162 / 290
第162話 邪神ちゃんと青空雑談
しおりを挟む…結衣さんにも、乃愛ちゃんにも、宮野にも見捨てられた。 謝るしかない…
「…はちゃん …ろはちゃん …いろはちゃん …彩葉ちゃん! 」
ガバッと起き上がる。
周りを見渡す。
家の中だ。 服も着てる。 昨日寝たときと変わっていない。
右側では乃愛ちゃんが寝てる。
左側には、結衣さん。
恐る恐る顔を見る。
心配そうにはしているが、いつもの優しい結衣さんだ。
…よかった。
…夢だった。
ホッとして涙が止まらない。
嬉しくて、声を出しながら泣いたのはいつぶりだろうか。
「怖い夢見たの? もう大丈夫だからね」と
結衣さんは優しくハグしながら、泣き止むまで頭を撫で続けてくれた。
寝る前はすっごく幸せだったのに、あんな夢見るなんて。
でも、悪いのは私だ。
もう絶対にあんなことしない。
時刻は6:30
外はもう明るいが、もう少し寝てていい時間だ。
結衣さんは、せっかくの祝日だから動かなきゃ と寝れないであろう私を気遣って起きてくれた。
そして、私が寝汗でびっしょりなのに気づいてシャワーを勧めてくれた。
確かに、全身ベタベタだ。 そうすることにする。
今日は乃愛ちゃんの服を買いに行く予定だ。
それに着ていく服を持って、脱衣所へ向かう。
服を脱いでいく。
一瞬ためらいがあったけど、ここは脱いでいい場所だ。
ショーツは少し乾いた愛液でぐちゃぐちゃだった。
…私のバカ。
そのまま洗濯機に入れるまずいので、洗い場に持って行って洗うことにした。
私は普段、ギリギリまで寝ているので朝にシャワーは浴びない。
洗い場に行き、シャワーを出す。 (固定式の立つ用のシャワー)
水が床で跳ね、水滴が飛んでくる。
冷たいけど心地よい。
徐々に水の温度が上がってきたので、頭からシャワーを浴びる。
…すごくサッパリする。
普段も朝シャンしようかな。
カチャンと音がして脱衣所のドアが開いた。
びっくりしてしゃがみ込む。
結衣さんだった。
「やっほー。 サッパリした? シャンプーしてあげようと思って」
「結衣さんかー、びっくりした。 宮野かと思っちゃった」
「カナタの方がよかった?」とニコニコ
「結衣さんがいいです。 それより、シャンプーしてくれるんですか!」
とてもうれしい。
朝から結衣さんのシャンプーなんて、すごく贅沢だ。
「うん、してあげる。 座って」
座って待つと、結衣さんがシャンプーを手に取り、洗ってくれる。
やっぱり気持ちいい。
それに、昨日みたいに結衣さんの胸が背中にあたらない。
気にしてくれてるのかな。
でも、すこし寂しい。
シャンプーを流し始めたとき、結衣さんの手が止まった。
「彩葉ちゃん、それなに?」と風呂桶に入っている布を指さす。
忘れてた、ショーツを持ち込んだんだった。
「えっと、私のショーツです。」
「生理? 汚れちゃった?」
そうじゃない。 結衣さん、優しすぎだよ。
「生理ではないんですけど、汚しちゃって…」 はてな顔をしている結衣さん。
「実は、今日の夢の中盤がちょっとエッチでして…」 こんなこと言うの恥ずかしい。
「ふふっ、やっぱりそうなんだ。 彩葉ちゃん、すっごく濡れやすいよね」
「昨日もお風呂で・・・」 と笑いながら、昨日の話をしようとするので
「その話は、恥ずかしいから止めてください。でも、ありがとうございます。」
とお礼を言いいつつ、やめてもらう。
「じゃあ、今はやめてあげる。 けど、昨日の体験は私の宝物だから、また話そうね」と明るい結衣さん。
・・・
「結衣さんさっき、”やっぱり”って言いましたか?」
あっ という顔になる結衣さん。
「私、寝てるとき 何か言ってましたか」
「・・・」
「結衣さん…隠さないでください。 何があったんですか」
なにか言ってたのは確実。
怖いけど気になる。 エッチなこと言ってたのかな。
「・・・きく? ほんとに? おこらない?」
うなづく
なんで私が怒ることがあるんだろう。
「あれは5時半くらいだったかな…」
結衣さんが語りはじめた。
「彩葉ちゃんがうなされてて…」
たぶん、最初の誰もいなくて怖かった時だ。
「助けてあげようと思って…」
ありがとう結衣さん。 確かに、途中で怖くなくなった。
「おっぱい揉んだの…」
うん、うん。 うん?
