67 / 85
田中さんの後継者 1
しおりを挟む
お久しぶりでございます(〃ω〃)
人魚姫の恋を現在長考しております(*´꒳`*)もう少々待っててね!
逃避じゃないけど、頭に浮かんだので閑話…しかもちょっと長めを投稿しちゃいますので読んでやって下さいませ~!
************************
ある日の神城家に大事件勃発!!
グキッ!
「ひぃやあああぁぁぁぁぁ…!」
その日神城家執事である田中さんに起きたギックリ腰は田中さんに年齢という限界がある事を考えさせられた出来事だった。
「私も間も無く70歳となります…今までの様に身体も動かなくなって来るでしょう…そして、いつかは天に召される時が参ります。
これまで考えなかった事ではありませんでしたが、そろそろ引退も視野に入れなければならないと…」
「嫌だよ~田中さんが居なくなるなんて絶対に嫌!!!」
「悠夜様…」
「絶対嫌!嫌だから…田中さんが!田中さんが!ううううぅぅ…」
「悠ちゃん、心配ないわ!田中さんは、私達の家族よ!例え執事を引退したとしても、この家に居て貰いますから!」
「奥様…」
「それにこれまで田中さんには無理をさせ過ぎたのよ。執事補佐を置かなかったのは私の甘えだったわ。」
「そうだね!田中さんを手伝う人を置けば良かったんだよね!お母さん!」
「そうは言っても田中さんほどの執事は他にいないのも確かだもの…これは本気になって探さないとダメね!!」
「お母さん!!頑張って!!僕応援するから!!」
「了解よ!悠ちゃん!!お母さんに任せなさい!!」
「奥様…悠夜様…ありがとうございます!」
こうして2代目田中さんを探すという事が発表されてから、神城家執事補佐を募集されたのだが中々この人っていうのが見つからずに募集を始めてからもう2ヶ月が過ぎて行った。
「ここが神城家…ここにあの人がいるんだ…」
神城家正門に1人の背に高い青年が佇んでいた。
ある人物に復讐するために…。
暗い眼差しをした青年が呟いた。
「お母さん…やっと見つけたよ…。必ず彼奴を地獄に落としてやるから!」
暗い眼差しに灯った黒い炎が静かに燃えていた。
ピクっ!
急に振り向いた悠夜に警護していた達磨が声をかけた。
「悠ちゃん?どうかした?」
「う~ん…なんか黒いのが来た感じ…」
「黒い?」
「うん…嵐が来たみたい…」
「ええ!」
「覚悟が必要かな…」
「了解した…」
悠ちゃんの言葉に戦慄したが、来る事が分かっているなら対処も出来る。
しかし、どんな嵐が吹き荒れるのか?
どうにも頭が痛い達磨だったが、悠ちゃんが少なからず黒い笑顔を出していたので、その場の全員がちょっと泣きそうになっていた。
嫌な予感がする。
しかも、結構当たるし…。
さて、一応報告しとくかなって陸にメールを入れる達磨だった。
************************
お気に入り&お読み頂きありがとうございます(〃ω〃)
この続きは土曜か日曜になります。
宜しくお願い致します(*´꒳`*)
人魚姫の恋を現在長考しております(*´꒳`*)もう少々待っててね!
逃避じゃないけど、頭に浮かんだので閑話…しかもちょっと長めを投稿しちゃいますので読んでやって下さいませ~!
************************
ある日の神城家に大事件勃発!!
グキッ!
「ひぃやあああぁぁぁぁぁ…!」
その日神城家執事である田中さんに起きたギックリ腰は田中さんに年齢という限界がある事を考えさせられた出来事だった。
「私も間も無く70歳となります…今までの様に身体も動かなくなって来るでしょう…そして、いつかは天に召される時が参ります。
これまで考えなかった事ではありませんでしたが、そろそろ引退も視野に入れなければならないと…」
「嫌だよ~田中さんが居なくなるなんて絶対に嫌!!!」
「悠夜様…」
「絶対嫌!嫌だから…田中さんが!田中さんが!ううううぅぅ…」
「悠ちゃん、心配ないわ!田中さんは、私達の家族よ!例え執事を引退したとしても、この家に居て貰いますから!」
「奥様…」
「それにこれまで田中さんには無理をさせ過ぎたのよ。執事補佐を置かなかったのは私の甘えだったわ。」
「そうだね!田中さんを手伝う人を置けば良かったんだよね!お母さん!」
「そうは言っても田中さんほどの執事は他にいないのも確かだもの…これは本気になって探さないとダメね!!」
「お母さん!!頑張って!!僕応援するから!!」
「了解よ!悠ちゃん!!お母さんに任せなさい!!」
「奥様…悠夜様…ありがとうございます!」
こうして2代目田中さんを探すという事が発表されてから、神城家執事補佐を募集されたのだが中々この人っていうのが見つからずに募集を始めてからもう2ヶ月が過ぎて行った。
「ここが神城家…ここにあの人がいるんだ…」
神城家正門に1人の背に高い青年が佇んでいた。
ある人物に復讐するために…。
暗い眼差しをした青年が呟いた。
「お母さん…やっと見つけたよ…。必ず彼奴を地獄に落としてやるから!」
暗い眼差しに灯った黒い炎が静かに燃えていた。
ピクっ!
急に振り向いた悠夜に警護していた達磨が声をかけた。
「悠ちゃん?どうかした?」
「う~ん…なんか黒いのが来た感じ…」
「黒い?」
「うん…嵐が来たみたい…」
「ええ!」
「覚悟が必要かな…」
「了解した…」
悠ちゃんの言葉に戦慄したが、来る事が分かっているなら対処も出来る。
しかし、どんな嵐が吹き荒れるのか?
どうにも頭が痛い達磨だったが、悠ちゃんが少なからず黒い笑顔を出していたので、その場の全員がちょっと泣きそうになっていた。
嫌な予感がする。
しかも、結構当たるし…。
さて、一応報告しとくかなって陸にメールを入れる達磨だった。
************************
お気に入り&お読み頂きありがとうございます(〃ω〃)
この続きは土曜か日曜になります。
宜しくお願い致します(*´꒳`*)
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
359
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる