養子の僕が愛されるわけない…と思ってたのに兄たちに溺愛されました

きっかけ2

「ぇ…」

抱きしめられた事に驚きを隠せず、呆然としてしまう。

「死ぬ…なんて、簡単に言うなよ。俺らもラキの事好きだよ。だから捨てないし捨てられない。ていうか、人を簡単に捨てるあいつらが感覚狂ってるだけで、普通捨てねぇから。…ラキがこの家にいたいって言ってくれて嬉しかった。」


「ラキくん…。僕らはもう家族だよ」

微笑みながら言われる。目から海水出てくるんだが。

「ふ…ふざけるな！こんなことが通っていいと思っているのか！」

「人を玩具感覚で捨てていいと思ってんのか？それで世の中通用するとでも思ってんのか？この際だからはっきり言わしてもらうけど、あんたらうぜぇよ？元両親様はお気楽なこった。こちとら知らねぇとこで生きてくために精一杯毎日必死でもがいてんよ。そんなときに何の用だっつーの」

「なっ…！」

急に饒舌になったこともあってか元両親様はフルフル？わなわな？しとる。

「ふざけてんのはテメェらだろ？今更何様のつもりか知んねぇけどよ‪w
…僕は霧雨家にいたいので、お静かにお願いします……ね？」

…はぁっ！スッキリした！てか、口悪すぎな‪w‪w
ちなみに元両親様らはアキヒトさんの声掛けにより、お帰りになられました。お疲れ様でーす。

「ラキお前……口悪ぃんな‪w‪w‪w」

「ほんと最高にスッキリした！」

「ラキくん…！あんな言葉使っちゃいけません！」

等々のお褒めの言葉頂いたので（最後のはちょっとわからん）弁解しといた。

「ふ、普段は気をつけているのですが、あーゆーのは見逃せなくて…すみません」

「いや、いいけども…」

「気をつけますねっ！ごめんなさい…」

あからさまにしゅんとしたことがわかったのか、頭を撫でられこの話は終わった。





× × × 



次回から数年飛ばすか悩んでます。このまま続けた方がいいですかね？
皆さんの意見が聞きたいので、コメントして頂けるとありがたいですm(_ _)m

あと、更新速度遅くてすみません💦
もう少し話貯めますね…！