34 / 139
第二章『西の都へ』
ミーアとルナル
しおりを挟む
酒場の奥まで移動したルナルたち。そして、ルナルがいつものように座ると、それを挟み込むようにセインとルルが椅子に座る。ルルはマスターを怖がって縮こまっている。
「お疲れさん、よく戻ってきたな」
マスターが労いの声を掛けながら、飲み物を用意している。
「なんか見た事ないのが居るが、それはゆっくり聞くとするか」
そして、ルナルたちの前へと飲み物を置いていくと、顎に手を当て首を傾けながらルナルたちを見つめた。
「まったく、ジャグラーって魔族を倒したらしいな。相変わらずすごい事をさらっとやってのけるが、無茶は感心できないな、んん?」
「……なんで知ってるんですか、まったく!」
マスターが告げた言葉に、ルナルがダンッとコップをテーブルに叩きつけながらマスターを睨み付けていた。ところが、マスターはそれに対してまったく動じていないどころか、にやにやと笑っている。
「はっはっはっ、ギルドの情報網を舐めてもらっちゃ困るぜ!」
「あー、はいはい」
マスターが当然だろうという顔をしながら、今度はルナルに酒を差し出す。ルナルは呆れてため息を吐きながらもコップを受け取ると、それをグイッと一気に飲み干していた。
相変わらず読めないマスターの突拍子な発言と、それに対するルナルの冷めたやり取りである。その流れるようなやり取りは、とてもセインに理解できるようなものではなかった。
「うにゃーんっ!」
微妙な雰囲気になっていたルナルたちの後方から、突如として猫なで声が聞こえてくる。そして、勢いよくがばっとルナルへと飛びついていた。
「はいはい、ミーア。なんでここに居るんですかね」
ルナルに抱きついて頬ずりをするそれに、ルナルは淡々と声を掛ける。
「うみゃー、間違いなくルナル様にゃーっ! 本物のルナル様にゃーっ!」
だがしかし、興奮してルナルに抱きついた猫耳メイドはルナルの問い掛けにも答えず、そのまましばらく一心不乱にルナルに頬ずりを続けていた。
「な、なんなんだよ、こいつ!」
セインは突然の事に驚き、猫耳メイドを見つめている。
「……魔族?」
ルルは魔法使いの素質からか、ミーアの正体に気が付いたようだ。
「にゃにゃにゃ?!」
ルルの指摘に驚くミーア。
「そうにゃ、ミーアは魔族にゃ。誇り高き猫人にゃ!」
ミーアはにっこにこの笑顔で答えると、ルナルの隣に居るセインとルルを興味深く見つめている。
「ほらほら、ミーア。私の仲間を睨まないで下さい」
ルナルがそう言いながらミーアの頭を撫でると、
「分かったのにゃ」
と言って目を細めながら、ごろごろとルナルに甘えていた。
「それにしても、どうしてあなたがここに居るのですか?」
「ミーアは、ルナル様に会いに来ただけにゃ」
ルナルの問い掛けに、つぶらな瞳をまるまると開いてミーアは答えていた。
ちゃんと理由を聞こうとしても、自分に会いに来たというだけのミーアに、ルナルは埒が明かないと踏む。なので、ルナルはマスターへ視線を移し、説明を求めた。すると、マスターはやれやれといった表情で、状況の説明を始めた。
その説明によれば、ミーアは本当にルナルに会いに来ただけらしい。
ミーアというのは三姉妹の中でも特にルナルによく懐いていて、さらには元々かなりの甘えん坊である。それがゆえに、ルナルが長い間魔王城を空けていた事で、積もりに積もった寂しさが爆発してしまったようなのである。ちなみにベティスまでは持ち前の嗅覚と勘と身体能力を活かしてやって来たらしい。凄まじいまでの執念である。
「うわあ、ルナル様って魔族をメイドにしちゃえる人なんですね。すごいです」
ルルからとんでも発言が飛び出す。
「ええ、まあ……。それほどでもありませんよ」
それに対してルナルは、苦笑いをしながら反応をしていた。カウンターの中ではマスターが必死に笑いを堪えており、セインは反応に困っていた。
ミーアがルナルに甘えているその光景は、周りから見ると実に微笑ましい光景に映っているようだが。いつまでもこの状況を放置しているわけにはいかなかった。なにせミーアはさっきからルナルにべったりと抱きつきっぱなしで、離れるような気配がまったくないのだから。
