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レオニダス獣王国編
希望の光を見る冷たい瞳
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光の花が大きく咲いた時…獣王王国を埋め尽くしていた死者達は、その命を元に戻され起き上がった!
魔石を持つ者も魔石が消えていた!
「凄い!みんな生き返った!!」
「あれ?俺生きてる??死んだのに??」
「私も!生きてる!!」
「俺、生き返ったついでに足が生えたよ…!!」
「見える!世界が見えるよ!!」
様々な声が響いていた!
混乱した声がやがて歓喜の声に変わり獣王王国の人々は喜びと安堵した声と泣き声で大騒ぎだ!!
この騒ぎの声は、勿論凍土の上にいる千尋くん達にも聞こえていた。
「うわぁ~!!凄い騒ぎになったよ!!」
「千尋…今回は縮まないし気を失いもしなかったな…。」
「うん!今回は縮まないくらいの消費量で!って気持ちで極大を使ったんだ!上手に出来た!!」
「そうか~やったなぁ千尋!!」
「うん!みんなのお陰だよ!!結界石のお陰で余計な魔力は使わなくて良かったんだと思う!ありがとう!!」
『どういたしまして!』
「さあ~これで僕の獣王王国での役目は終わったね!…なんだか安心しちゃったら眠くなって来た…今日は朝から大変だったもん…ふわぁ~…家に帰ろう!みんな!」
「では、妾はマリアンヌ殿に無事終わった事を話しに行こう…真白達は千尋を連れて家に帰るとよい。」
「王宮でなくていいの?」
「王宮は大騒ぎで寝る事も出来ないであろ?流石に千尋も疲れているから家に帰って休ませてやりたい…王宮へは明日にでも戻ればいいであろ。」
「そうだな…俺達も本体に戻りたいし…獣王王国の家なら戻ってもいいし…帰るか!」
「「うん!」」
「あれ?千尋…もう寝てる?」
「クー…クー…。」
「クスクス…早っ!!じゃあ帰るぞ~!転移!!」
こうして千尋くん達は獣王王国での自分達の家に戻った。
大きな家なのに人口密度は高い…しかも厄災級の魔物の巣窟なのだ!
タイガス、ドラゴン、フェンリル、サンダーバード…獣王王国を簡単に潰す事が出来るメンバーだ。
寝たまま戻って来た千尋を皆で覗き込んで…起こさないように清白が千尋の部屋に運んだ。
増える卓袱台が何となく嬉しそうに増えて従魔達はまったりお茶を飲んでいる。
「しかし、壮観だったぞ!千尋の光魔法極大の力で屍累々だったのが、みんな一斉に起き上がったのは!」
「ああ…本当に!」
「今回は縮まなかったしね~!」
「良かった良かった…。」
いつのまにか参加している主神様が、お茶菓子食べながらお茶を啜っていた。
「で、いつからカフェ開店するの?カレーは?」
「はぁ~…主神様、昨日ビーフカレー食べたでしょ?」
「昨日は昨日!今日は今日なの!!」
「今仕込んでいるのがあるけど…まだ味が染み込んで無いよ…。」
「ええ~!!」
「千尋ならインベントリに入っていると思うけど…今寝てるからね!」
「ええ~!!じゃあ、どうするのぉ~!!」
「千尋が目を覚ますまで待つしかないんじゃない?」
「分かった、待つ!!どんだけでも待つ!!」
「神界に戻らなくていいの?」
「…地球のがいないから怒られないし…いいんじゃない?」
『………』
こうして千尋が目覚めるまで、ゆっくり、まったりする従魔達であった。
ゆっくり、まったりしていたのは王宮の王子妃の部屋にいるマリアンヌ達もお茶を飲みながら、これからの事を話していた。
「そうか…チ~ちゃんは無事役目を果たしたのだな…。」
「ああ…なかなか壮観であったぞ!あの人数の獣人達が立ち上がったのを見るのは!」
「さすが我等がチ~ちゃんだ!…しかし、獣王王国はチ~ちゃんを手離す事が出来るかな…?」
「ふむ…確かにな…まあ、最悪転移でズラかるだけじゃがな!」
「ふふふ…それも面白いな!!」
「まあ、あの獣王なら、そうはなるまい…。」
「確かにな!」
隣の部屋には公爵夫人と子獅子が一緒に眠っていた。
子供の寝ている姿を見ていると一緒に眠くなってしまうものだ。
安全で安心出来る環境に公爵夫人もまた疲れた心と身体を休ませる事が出来た。
ローズがスヤスヤと眠る二人に毛布を掛けても夫人は目を覚まさなかった…。
気持ちいい眠りを妨げない様にローズが明るすぎる部屋のカーテンを閉めて、そっと部屋から出て行った。
「ローズ…其方もこちらでお茶をしよう。」
「はい!白雪様!」
ローズもすっかり千尋くんの従魔メンバーにも慣れて前では考えられなかったのだが高貴な人達と一緒にお茶を飲める様になった。
侍女としてそれはどうなの?と自問自答していたが自然と呼ばれるとお茶を飲んでいる自分がいるし姫様の料理を食べる事に緊張しなくなった。
逆に国に帰ってから姫様の料理無しに耐えられるかの方が不安になるくらいだ。
「ここにアース様がいない事が寂しいですね…。」
「ああ…本当にな…。」
「そうじゃな…。」
白雪、マリアンヌ、ローズとアース様はそれこそ千尋姫のお輿入れプロジェクトメンバーで皆でワイワイと衣装や装飾品にメイク、髪型まで一緒に考え、そしてお茶を一緒に飲んで話しをしていたのだ。
ローズが取り出した全員で撮った記念写真は宝物だ!
写真には可愛い姫バージョンの千尋にアース様と主神様までが写っている。
これまで、神様の存在は一応信じていたが…目に見える存在とは思っていなかった。
遠い遠い存在が、こんなに近い場所にいらっしゃる事が驚きで!
そして、自分の事を友と呼んで下さった事が、どれだけ嬉しかったか!
ローズはきっとこれから先に何があったとしても決して忘れないと思っている。
神様と友人になった事、作り上げた可愛い姫様の事を!
国に帰って神様に会えたと話しても誰も信じてはくれないだろうけど…。
もうすぐ国に帰る時が来る…帰ったら見合いでもするかな…子獅子ちゃんを見ると自分の子供が欲しくなった!私も適齢期逃したく無いし!!
そう考えるローズだった。
そんなローズを見て千尋と同じで考えている事が割と顔に出ている事をローズは知らないのだが、マリアンヌと白雪は知っている。
マリアンヌは国に戻ったら、早速彼女の結婚相手のリストを既に頭の中で作っている。
そして、リストの1番上に自分の息子の名前が上がっている!
どうやって二人に運命の出会いをプロデュースするか笑顔の下で考えている。
ローズとなら嫁姑問題も無いし…あの落ち着きの無い息子をきっと上手にコントロールしてくれると確信している!
「ふふふ…早く国に帰りたいわね!」
「はい!そうですね!」
「ふふふ…妾も久々に王様の背後の長椅子に座りたくなった…。」
それぞれが笑顔で旅の終わりの先を考えていた。
喜びに湧く獣人達を冷たい目で見ている二人組みがいた。
旅で汚れたローブを深く被り、顔が見えない様に用心する二人に喜びで興奮している獣人達がその二人に気付く事もなく…。
建物の裏…人気の無い場所に来た二人は話し合う。
「本当に光魔法極大が使えるんだ…。」
「ああ…本当だった。」
「じゃあ、もう一つの方も本当なんだ…。」
「ああ…だから、今度は俺達の番だ!」
「ええ…神の愛し子は、私達が使う!!」
「ああ…今度は俺達が使うんだ…異世界から来たヤツを使う権利があるのは俺達だ!」
「国のみんなが待っている…。」
「ああ…準備はしてある。」
そして、ローブを来た二人は周りを警戒しながら何処かへ歩き出し、大騒ぎしている獣人達の中に紛れて行った。
続く!!
お気に入り、お読み頂きありがとうございます!
獣王王国編はエピローグに入りましたが、新章が早々と始まります!
まだまだ物語は終わりませんので、応援よろしくお願い致します!!
ファンタジー大賞もラスト1週間です!!
まだ投票していなかったらポチっと、よろしくお願い致します!
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「凄い!みんな生き返った!!」
「あれ?俺生きてる??死んだのに??」
「私も!生きてる!!」
「俺、生き返ったついでに足が生えたよ…!!」
「見える!世界が見えるよ!!」
様々な声が響いていた!
混乱した声がやがて歓喜の声に変わり獣王王国の人々は喜びと安堵した声と泣き声で大騒ぎだ!!
この騒ぎの声は、勿論凍土の上にいる千尋くん達にも聞こえていた。
「うわぁ~!!凄い騒ぎになったよ!!」
「千尋…今回は縮まないし気を失いもしなかったな…。」
「うん!今回は縮まないくらいの消費量で!って気持ちで極大を使ったんだ!上手に出来た!!」
「そうか~やったなぁ千尋!!」
「うん!みんなのお陰だよ!!結界石のお陰で余計な魔力は使わなくて良かったんだと思う!ありがとう!!」
『どういたしまして!』
「さあ~これで僕の獣王王国での役目は終わったね!…なんだか安心しちゃったら眠くなって来た…今日は朝から大変だったもん…ふわぁ~…家に帰ろう!みんな!」
「では、妾はマリアンヌ殿に無事終わった事を話しに行こう…真白達は千尋を連れて家に帰るとよい。」
「王宮でなくていいの?」
「王宮は大騒ぎで寝る事も出来ないであろ?流石に千尋も疲れているから家に帰って休ませてやりたい…王宮へは明日にでも戻ればいいであろ。」
「そうだな…俺達も本体に戻りたいし…獣王王国の家なら戻ってもいいし…帰るか!」
「「うん!」」
「あれ?千尋…もう寝てる?」
「クー…クー…。」
「クスクス…早っ!!じゃあ帰るぞ~!転移!!」
こうして千尋くん達は獣王王国での自分達の家に戻った。
大きな家なのに人口密度は高い…しかも厄災級の魔物の巣窟なのだ!
タイガス、ドラゴン、フェンリル、サンダーバード…獣王王国を簡単に潰す事が出来るメンバーだ。
寝たまま戻って来た千尋を皆で覗き込んで…起こさないように清白が千尋の部屋に運んだ。
増える卓袱台が何となく嬉しそうに増えて従魔達はまったりお茶を飲んでいる。
「しかし、壮観だったぞ!千尋の光魔法極大の力で屍累々だったのが、みんな一斉に起き上がったのは!」
「ああ…本当に!」
「今回は縮まなかったしね~!」
「良かった良かった…。」
いつのまにか参加している主神様が、お茶菓子食べながらお茶を啜っていた。
「で、いつからカフェ開店するの?カレーは?」
「はぁ~…主神様、昨日ビーフカレー食べたでしょ?」
「昨日は昨日!今日は今日なの!!」
「今仕込んでいるのがあるけど…まだ味が染み込んで無いよ…。」
「ええ~!!」
「千尋ならインベントリに入っていると思うけど…今寝てるからね!」
「ええ~!!じゃあ、どうするのぉ~!!」
「千尋が目を覚ますまで待つしかないんじゃない?」
「分かった、待つ!!どんだけでも待つ!!」
「神界に戻らなくていいの?」
「…地球のがいないから怒られないし…いいんじゃない?」
『………』
こうして千尋が目覚めるまで、ゆっくり、まったりする従魔達であった。
ゆっくり、まったりしていたのは王宮の王子妃の部屋にいるマリアンヌ達もお茶を飲みながら、これからの事を話していた。
「そうか…チ~ちゃんは無事役目を果たしたのだな…。」
「ああ…なかなか壮観であったぞ!あの人数の獣人達が立ち上がったのを見るのは!」
「さすが我等がチ~ちゃんだ!…しかし、獣王王国はチ~ちゃんを手離す事が出来るかな…?」
