26 / 139
第一章『ハンター・ルナル』
無茶しやがって
しおりを挟む
なんと、セインの持っていた剣は、魔を滅する力を持つ破邪の剣だとルナルは告げる。しかし、肝心のセインがそれを分かっていなかった。
「魔を滅する剣?!」
目を丸くして首を傾げるセイン。その様子を見たルナルが、呆気に取られた表情をしている。何も知らないのは分かっていたものの、まさかそこまで知らないとは思わなかった。
「あのですね、セイン。魔を滅するという言葉通り、セインの持つその剣に傷付けられた魔族や魔物は、その力を失ってしまいます。それに伴って再生能力も著しく低下します。その効果はアンデッド相手でも変わりません」
ルナルは床に落ちていたジャグラーのマントを見つけ、それを拾い上げる。
「先程私が戦ったジャグラーも、純粋な魔族です。そして、あいつの本質はアンデッドに近いのです。だからこそ、君の持つその剣が必要だったのです」
ルナルはセインにジャグラーのマントを突き付けながら話している。
「そして、私は、自らの危険を顧みずに、その剣を振る事に決めたのです。その意味が分かりますか?」
そして、真剣な眼差しをセインに向けた。
「な、なんだよ。その、自らの危険っていうのは?!」
「おい、セイン。今のルナル様の言葉を聞いていたのか?」
セインのとぼけた言葉に、アカーシャが怒ってセインの胸ぐらを掴む。
「アカーシャ、離してあげなさい。彼は何も知らない上に理解力も乏しいみたいです。ただ、いろいろあって混乱もしているでしょうからね。今回は大目に見てあげて下さい」
「はっ、分かりました……」
ルナルがアカーシャを諫めると、アカーシャはセインから手を離した。
「先程も言いましたが、その剣は魔を滅する剣。実は、鞘から出しているだけで、その効果を発揮するのです。私が修繕していた時は刃こぼれや錆でその力が弱まっていましたが、その輝きを取り戻した今、その力を取り戻しています」
そう言いながら、ルナルはセインへ近付いていく。そして、その顔の前に人差し指を突き出した。
「先程の戦いを思い出して下さい。その剣を振るっていた私に起きていた事を。私は魔王なのですよ? 魔王とは魔族の王、その意味は……分かりますよね?」
ルナルにここまで言われて、セインはやっと理解した。
「そっか……、それでジャグラーって奴は自殺行為とか口走っていたのか!」
「ようやく理解しましたか?」
セインは剣の柄に手を当てながら、小さくではあるものの頷いた。
「それに加えて、私は私たち魔族が本来扱えないはずの神聖魔法を行使しました。ジャグラーを牽制する意味でも強力なものを、です。その時、私の身に起きた負担など、セインにはとても想像がつかないでしょう」
ルナルは一度顔を背けて目を閉じながら話をしている。そして、再び目を開いてセインへと視線を向ける。
「それにしても……君はなかなか不思議な行動を取りましたよね?」
「えっ?」
その時、ルナルの放った言葉に、セインはつい驚いてしまう。
「私は魔王です。君の目的は魔王を討つ事でしたよね? なのに、さっきは寸でで剣を止めていましたし、今もまだ私は本調子でないのに斬ろうともしてこない。一体、君は何をしたいですか?」
つい意地悪な事を言ってみるルナル。
確かに、セインがハンターを目指そうとした理由は、世界を滅ぼすと宣言した魔王を討伐する事だった。そして、その魔王が今目の前に居る。それだというのに、セインはルナルに対して寸止め以上の攻撃ができなかったのだ。
「それは……」
セインは口ごもる。
「ルナルは、行き倒れた俺を助けてくれた。ルナルが魔王だとはいっても命の恩人なんだ。恩を仇で返す様な真似は……俺にはできない!」
セインはそう大きな声ではっきりと叫んだ。セインの中では「魔王=討つべき相手」と「ルナル=命の恩人」という2つの認識が葛藤を起こしているのだ。そのせいで、セインはルナルに対して手を下せずにいたというわけである。
そうやって悩んでいたセインだったが、ここまでのルナルの行動を思い出して、どうするべきなのかその答えがようやく出たようである。
「ルナルは魔王だが、大事な……」
「大事な?」