というわけで、マスターは咳払いを一つしてミーアに顔を近付ける。
「さて、ミーア。ルナルの事はもう十分に堪能しただろう? そろそろ仕事に戻ってくれないか?」
マスターは優しく諭そうとしたのだが、
「嫌にゃ。ルナル様と一緒に居るにゃ」
ミーアは不機嫌な顔をして力を強めてルナルに抱きついている。
「ほう、そんな事を言うのか」
マスターは顔を上げて腕組みをしながらミーアを見る。
「ミーア、昨日の約束は覚えているか?」
「もちろんにゃ」
質問に即答するミーア。
「だったらすぐに働いてくれ。そうじゃないと、俺はお前を強制送還しなきゃいけなくなるんだがなぁ?」
「にゃにゃっ?!」
にやつくマスターとは対照的に、ミーアの顔がどんどんと青ざめていく。そして、ミーアは首を左右にぶんぶんと振っている。
「嫌にゃ! ミーアはルナル様と一緒に居るのにゃーっ!」
「だったら、これを今すぐ奥のテーブルの筋肉だるまのところまで持って行ってくれ。ずいぶんと待たせちまってるんだ」
「ううう……、分かったのにゃ」
ミーアは渋々、マスターから料理を受け取って、指定されたテーブルまで運んでいった。
「あの人、本当にルナル様の事が好きなんですね。なんか可愛く思えちゃいました」
ルルはミーアの後ろ姿を見ながら呟いていた。
「ええ、本当に。ミーアってば昔っからあんな感じで、放っておけない妹みたいな子だったんですよ」
ルナルはため息を吐きながらも、その表情は笑っていたのだった。
「よし、ミーアを追い払ったところで、ルナル、報告を聞かせてもらおうか」
「そうですね。どれから話しましょうか……」
状況が落ち着いた事もあって、ルナルは依頼に絡んだ事件を、流れを追いながらマスターに報告し始めた。その中で、ルナルの隣に座る少女『ルル』の事も説明しておいたのだった。
「お疲れさん、よく戻ってきたな」
マスターが労いの声を掛けながら、飲み物を用意している。
「なんか見た事ないのが居るが、それはゆっくり聞くとするか」
そして、ルナルたちの前へと飲み物を置いていくと、顎に手を当て首を傾けながらルナルたちを見つめた。
「まったく、ジャグラーって魔族を倒したらしいな。相変わらずすごい事をさらっとやってのけるが、無茶は感心できないな、んん?」
「……なんで知ってるんですか、まったく!」
マスターが告げた言葉に、ルナルがダンッとコップをテーブルに叩きつけながらマスターを睨み付けていた。ところが、マスターはそれに対してまったく動じていないどころか、にやにやと笑っている。
「はっはっはっ、ギルドの情報網を舐めてもらっちゃ困るぜ!」
「あー、はいはい」
マスターが当然だろうという顔をしながら、今度はルナルに酒を差し出す。ルナルは呆れてため息を吐きながらもコップを受け取ると、それをグイッと一気に飲み干していた。
相変わらず読めないマスターの突拍子な発言と、それに対するルナルの冷めたやり取りである。その流れるようなやり取りは、とてもセインに理解できるようなものではなかった。
「うにゃーんっ!」
微妙な雰囲気になっていたルナルたちの後方から、突如として猫なで声が聞こえてくる。そして、勢いよくがばっとルナルへと飛びついていた。
「はいはい、ミーア。なんでここに居るんですかね」
ルナルに抱きついて頬ずりをするそれに、ルナルは淡々と声を掛ける。
「うみゃー、間違いなくルナル様にゃーっ! 本物のルナル様にゃーっ!」
だがしかし、興奮してルナルに抱きついた猫耳メイドはルナルの問い掛けにも答えず、そのまましばらく一心不乱にルナルに頬ずりを続けていた。
「な、なんなんだよ、こいつ!」
セインは突然の事に驚き、猫耳メイドを見つめている。
「……魔族?」
ルルは魔法使いの素質からか、ミーアの正体に気が付いたようだ。
「にゃにゃにゃ?!」
ルルの指摘に驚くミーア。
「そうにゃ、ミーアは魔族にゃ。誇り高き猫人にゃ!」
ミーアはにっこにこの笑顔で答えると、ルナルの隣に居るセインとルルを興味深く見つめている。
「ほらほら、ミーア。私の仲間を睨まないで下さい」
ルナルがそう言いながらミーアの頭を撫でると、
「分かったのにゃ」
と言って目を細めながら、ごろごろとルナルに甘えていた。
「それにしても、どうしてあなたがここに居るのですか?」
「ミーアは、ルナル様に会いに来ただけにゃ」
ルナルの問い掛けに、つぶらな瞳をまるまると開いてミーアは答えていた。
ちゃんと理由を聞こうとしても、自分に会いに来たというだけのミーアに、ルナルは埒が明かないと踏む。なので、ルナルはマスターへ視線を移し、説明を求めた。すると、マスターはやれやれといった表情で、状況の説明を始めた。
その説明によれば、ミーアは本当にルナルに会いに来ただけらしい。
ミーアというのは三姉妹の中でも特にルナルによく懐いていて、さらには元々かなりの甘えん坊である。それがゆえに、ルナルが長い間魔王城を空けていた事で、積もりに積もった寂しさが爆発してしまったようなのである。ちなみにベティスまでは持ち前の嗅覚と勘と身体能力を活かしてやって来たらしい。凄まじいまでの執念である。
「うわあ、ルナル様って魔族をメイドにしちゃえる人なんですね。すごいです」
ルルからとんでも発言が飛び出す。
「ええ、まあ……。それほどでもありませんよ」
それに対してルナルは、苦笑いをしながら反応をしていた。カウンターの中ではマスターが必死に笑いを堪えており、セインは反応に困っていた。
ミーアがルナルに甘えているその光景は、周りから見ると実に微笑ましい光景に映っているようだが。いつまでもこの状況を放置しているわけにはいかなかった。なにせミーアはさっきからルナルにべったりと抱きつきっぱなしで、離れるような気配がまったくないのだから。
というわけで、マスターは咳払いを一つしてミーアに顔を近付ける。
「さて、ミーア。ルナルの事はもう十分に堪能しただろう? そろそろ仕事に戻ってくれないか?」
マスターは優しく諭そうとしたのだが、
「嫌にゃ。ルナル様と一緒に居るにゃ」
ミーアは不機嫌な顔をして力を強めてルナルに抱きついている。
「ほう、そんな事を言うのか」
マスターは顔を上げて腕組みをしながらミーアを見る。
「ミーア、昨日の約束は覚えているか?」
「もちろんにゃ」
質問に即答するミーア。
「だったらすぐに働いてくれ。そうじゃないと、俺はお前を強制送還しなきゃいけなくなるんだがなぁ?」
「にゃにゃっ?!」
にやつくマスターとは対照的に、ミーアの顔がどんどんと青ざめていく。そして、ミーアは首を左右にぶんぶんと振っている。
「嫌にゃ! ミーアはルナル様と一緒に居るのにゃーっ!」
「だったら、これを今すぐ奥のテーブルの筋肉だるまのところまで持って行ってくれ。ずいぶんと待たせちまってるんだ」
「ううう……、分かったのにゃ」
ミーアは渋々、マスターから料理を受け取って、指定されたテーブルまで運んでいった。
「あの人、本当にルナル様の事が好きなんですね。なんか可愛く思えちゃいました」
ルルはミーアの後ろ姿を見ながら呟いていた。
「ええ、本当に。ミーアってば昔っからあんな感じで、放っておけない妹みたいな子だったんですよ」
ルナルはため息を吐きながらも、その表情は笑っていたのだった。
「よし、ミーアを追い払ったところで、ルナル、報告を聞かせてもらおうか」
「そうですね。どれから話しましょうか……」
状況が落ち着いた事もあって、ルナルは依頼に絡んだ事件を、流れを追いながらマスターに報告し始めた。その中で、ルナルの隣に座る少女『ルル』の事も説明しておいたのだった。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
いい子ちゃんなんて嫌いだわ
F.conoe
ファンタジー
異世界召喚され、聖女として厚遇されたが
聖女じゃなかったと手のひら返しをされた。
おまけだと思われていたあの子が聖女だという。いい子で優しい聖女さま。
どうしてあなたは、もっと早く名乗らなかったの。
それが優しさだと思ったの?

