20 / 34
第20話 取り越し苦労?
しおりを挟む
「ふぁ……ぁぁ、ぐっすり眠れた気がする。こいつのおかげかな?」
翌朝の水曜日。いつもよりも気持ち、健やかに目覚めたような気がする。その原因だと思うものに目を向ける。
枕元には昨日彩美にもらったアロマディフューザーがあった。ベルガモットの香りだったか? なんとなく心が落ち着くような気がする。それでいてすっきり。リラックス&リチャージだな。
さすが百円ショップに並んでいた三百円商品なだけはあるな、高級感漂ってる。
この男臭い俺の部屋が浄化されてる感じ。気持ち女の子の部屋の匂いがするような、と思うのはさすがにちょっと変態的かも。いや、この香りに罪はないので言い訳するつもりはない。一つ確かなのは俺はやっぱり安上がり男だという事だろう。
さてと、いつまでもパジャマ姿でいないで着替えるとしよう。
今日の日差しは夏にしては優しいな、純粋に気持ちがいい。この時期の登校ってのは、うだるような暑さで普通はテンションがだだ下がりになるもんだが。
思えばもう水曜日、あと二日で一学期が終わる。今日みたいな気候で清々しく夏休みを迎えたいもんだ。
「ふぁ~……っと。思わず背伸びしてしまった。こんなに気分がいいのは彩美のお陰か。またデートしたいな」
はたして一時間買い物に付き合っただけでデートと呼べるのか?
疑問はあるが、世の中には女の子と二人で過ごす時間は全てデートと言う男もいるというし、細かいことは気にしても仕方ないか。
「おはよう良くん、今日はすっきりした顔してるね」
急に隣から話しかけてくる声。年頃の女の子のような高い声だが、この呼び方をする人間は一人しかいない。
「よぉ崇吾。昨日ちょっといいことがあってな。ふふふ、まあお前にもそのうち分かる時が来るさ」
「ご機嫌だね。何があったかは聞かないけど、あまり調子には乗らない方が……」
「おいおい水を差すなよ。人間、気分に任せた方がいい時ってもんがあるんだぜ? 今の俺がそう……あぁ!?」
「だから言ったのに。ちゃんと気をつけて歩かないから」
足元を見ていなかったせいで、何かを踏んづけてずるっと滑りかけた。
若干イラつきながらも靴の裏を見ると、そこそこ真新しい焦げ茶色の物体が……うわマジかよ!?
「やっぱり……」
「気づいてたなら言えよおい!?」
「一応忠告はしたじゃない。ま、ひとつ教訓になったと思えば悪くない経験かもしれないよ」
人事だと思いやがって……。
「あぁクソ! あ、クソって言ってしまった……。もう!!」
折角気分が良かったのにテンションが下がってしまった。
全く、きちんとした事後処理は飼い主の勤めじゃないのかよ。道端に放置しやがって!
落ちたテンションのまま、教室の自分の席に着く。とんだ一日の始まりだ。
一緒に登校した崇吾は一応慰めの言葉をかけてはくれたが、クスクスと小さく笑っていて明らかに状況を楽しんでいた。こいつ最近生意気になってきたな。
俺の背後の席に座った崇吾。そう、俺達は前後に席がある事もあって自然と会話するようになり友人となった経緯がある。俺もあの時は、なんで男子生徒の格好をしているんだと勘違いしていたな。
朝の授業が始まるまでの時間は、もっぱら二人で会話をして時間を潰すのが日課になっている。わざわざ他所の席の奴の所まで行って話し込むほどの時間がある訳でもないしな。
しかし崇吾の奴、急に何か考えるような顔をし始めた。一体何だ?
そう思った時、ちょうどよく崇吾の方から話を切り出してきた。
「う~ん……。今の君にはあまり聞かれたくない事だと思うんだけど」
「あん、何だよ? もったいぶるなよな。で、何が聞きたいんだよ?」
「うん。君の元カノさん、ちかりさんだっけ? 彼女の今の彼氏ってどんな見た目してるのかなって」
確かにあまり聞かれたくないことだ。朝にろくでもない目に遭ったのもあって、さらに気分が落ちる質問だが。仕方がない、答えてやるか。
「どんな見た目ってね。俺もじっくり見たわけじゃないし、野郎の体なんてじっくり見たくもないけどさ。一つはっきりしてるのは、あんまり運動が得意そうには見えないな。なんせ結構ヒョロく見えたし、筋肉があるそうにも見えない。身長は俺と同じぐらいだろうけど体重は間違いなく軽いだろうな」
「そう……。そっか、ありがとう」
疑問が晴れたのか、顔つきもいつも通りに戻った。しかしなんでそんなことを聞くんだ?
