金髪少女と黒髪王子 2

ヒカリと影

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──颯斗side──

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俺は、俺の親友で三夏の彼氏の玲音に聞いてみた。
「俺、結姫のことが…好きなんだけど!!何処でどうやってどういう風に告白すればいいんだ!?教えてくれ!!」
「…お前、バレてないと思ってたの?」
「え、うん。…え、結姫にもまさかバレてる!?」
「バレてるよ。大丈夫、結姫にはバレてない。あいつ鈍感だから」
「そっか、良かった!!で、どうすれば良いんだ?」
「そうだな、よし、颯斗、お前今日言え」
「は!?今日!?」
「そうだよ、それでストレートに気持ちを伝える!!以上!!そうじゃないと、鈍感な結姫には伝わらないからな?」
…ムカつく。玲音笑ってるし。
まぁ玲音がいなかったら俺も言えてないと思うし玲音がいてくれて良かった。
問題なのは結姫が鈍感なこと…伝わるようにストレートとで言うのは勇気いるけど…頑張ろ。
「わかった。玲音ありがとな!!俺、頑張るわ!!」
「おう…頑張れよ、颯斗」
俺の親友は何だかんだ俺のことを考えてくれてる。もちろん、結姫も三夏のことも。

そんな玲音の為にも…今日、絶対成功させないと。
そう誓った俺だった。

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