「ふむ…確かにな…まあ、最悪転移でズラかるだけじゃがな!」
「ふふふ…それも面白いな!!」
「まあ、あの獣王なら、そうはなるまい…。」
「確かにな!」
隣の部屋には公爵夫人と子獅子が一緒に眠っていた。
子供の寝ている姿を見ていると一緒に眠くなってしまうものだ。
安全で安心出来る環境に公爵夫人もまた疲れた心と身体を休ませる事が出来た。
ローズがスヤスヤと眠る二人に毛布を掛けても夫人は目を覚まさなかった…。
気持ちいい眠りを妨げない様にローズが明るすぎる部屋のカーテンを閉めて、そっと部屋から出て行った。
「ローズ…其方もこちらでお茶をしよう。」
「はい!白雪様!」
ローズもすっかり千尋くんの従魔メンバーにも慣れて前では考えられなかったのだが高貴な人達と一緒にお茶を飲める様になった。
侍女としてそれはどうなの?と自問自答していたが自然と呼ばれるとお茶を飲んでいる自分がいるし姫様の料理を食べる事に緊張しなくなった。
逆に国に帰ってから姫様の料理無しに耐えられるかの方が不安になるくらいだ。
「ここにアース様がいない事が寂しいですね…。」
「ああ…本当にな…。」
「そうじゃな…。」
白雪、マリアンヌ、ローズとアース様はそれこそ千尋姫のお輿入れプロジェクトメンバーで皆でワイワイと衣装や装飾品にメイク、髪型まで一緒に考え、そしてお茶を一緒に飲んで話しをしていたのだ。
ローズが取り出した全員で撮った記念写真は宝物だ!
写真には可愛い姫バージョンの千尋にアース様と主神様までが写っている。
これまで、神様の存在は一応信じていたが…目に見える存在とは思っていなかった。
遠い遠い存在が、こんなに近い場所にいらっしゃる事が驚きで!
そして、自分の事を友と呼んで下さった事が、どれだけ嬉しかったか!
ローズはきっとこれから先に何があったとしても決して忘れないと思っている。
神様と友人になった事、作り上げた可愛い姫様の事を!
国に帰って神様に会えたと話しても誰も信じてはくれないだろうけど…。
もうすぐ国に帰る時が来る…帰ったら見合いでもするかな…子獅子ちゃんを見ると自分の子供が欲しくなった!私も適齢期逃したく無いし!!
そう考えるローズだった。
そんなローズを見て千尋と同じで考えている事が割と顔に出ている事をローズは知らないのだが、マリアンヌと白雪は知っている。
マリアンヌは国に戻ったら、早速彼女の結婚相手のリストを既に頭の中で作っている。
そして、リストの1番上に自分の息子の名前が上がっている!
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ローズとなら嫁姑問題も無いし…あの落ち着きの無い息子をきっと上手にコントロールしてくれると確信している!
「ふふふ…早く国に帰りたいわね!」
「はい!そうですね!」
「ふふふ…妾も久々に王様の背後の長椅子に座りたくなった…。」
それぞれが笑顔で旅の終わりの先を考えていた。
喜びに湧く獣人達を冷たい目で見ている二人組みがいた。
旅で汚れたローブを深く被り、顔が見えない様に用心する二人に喜びで興奮している獣人達がその二人に気付く事もなく…。
建物の裏…人気の無い場所に来た二人は話し合う。
「本当に光魔法極大が使えるんだ…。」
「ああ…本当だった。」
「じゃあ、もう一つの方も本当なんだ…。」
「ああ…だから、今度は俺達の番だ!」
「ええ…神の愛し子は、私達が使う!!」
「ああ…今度は俺達が使うんだ…異世界から来たヤツを使う権利があるのは俺達だ!」
「国のみんなが待っている…。」
「ああ…準備はしてある。」
そして、ローブを来た二人は周りを警戒しながら何処かへ歩き出し、大騒ぎしている獣人達の中に紛れて行った。
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