「ちょっと気になってね。単なる考え過ぎだったみたい、みたいな?」
「何だよそれ?」
「なんでもないよ。何でも結びつけるのは良くないかなって、そういう話」
いまいち何を言っているのか釈然としないが、チャイムが鳴ったので話を切り上げることにした。
にしても、今日はあの靴履いて帰らなきゃならないんだよな。外の水道で洗ってきたけど、やっぱ憂鬱だ。
翌朝の水曜日。いつもよりも気持ち、健やかに目覚めたような気がする。その原因だと思うものに目を向ける。
枕元には昨日彩美にもらったアロマディフューザーがあった。ベルガモットの香りだったか? なんとなく心が落ち着くような気がする。それでいてすっきり。リラックス&リチャージだな。
さすが百円ショップに並んでいた三百円商品なだけはあるな、高級感漂ってる。
この男臭い俺の部屋が浄化されてる感じ。気持ち女の子の部屋の匂いがするような、と思うのはさすがにちょっと変態的かも。いや、この香りに罪はないので言い訳するつもりはない。一つ確かなのは俺はやっぱり安上がり男だという事だろう。
さてと、いつまでもパジャマ姿でいないで着替えるとしよう。
今日の日差しは夏にしては優しいな、純粋に気持ちがいい。この時期の登校ってのは、うだるような暑さで普通はテンションがだだ下がりになるもんだが。
思えばもう水曜日、あと二日で一学期が終わる。今日みたいな気候で清々しく夏休みを迎えたいもんだ。
「ふぁ~……っと。思わず背伸びしてしまった。こんなに気分がいいのは彩美のお陰か。またデートしたいな」
はたして一時間買い物に付き合っただけでデートと呼べるのか?
疑問はあるが、世の中には女の子と二人で過ごす時間は全てデートと言う男もいるというし、細かいことは気にしても仕方ないか。
「おはよう良くん、今日はすっきりした顔してるね」
急に隣から話しかけてくる声。年頃の女の子のような高い声だが、この呼び方をする人間は一人しかいない。
「よぉ崇吾。昨日ちょっといいことがあってな。ふふふ、まあお前にもそのうち分かる時が来るさ」
「ご機嫌だね。何があったかは聞かないけど、あまり調子には乗らない方が……」
「おいおい水を差すなよ。人間、気分に任せた方がいい時ってもんがあるんだぜ? 今の俺がそう……あぁ!?」
「だから言ったのに。ちゃんと気をつけて歩かないから」
足元を見ていなかったせいで、何かを踏んづけてずるっと滑りかけた。
若干イラつきながらも靴の裏を見ると、そこそこ真新しい焦げ茶色の物体が……うわマジかよ!?
「やっぱり……」
「気づいてたなら言えよおい!?」
「一応忠告はしたじゃない。ま、ひとつ教訓になったと思えば悪くない経験かもしれないよ」
人事だと思いやがって……。
「あぁクソ! あ、クソって言ってしまった……。もう!!」
折角気分が良かったのにテンションが下がってしまった。
全く、きちんとした事後処理は飼い主の勤めじゃないのかよ。道端に放置しやがって!
落ちたテンションのまま、教室の自分の席に着く。とんだ一日の始まりだ。
一緒に登校した崇吾は一応慰めの言葉をかけてはくれたが、クスクスと小さく笑っていて明らかに状況を楽しんでいた。こいつ最近生意気になってきたな。
俺の背後の席に座った崇吾。そう、俺達は前後に席がある事もあって自然と会話するようになり友人となった経緯がある。俺もあの時は、なんで男子生徒の格好をしているんだと勘違いしていたな。
朝の授業が始まるまでの時間は、もっぱら二人で会話をして時間を潰すのが日課になっている。わざわざ他所の席の奴の所まで行って話し込むほどの時間がある訳でもないしな。
しかし崇吾の奴、急に何か考えるような顔をし始めた。一体何だ?
そう思った時、ちょうどよく崇吾の方から話を切り出してきた。
「う~ん……。今の君にはあまり聞かれたくない事だと思うんだけど」
「あん、何だよ? もったいぶるなよな。で、何が聞きたいんだよ?」
「うん。君の元カノさん、ちかりさんだっけ? 彼女の今の彼氏ってどんな見た目してるのかなって」
確かにあまり聞かれたくないことだ。朝にろくでもない目に遭ったのもあって、さらに気分が落ちる質問だが。仕方がない、答えてやるか。
「どんな見た目ってね。俺もじっくり見たわけじゃないし、野郎の体なんてじっくり見たくもないけどさ。一つはっきりしてるのは、あんまり運動が得意そうには見えないな。なんせ結構ヒョロく見えたし、筋肉があるそうにも見えない。身長は俺と同じぐらいだろうけど体重は間違いなく軽いだろうな」
「そう……。そっか、ありがとう」
疑問が晴れたのか、顔つきもいつも通りに戻った。しかしなんでそんなことを聞くんだ?
「ちょっと気になってね。単なる考え過ぎだったみたい、みたいな?」
「何だよそれ?」
「なんでもないよ。何でも結びつけるのは良くないかなって、そういう話」
いまいち何を言っているのか釈然としないが、チャイムが鳴ったので話を切り上げることにした。
にしても、今日はあの靴履いて帰らなきゃならないんだよな。外の水道で洗ってきたけど、やっぱ憂鬱だ。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説

命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

僕(じゃない人)が幸せにします。
暇魷フミユキ
恋愛
【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。
そんな彼を想う二人。
席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。
そして彼は幸せにする方法を考えつく――――
「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」
本当にそんなこと上手くいくのか!?
それで本当に幸せなのか!?
そもそも幸せにするってなんだ!?
・第2章
草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。
その目的は――――
「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」
なぜこうなったのか!?
二人の本当の想いは!?
それを叶えるにはどうすれば良いのか!?
・第3章
文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。
君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……
深町と付き合おうとする別府!
ぼーっとする深町冴羅!
心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?
・第4章
二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。
期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――
「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」
二人は何を思い何をするのか!?
修学旅行がそこにもたらすものとは!?
彼ら彼女らの行く先は!?
・第5章
冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。
そんな中、深町凛紗が行動を起こす――
君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
映像部への入部!
全ては幸せのために!
――これは誰かが誰かを幸せにする物語。
ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる