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ユニット結成しました

結成宣言

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 クラスメイトで友人の高史がダンジョンプリズマー、ホワイトペインターが知り合いではないかと疑うものの、結局何の根拠もない発言ではあったが、駿は自分がダンジョンプリズマーではないかと知られるのではないかと内心ドキドキするが、下校の時間を迎え、駿は家へと帰り夕飯を済ませると部屋へと戻り、配信に備える。

「良し、まずは変身だな。マスクオン!」

 駿はそう叫ぶとマスクと強化スーツに身を包み、ダンジョンプリズマーへと変身し、階層転移スキルを使用し、前回の最下層まで転移する。

 ダンジョンへの転移が成功するとスマホのカメラを起動し、まずは自身の姿を自撮り機能で映し、視聴者への挨拶を始める。

「諸君、本日もこのダンジョンプリズマーのダンジョン配信をお届けしよう、私の活躍を見ていたまえ」
『おお、ダンプリキターーーーー!』
『お待ちしておりました』
『今日は何をするのかな?』

 チャットコメントに一通り目を通すとダンジョンプリズマーは早速、動きながら本日の大まかな流れを説明する。

「本日は前回同様我が手で魔物を成敗するとともに、諸君に知らせたい事がある」
『お知らせ!お知らせってなーーーに?』
『もしかして結婚するの?おめでとうーーー!』
『でもさ、ヒーローが結婚していいの?イメージあるじゃない』
『いやいや、誰がそんな事決めたん?』

 わりとみんな好き勝手言っているがダンジョンプリズマーは事前にホワイトペインターより指定された場所に向かっており、途中で襲ってきた魔物を倒していく。

 この時、ダンジョンプリズマーはまたホワイトペインターが魔物に取り囲まれているのではないかと心配するがその考えは杞憂に終わる。

『ねえ、誰かいない!配信者?』
『ももも、もしかしてあの人ってーーーー!』

 視聴者達もダンジョンプリズマーの目の先にいる人物に気付き、ダンジョンプリズマーも接近し話しかける。

「待たせたな、ホワイトペインター」
「来たわね、ダンジョンプリズマー、そのまま私の前に立ってくれる」
「ああ」
『何々?何が始まるの?』
『もしかして待ち合わせ!ダンジョンデート?』

 チャット欄も沸いていたがホワイトペインターは構わずダンジョンプリズマーのスマホのカメラに対しても話し始める。

「私、ホワイトペインター、そしてダンジョンプリズマーの配信をご覧の皆さんにお知らせしたいと思います。私ホワイトペインターとダンジョンプリズマーはここに新たな配信ユニットを組む事をお知らせします」

 ホワイトペインターのユニット結成宣言、今後の配信の行方は?
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