「な、仲間だよ! 間違っても倒すべき相手じゃない」
セインはどこか赤くなりながら、そう叫んだ。すると、ルナルたちはついおかしくなって笑い出してしまった。
そうやって笑われている中で、セインはふと何か疑問が浮かんだようだった。
「どころでルナル」
「何ですか、セイン?」
必死に笑いを堪えて、セインの言葉に反応するルナル。
「そういえば、あの『世界を滅ぼす』っていう宣言だけど、どういうつもりで言ったんだ?」
セインからの質問で、ルナルはぎょっとした顔をする。ギクッとかドキッとかいう音が聞こえてきそうな表情である。
「いえ、あの、その……。あれは何て言いますか、うん、場の勢いというか、なんというか……」
ルナルが両手を突き合わせながら、視線を背けてしどろもどろに話している。
「ああ、あれはなぁ……」
「ええ、あれは仕方ありませんよ。ルナル様の責任じゃありませんって……」
アカーシャとソルトのフォローもなんだかよく分からないものだった。セインもなんだか聞くのが怖くなってくるくらいに、三人の様子がおかしいのである。
「ま、まあ……、誰しも言えない事の一つや二つあるしなぁ……。悪い、もう聞かない」
セインも何かを察したようである。その言葉を聞いて、ルナルはどこかほっと安心したようだった。
「でもさ、言ってしまったからには、責任は感じてるんだよな?」
「ええ、そうですね。やっちゃったわけですし、そのせいで魔族が勢いづいちゃいましたからね。だからこそ、こうやってハンターとしての立場を利用しているんでけどね!」
ルナルは開き直っていた。
「まあ、漠然と『世界』としか言わなかったのは、せめてもの救いですかね。私の解釈でどうとでもできますから」
そう言って、ルナルは窓際へと移動していく。そして、まだ薄暗い景色を背景にくるりと振り返る。
「ともかく、私はまだ人間たちを理解する勉強の最中です。そのためにも、魔族の暴走は食い止めてみせますよ」
薄く光が差し込む中、ルナルはにこりと笑って宣言した。不思議とその姿はどこか神秘的に見えた。
「さて、ひとまずはゴブリックが暴走して支配していた村に戻るとしましょうか。あれから結構日数が経ちましたし、今どうなっているのかとても気になりますからね」
「ああ、そうだな」
ルナルのこの提案に、セインたちは同意した。
こうして、ルナルたち一行は正規ルートを通って、ゴブリンの支配を受けた村へと向かう事になったのだった。
「魔を滅する剣?!」
目を丸くして首を傾げるセイン。その様子を見たルナルが、呆気に取られた表情をしている。何も知らないのは分かっていたものの、まさかそこまで知らないとは思わなかった。
「あのですね、セイン。魔を滅するという言葉通り、セインの持つその剣に傷付けられた魔族や魔物は、その力を失ってしまいます。それに伴って再生能力も著しく低下します。その効果はアンデッド相手でも変わりません」
ルナルは床に落ちていたジャグラーのマントを見つけ、それを拾い上げる。
「先程私が戦ったジャグラーも、純粋な魔族です。そして、あいつの本質はアンデッドに近いのです。だからこそ、君の持つその剣が必要だったのです」
ルナルはセインにジャグラーのマントを突き付けながら話している。
「そして、私は、自らの危険を顧みずに、その剣を振る事に決めたのです。その意味が分かりますか?」
そして、真剣な眼差しをセインに向けた。
「な、なんだよ。その、自らの危険っていうのは?!」
「おい、セイン。今のルナル様の言葉を聞いていたのか?」
セインのとぼけた言葉に、アカーシャが怒ってセインの胸ぐらを掴む。
「アカーシャ、離してあげなさい。彼は何も知らない上に理解力も乏しいみたいです。ただ、いろいろあって混乱もしているでしょうからね。今回は大目に見てあげて下さい」
「はっ、分かりました……」
ルナルがアカーシャを諫めると、アカーシャはセインから手を離した。
「先程も言いましたが、その剣は魔を滅する剣。実は、鞘から出しているだけで、その効果を発揮するのです。私が修繕していた時は刃こぼれや錆でその力が弱まっていましたが、その輝きを取り戻した今、その力を取り戻しています」
そう言いながら、ルナルはセインへ近付いていく。そして、その顔の前に人差し指を突き出した。
「先程の戦いを思い出して下さい。その剣を振るっていた私に起きていた事を。私は魔王なのですよ? 魔王とは魔族の王、その意味は……分かりますよね?」
ルナルにここまで言われて、セインはやっと理解した。
「そっか……、それでジャグラーって奴は自殺行為とか口走っていたのか!」
「ようやく理解しましたか?」
セインは剣の柄に手を当てながら、小さくではあるものの頷いた。
「それに加えて、私は私たち魔族が本来扱えないはずの神聖魔法を行使しました。ジャグラーを牽制する意味でも強力なものを、です。その時、私の身に起きた負担など、セインにはとても想像がつかないでしょう」
ルナルは一度顔を背けて目を閉じながら話をしている。そして、再び目を開いてセインへと視線を向ける。
「それにしても……君はなかなか不思議な行動を取りましたよね?」
「えっ?」
その時、ルナルの放った言葉に、セインはつい驚いてしまう。
「私は魔王です。君の目的は魔王を討つ事でしたよね? なのに、さっきは寸でで剣を止めていましたし、今もまだ私は本調子でないのに斬ろうともしてこない。一体、君は何をしたいですか?」
つい意地悪な事を言ってみるルナル。
確かに、セインがハンターを目指そうとした理由は、世界を滅ぼすと宣言した魔王を討伐する事だった。そして、その魔王が今目の前に居る。それだというのに、セインはルナルに対して寸止め以上の攻撃ができなかったのだ。
「それは……」
セインは口ごもる。
「ルナルは、行き倒れた俺を助けてくれた。ルナルが魔王だとはいっても命の恩人なんだ。恩を仇で返す様な真似は……俺にはできない!」
セインはそう大きな声ではっきりと叫んだ。セインの中では「魔王=討つべき相手」と「ルナル=命の恩人」という2つの認識が葛藤を起こしているのだ。そのせいで、セインはルナルに対して手を下せずにいたというわけである。
そうやって悩んでいたセインだったが、ここまでのルナルの行動を思い出して、どうするべきなのかその答えがようやく出たようである。
「ルナルは魔王だが、大事な……」
「大事な?」
「な、仲間だよ! 間違っても倒すべき相手じゃない」
セインはどこか赤くなりながら、そう叫んだ。すると、ルナルたちはついおかしくなって笑い出してしまった。
そうやって笑われている中で、セインはふと何か疑問が浮かんだようだった。
「どころでルナル」
「何ですか、セイン?」
必死に笑いを堪えて、セインの言葉に反応するルナル。
「そういえば、あの『世界を滅ぼす』っていう宣言だけど、どういうつもりで言ったんだ?」
セインからの質問で、ルナルはぎょっとした顔をする。ギクッとかドキッとかいう音が聞こえてきそうな表情である。
「いえ、あの、その……。あれは何て言いますか、うん、場の勢いというか、なんというか……」
ルナルが両手を突き合わせながら、視線を背けてしどろもどろに話している。
「ああ、あれはなぁ……」
「ええ、あれは仕方ありませんよ。ルナル様の責任じゃありませんって……」
アカーシャとソルトのフォローもなんだかよく分からないものだった。セインもなんだか聞くのが怖くなってくるくらいに、三人の様子がおかしいのである。
「ま、まあ……、誰しも言えない事の一つや二つあるしなぁ……。悪い、もう聞かない」
セインも何かを察したようである。その言葉を聞いて、ルナルはどこかほっと安心したようだった。
「でもさ、言ってしまったからには、責任は感じてるんだよな?」
「ええ、そうですね。やっちゃったわけですし、そのせいで魔族が勢いづいちゃいましたからね。だからこそ、こうやってハンターとしての立場を利用しているんでけどね!」
ルナルは開き直っていた。
「まあ、漠然と『世界』としか言わなかったのは、せめてもの救いですかね。私の解釈でどうとでもできますから」
そう言って、ルナルは窓際へと移動していく。そして、まだ薄暗い景色を背景にくるりと振り返る。
「ともかく、私はまだ人間たちを理解する勉強の最中です。そのためにも、魔族の暴走は食い止めてみせますよ」
