97 / 189
レオニダス獣王国編
新たな従魔と魔法陣の謎…
しおりを挟む エリンとヴィリヤは、複雑な表情である。
種族的にどちらが優れている? という話が……互角という判断になったのだ。
ふたりは、仲良くはなったが、元々種族としてのライバル意識がとても高かったから。
ダンは、知ってか知らずか、話を続けている。
「考えてみてくれ。創世神は何故、こんなに素晴らしいダークエルフを追放したのか? 何故エルフとダークエルフは仲が悪いのか? 疑問に思った俺は、推測してみた」
「…………」
「…………」
「以前俺は、王宮の倉庫で、禁書とされた古文書を読んだ事がある。それにはこう記されていた」
「…………」
「…………」
「エルフとダークエルフの祖先は元々同じで、最初は仲が良かった……だが途中からお互いを、激しくライバル視していたと」
「…………」
「…………」
「俺はこう考えた……遥か昔、両者の間で何か事件があった。それで諍《いさか》いを起こし、袂《たもと》を分かった。その際、何らかの理由で創世神が断を下し、ダークエルフだけが地下へ追放されてしまった」
「…………」
「…………」
「ソウェルというのはエルフの長の名称だ。これが地下世界のダークエルフにも使われていた……という事は、何か理由がある」
「…………」
「…………」
「元々、エルフ族で使われていた名称なのか? それともこちらが本家だ! という正統性を主張しているのか? 王国として発展したエリンの一族と違う、ダークエルフの別の一族が存在し、名称を使っているとしたら、と考えたんだ」
「…………」
「…………」
「そもそも何故、彼等がエルフを憎むのか? という事にも合致する。そしてこの迷宮の秘密もな」
「迷宮の秘密?」
「どういう事でしょう?」
「この迷宮は一般的に英雄の迷宮と言われているが、実はダークエルフ達の為の迷宮だとしたら、どうだ?」
「???」
「???」
「今回、俺達が結ばれたのと同じように……迷宮へ入って来た人間やエルフがダークエルフと結婚し、その子孫という形になれば純粋なダークエルフの外見が変わって行く。徐々に目立たなくなる。そうなると今の世界に不自然なく溶け込めるとしたら」
「あ!」
「そ、そうか!」
「うん! 彼等は永久に暗い地下なんかには居たくない、濡れ衣で追いやられたなら、当たり前だと思う。俺にも気持ちは分かる」
「…………」
「…………」
「この迷宮は過酷だ。地下深くまで来れるのは相当な実力者だ。才能がある」
「…………」
「…………」
「彼等はそういった優秀な、様々な種族の冒険者達を行方不明に見せかけ、自分達の国へ引き込んだ、俺はそう見ているんだ」
「…………」
「…………」
「結果、ダークエルフ達は、様々な種族の新たな民を迎え、長い年月をかけて血をシャッフルする。生まれた子孫が、外見的には完全に目立たなくなったと判断した時点で地上へ出ようと考えているのではないかな」
「…………」
「…………」
「地上から冒険者が来て、自国の民がどんどん増えれば、比例し国としての力も増す。常に新しい情報も手に入る。良い事尽くしだ」
「…………」
「…………」
「行方不明者の中には単純に迷宮で命を落とした者も居るだろう。しかし彼等の国へ誘われ、民となった者も多数居ると俺は思う」
「とすれば! やっぱりチャーリーやニーナのお兄さんは生きてるね」
「…………」
「ああ、エリン。希望的観測だが、生きていて欲しい。まあ、後の問題は、彼等が地上に出て、何を欲するかだ」
「何を欲する?」
「ダン……まさか!」
首を傾げるエリン。
片や、ハッとしたヴィリヤは、思わず口へ手をあてた。
「ああ、ヴィリヤ、そうだ。彼等ダークエルフが戦いを引き起こして、地上の世界を取り戻したいと考えてもおかしくはないんだ」
「…………」
「…………」
「何故なら、地上は全て、違う種族の国々で線引きされてしまっている……彼等が無理やり新たな土地を欲して、大きな戦いが起こる可能性は充分にある」
「…………」
「…………」
「だが、無益な争いは御免だ。俺は彼等に話を聞いた上で、もし協力出来る事があれば協力する。だが地上を戦乱に陥れるつもりなら………阻止しよう」
「うん! エリンも、そういう戦いは嫌だ」
「で、ですね! 平和が一番です」
「よっし! 俺達3人の気持ちは一緒だ、頼むぞ」
3人は、またお約束の『フィスト バンプ』を行う。
今回の拳のタッチで、絆がより深くなった気がする。
ここでエリンが、両手を合わせて『お願いポーズ』をする。
「旦那様」
「何だ? エリン」
「ヴィリヤへ、ご褒美をあげて下さい」
ご褒美?
エリンは何を言っているのだろう?
ヴィリヤは吃驚し、柄にもなく「おろおろ」する。
何故か、また顔が赤くなっていた……
「エ、エリンさん!」
「ご褒美?」
ダンが聞き返すと、エリンはにっこり笑った。
「うん! 女子はね、確かな言葉と愛情行為を貰えると、安心するんだよ。もっともっと頑張れるんだよ」
エリンの言葉を聞き、ダンには「ピン!」と来たようだ。
「妻となった」ヴィリヤには、ダンと愛し合っている、はっきりした証が欲しいのだ。
「確かな言葉と愛情行為か……分かった! ヴィリヤ! おいで!」
「はいっ! ダ~ン!!!」
両手を広げた、ダンの胸の中へ……
ヴィリヤは、『ダンの嫁』として、初めて飛び込んだのである……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
……ヴィリヤの回想は、瞬く間に終わった……
ここは、迷宮地下10階、『王の間』……
目の前には、開かれた魔法扉へ向けて歩く、ダンとエリンの背中が見えていた。
ダンが『ソウェル』リストマッティと話を付け、安全を確保しながら、とうとう『敵中』へ乗り込むのだ。
『好ましい仲間』だと思っていたエリンが、実はダークエルフだった……
しかしダークエルフは、ヴィリヤが認識していたような邪悪な存在ではなかった。
『隠された真実』を知り、全く未知の世界へ、第一歩を踏み入れたヴィリヤは……
ソウェルの名称を使う『謎の存在達の国』というこれまた更に、深い深い未知の世界へ、足を踏み入れる事となる。
だがヴィリヤは、もう臆する事はない。
「自分はもうひとりではない!」という、心の強さがあるからだ。
愛する想い人、そして共に支え合い、信じられる戦友が居るから……
……生まれて初めて男性に、それも大好きなダンに抱かれて、キスまでされた。
もうヴィリヤは、天にも昇る気持ちだった。
同時に、「受け入れてくれたエリンに感謝し、家族として、しっかりしなければならない」という、新たな決意と意識も生まれていた。
そう、家族とは……
支えなければならない存在であると同時に、辛い時には自分をしっかり支えてくれる存在……
……それこそが真の家族であり、支え合うとは『心の絆』を結ぶ事……なのである。
この迷宮探索は、ヴィリヤの人生の転機となった。
彼女の中には、しっかりと『心の絆』が結ばれたのである。
種族的にどちらが優れている? という話が……互角という判断になったのだ。
ふたりは、仲良くはなったが、元々種族としてのライバル意識がとても高かったから。
ダンは、知ってか知らずか、話を続けている。
「考えてみてくれ。創世神は何故、こんなに素晴らしいダークエルフを追放したのか? 何故エルフとダークエルフは仲が悪いのか? 疑問に思った俺は、推測してみた」
「…………」
「…………」
「以前俺は、王宮の倉庫で、禁書とされた古文書を読んだ事がある。それにはこう記されていた」
「…………」
「…………」
「エルフとダークエルフの祖先は元々同じで、最初は仲が良かった……だが途中からお互いを、激しくライバル視していたと」
「…………」
「…………」
「俺はこう考えた……遥か昔、両者の間で何か事件があった。それで諍《いさか》いを起こし、袂《たもと》を分かった。その際、何らかの理由で創世神が断を下し、ダークエルフだけが地下へ追放されてしまった」
「…………」
「…………」
「ソウェルというのはエルフの長の名称だ。これが地下世界のダークエルフにも使われていた……という事は、何か理由がある」
「…………」
「…………」
「元々、エルフ族で使われていた名称なのか? それともこちらが本家だ! という正統性を主張しているのか? 王国として発展したエリンの一族と違う、ダークエルフの別の一族が存在し、名称を使っているとしたら、と考えたんだ」
「…………」
「…………」
「そもそも何故、彼等がエルフを憎むのか? という事にも合致する。そしてこの迷宮の秘密もな」
「迷宮の秘密?」
「どういう事でしょう?」
「この迷宮は一般的に英雄の迷宮と言われているが、実はダークエルフ達の為の迷宮だとしたら、どうだ?」
「???」
「???」
「今回、俺達が結ばれたのと同じように……迷宮へ入って来た人間やエルフがダークエルフと結婚し、その子孫という形になれば純粋なダークエルフの外見が変わって行く。徐々に目立たなくなる。そうなると今の世界に不自然なく溶け込めるとしたら」
「あ!」
「そ、そうか!」
「うん! 彼等は永久に暗い地下なんかには居たくない、濡れ衣で追いやられたなら、当たり前だと思う。俺にも気持ちは分かる」
「…………」
「…………」
「この迷宮は過酷だ。地下深くまで来れるのは相当な実力者だ。才能がある」
「…………」
「…………」
「彼等はそういった優秀な、様々な種族の冒険者達を行方不明に見せかけ、自分達の国へ引き込んだ、俺はそう見ているんだ」
「…………」
「…………」
「結果、ダークエルフ達は、様々な種族の新たな民を迎え、長い年月をかけて血をシャッフルする。生まれた子孫が、外見的には完全に目立たなくなったと判断した時点で地上へ出ようと考えているのではないかな」
「…………」
「…………」
「地上から冒険者が来て、自国の民がどんどん増えれば、比例し国としての力も増す。常に新しい情報も手に入る。良い事尽くしだ」
「…………」
「…………」
「行方不明者の中には単純に迷宮で命を落とした者も居るだろう。しかし彼等の国へ誘われ、民となった者も多数居ると俺は思う」
「とすれば! やっぱりチャーリーやニーナのお兄さんは生きてるね」
「…………」
「ああ、エリン。希望的観測だが、生きていて欲しい。まあ、後の問題は、彼等が地上に出て、何を欲するかだ」
「何を欲する?」
「ダン……まさか!」
首を傾げるエリン。
片や、ハッとしたヴィリヤは、思わず口へ手をあてた。
「ああ、ヴィリヤ、そうだ。彼等ダークエルフが戦いを引き起こして、地上の世界を取り戻したいと考えてもおかしくはないんだ」
「…………」
「…………」
「何故なら、地上は全て、違う種族の国々で線引きされてしまっている……彼等が無理やり新たな土地を欲して、大きな戦いが起こる可能性は充分にある」
「…………」
「…………」
「だが、無益な争いは御免だ。俺は彼等に話を聞いた上で、もし協力出来る事があれば協力する。だが地上を戦乱に陥れるつもりなら………阻止しよう」
「うん! エリンも、そういう戦いは嫌だ」
「で、ですね! 平和が一番です」
「よっし! 俺達3人の気持ちは一緒だ、頼むぞ」
3人は、またお約束の『フィスト バンプ』を行う。
今回の拳のタッチで、絆がより深くなった気がする。
ここでエリンが、両手を合わせて『お願いポーズ』をする。
「旦那様」
「何だ? エリン」
「ヴィリヤへ、ご褒美をあげて下さい」
ご褒美?
エリンは何を言っているのだろう?
ヴィリヤは吃驚し、柄にもなく「おろおろ」する。
何故か、また顔が赤くなっていた……
「エ、エリンさん!」
「ご褒美?」
ダンが聞き返すと、エリンはにっこり笑った。
「うん! 女子はね、確かな言葉と愛情行為を貰えると、安心するんだよ。もっともっと頑張れるんだよ」
エリンの言葉を聞き、ダンには「ピン!」と来たようだ。
「妻となった」ヴィリヤには、ダンと愛し合っている、はっきりした証が欲しいのだ。
「確かな言葉と愛情行為か……分かった! ヴィリヤ! おいで!」
「はいっ! ダ~ン!!!」
両手を広げた、ダンの胸の中へ……
ヴィリヤは、『ダンの嫁』として、初めて飛び込んだのである……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
……ヴィリヤの回想は、瞬く間に終わった……
ここは、迷宮地下10階、『王の間』……
目の前には、開かれた魔法扉へ向けて歩く、ダンとエリンの背中が見えていた。
ダンが『ソウェル』リストマッティと話を付け、安全を確保しながら、とうとう『敵中』へ乗り込むのだ。
『好ましい仲間』だと思っていたエリンが、実はダークエルフだった……
しかしダークエルフは、ヴィリヤが認識していたような邪悪な存在ではなかった。
『隠された真実』を知り、全く未知の世界へ、第一歩を踏み入れたヴィリヤは……
ソウェルの名称を使う『謎の存在達の国』というこれまた更に、深い深い未知の世界へ、足を踏み入れる事となる。
だがヴィリヤは、もう臆する事はない。
「自分はもうひとりではない!」という、心の強さがあるからだ。
愛する想い人、そして共に支え合い、信じられる戦友が居るから……
……生まれて初めて男性に、それも大好きなダンに抱かれて、キスまでされた。
もうヴィリヤは、天にも昇る気持ちだった。
同時に、「受け入れてくれたエリンに感謝し、家族として、しっかりしなければならない」という、新たな決意と意識も生まれていた。
そう、家族とは……
支えなければならない存在であると同時に、辛い時には自分をしっかり支えてくれる存在……
……それこそが真の家族であり、支え合うとは『心の絆』を結ぶ事……なのである。
この迷宮探索は、ヴィリヤの人生の転機となった。
彼女の中には、しっかりと『心の絆』が結ばれたのである。
42
お気に入りに追加
6,860
あなたにおすすめの小説
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
円環の蛇 破壊と再生の神印(ギフト)
小狐丸
ファンタジー
誰もが生まれながらに神から与えられる神印(ギフト)の力。蜘蛛の神印を授かったが為に、不遇な扱いを受け虐げられていたシグフリートが、新たにその身に宿した破壊と創造、聖と闇の力で、悪を常識を柵を破壊していく。死霊魔術で生み出した凶悪な配下と大切な仲間と共に、大陸に嵐を吹き起こす。
気分転換に書きました。サラッと流して下さい。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる