは優しくキスを落とした。
「さぁ、まなみ。ドレスを脱がせられないから腕を上げれるかい?」
『腕?あぁはいーーー・・って!何してるんですか!後は自分で出来ます!先に入ってて下さい!』
(危な!!っっ背中がパックリ開いてるがな!!どんだけ脱がせたいのよ!まったく、、さっき背中にチューされたような、、?)
(はぁー猫に戻れないとか、マジかーー元々 人間だったから別にいいけどさ。ずっと猫だったから何か嫌。お風呂どうしよ、何かアランさんの鼻歌が聞こえるし。)
(はぁーーーーーーーーー!あの手があったじゃない!
鏡はどこだっけ?あったあった!ムフフ)
(よしよし!これでもう猫に戻れないから、毎日愛撫できる!あぁ、あの潤んだ瞳にプックリした唇。私の愛のしるしが映えそうな白い肌、豊満な胸を早く)
『アランさん、入りますよ~?』
「!!あぁ、ハイッテもイイゾ」
(いかんいかん、つい声が裏返ってしまった。
さて、まなみの姿をジックリ拝んでから夜は・・)
「・・・まなみ?それは何だい?」
『あっ!これは水着っていって、水の中で着る洋服ですよ~!』
(ムッフフ、アランさんの思うように行かないんだから!
私が着たのはワンピースタイプ。ミニスカートになるけど、裸を晒すよりはマシ。)
(何故だ、なぜ私の思うように行かない、、、だが、この水着も・・・うん。良いな。これはこれで良い。まなみの体型にピッタリしており、スラッと伸びた腕や足が見えて胸の谷間もいい角度ではないか。うんうん。)
真奈美が思うより、アランが別の意味で喜んだのは言うまでもない。
「なっ、何だい その目は!馬車の中で私の問いに「はい」と答えたではないか!くぅーっ、、まなみは私の話を聞いていなかったのか?!あれだけ、私が愛の囁きをし。これほどまなみの事を思ってるのに、まなみは私の事を何とも思っていないのだな、、使い魔は主人の事に絶対服従が義務付けられているはずなのに
まなみは主人に逆らうのだね、、そうか、、、ならば仕方ない。
この手は使いたく無かったんだが、どうしても嫌だと言うんだね?」
最後、絶対脅迫めいた言葉になってますから!!
以前は主人に絶対服従が義務付けられてたけど
主人に使い捨ての様にされる使い魔が増えて、《絶対服従》が無くなったのアランさんは知らないのかな?
と言うより、何か今日のアランさんはいつもと違う?
コテンと首を傾げながら見ると
アランさんは耳まで赤くなり、私の手を取りました。
「そんな顔をされたら、ますます私の物にしたくなるな。
もう、絶対に猫の姿に戻らせない」ボソッ
『えっ?何て言いました?』
最後が聴こえなかった真奈美はキョトンとしながらアランさんを見た。
“使い魔契約にて新たに記す。我の名はアラン・ハッシュバーグ。契約する者まなみに命ずる、我との契約が切れるまでに人間の姿を 維持するなり”
ポゥッと真奈美の首輪が光り、収まると真奈美は違和感を感じた。
アランは、使い魔ではなく人間として 真奈美を愛してしまったのだ。
その為、強制的に人間の姿を維持させてしまった。
契約は主人に何かあった時の為、一度だけ付け加える事が出来るのだが
アランのように使い魔を愛し公私混同してしまう物も中にはいる。だが、真奈美の様に人間に変身する者はいなかった。
「よし、これで一緒に入れる。さぁまなみ、ドレスは1人では脱げないから私が脱がしてあげよう」
(もどれ、、戻れ!戻れ戻れ戻れ!)
『戻れ!!・・・嘘、本当に戻れない、、、契約は如何なる魔法も跳ね返す力があるって言ってたけど。まさか人間の姿を留められるとか、、』
「ちゅっ。そんなに落胆しないで、大丈夫。私がいるではないか、まなみは私の側にいるだけでいんだよ?」
放心状態の真奈美にアランは優しくキスを落とした。
「さぁ、まなみ。ドレスを脱がせられないから腕を上げれるかい?」
『腕?あぁはいーーー・・って!何してるんですか!後は自分で出来ます!先に入ってて下さい!』
(危な!!っっ背中がパックリ開いてるがな!!どんだけ脱がせたいのよ!まったく、、さっき背中にチューされたような、、?)
(はぁー猫に戻れないとか、マジかーー元々 人間だったから別にいいけどさ。ずっと猫だったから何か嫌。お風呂どうしよ、何かアランさんの鼻歌が聞こえるし。)
(はぁーーーーーーーーー!あの手があったじゃない!
鏡はどこだっけ?あったあった!ムフフ)
(よしよし!これでもう猫に戻れないから、毎日愛撫できる!あぁ、あの潤んだ瞳にプックリした唇。私の愛のしるしが映えそうな白い肌、豊満な胸を早く)
『アランさん、入りますよ~?』
「!!あぁ、ハイッテもイイゾ」
(いかんいかん、つい声が裏返ってしまった。
さて、まなみの姿をジックリ拝んでから夜は・・)
「・・・まなみ?それは何だい?」
『あっ!これは水着っていって、水の中で着る洋服ですよ~!』
(ムッフフ、アランさんの思うように行かないんだから!
私が着たのはワンピースタイプ。ミニスカートになるけど、裸を晒すよりはマシ。)
(何故だ、なぜ私の思うように行かない、、、だが、この水着も・・・うん。良いな。これはこれで良い。まなみの体型にピッタリしており、スラッと伸びた腕や足が見えて胸の谷間もいい角度ではないか。うんうん。)
真奈美が思うより、アランが別の意味で喜んだのは言うまでもない。
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