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グローディアス王国編
【閑話】その頃王宮では… 超短いよ!
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気が付けばお気に入りが900越えておりました!皆さまありがとう御座います!
超短い小話しですが感謝の気持ちを込めて!!本日2回目更新です!
では、以下本編です!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「本日、陛下は王宮にて晩餐を取られます!筆頭侯爵並びに護衛ビャクオウ殿がご相伴されますのでお願い致します!」
王宮の巨大な厨房で歓声が上がった!
「料理長!!やりました!とうとう陛下が王宮で晩餐も食べられる事になったんですよ!!料理長の努力の結果が叶いましたね!!」
「うむ…いや!私は師匠に比べたら、まだまだです!師匠が出されたレシピに比べたら…今夜も師匠のレシピを使って修行あるのみ!!」
「料理長が言われる師匠様はそんなに凄いのですか?」
「ああ…もうあの動きといい味付けといい盛り付けといい可愛さといい…国宝です!!本当はもっと近くで見て勉強したいのですが…兄も私も責任ある立場なのだから今居る所を辞めては駄目だと言われているのです。」
「何と!そこまで…」
「本当は師匠のお側近くで師匠が作られる料理を見て味わって勉強したいのです!いっそ王宮厨房をお任せしたいとも言ったのですが…近くご自分でお店を開かれる予定だからと言われ…ああ~私も師匠のお店で働きたい!!」
「料理長がそこまで言われる方…私も会ってみたいです!」
「では、兄のレストランである特別講習を受けてみますか?第2料理長の貴方なら参加を許して貰えるでしょうから…。」
「はい!お願い致します!!」
「では、兄に言っておきましょう!!さぁ!今は時間がありません!晩餐の用意を始めます!!」
「「「「「はい!!!」」」」」
その日、王宮厨房は熱い空気で満たされました。
そして国王の執務室では…。
「何だろう…心が冷たくなってしまう…あの部屋でチーちゃんと一緒に食べる晩御飯が無いとやる気が出ない……。」
「………」
「あの可愛い笑顔が見れないなんて……この世は闇だ!暗闇だ!!チ~ちゃんに会いたい!!」
「………」
「チヒロ様のお加減が心配で御座います!爺が行って看病を致したいのです!」
「………」
白王はこのコンボをずっと聞かされ続けている。
「だ~か~ら~今夜だけだって言っているだろ!!千尋は寝ているんだ!今日はゆっくり休ませてやりたいだけだ…きっと明日になったら笑顔の千尋に会えるから心配するな!!」
「「「分かっている(ます)!!」」」
「でも、冷たい風が吹いているんだ…あの温かい笑顔と料理に癒されたい…。」
「可愛い笑顔が見たい…見たいんだよ!!」
「爺は温かい紅茶を淹れて差し上げたいのです…。」
「………駄目だこりゃ…!」
明日までの我慢!我慢だと思っている白王だが、翌日になったら白雪が千尋を連れて竜の巣に行ってしまい、その夜も晩御飯は無しになるとは思ってもいない…。
因みに真白はお留守番するからお弁当を作って貰いました。
白王の受難は続く…。
「あああああああぁぁっ!!千尋!早く帰って来て!!」
超短い小話しですが感謝の気持ちを込めて!!本日2回目更新です!
では、以下本編です!
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「本日、陛下は王宮にて晩餐を取られます!筆頭侯爵並びに護衛ビャクオウ殿がご相伴されますのでお願い致します!」
王宮の巨大な厨房で歓声が上がった!
「料理長!!やりました!とうとう陛下が王宮で晩餐も食べられる事になったんですよ!!料理長の努力の結果が叶いましたね!!」
「うむ…いや!私は師匠に比べたら、まだまだです!師匠が出されたレシピに比べたら…今夜も師匠のレシピを使って修行あるのみ!!」
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「ああ…もうあの動きといい味付けといい盛り付けといい可愛さといい…国宝です!!本当はもっと近くで見て勉強したいのですが…兄も私も責任ある立場なのだから今居る所を辞めては駄目だと言われているのです。」
「何と!そこまで…」
「本当は師匠のお側近くで師匠が作られる料理を見て味わって勉強したいのです!いっそ王宮厨房をお任せしたいとも言ったのですが…近くご自分でお店を開かれる予定だからと言われ…ああ~私も師匠のお店で働きたい!!」
「料理長がそこまで言われる方…私も会ってみたいです!」
「では、兄のレストランである特別講習を受けてみますか?第2料理長の貴方なら参加を許して貰えるでしょうから…。」
「はい!お願い致します!!」
「では、兄に言っておきましょう!!さぁ!今は時間がありません!晩餐の用意を始めます!!」
「「「「「はい!!!」」」」」
その日、王宮厨房は熱い空気で満たされました。
そして国王の執務室では…。
「何だろう…心が冷たくなってしまう…あの部屋でチーちゃんと一緒に食べる晩御飯が無いとやる気が出ない……。」
「………」
「あの可愛い笑顔が見れないなんて……この世は闇だ!暗闇だ!!チ~ちゃんに会いたい!!」
「………」
「チヒロ様のお加減が心配で御座います!爺が行って看病を致したいのです!」
「………」
白王はこのコンボをずっと聞かされ続けている。
「だ~か~ら~今夜だけだって言っているだろ!!千尋は寝ているんだ!今日はゆっくり休ませてやりたいだけだ…きっと明日になったら笑顔の千尋に会えるから心配するな!!」
「「「分かっている(ます)!!」」」
「でも、冷たい風が吹いているんだ…あの温かい笑顔と料理に癒されたい…。」
「可愛い笑顔が見たい…見たいんだよ!!」
「爺は温かい紅茶を淹れて差し上げたいのです…。」
「………駄目だこりゃ…!」
明日までの我慢!我慢だと思っている白王だが、翌日になったら白雪が千尋を連れて竜の巣に行ってしまい、その夜も晩御飯は無しになるとは思ってもいない…。
因みに真白はお留守番するからお弁当を作って貰いました。
白王の受難は続く…。
「あああああああぁぁっ!!千尋!早く帰って来て!!」
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