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レオニダス獣王国編
王子様達の求婚!
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森の中を一生懸命歩く子供達は凄く疲れていた…。
昨日の夜…青白い顔の赤い目をした動く死体の群れが村に来て村人達を襲って来て、ミーナ達とミーナのお母さんや他の子供達の親達は村の小さな教会に逃げ込んだ。
だが逃げ込んだ教会も死体達が押し寄せ、ミーナ達子供達を秘密の通路へ逃がし大人達は死体の群れと戦い死体達が森の方へ行かない様に村を焼いた。
ミーナ達は生まれてからずっとそこにあった村が炎で焼かれるのを見て泣いていたがお母さん達の言葉に従って子供達は山向こうの村へ行く為に歩き出したのだ。
夜が明けて明るくなった森だったが子供達が歩くには厳しい道だ。
歩いていたら湧き水の出る場所に出たので喉が乾いていた子供達は綺麗な冷たい水をゴクゴク飲んで喉を潤し座り込んだら、そのまま立てなくなってしまった。
死体の群れが村に来たのは夕食前…お昼にパンとスープを食べてから何も食べていない。
逃げるのに必死で食料になる物を何も持たずに森に逃げ込んだから子供達全員のお腹はグーグーと音を出している。
水をいっぱい飲んでもお腹が膨れる事も無い…そして夜中歩いた事もあって疲れて眠くもあった。
ミーナは昔お父さんから綺麗な湧き水が出る所は、他の動物達も来る場所…決して安全な場所では無いから水を飲んだら、そこから早く離れる様にと言われた事がある。
森は魔物もいるし普通の動物達もいる…子供達にとって森の動物達も危険なのだ。
早くここから動かないと…そう思っていても座り込んでしまって自分達は立てないし、1番歳が下のユアンはコクリコクリと眠り始めていた。
他の子も眠いのを一生懸命我慢しようと何度も目を擦りアクビをしている。
それにミーナは森がいつもと違う空気なのだと感じていた。
いつも森の中では小鳥の声や虫の羽音や何かしら音がしているのにシーンとしていて空気が張り詰めている。
もう死体の群れに追いつかれたのかと周りを見渡してみるが、それらしい人影は無い。
早く立って移動しなきゃ!そう思いようやくミーナが立とうとした時!ミーナ達の背後から声がした!!
「あれ~こんな場所に子供がいるよ~君達何処から来たの?」
「「「!!!」」」
いつ後ろに来たのか音も無く立っている人は凄く綺麗な青年だった。
均整の取れた白い身体に白銀の髪に一筋だけ赤いメッシュが入った青年はとっても綺麗な顔でミーナはドキドキした!
「なんでこんな場所にいるの?ここは他の動物達も来る水場だし…こんな場所にずっと居たら食べられてしまうよ!」
「あの、あの!私達村が襲われて!それでアルルの村に逃げる途中で!!」
一生懸命説明しようとミーナは声を大きくして話した。
青年はミーナの拙い説明を言葉を黙って聞いてくれた。
「そっか~みんな頑張ったね!!あ!お腹空いてる?おにぎりあるよ!食べる?」
そう言って何処からか取り出した黒い三角をミーナ達に差し出した。
「これ、おにぎりって言うんだ!千尋が作ったヤツだから美味しいよ!中の具は俺の大好きなツナマヨ!本当俺達のご主人様は可愛いし俺達のそれぞれの好みをちゃんと知ってるし…」
青年はいかに自分のご主人様が可愛いところや凄いところを自分のことの様に自慢している。
ミーナ達は差し出された黒い物体が食べ物なのかと不思議な顔で見ていた。
「ふふふ…これはね~このまま食べるんだ!」
そう言って青年が黒い物体にかぶりつきもぐもぐ食べて見せてくれたのでミーナ達も恐る恐る黒い物体を手に取り一口かぶりついた!
「「「「美味しい!!」」」」
「だろう!千尋のおにぎりは最高なんだよ!」
そこからミーナ達はおにぎりをいっぱい食べた!
そして、食べながら涙が溢れた…。
子供達だけの逃避行…隠し通路のドアが閉まった後の悲鳴や怒声…焼け落ちる村…色々な事が波の様に心の中に蘇って来て…張り詰めた糸が切れてしまって涙が止まらなかった。
そんなミーナの頭を撫でた青年は…。
「よく頑張ったな!小さいお姉ちゃん。」
「!!う…うわぁぁぁぁん!!」
ミーナの泣き声に釣られて他の子供達も大きな声を上げて泣いた…。
そんな子供達の頭を青年は優しく撫でてあげた。
子供達が泣き止むまで待ってくれていた青年は急に立ち上がって森の向こうを見て…。
「なんだありゃ??死体??死体が動いてる??」
ミーナ達もゆっくりこちらに来る死体の群れが見えて悲鳴を上げた!
「お兄ちゃん!逃げなきゃ!捕まってしまう!!」
「ふむ…さっき言ってたのがアレか~なんか変な死体だな…まあ、俺には分からないものだし…調べるのは俺の担当じゃ無いから…行くか!子供達、俺に掴まれ!」
そう言われたミーナ達はそれぞれ青年の左右の腕に掴まった。
「じゃあ~心白が作った結界の村に跳ぶよ~転移!」
ミーナ達が瞬きした一瞬で、さっきまでいた森からアルルの村の入り口に来ていた!
「あれ??なんで??ここは村??」
「そう!ここは心白が強力な結界をしたまま解除するのを忘れてしまった村!だから大丈夫だ!さあ~入って!」
そう言って笑ってミーナ達の背中を村へ押した。
ミーナ達が村へ歩き出すと村から大人の女の人が出て来て、子供達に声を掛けた。
「ミーナ?…もしかしてミーナなの??」
「叔母さん!!」
「ああ!ミーナ!よく!よく辿り着いたわね!」
「叔母さん!!うわぁぁぁぁ~ん!」
走り出したミーナと子供達は無事村に入って行った。
そして、ミーナがお礼を言いたくて振り向いたが、そこに綺麗な青年はいなかった…。
そして迫り来る脅威は、まだまだ王都から離れた場所…。
王宮では2日後にあるご成婚の準備に追われて侍従も侍女達も忙しく動いていた。
そんな中、二人の王子は王宮の温室に来ていた。
それぞれ唯はピンク色で統一した花束、宙は黄色で統一した花束を作って貰い緊張した顔で王宮を歩いている。
これから姫君の所に行き、どちらの王子と結婚するのか決めて貰う…求婚する為に姫君の所へ歩いている。
その歩みは緊張からか凄く固い動きだ…。
周りもこれから何があるかを知っているので、なるべく殿下達を見ない様にしているが皆顔がニヤニヤしている。
途中、叔父である公爵に出会った二人は、何故か肩をポンポンされ可哀想な人を見る目でこう言われた。
「強く…強く生きろよ!」
「「???」」
そして、颯爽と歩いて行ってしまった叔父に?マークを頭の上に乗せながら歩いて行くと今度は二人の父親である獣王に出会った。
ずっと引きこもっていた父が最近部屋の外に出て執務をしていると聞いていた息子達は久しぶりに顔色のいい父に会った事が嬉しくて思わず笑顔で挨拶すると父親の獣王も先程の叔父と同じ様に可哀想な人を見る目で二人を見て、こう言った。
「アレでは惚れても仕方ないと思う…強く、強く生きろよ…。」
「「???」」
そう言って獣王もまた颯爽とした足取りで執務室へ去って行った…。
二人は更に頭の上に?マークを乗せて王子宮へと進んで行った。
さっきから何が言いたかったのか父と叔父の謎の言葉に緊張を少し取って貰った2人だがいよいよ姫君がいる王子妃の部屋の前に来て再度緊張した顔で3度深呼吸をしてからドアをノックした。
「はい!どうぞ~」
「し、失礼する!!」
「失礼します!」
ドアを開けた先に、今日は薄い明るいブルーのドレスを来て髪はゆったりとしたハーフアップにした千尋が立って待っていた。
そして、綺麗なカーテシーを見せて挨拶をした。
「こんにちは、唯殿下、宙殿下。」
「こんにちは…姫君…。」
「こんにちはチーちゃん!」
「さあ、こちららに…。」
そう案内しようとした千尋に二人の王子は跪き、それぞれの花束を差し出して言った!
「ひ、姫君!!どうか私と結婚して下さい!!」
「チーちゃん!僕と結婚して下さい!お願いします!!」
二人の王子達の求婚の言葉に驚いた顔をした千尋は二人に向かって頭を下げて、こう言った。
「ごめんなさい!」
「「ええ!!」」
「二人の求婚を受ける事は出来ません…。」
「ど、どうして?俺達じゃダメなの?」
「やっぱ獣人はダメなの?」
「違うよ!二人はステキな王子様だよ!!」
「「だったら、なんで??」」
「あのね…僕は本当は姫じゃないんだ!」
「姫じゃ無い?」
「うん…僕は本当は、この世界に落ちて来た神の愛し子なんだ!」
「神の…愛し子??」
「うん!それで僕はこんなカッコしてるけど…本当は男なんだよ!!」
「「!!!お、お、お、男ーーーーーーーっ!!!」」
「うん!獣王王国を助ける為に睡蓮さんからお願いされて…実はあの氷山をね~って、あれ??殿下??どうしたの??大丈夫?目が虚ろだけど??唯殿下!宙殿下!!」
唯と宙はその場で倒れ込んだ…。
「ええぇぇ!唯殿下!!宙殿下!!誰か!誰か来てー!!」
続く!!
さて問題です…子供達を助けたタイガスは何番目のタイガスでしょうか?
なんてね!とうとう千尋の性別を知ってしまった王子達…強く、強く生きろよ!
第11回ファンタジー大賞に参加しております!
応援よろしくお願い致します!!
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夜が明けて明るくなった森だったが子供達が歩くには厳しい道だ。
歩いていたら湧き水の出る場所に出たので喉が乾いていた子供達は綺麗な冷たい水をゴクゴク飲んで喉を潤し座り込んだら、そのまま立てなくなってしまった。
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水をいっぱい飲んでもお腹が膨れる事も無い…そして夜中歩いた事もあって疲れて眠くもあった。
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「「「!!!」」」
いつ後ろに来たのか音も無く立っている人は凄く綺麗な青年だった。
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「なんでこんな場所にいるの?ここは他の動物達も来る水場だし…こんな場所にずっと居たら食べられてしまうよ!」
「あの、あの!私達村が襲われて!それでアルルの村に逃げる途中で!!」
一生懸命説明しようとミーナは声を大きくして話した。
青年はミーナの拙い説明を言葉を黙って聞いてくれた。
「そっか~みんな頑張ったね!!あ!お腹空いてる?おにぎりあるよ!食べる?」
そう言って何処からか取り出した黒い三角をミーナ達に差し出した。
「これ、おにぎりって言うんだ!千尋が作ったヤツだから美味しいよ!中の具は俺の大好きなツナマヨ!本当俺達のご主人様は可愛いし俺達のそれぞれの好みをちゃんと知ってるし…」
青年はいかに自分のご主人様が可愛いところや凄いところを自分のことの様に自慢している。
ミーナ達は差し出された黒い物体が食べ物なのかと不思議な顔で見ていた。
「ふふふ…これはね~このまま食べるんだ!」
そう言って青年が黒い物体にかぶりつきもぐもぐ食べて見せてくれたのでミーナ達も恐る恐る黒い物体を手に取り一口かぶりついた!
「「「「美味しい!!」」」」
「だろう!千尋のおにぎりは最高なんだよ!」
そこからミーナ達はおにぎりをいっぱい食べた!
そして、食べながら涙が溢れた…。
子供達だけの逃避行…隠し通路のドアが閉まった後の悲鳴や怒声…焼け落ちる村…色々な事が波の様に心の中に蘇って来て…張り詰めた糸が切れてしまって涙が止まらなかった。
そんなミーナの頭を撫でた青年は…。
「よく頑張ったな!小さいお姉ちゃん。」
「!!う…うわぁぁぁぁん!!」
ミーナの泣き声に釣られて他の子供達も大きな声を上げて泣いた…。
そんな子供達の頭を青年は優しく撫でてあげた。
子供達が泣き止むまで待ってくれていた青年は急に立ち上がって森の向こうを見て…。
「なんだありゃ??死体??死体が動いてる??」
ミーナ達もゆっくりこちらに来る死体の群れが見えて悲鳴を上げた!
「お兄ちゃん!逃げなきゃ!捕まってしまう!!」
「ふむ…さっき言ってたのがアレか~なんか変な死体だな…まあ、俺には分からないものだし…調べるのは俺の担当じゃ無いから…行くか!子供達、俺に掴まれ!」
そう言われたミーナ達はそれぞれ青年の左右の腕に掴まった。
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ミーナ達が瞬きした一瞬で、さっきまでいた森からアルルの村の入り口に来ていた!
「あれ??なんで??ここは村??」
「そう!ここは心白が強力な結界をしたまま解除するのを忘れてしまった村!だから大丈夫だ!さあ~入って!」
そう言って笑ってミーナ達の背中を村へ押した。
ミーナ達が村へ歩き出すと村から大人の女の人が出て来て、子供達に声を掛けた。
「ミーナ?…もしかしてミーナなの??」
「叔母さん!!」
「ああ!ミーナ!よく!よく辿り着いたわね!」
「叔母さん!!うわぁぁぁぁ~ん!」
走り出したミーナと子供達は無事村に入って行った。
そして、ミーナがお礼を言いたくて振り向いたが、そこに綺麗な青年はいなかった…。
そして迫り来る脅威は、まだまだ王都から離れた場所…。
王宮では2日後にあるご成婚の準備に追われて侍従も侍女達も忙しく動いていた。
そんな中、二人の王子は王宮の温室に来ていた。
それぞれ唯はピンク色で統一した花束、宙は黄色で統一した花束を作って貰い緊張した顔で王宮を歩いている。
これから姫君の所に行き、どちらの王子と結婚するのか決めて貰う…求婚する為に姫君の所へ歩いている。
その歩みは緊張からか凄く固い動きだ…。
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途中、叔父である公爵に出会った二人は、何故か肩をポンポンされ可哀想な人を見る目でこう言われた。
「強く…強く生きろよ!」
「「???」」
そして、颯爽と歩いて行ってしまった叔父に?マークを頭の上に乗せながら歩いて行くと今度は二人の父親である獣王に出会った。
ずっと引きこもっていた父が最近部屋の外に出て執務をしていると聞いていた息子達は久しぶりに顔色のいい父に会った事が嬉しくて思わず笑顔で挨拶すると父親の獣王も先程の叔父と同じ様に可哀想な人を見る目で二人を見て、こう言った。
「アレでは惚れても仕方ないと思う…強く、強く生きろよ…。」
「「???」」
そう言って獣王もまた颯爽とした足取りで執務室へ去って行った…。
二人は更に頭の上に?マークを乗せて王子宮へと進んで行った。
さっきから何が言いたかったのか父と叔父の謎の言葉に緊張を少し取って貰った2人だがいよいよ姫君がいる王子妃の部屋の前に来て再度緊張した顔で3度深呼吸をしてからドアをノックした。
「はい!どうぞ~」
「し、失礼する!!」
「失礼します!」
ドアを開けた先に、今日は薄い明るいブルーのドレスを来て髪はゆったりとしたハーフアップにした千尋が立って待っていた。
そして、綺麗なカーテシーを見せて挨拶をした。
「こんにちは、唯殿下、宙殿下。」
「こんにちは…姫君…。」
「こんにちはチーちゃん!」
「さあ、こちららに…。」
そう案内しようとした千尋に二人の王子は跪き、それぞれの花束を差し出して言った!
「ひ、姫君!!どうか私と結婚して下さい!!」
「チーちゃん!僕と結婚して下さい!お願いします!!」
二人の王子達の求婚の言葉に驚いた顔をした千尋は二人に向かって頭を下げて、こう言った。
「ごめんなさい!」
「「ええ!!」」
「二人の求婚を受ける事は出来ません…。」
「ど、どうして?俺達じゃダメなの?」
「やっぱ獣人はダメなの?」
「違うよ!二人はステキな王子様だよ!!」
「「だったら、なんで??」」
「あのね…僕は本当は姫じゃないんだ!」
「姫じゃ無い?」
「うん…僕は本当は、この世界に落ちて来た神の愛し子なんだ!」
「神の…愛し子??」
「うん!それで僕はこんなカッコしてるけど…本当は男なんだよ!!」
「「!!!お、お、お、男ーーーーーーーっ!!!」」
「うん!獣王王国を助ける為に睡蓮さんからお願いされて…実はあの氷山をね~って、あれ??殿下??どうしたの??大丈夫?目が虚ろだけど??唯殿下!宙殿下!!」
唯と宙はその場で倒れ込んだ…。
「ええぇぇ!唯殿下!!宙殿下!!誰か!誰か来てー!!」
続く!!
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なんてね!とうとう千尋の性別を知ってしまった王子達…強く、強く生きろよ!
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