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昔は昔今は今
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なんて途方もない話しだろう。
でも、実際那智の過去も戸籍も調べても調べても出て来ないのは事実だ。
さっき使った結界も目に見えなくても感じているのは事実。
こんな人間が後3人もいるのかよって思うと怖いよな。
そして悠ちゃん何気に知ってるし!
「悠ちゃんは、何で御厨さんが魔術師って知ってるの?」
「那智と電話で話した時、真っ先に聞いたのが、どうやって記憶があるのかって事だったからね…。」
「………?あれ、そうなると悠ちゃんは何で記憶があるのさ?」
「そうですね…悠夜はどうやって記憶を?」
「そりゃあ僕が人ではなく神様に転生したからだよ…強制的にね!」
「強制的ですか?」
「そう、マジムカつくから!
魔神倒しちゃったせいで、僕は強制的に神の世界に転生させられたんだ!まさしく今流行りのラノベみたいに異世界に転生したようなもんだよ。しかも、ラノベと同じでレベル1からの神様修行だったよ…。」
なんか、そりゃご愁傷様で…。やっぱ悠ちゃん神様なんだね…そうか~そうなんだ…。
「神様になったら人の輪廻の輪から完全に離れる事になって、僕はあの時の存在のままで神になった。だから、記憶はそのままあったよ。
そして、那智との約束を守る為に神としてのレベルを上げていったんだ。
まあ、ちゃっと熱心にレベル上げやり過ぎちゃったから、この世に降りるの大変になったけどね…。」
そうなんだ~やっぱ神様なんだ~。
「だから、人としての生が終わっても、輪廻の輪には入れない。今ある記憶もこのまま持って神界に戻る事になる。だから昔は昔、今は今で後悔したくない!
我儘かもしれないけど、昔夢見た暮らしを取り戻す。それを誰にも邪魔はさせない!
だから、僕は一人で京都に来る予定だけど…それは厳しいのかな~」
「まあ、しょうがないんじゃない?愛されちゃってるもんね~悠ちゃん!」
「う~ん…家は仕方がないとしても、神城グループ全部がこっちに来なくてもいいと思うんだけど…。」
「諦めなよ!愛されるのが神様の仕事でしょ?人は愛してくれる神様が好きだし…」
「うううう…お邪魔虫が万単位とか要らないから!」
「悠夜様!もう、お昼の時間です、そろそろ移動致しましょう!」
「は!田中さん居たんだね!すっかり、忘れていたよ~!」
「執事とはそういう特技があるのですよ。家具と同じ様な存在で御座いますから。」
俺も、那智さんも、そんなスキルあったのかって顔してましたよ。
ええ、完全に気配消してましたね~田中さん!
「まあ、取り敢えず今は、下鴨茶寮に行きますか!午後のお茶に鍵善さんで葛切り食べるんだし!」
「はい、はい。しかし、どう報告すりゃいいんだよ~頭痛い………。」
「頑張ってね!達兄!」
「ううう…目から汗が出る…もう、嫌!ただのSPに戻りたい…」
そう言いながら、懐に仕舞ったインカムを起動させ、一階にいるシャルル達に指示を出す事にした達磨に那智が結界を解除するすると目配せした。
達磨も絶妙なタイミングで指示を出す那智に“こいつ出来るな…“なんて思い、この際だからガーディアンにスカウトするか?と考え出していた。
………………………………………………………………………………………………………………………………
ええ~一応BL的にらぶえっち的なのも入るかな?って思ってR18に変更させて頂きました。お気に入りが増えているのが本当に嬉しいです!ありがとうございます!
でも、実際那智の過去も戸籍も調べても調べても出て来ないのは事実だ。
さっき使った結界も目に見えなくても感じているのは事実。
こんな人間が後3人もいるのかよって思うと怖いよな。
そして悠ちゃん何気に知ってるし!
「悠ちゃんは、何で御厨さんが魔術師って知ってるの?」
「那智と電話で話した時、真っ先に聞いたのが、どうやって記憶があるのかって事だったからね…。」
「………?あれ、そうなると悠ちゃんは何で記憶があるのさ?」
「そうですね…悠夜はどうやって記憶を?」
「そりゃあ僕が人ではなく神様に転生したからだよ…強制的にね!」
「強制的ですか?」
「そう、マジムカつくから!
魔神倒しちゃったせいで、僕は強制的に神の世界に転生させられたんだ!まさしく今流行りのラノベみたいに異世界に転生したようなもんだよ。しかも、ラノベと同じでレベル1からの神様修行だったよ…。」
なんか、そりゃご愁傷様で…。やっぱ悠ちゃん神様なんだね…そうか~そうなんだ…。
「神様になったら人の輪廻の輪から完全に離れる事になって、僕はあの時の存在のままで神になった。だから、記憶はそのままあったよ。
そして、那智との約束を守る為に神としてのレベルを上げていったんだ。
まあ、ちゃっと熱心にレベル上げやり過ぎちゃったから、この世に降りるの大変になったけどね…。」
そうなんだ~やっぱ神様なんだ~。
「だから、人としての生が終わっても、輪廻の輪には入れない。今ある記憶もこのまま持って神界に戻る事になる。だから昔は昔、今は今で後悔したくない!
我儘かもしれないけど、昔夢見た暮らしを取り戻す。それを誰にも邪魔はさせない!
だから、僕は一人で京都に来る予定だけど…それは厳しいのかな~」
「まあ、しょうがないんじゃない?愛されちゃってるもんね~悠ちゃん!」
「う~ん…家は仕方がないとしても、神城グループ全部がこっちに来なくてもいいと思うんだけど…。」
「諦めなよ!愛されるのが神様の仕事でしょ?人は愛してくれる神様が好きだし…」
「うううう…お邪魔虫が万単位とか要らないから!」
「悠夜様!もう、お昼の時間です、そろそろ移動致しましょう!」
「は!田中さん居たんだね!すっかり、忘れていたよ~!」
「執事とはそういう特技があるのですよ。家具と同じ様な存在で御座いますから。」
俺も、那智さんも、そんなスキルあったのかって顔してましたよ。
ええ、完全に気配消してましたね~田中さん!
「まあ、取り敢えず今は、下鴨茶寮に行きますか!午後のお茶に鍵善さんで葛切り食べるんだし!」
「はい、はい。しかし、どう報告すりゃいいんだよ~頭痛い………。」
「頑張ってね!達兄!」
「ううう…目から汗が出る…もう、嫌!ただのSPに戻りたい…」
そう言いながら、懐に仕舞ったインカムを起動させ、一階にいるシャルル達に指示を出す事にした達磨に那智が結界を解除するすると目配せした。
達磨も絶妙なタイミングで指示を出す那智に“こいつ出来るな…“なんて思い、この際だからガーディアンにスカウトするか?と考え出していた。
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