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0013 熊本 タクマ
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しおりを挟む財善のデベロッパ(開発者)はチーム。
オレのI.Qは200だが、上には上が居た。
しかも極まった天才科学者ばかりの集団。
1番驚いたのが、エイリやんという女型ロボット。
財善の科学はおよそ100年進んでいた。
理由は誰でも予想できる。
カクテルは100年先の未来を体験出来、その脳内データを再現できるからだ。
エイリやんの体内には『永久機関』が備わっていたのだ。
それは人工光合成。
簡単な説明をするとこうだ。
自らの体内バッテリーから光を創り出し、光合成でメタノール等を得てそれを燃料とし、その燃料を用い内燃機関で発電をしバッテリーへ蓄電、光を得る完全リサイクル。
もはや人類はエネルギー問題を解決し終えていたのだ。
とはいえ神になった訳ではない。
人類の行方は人口爆発。
限りある地球の面積を鑑みた時。
食物連鎖の頂点に君臨する人類の増加は必ず限界点へと到達してしまう。
ひしめき合い極限まで増加した人々の行く末に待つのは戦争。
一部の地域ではなく全人類の殺し合い。
そうなる前に出来ることが1つだけある。
それはカクテル。
すでに財善は未来の人類を間引いていたのだ。
カクテル能力者は、未来、己の人生を何度も終末まで経験できる。
悟るのだ。
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