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第1章
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「失礼します。アラン様、朝食をこちらに置いておきますね。
では、失礼しました。」
(ん?もぅ朝、、んーーーっよく寝たーー欠伸をしながら背伸びをする。)
でも、何だか体が凝ってる様な?
ふと隣をみるとアランが目の前で見つめていました。
『ぅわっ!!ビックリしたーーー!何してるんですか?!』
(朝から心臓に悪いわ・・まだドキドキしてる・・)
「まなみが、いつ愛くるしい子猫ちゃんから麗しの女性になるのか寝ても経ってもいられなかったんだよ?子猫ちゃんは仮の姿で、本当は人間なんだろぅ?大丈夫!何があっても私が全て受け止めてあげるから、ほら。麗しの女性になってもいいんだよ?」
(はい。
誤魔化し失敗です。しっかり覚えていらっしゃる。
うーん、、何て言えばいいのかな、、困った困った。)
『あの、人間の姿はたまたまで猫が私なんですー!人間の姿になる事は絶対に無いので、安心して下さい!』
力説するのも虚しく、アランさんは粘ります。
あまりにもしつこいので、
もう!いい加減にして下さい!と部屋を飛び出しました。
廊下を歩いていると
グーッ
お腹がなり、急に空腹感に襲われ
『お腹空いたな~』
トボトボ長い廊下を歩いていると、
「あら?まなみちゃん?どうしたの?」奥さまに会いました。
『ちょっと散歩しようかなと、、』グゥーっ
お腹の虫は空気なんて読んでくれるはずもなく、盛大に響いた。
「あらあら、一緒に朝食を摂りましょうか?こちらにいらっしゃい」
奥さまは、しゃがんで優しく私を抱き上げてくれた。
撫で撫でされながら奥さまの部屋に着くと、メイドさん達が朝食を運んでくれて、いい匂いのクロワッサンにまたグゥーっと鳴った。
「うふふ、早く召し上がりましょうか?どうぞ、まなみちゃん」
お皿に取り分けて頂き『頂きます!』あまりの美味しさにペロリと平らげました。
では、失礼しました。」
(ん?もぅ朝、、んーーーっよく寝たーー欠伸をしながら背伸びをする。)
でも、何だか体が凝ってる様な?
ふと隣をみるとアランが目の前で見つめていました。
『ぅわっ!!ビックリしたーーー!何してるんですか?!』
(朝から心臓に悪いわ・・まだドキドキしてる・・)
「まなみが、いつ愛くるしい子猫ちゃんから麗しの女性になるのか寝ても経ってもいられなかったんだよ?子猫ちゃんは仮の姿で、本当は人間なんだろぅ?大丈夫!何があっても私が全て受け止めてあげるから、ほら。麗しの女性になってもいいんだよ?」
(はい。
誤魔化し失敗です。しっかり覚えていらっしゃる。
うーん、、何て言えばいいのかな、、困った困った。)
『あの、人間の姿はたまたまで猫が私なんですー!人間の姿になる事は絶対に無いので、安心して下さい!』
力説するのも虚しく、アランさんは粘ります。
あまりにもしつこいので、
もう!いい加減にして下さい!と部屋を飛び出しました。
廊下を歩いていると
グーッ
お腹がなり、急に空腹感に襲われ
『お腹空いたな~』
トボトボ長い廊下を歩いていると、
「あら?まなみちゃん?どうしたの?」奥さまに会いました。
『ちょっと散歩しようかなと、、』グゥーっ
お腹の虫は空気なんて読んでくれるはずもなく、盛大に響いた。
「あらあら、一緒に朝食を摂りましょうか?こちらにいらっしゃい」
奥さまは、しゃがんで優しく私を抱き上げてくれた。
撫で撫でされながら奥さまの部屋に着くと、メイドさん達が朝食を運んでくれて、いい匂いのクロワッサンにまたグゥーっと鳴った。
「うふふ、早く召し上がりましょうか?どうぞ、まなみちゃん」
お皿に取り分けて頂き『頂きます!』あまりの美味しさにペロリと平らげました。
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