薄く光が差し込む中、ルナルはにこりと笑って宣言した。不思議とその姿はどこか神秘的に見えた。
「さて、ひとまずはゴブリックが暴走して支配していた村に戻るとしましょうか。あれから結構日数が経ちましたし、今どうなっているのかとても気になりますからね」
「ああ、そうだな」
ルナルのこの提案に、セインたちは同意した。
こうして、ルナルたち一行は正規ルートを通って、ゴブリンの支配を受けた村へと向かう事になったのだった。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説

【完結】転生少女は異世界でお店を始めたい
梅丸
ファンタジー
せっかく40代目前にして夢だった喫茶店オープンに漕ぎ着けたと言うのに事故に遭い呆気なく命を落としてしまった私。女神様が管理する異世界に転生させてもらい夢を実現するために奮闘するのだが、この世界には無いものが多すぎる! 創造魔法と言う女神様から授かった恩寵と前世の料理レシピを駆使して色々作りながら頑張る私だった。

きっと幸せな異世界生活
スノウ
ファンタジー
神の手違いで日本人として15年間生きてきた倉本カノン。彼女は暴走トラックに轢かれて生死の境を彷徨い、魂の状態で女神のもとに喚ばれてしまう。女神の説明によれば、カノンは本来異世界レメイアで生まれるはずの魂であり、転生神の手違いで魂が入れ替わってしまっていたのだという。
そして、本来カノンとして日本で生まれるはずだった魂は異世界レメイアで生きており、カノンの事故とほぼ同時刻に真冬の川に転落して流され、仮死状態になっているという。
時を同じくして肉体から魂が離れようとしている2人の少女。2つの魂をあるべき器に戻せるたった一度のチャンスを神は見逃さず、実行に移すべく動き出すのだった。
異世界レメイアの女神メティスアメルの導きで新生活を送ることになったカノンの未来は…?
毎日12時頃に投稿します。
─────────────────
いいね、お気に入りをくださった方、どうもありがとうございます。
とても励みになります。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
【完結】聖獣もふもふ建国記 ~国外追放されましたが、我が領地は国を興して繁栄しておりますので御礼申し上げますね~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
婚約破棄、爵位剥奪、国外追放? 最高の褒美ですね。幸せになります!
――いま、何ておっしゃったの? よく聞こえませんでしたわ。
「ずいぶんと巫山戯たお言葉ですこと! ご自分の立場を弁えて発言なさった方がよろしくてよ」
すみません、本音と建て前を間違えましたわ。国王夫妻と我が家族が不在の夜会で、婚約者の第一王子は高らかに私を糾弾しました。両手に花ならぬ虫を這わせてご機嫌のようですが、下の緩い殿方は嫌われますわよ。
婚約破棄、爵位剥奪、国外追放。すべて揃いました。実家の公爵家の領地に戻った私を出迎えたのは、溺愛する家族が興す新しい国でした。領地改め国土を繁栄させながら、スローライフを楽しみますね。
最高のご褒美でしたわ、ありがとうございます。私、もふもふした聖獣達と幸せになります! ……余計な心配ですけれど、そちらの国は傾いていますね。しっかりなさいませ。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
※2022/05/10 「HJ小説大賞2021後期『ノベルアップ+部門』」一次選考通過
※2022/02/14 エブリスタ、ファンタジー 1位
※2022/02/13 小説家になろう ハイファンタジー日間59位
※2022/02/12 完結
※2021/10/18 エブリスタ、ファンタジー 1位
※2021/10/19 アルファポリス、HOT 4位
※2021/10/21 小説家になろう ハイファンタジー日間 17位

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる