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第1章
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「今から魔法の適性を確認し、それから使い魔について話を進める。適性をしっかり理解しないと使い魔として役に立たないからな!まずは自己紹介。名前と属性を順番に言ってくれ」
教官はそういうと鋭い牙をキラリと光らせ、集まった私達を見渡している。
教官は軍服を着たライオン、その姿に威圧されながらも集まった8人はそれぞれ自己紹介をしていった。
真奈美は教官から目が離せなく固まっていた
(見られてる、、怖!!)と金縛り状態なだけであった。
「ねぇ、次はあなたの番よ?」
小声で教えてもらい、ハッと背筋をピンとして
『なっ名前は真奈美です。属性は無色属性です、よろしくお願いします』
ペコリとお辞儀して『ありがとうッ!?』お隣さんにお礼を言うと、声からして可愛い子だと思っていたから驚いた。
教官も顔負けの厳ついワニでした。
「ふふ、教官の顔が怖くて動けなくなるわよね、私も怖いから目をそらしちゃった」
可愛い仕草で話していても、私はあなたもちょっと怖いです。とは口が裂けても言えません。
前からも横からも見られ、肉食獣に狙われるシマウマもこんな感じなのかと考えていた
一通り自己紹介が終わり、
外で、魔法を見る事になり 何故かワニさんと手を繋ぎながら移動しました。はい、ニコニコしてるから断れません。
教官は私の属性を聞いていたのか、驚かず皆んなと一緒に対応してくれたおかげで、周りから何も聞かれずにすみました
魔法は教官が1人一人の属性で簡単なのを教えているようです。
私達は真剣に見ており皆んなすんなりと魔法が使えています!
ワニさんの番になり、水属性かな?と思ったらまさかの闇属性!
なんです?!闇って!?
あんな可愛らしい仕草のワニさんが闇とか、属性って何でもありなんだと驚き、興味津々で見つめます。
「では、やってごらん?」
「はい!うーんと、、」
ふふ、頑張る姿も可愛いぃな
「ぅううぉおオッッ出て来いや!!!ゼログラビティィィ!!」
ドフンッ
黒い塊が木の上に出現し、木を押しつぶしました
「うふっ!上手に出来ました。次はまなみさんね、頑張ってね!」
・・・・・・・・・
・・・・はっ!?
今のは幻覚??
ワニさんが急に男らしく、、うん。幻覚かな?
よし、私は何の魔法かな?
「はい、次は・・・お前の場合は、そうだな あの的に火を当てられるか?イメージは大丈夫か?」
的に当てる?
弓道みたいな感じかな?
『炎を纏いし弓よ、私の手に』
ボゥ!
炎に包まれた弓と矢を出現し、的に向けて弓を弾き『当たれ』
バヒュンッ!!!
矢は一直線に的に当てり、的は炎に包まれ消し炭となった。
『よし!出来た!』
小さくガッツポーズをとりながら元の場所に戻ると
皆んな静かです、
(ん?あれ?これって、、デジャブ?)
「「すごーーーい!」」
急に大歓声が起き、真奈美はワニさんに抱きつかれ
危うく窒息する所だった、、、
(やっちゃった、、)
そう思ったのも後の祭り。
「まさか、イレギュラーがこれ程とは・・教えがいがあるな」
不敵な笑みを浮かべた教官の呟きは、歓声に掻き消され真奈美に届かなかった。
こうして、魔法の授業は教官にビシバシ叩き込まれたのは言うまでもない。
ワニさんはマニーと名乗ったのを真奈美が聞いてなく、うっかりワニさんと呼んで凄まれ、「マニー!そう呼ばないとダメよ?」キツく念を押されたのは授業が終わった頃。
沢山の魔法、使い魔に付いて勉強する毎日に
満喫する真奈美だった。
教官はそういうと鋭い牙をキラリと光らせ、集まった私達を見渡している。
教官は軍服を着たライオン、その姿に威圧されながらも集まった8人はそれぞれ自己紹介をしていった。
真奈美は教官から目が離せなく固まっていた
(見られてる、、怖!!)と金縛り状態なだけであった。
「ねぇ、次はあなたの番よ?」
小声で教えてもらい、ハッと背筋をピンとして
『なっ名前は真奈美です。属性は無色属性です、よろしくお願いします』
ペコリとお辞儀して『ありがとうッ!?』お隣さんにお礼を言うと、声からして可愛い子だと思っていたから驚いた。
教官も顔負けの厳ついワニでした。
「ふふ、教官の顔が怖くて動けなくなるわよね、私も怖いから目をそらしちゃった」
可愛い仕草で話していても、私はあなたもちょっと怖いです。とは口が裂けても言えません。
前からも横からも見られ、肉食獣に狙われるシマウマもこんな感じなのかと考えていた
一通り自己紹介が終わり、
外で、魔法を見る事になり 何故かワニさんと手を繋ぎながら移動しました。はい、ニコニコしてるから断れません。
教官は私の属性を聞いていたのか、驚かず皆んなと一緒に対応してくれたおかげで、周りから何も聞かれずにすみました
魔法は教官が1人一人の属性で簡単なのを教えているようです。
私達は真剣に見ており皆んなすんなりと魔法が使えています!
ワニさんの番になり、水属性かな?と思ったらまさかの闇属性!
なんです?!闇って!?
あんな可愛らしい仕草のワニさんが闇とか、属性って何でもありなんだと驚き、興味津々で見つめます。
「では、やってごらん?」
「はい!うーんと、、」
ふふ、頑張る姿も可愛いぃな
「ぅううぉおオッッ出て来いや!!!ゼログラビティィィ!!」
ドフンッ
黒い塊が木の上に出現し、木を押しつぶしました
「うふっ!上手に出来ました。次はまなみさんね、頑張ってね!」
・・・・・・・・・
・・・・はっ!?
今のは幻覚??
ワニさんが急に男らしく、、うん。幻覚かな?
よし、私は何の魔法かな?
「はい、次は・・・お前の場合は、そうだな あの的に火を当てられるか?イメージは大丈夫か?」
的に当てる?
弓道みたいな感じかな?
『炎を纏いし弓よ、私の手に』
ボゥ!
炎に包まれた弓と矢を出現し、的に向けて弓を弾き『当たれ』
バヒュンッ!!!
矢は一直線に的に当てり、的は炎に包まれ消し炭となった。
『よし!出来た!』
小さくガッツポーズをとりながら元の場所に戻ると
皆んな静かです、
(ん?あれ?これって、、デジャブ?)
「「すごーーーい!」」
急に大歓声が起き、真奈美はワニさんに抱きつかれ
危うく窒息する所だった、、、
(やっちゃった、、)
そう思ったのも後の祭り。
「まさか、イレギュラーがこれ程とは・・教えがいがあるな」
不敵な笑みを浮かべた教官の呟きは、歓声に掻き消され真奈美に届かなかった。
こうして、魔法の授業は教官にビシバシ叩き込まれたのは言うまでもない。
ワニさんはマニーと名乗ったのを真奈美が聞いてなく、うっかりワニさんと呼んで凄まれ、「マニー!そう呼ばないとダメよ?」キツく念を押されたのは授業が終わった頃。
沢山の魔法、使い魔に付いて勉強する毎日に
満喫する真奈美だった。
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