21 / 101
ユニット結成しました
新しい武器
しおりを挟む
ゴブリン、そしてキングゴブリンと遭遇した『マスクドダンジョン』の2人は早速戦闘態勢に入り、ダンジョンプリズマーが得意の空手技でゴブリンを圧倒し、ホワイトペインターもその状況に驚きを隠せないでいた。
「ふっ、貴様ら大した事ないな」
「気を付けてダンジョンプリズマー、キングゴブリンはさっきのゴブリンより強いわ」
「ああ、だがダンジョンの平和を守る為にも私は負けん!」
「ダンジョンの平和って……」
『まあ、なんかそれっぽい事を言いたいだけなんだって』
『すっかり仮面のヒーローって感じだもん』
ダンジョンの平和を守る発言に少し呆れ気味のホワイトペインターに視聴者がフォローの言葉を入れている間、ダンジョンプリズマーはキングゴブリンをも空手技で圧倒していた。
「他の奴らと違ってこれでは倒れんか、ならば、エレクトプリズム!」
『おおおーーーー!エレクトプリズムキターーーーー!』
『大ボスのとどめはやっぱり必殺技だよね』
『いや、大ボスじゃないやん』
電撃スキル、エレクトプリズムでキングゴブリンを消滅させると、ホワイトペインターが駆け寄ってダンジョンプリズマーに声をかける。
「すごいわね、まさか1人であれだけのゴブリンどころかキングゴブリンまで倒すなんて」
「ああ、私自身も驚いている」
「ん?ねえダンジョンプリズマー、キングゴブリンが消滅したところに何かあるわ、多分ドロップアイテムよ」
「何だろうか、ん?これは銃、ダンジョンに銃とは妙だな」
「それを言ってしまえば私達の仮面だって妙よ」
キングゴブリンを倒した所に落ちていたのは銃であり、ダンジョンに銃は妙だと言うと逆にホワイトペインターより仮面も妙だと言われダンジョンプリズマーは銃を触って違和感があり、その違和感の正体にすぐ気づいた。
「見てくれホワイトペインター、銃の形をしているが剣にも変形するぞ」
「本当だわ、せっかくだしあなたが持っていれば」
「いいのか?」
「キングゴブリンを倒したのはあなただし、それにあなたの方がその武器は使いこなせそうよ」
「それならお言葉に甘えよう」
ダンジョンプリズマーがこのいわゆる剣銃に分類される武器を所持する意思を示すと仮面のディスプレイにメッセージが表示された。
『この武器は今後あなたの固有武器となります、他の武器も使用できますが固有武器には今後ダンジョン攻略を進めるたびに特殊効果が追加されます。固有武器への名称登録をお願いします』
「名称登録か、んーーー、よしプリズムレイザーとするか」
「ふふ、いいと思うわ」
『承知しました、プリズムレイザーとして登録させていただきます』
新たな武器プリズムレイザーを手に入れたダンジョンプリズマー、今後のダンジョン配信の攻略への意欲が益々高まった瞬間だ。
「ふっ、貴様ら大した事ないな」
「気を付けてダンジョンプリズマー、キングゴブリンはさっきのゴブリンより強いわ」
「ああ、だがダンジョンの平和を守る為にも私は負けん!」
「ダンジョンの平和って……」
『まあ、なんかそれっぽい事を言いたいだけなんだって』
『すっかり仮面のヒーローって感じだもん』
ダンジョンの平和を守る発言に少し呆れ気味のホワイトペインターに視聴者がフォローの言葉を入れている間、ダンジョンプリズマーはキングゴブリンをも空手技で圧倒していた。
「他の奴らと違ってこれでは倒れんか、ならば、エレクトプリズム!」
『おおおーーーー!エレクトプリズムキターーーーー!』
『大ボスのとどめはやっぱり必殺技だよね』
『いや、大ボスじゃないやん』
電撃スキル、エレクトプリズムでキングゴブリンを消滅させると、ホワイトペインターが駆け寄ってダンジョンプリズマーに声をかける。
「すごいわね、まさか1人であれだけのゴブリンどころかキングゴブリンまで倒すなんて」
「ああ、私自身も驚いている」
「ん?ねえダンジョンプリズマー、キングゴブリンが消滅したところに何かあるわ、多分ドロップアイテムよ」
「何だろうか、ん?これは銃、ダンジョンに銃とは妙だな」
「それを言ってしまえば私達の仮面だって妙よ」
キングゴブリンを倒した所に落ちていたのは銃であり、ダンジョンに銃は妙だと言うと逆にホワイトペインターより仮面も妙だと言われダンジョンプリズマーは銃を触って違和感があり、その違和感の正体にすぐ気づいた。
「見てくれホワイトペインター、銃の形をしているが剣にも変形するぞ」
「本当だわ、せっかくだしあなたが持っていれば」
「いいのか?」
「キングゴブリンを倒したのはあなただし、それにあなたの方がその武器は使いこなせそうよ」
「それならお言葉に甘えよう」
ダンジョンプリズマーがこのいわゆる剣銃に分類される武器を所持する意思を示すと仮面のディスプレイにメッセージが表示された。
『この武器は今後あなたの固有武器となります、他の武器も使用できますが固有武器には今後ダンジョン攻略を進めるたびに特殊効果が追加されます。固有武器への名称登録をお願いします』
「名称登録か、んーーー、よしプリズムレイザーとするか」
「ふふ、いいと思うわ」
『承知しました、プリズムレイザーとして登録させていただきます』
新たな武器プリズムレイザーを手に入れたダンジョンプリズマー、今後のダンジョン配信の攻略への意欲が益々高まった瞬間だ。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
中卒の俺が偶然出会った有名配信者とコラボしたらトップランカー入りしてしました。学がなくても大バズりできる裏技でランキング一位を取ります。
田所浩一郎
ファンタジー
数年前に突如としてその存在が認識された謎の空間"ダンジョン"人類は未知のその空間を調査するため二つの技術を生み出した。魔物と呼ばれる怪物が蔓延る場所でも活動するためのフルフェイスの鎧と、映像を空間を超えて地上へと送る配信技術である。ここ数年で配信技術は急速に発達し、配信は日本の一定の基準を満たした者に限るが一般の人も行えるようになり、今ではダンジョン配信が配信の主流となっていた。
そんな少し未来の地球で水難事故で両親を亡くし妹と二人暮らしの主人公、泉夜道。彼は妹の学費のためにダンジョン配信をしてお金を稼いでいた。人気もそこそこ出てきた頃、配信中に運命か偶然か超人気配信者である女性を助ける。それがきっかけとなり一気にランキング上位へと上り詰める。ただそれによりトラブルも増えていき、夜道は様々なヒロイン達と出会い物語を紡いでいくのだった。
染髪マン〜髪色で能力が変わる俺はヒーロー活動を始めました〜
仮面大将G
ファンタジー
金髪にしたらヒーローになっちゃった!?
大学生になったから髪を染めてみよう。そんな軽い気持ちで美容室に行った染谷柊吾が、半分騙されてヒーロー活動を始めます。
対するは黒髪しか認めない、秘密結社クロゾーメ軍団!黒染めの圧力を押しのけ、自由を掴み取れ!
大学デビューから始まる髪染めヒーローファンタジー!
※小説家になろう様、カクヨム様でも同作品を掲載しております。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる