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配信の提案
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炎上事件以降大学とは距離をとりコーチを休止していたリサであったが、今になってリサの教えが少しづつ成果になっていると発言をし、わずかながらにリサには救いになっていた。
「でも、それはみんなが頑張ったからよ、だけどありがとう、少しはやってて良かったって思えた」
「ねえ、先生、私を助ける為に銃を撃った先生、すごくカッコ良かったからさ、先生も配信者をやってみたら?」
「私が?ううん、変に表に出るとまたあなた達に迷惑がかかるんじゃあ」
「迷惑かどうかは分かんないけど、俺の配信ではあんたの教え子思いな行動にかなりの称賛があったし、配信をやるのもいいんじゃないのか?ウソだと思うなら後で観てみろよ」
デガングがそう言うと、吉川が改めてデガングに尋ね直す。
「あ、すいませんもう1度お名前いいですか?」
「俺か?デガングだけど」
「ありがとうございます、ええっとデガングっと」
吉川は自分のスマートフォンを取り出し、デガングの名前を検索し、デガングの配信動画をリサに見せる。
「先生、見て。これが私の為に頑張った先生に対するみんなの気持ちだよ」
『すげえな上田選手』
『実はさ俺、オリンピックの時からファンだったんだよね』
『上田さん、配信者の金メダル目指してみようか』
様々なコメントがあり、更にリサは配信時間をさかのぼってコメントを拝読する。
『あの、私実は小学校で教員をしているんですが、危険な行為は二次被害の恐れがあったので褒められた事ではないのですが、すごく上田選手が教え子さんに慕われているのが伝わってきました』
『っていうか実際上田さんが配信者をやったら人気出るんじゃないの』
「ねえ、先生、こんなにみんなすごいって言ってくれているし、配信やってみようよ」
「……」
「それにさ、私達、先生がコーチを休んでいる間結構先生がどうしているか気になっていたんだよ」
「そうなの?」
「だからさ、私達にも元気な姿を見せてよ、それがより励みになるから」
「吉川さん、わかった。またいつかコーチに復帰するまでは配信を続けてみるわ」
「うん頑張ってね」
自分が配信者をするきっかけ、そして続ける経緯をダンジョンプリズマー達に話し終えるとホワイトペインターが反応をする。
「教え子さんの励みになる為に、配信者をやっていたんですね」
「ええ、でも今はそれだけじゃなく、自分なりにクレー射撃を世に広められたらとも思っているわ」
「リサさん、教え子思いのあなただからこそ私達の不仲を心配してくれたんですね」
「ええ、でもやっぱりあなた達に限っては余計なお世話だったかしら」
「そんな事はない!」
突如口を開いたダンジョンプリズマー、彼がかける言葉とは?
「でも、それはみんなが頑張ったからよ、だけどありがとう、少しはやってて良かったって思えた」
「ねえ、先生、私を助ける為に銃を撃った先生、すごくカッコ良かったからさ、先生も配信者をやってみたら?」
「私が?ううん、変に表に出るとまたあなた達に迷惑がかかるんじゃあ」
「迷惑かどうかは分かんないけど、俺の配信ではあんたの教え子思いな行動にかなりの称賛があったし、配信をやるのもいいんじゃないのか?ウソだと思うなら後で観てみろよ」
デガングがそう言うと、吉川が改めてデガングに尋ね直す。
「あ、すいませんもう1度お名前いいですか?」
「俺か?デガングだけど」
「ありがとうございます、ええっとデガングっと」
吉川は自分のスマートフォンを取り出し、デガングの名前を検索し、デガングの配信動画をリサに見せる。
「先生、見て。これが私の為に頑張った先生に対するみんなの気持ちだよ」
『すげえな上田選手』
『実はさ俺、オリンピックの時からファンだったんだよね』
『上田さん、配信者の金メダル目指してみようか』
様々なコメントがあり、更にリサは配信時間をさかのぼってコメントを拝読する。
『あの、私実は小学校で教員をしているんですが、危険な行為は二次被害の恐れがあったので褒められた事ではないのですが、すごく上田選手が教え子さんに慕われているのが伝わってきました』
『っていうか実際上田さんが配信者をやったら人気出るんじゃないの』
「ねえ、先生、こんなにみんなすごいって言ってくれているし、配信やってみようよ」
「……」
「それにさ、私達、先生がコーチを休んでいる間結構先生がどうしているか気になっていたんだよ」
「そうなの?」
「だからさ、私達にも元気な姿を見せてよ、それがより励みになるから」
「吉川さん、わかった。またいつかコーチに復帰するまでは配信を続けてみるわ」
「うん頑張ってね」
自分が配信者をするきっかけ、そして続ける経緯をダンジョンプリズマー達に話し終えるとホワイトペインターが反応をする。
「教え子さんの励みになる為に、配信者をやっていたんですね」
「ええ、でも今はそれだけじゃなく、自分なりにクレー射撃を世に広められたらとも思っているわ」
「リサさん、教え子思いのあなただからこそ私達の不仲を心配してくれたんですね」
「ええ、でもやっぱりあなた達に限っては余計なお世話だったかしら」
「そんな事はない!」
突如口を開いたダンジョンプリズマー、彼がかける言葉とは?
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