「反応が良いから、服も捲って…」
あれ? おかしいな
「起きそうにないから、ズボンもおろして…」
おー?
「もう、いけるとこまでいっちゃえって、全部脱がせて…」
うん。
「寒そうだけど、布団かぶせたら見えなくなっちゃうから…」
まさか
「朝日に当てたら暖かいかなって思って移動させて…」
はい。 あの夢をみた原因の大部分は結衣さんです。
「途中から彩葉ちゃんが おまんこ、おまんこ って言うから…」
すいません。 私もノリノリだったみたいなので共犯です。
「おまんこが寒いのかなって思って、ちょっとだけ くぱぁ って…」
お巡りさん! この人、変態です。 寝てる人のおまんこ くぱぁしました!
「そしたら、くぱぁしただけなのに、エッチなお汁がいっぱい出てきて…」
すいません。 私も変態でした。
「本格的に襲っちゃおうかと思ったら、カナタが起きたっぽくて…」
それでやめたんだ。
「急いで服着せて、動揺して布団かぶせて押さえつけちゃったの…」
それで途中から悪夢に変わったのか。
「ごめんね。 苦しかったよね。 怒られたくなくて隠しちゃった。ホントにごめん!」
「結衣さん・・・」
「あぁ、怒らないで ホントに反省してるからぁ、許してぇ お願い」
私、そんなに怖い顔してるかな。
「苦しいのは なんとも思ってないです!」
「え? じゃあ、なんで、そんなに怖い顔してるの?」
やっぱり怖い顔してるんだ。
あと、自覚ないのかな。
「寝てる女の子にイタズラしてはいけません。」
はっ、なるほど! と驚いた表情の結衣さん。
「私、たぶんそれで変な夢見たんですからね!」
「…ごめんなさい」
弱っちい結衣さんが新鮮で可愛い。
「でも、私も…楽しかったので まぁ、いいです」
「じゃあ、許してくれるの…?」
「はい。 これからもよろしくお願いします」
結衣さんが後ろからギュッと抱きしめてくれる。
背中におっぱいが当たらなかったのは、今朝の後ろめたさからだったのか。
やっぱり、結衣さんはスキンシップ多い方がいい。
「よし! じゃあ、乃愛ちゃん起こしてきてくれる? 乃愛ちゃんもシャンプーしてあげたいから」
とお願いされたので、シャワーを代わり洗い場を出る。
…何か忘れてる気がする。
さっと体を拭き、ブラとショーツを付ける。
今日は白だ。
そのとき、コンコンと脱衣所のドアが叩かれる。
びっくりした。
「はい!」と返事する。
「やっぱり藤井さん入ってたか。なんか良い匂いしたからそうかなーって思って。ゆっくりして」
と一方的に言って、足音が遠ざかる。
宮野、結構女慣れしてるのかな。
サラッと良い匂いとか言われると、普通にうれしいぞ。
(奏太の心中は朝から大いにかき乱されている)
服を着て、結衣さんを待たせないように、急いで乃愛ちゃんを起こしに行く。
よく眠ってたらどうしよう。
あのあどけない寝顔見て、起こせるかな。
二階の和室へ向かうと、乃愛ちゃんは上体を起こしていた。
よかった。
「乃愛ちゃん、おはよう。 結衣さんがシャンプーしてくれるって」と言いながら近づく。
すると突然、視界が下へずれる。
乃愛ちゃんが腰あたりに抱き着いて、膝が崩れたんだ。
なんかデジャブ。
・・・あっ、最初に家に来た時の車の中だ。
どうやら、乃愛ちゃんは寝ぼけると抱き着き癖が出るみたいだ。
これ可愛いいんだけど、可愛すぎて動けなくなっちゃうんだよね。
でも結衣さん、待ってるし。 仕方ない
「乃愛ちゃーん。 起きて、結衣さん待ってるよー」と肩をさする。
すると、ピクッとして、目がパッチリ開いた。
なんと綺麗な目だこと。
なんで、抱き着いてるんだろうと不思議そうではあるけど、 そのまま上を向いて笑顔で
「おはよ、いろは」
あぁーーー 可愛い!
字面では到底表現しきれない可愛らしさだ。
妹か娘か彼女か妻にしたい。
「おはよう。 結衣さんがシャンプーしてくれるって。 朝シャン行っておいで」
「えっ、ホント! 行ってくるー」といって パタパタとお風呂へ走っていった。
パジャマのおしりについているウサギの尻尾が震えていて可愛い。
乃愛ちゃんは寝ぼけはするものの、寝起きは抜群なようだ。
もう、ホントに何から何まで私の好みだ。
乃愛ちゃんの寝ていた布団を片付け、脱衣所にドライヤーをしにいく。
洗い場から、結衣さんと乃愛ちゃんの声が聞こえる。
間に合ったみたいだ。
髪を乾かしてから、リビングに行ってみると、キッチンに宮野がいた。
朝ごはんを作っているみたいだ。
「…はちゃん …ろはちゃん …いろはちゃん …彩葉ちゃん! 」
ガバッと起き上がる。
周りを見渡す。
家の中だ。 服も着てる。 昨日寝たときと変わっていない。
右側では乃愛ちゃんが寝てる。
左側には、結衣さん。
恐る恐る顔を見る。
心配そうにはしているが、いつもの優しい結衣さんだ。
…よかった。
…夢だった。
ホッとして涙が止まらない。
嬉しくて、声を出しながら泣いたのはいつぶりだろうか。
「怖い夢見たの? もう大丈夫だからね」と
結衣さんは優しくハグしながら、泣き止むまで頭を撫で続けてくれた。
寝る前はすっごく幸せだったのに、あんな夢見るなんて。
でも、悪いのは私だ。
もう絶対にあんなことしない。
時刻は6:30
外はもう明るいが、もう少し寝てていい時間だ。
結衣さんは、せっかくの祝日だから動かなきゃ と寝れないであろう私を気遣って起きてくれた。
そして、私が寝汗でびっしょりなのに気づいてシャワーを勧めてくれた。
確かに、全身ベタベタだ。 そうすることにする。
今日は乃愛ちゃんの服を買いに行く予定だ。
それに着ていく服を持って、脱衣所へ向かう。
服を脱いでいく。
一瞬ためらいがあったけど、ここは脱いでいい場所だ。
ショーツは少し乾いた愛液でぐちゃぐちゃだった。
…私のバカ。
そのまま洗濯機に入れるまずいので、洗い場に持って行って洗うことにした。
私は普段、ギリギリまで寝ているので朝にシャワーは浴びない。
洗い場に行き、シャワーを出す。 (固定式の立つ用のシャワー)
水が床で跳ね、水滴が飛んでくる。
冷たいけど心地よい。
徐々に水の温度が上がってきたので、頭からシャワーを浴びる。
…すごくサッパリする。
普段も朝シャンしようかな。
カチャンと音がして脱衣所のドアが開いた。
びっくりしてしゃがみ込む。
結衣さんだった。
「やっほー。 サッパリした? シャンプーしてあげようと思って」
「結衣さんかー、びっくりした。 宮野かと思っちゃった」
「カナタの方がよかった?」とニコニコ
「結衣さんがいいです。 それより、シャンプーしてくれるんですか!」
とてもうれしい。
朝から結衣さんのシャンプーなんて、すごく贅沢だ。
「うん、してあげる。 座って」
座って待つと、結衣さんがシャンプーを手に取り、洗ってくれる。
やっぱり気持ちいい。
それに、昨日みたいに結衣さんの胸が背中にあたらない。
気にしてくれてるのかな。
でも、すこし寂しい。
シャンプーを流し始めたとき、結衣さんの手が止まった。
「彩葉ちゃん、それなに?」と風呂桶に入っている布を指さす。
忘れてた、ショーツを持ち込んだんだった。
「えっと、私のショーツです。」
「生理? 汚れちゃった?」
そうじゃない。 結衣さん、優しすぎだよ。
「生理ではないんですけど、汚しちゃって…」 はてな顔をしている結衣さん。
「実は、今日の夢の中盤がちょっとエッチでして…」 こんなこと言うの恥ずかしい。
「ふふっ、やっぱりそうなんだ。 彩葉ちゃん、すっごく濡れやすいよね」
「昨日もお風呂で・・・」 と笑いながら、昨日の話をしようとするので
「その話は、恥ずかしいから止めてください。でも、ありがとうございます。」
とお礼を言いいつつ、やめてもらう。
「じゃあ、今はやめてあげる。 けど、昨日の体験は私の宝物だから、また話そうね」と明るい結衣さん。
・・・
「結衣さんさっき、”やっぱり”って言いましたか?」
あっ という顔になる結衣さん。
「私、寝てるとき 何か言ってましたか」
「・・・」
「結衣さん…隠さないでください。 何があったんですか」
なにか言ってたのは確実。
怖いけど気になる。 エッチなこと言ってたのかな。
「・・・きく? ほんとに? おこらない?」
うなづく
なんで私が怒ることがあるんだろう。
「あれは5時半くらいだったかな…」
結衣さんが語りはじめた。
「彩葉ちゃんがうなされてて…」
たぶん、最初の誰もいなくて怖かった時だ。
「助けてあげようと思って…」
ありがとう結衣さん。 確かに、途中で怖くなくなった。
「おっぱい揉んだの…」
うん、うん。 うん?
「反応が良いから、服も捲って…」
あれ? おかしいな
「起きそうにないから、ズボンもおろして…」
おー?
「もう、いけるとこまでいっちゃえって、全部脱がせて…」
うん。
「寒そうだけど、布団かぶせたら見えなくなっちゃうから…」
まさか
「朝日に当てたら暖かいかなって思って移動させて…」
はい。 あの夢をみた原因の大部分は結衣さんです。
「途中から彩葉ちゃんが おまんこ、おまんこ って言うから…」
すいません。 私もノリノリだったみたいなので共犯です。
「おまんこが寒いのかなって思って、ちょっとだけ くぱぁ って…」
お巡りさん! この人、変態です。 寝てる人のおまんこ くぱぁしました!
「そしたら、くぱぁしただけなのに、エッチなお汁がいっぱい出てきて…」
すいません。 私も変態でした。
「本格的に襲っちゃおうかと思ったら、カナタが起きたっぽくて…」
それでやめたんだ。
「急いで服着せて、動揺して布団かぶせて押さえつけちゃったの…」
それで途中から悪夢に変わったのか。
「ごめんね。 苦しかったよね。 怒られたくなくて隠しちゃった。ホントにごめん!」
「結衣さん・・・」
「あぁ、怒らないで ホントに反省してるからぁ、許してぇ お願い」
私、そんなに怖い顔してるかな。
「苦しいのは なんとも思ってないです!」
「え? じゃあ、なんで、そんなに怖い顔してるの?」
やっぱり怖い顔してるんだ。
あと、自覚ないのかな。
「寝てる女の子にイタズラしてはいけません。」
はっ、なるほど! と驚いた表情の結衣さん。
「私、たぶんそれで変な夢見たんですからね!」
「…ごめんなさい」
弱っちい結衣さんが新鮮で可愛い。
「でも、私も…楽しかったので まぁ、いいです」
「じゃあ、許してくれるの…?」
「はい。 これからもよろしくお願いします」
結衣さんが後ろからギュッと抱きしめてくれる。
背中におっぱいが当たらなかったのは、今朝の後ろめたさからだったのか。
やっぱり、結衣さんはスキンシップ多い方がいい。
「よし! じゃあ、乃愛ちゃん起こしてきてくれる? 乃愛ちゃんもシャンプーしてあげたいから」
とお願いされたので、シャワーを代わり洗い場を出る。
…何か忘れてる気がする。
さっと体を拭き、ブラとショーツを付ける。
今日は白だ。
そのとき、コンコンと脱衣所のドアが叩かれる。
びっくりした。
「はい!」と返事する。
「やっぱり藤井さん入ってたか。なんか良い匂いしたからそうかなーって思って。ゆっくりして」
と一方的に言って、足音が遠ざかる。
宮野、結構女慣れしてるのかな。
サラッと良い匂いとか言われると、普通にうれしいぞ。
(奏太の心中は朝から大いにかき乱されている)
服を着て、結衣さんを待たせないように、急いで乃愛ちゃんを起こしに行く。
よく眠ってたらどうしよう。
あのあどけない寝顔見て、起こせるかな。
二階の和室へ向かうと、乃愛ちゃんは上体を起こしていた。
よかった。
「乃愛ちゃん、おはよう。 結衣さんがシャンプーしてくれるって」と言いながら近づく。
すると突然、視界が下へずれる。
乃愛ちゃんが腰あたりに抱き着いて、膝が崩れたんだ。
なんかデジャブ。
・・・あっ、最初に家に来た時の車の中だ。
どうやら、乃愛ちゃんは寝ぼけると抱き着き癖が出るみたいだ。
これ可愛いいんだけど、可愛すぎて動けなくなっちゃうんだよね。
でも結衣さん、待ってるし。 仕方ない
「乃愛ちゃーん。 起きて、結衣さん待ってるよー」と肩をさする。
すると、ピクッとして、目がパッチリ開いた。
なんと綺麗な目だこと。
なんで、抱き着いてるんだろうと不思議そうではあるけど、 そのまま上を向いて笑顔で
「おはよ、いろは」
あぁーーー 可愛い!
字面では到底表現しきれない可愛らしさだ。
妹か娘か彼女か妻にしたい。
「おはよう。 結衣さんがシャンプーしてくれるって。 朝シャン行っておいで」
「えっ、ホント! 行ってくるー」といって パタパタとお風呂へ走っていった。
パジャマのおしりについているウサギの尻尾が震えていて可愛い。
乃愛ちゃんは寝ぼけはするものの、寝起きは抜群なようだ。
もう、ホントに何から何まで私の好みだ。
乃愛ちゃんの寝ていた布団を片付け、脱衣所にドライヤーをしにいく。
洗い場から、結衣さんと乃愛ちゃんの声が聞こえる。
間に合ったみたいだ。
髪を乾かしてから、リビングに行ってみると、キッチンに宮野がいた。
朝ごはんを作っているみたいだ。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
魔石と神器の物語 ~アイテムショップの美人姉妹は、史上最強の助っ人です!~
エール
ファンタジー
古代遺跡群攻略都市「イフカ」を訪れた新進気鋭の若き冒険者(ハンター)、ライナス。
彼が立ち寄った「魔法堂 白銀の翼」は、一風変わったアイテムを扱う魔道具専門店だった。
経営者は若い美人姉妹。
妹は自ら作成したアイテムを冒険の実践にて試用する、才能溢れる魔道具製作者。
そして姉の正体は、特定冒険者と契約を交わし、召喚獣として戦う闇の狂戦士だった。
最高純度の「超魔石」と「充魔石」を体内に埋め込まれた不死属性の彼女は、呪われし武具を纏い、補充用の魔石を求めて戦場に向かう。いつの日か、「人間」に戻ることを夢見て――。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。

家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。

ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】

異世界無宿
ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。
アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。
映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。
訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。
一目惚れで購入した車の納車日。
エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた…
神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。
アクション有り!
ロマンス控えめ!
ご都合主義展開あり!
ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。
不定期投稿になります。
投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる