【マスクドダンジョン】仮面で顔を隠しながらダンジョン配信をしていくと、仮面の少女とヒーローユニットを組む事になり無双する

burazu

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ユニット結成しました

3人で探索

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 配信の中会話をする事でお互いに思っている事を話し、ぎこちなさを解消した【マスクドダンジョン】の2人の前に突如リサ・バーンが現れ、2人に謝罪したいというのだ。

「ええっと、まずはごめんね。私の発言をダンプリちゃんが相当気にしていたみたいだし」
「リサさん、私達はこのように配信に支障のないように信頼を築いている自負はあります。何を思ってあのような発言をされたか話していただいてもいいですか?」
「……、分かった、でもあなた達の探索を手伝うし、それが終わってからオフレコでもいいかな?」
「……、いいでしょう、今日だけは3人での配信ですね」

【マスクドダンジョン】、そしてリサ・バーンが共に配信をする事になり、視聴者は盛り上がる。

『おお、奇跡のコラボキターーー!』
『だけど女性同士はピリピリしていてダンジョンプリズマーの神経はすり減るんじゃない?』
『ペイントボウの矢とリサさんの狙撃の競演だーーー!』

 突然ではあるが3人での探索が始まり、ダンジョンプリズマーが2人に声をかける。

「私が先頭を進む、ホワイトペインター最後尾からの警戒を頼む」
「分かったわ」
「ねえ、私はどうすればいいかな?」
「前回の狙撃から判断するに遠くが良く見えそうだし、周りを見渡して何か魔物らしき者が見えたら撃ってくれ」

 ダンジョンプリズマーはリサに魔物らしき者が見えたら撃って欲しいと懇願し、リサはそれに対して返答をする。

「いいの?私の判断で?」
「ああ、あの時もゴブリンアーチャーと私が入り組んでいた時も正確にゴブリンアーチャーだけを遠くから狙えたし、あなたの判断に任す」
「ふふふ、私も装備のおかげで視力が底上げされているし、撃っていい人とそうでない人の判別がつくし任せて」
『おおーー頼もしいお姉さまだ」
『だけどホワイトペインターさんはまだ少し不信がぬぐえてなさそう』
『実力はあるし頼りにして損はないんだけどな』

 そうして探索を開始するがいきなりリサは銃を左側に向けて発砲する。

「どうした⁉」
「来るわよ、しかも撃つ前にすでに私達に気付いていたみたい!」
「そんな、リサさん並みに遠目がきく魔物がいるなんて」
「あの魔物なら納得でしょう?」
「あれはフクロウの姿みたいだが?」
「気を付けてね、あのダークフクロウは遠目が聞く以外にもすごい能力があるわ」

 3人の前に現れた魔物はダークフクロウといい、フクロウ同様遠目の効く生物ではあるがリサによると他にも特殊な能力を有しているようだ!
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