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異世界で仲間が増えました
アレフの補佐官
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診療所の休日に俺の仲間は診療所を訪れ、お菓子やお茶で楽しむひと時を過ごしていると、突然ギベルトが最近このキッコの街に料理人が移住してきたという話をしてきた。
コーロやキッコは結構魅力的な土地なのかな。俺が知っているのはこことミーザが住んでいたボッズの街くらいだけどな。確かにキッコは治安もいいし、食べ物も美味しいな。
ミミも王都には及ばないまでもよく賑わっている地域だと話していたし、いいところなのかもしれないな。
そんな事を考えながらミミ達とお菓子を食べながら色々話しこんだな。
そして翌日診療所の仕事に再び俺達は臨むこととなった。器具貸し出しの希望も少しづつ増えているから大変だ。またギベルトに作成を依頼しないとな。ハンドグリップ以外の器具もそろそろ考えないとな、とりあえずそれはギベルトと話し合って決めないとだめだな。
そして今日は午前の診療が終わった後に詰所へ行き、診断書を提出予定だ。今日は初めてリハビリ器具使用の上乗せも記載したし、診療報酬が少し増えるな。
そんな中、何故か詰所に近づくと座り込んでいる女性がいたが、とりあえず今は構っている暇はないし、もし何かしらの病気なら兵士の人が放置しているわけではないからな。
先に詰所に入り、まずアレフさん、あれ?いつものアレフさんの席に見知らぬ女性がいる。しかも美人さんだ。
さすがに疑問だったので、まずは俺から尋ねる。
「あの、アレフさんに用があってきたのですが……」
「お初お目にかかります、ユーイチ・ミヤシタ様。お話はアレフ様よりうかがっております。私はアレフ様の補佐官を務めているソフィアと申します」
「初めまして、ユーイチ・ミヤシタですアレフさんにはいつもお世話になっております。でも補佐官とおっしゃいますが今までお会いしなかったですよね」
「私は奥の部屋で仕事をしていますし、街中での実態調査や他にも領主様のお館に赴く場合がございます」
結構あっちこっち動き回っているんだな、アレフさんのフォローをしているんだな。
「本日はアレフ様が所用で領主様のお館に呼ばれましたので、本日は私が用件を承ります」
「あ、それじゃあこの診断書を提出に来ましたので確認をお願いします」
「はい、器具の貸し出しをされた患者様もいらっしゃるのですね。それではこちらは私が責任を持ってアレフ様に渡しますので」
「はい、お願いします」
雰囲気ができる女性って感じだな、ソフィアさんは。アレフさんも助かっているだろうな。
コーロやキッコは結構魅力的な土地なのかな。俺が知っているのはこことミーザが住んでいたボッズの街くらいだけどな。確かにキッコは治安もいいし、食べ物も美味しいな。
ミミも王都には及ばないまでもよく賑わっている地域だと話していたし、いいところなのかもしれないな。
そんな事を考えながらミミ達とお菓子を食べながら色々話しこんだな。
そして翌日診療所の仕事に再び俺達は臨むこととなった。器具貸し出しの希望も少しづつ増えているから大変だ。またギベルトに作成を依頼しないとな。ハンドグリップ以外の器具もそろそろ考えないとな、とりあえずそれはギベルトと話し合って決めないとだめだな。
そして今日は午前の診療が終わった後に詰所へ行き、診断書を提出予定だ。今日は初めてリハビリ器具使用の上乗せも記載したし、診療報酬が少し増えるな。
そんな中、何故か詰所に近づくと座り込んでいる女性がいたが、とりあえず今は構っている暇はないし、もし何かしらの病気なら兵士の人が放置しているわけではないからな。
先に詰所に入り、まずアレフさん、あれ?いつものアレフさんの席に見知らぬ女性がいる。しかも美人さんだ。
さすがに疑問だったので、まずは俺から尋ねる。
「あの、アレフさんに用があってきたのですが……」
「お初お目にかかります、ユーイチ・ミヤシタ様。お話はアレフ様よりうかがっております。私はアレフ様の補佐官を務めているソフィアと申します」
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「本日はアレフ様が所用で領主様のお館に呼ばれましたので、本日は私が用件を承ります」
「あ、それじゃあこの診断書を提出に来ましたので確認をお願いします」
「はい、器具の貸し出しをされた患者様もいらっしゃるのですね。それではこちらは私が責任を持ってアレフ様に渡しますので」
「はい、お願いします」
雰囲気ができる女性って感じだな、ソフィアさんは。アレフさんも助かっているだろうな。
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