異世界に召喚されたけど、聖女じゃないから用はない? それじゃあ、好き勝手させてもらいます!
明衣令央
ファンタジー
糸井織絵は、ある日、オブルリヒト王国が行った聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界ルリアルークへと飛ばされてしまう。
一緒に召喚された、若く美しい女が聖女――織絵は召喚の儀に巻き込まれた年増の豚女として不遇な扱いを受けたが、元スマホケースのハリネズミのぬいぐるみであるサーチートと共に、オブルリヒト王女ユリアナに保護され、聖女の力を開花させる。
だが、オブルリヒト王国の王子ジュニアスは、追い出した織絵にも聖女の可能性があるとして、織絵を連れ戻しに来た。
そして、異世界転移状態から正式に異世界転生した織絵は、若く美しい姿へと生まれ変わる。
この物語は、聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界転移後、新たに転生した一人の元おばさんの聖女が、相棒の元スマホケースのハリネズミと楽しく無双していく、恋と冒険の物語。
2022.9.7 話が少し進みましたので、内容紹介を変更しました。その都度変更していきます。

異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。

この道を歩む~転生先で真剣に生きていたら、第二王子に真剣に愛された~
乃ぞみ
BL
※ムーンライトの方で500ブクマしたお礼で書いた物をこちらでも追加いたします。(全6話)BL要素少なめですが、よければよろしくお願いします。
【腹黒い他国の第二王子×負けず嫌いの転生者】
エドマンドは13歳の誕生日に日本人だったことを静かに思い出した。
転生先は【エドマンド・フィッツパトリック】で、二年後に死亡フラグが立っていた。
エドマンドに不満を持った隣国の第二王子である【ブライトル・ モルダー・ヴァルマ】と険悪な関係になるものの、いつの間にか友人や悪友のような関係に落ち着く二人。
死亡フラグを折ることで国が負けるのが怖いエドマンドと、必死に生かそうとするブライトル。
「僕は、生きなきゃ、いけないのか……?」
「当たり前だ。俺を残して逝く気だったのか? 恨むぞ」
全体的に結構シリアスですが、明確な死亡表現や主要キャラの退場は予定しておりません。
闘ったり、負傷したり、国同士の戦争描写があったります。
本編ド健全です。すみません。
※ 恋愛までが長いです。バトル小説にBLを添えて。
※ 攻めがまともに出てくるのは五話からです。
※ タイトル変更しております。旧【転生先がバトル漫画の死亡フラグが立っているライバルキャラだった件 ~本筋大幅改変なしでフラグを折りたいけど、何であんたがそこにいる~】
※ ムーンライトノベルズにも投稿しております。
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚

異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~
丹葉 菟ニ
ファンタジー
倉山美穂 39歳10ヶ月
働けるうちにあったか猫をタップリ着込んで、働いて稼いで老後は ゆっくりスローライフだと夢見るおばさん。
いつもと変わらない日常、隣のブリっ子後輩を適当にあしらいながらも仕事しろと注意してたら突然地震!
悲鳴と逃げ惑う人達の中で咄嗟に 机の下で丸くなる。
対処としては間違って無かった筈なのにぜか飛ばされる感覚に襲われたら静かになってた。
・・・顔は綺麗だけど。なんかやだ、面倒臭い奴 出てきた。
もう少しマシな奴いませんかね?
あっ、出てきた。
男前ですね・・・落ち着いてください。
あっ、やっぱり神様なのね。
転生に当たって便利能力くれるならそれでお願いします。
ノベラを知らないおばさんが 異世界に行くお話です。
不定期更新
誤字脱字
理解不能
読みにくい 等あるかと思いますが、お付き合いして下さる方大歓迎です。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる