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第一章『初心者卒業編』

第十話『料理と鍵』

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前回までのステータス

フウ Lv31 所持金 : 約5,100万G

●ステータス ステータスポイント 120p
HP 250 MP 1070

STR 0(+4) VIT 0(+15) INT 95(+2)
MND 70 DEX 0(+3) AGI 0

●装備
・武器 : クリスタルダガー
・頭 :
・胴 : 冒険者の服
・体 :
・手 :
・腰 : 冒険者のズボン
・足 : 冒険者の靴
・背 : 狼毛のコート
・アクセサリー
① : 従魔の指輪
② : 鉄の指輪・クリスタルガラス
③ : 銅の指輪

●特殊能力
鍛治職人 Lv44 裁縫職人 Lv23 木工職人 Lv13
彫金職人 Lv31 錬金術士 Lv26 薬剤師 Lv35
調理師 Lv27 付術師 Lv24 従魔師 Lv21 魔力操作 Lv28

●能力
生活魔法 幸運(大)

●従魔
ライム


ライム(インペリアスライム) Lv9/99

●ステータス
HP 200 MP 1,500

STR 100 VIT 10
INT 30 DEX 20
AGI 200

●装備
・武器 :
・頭 :
・胴 : ×
・体 : 白いワンピース
・手 :
・腰 : ×
・足 : 狼皮の靴
・背 :
・アクセサリー
① :
② :
③ :

●特殊能力
剣術 Lv30 双剣術 Lv20 光魔法 Lv30 回復魔法 Lv20

●能力
物理攻撃軽減(大) 魔法攻撃無効化 状態異常無効化
人化術(極) 擬態術(極) 幸運(極)

●称号
奇跡を届けし者(パーティーメンバーに幸運(大)を付与)
フウの従魔





おはよ…う…重い…

そっか、私の家だからライム人の姿なんだっけ。

「ほら、ライム。起きてー!」

「ぅん…フウ?おはよ~…」

いっか。

ご飯できたら起こしに来よう。

ささ、朝ごはん作っちゃおー!

蟹もあることだしさっぱりと蟹雑炊なんか作ってもいいかもね!

鶏卵とか浅葱もあるし雑炊と蟹出汁で味噌汁も作ろっか!

まず昆布出汁を取るために水に昆布を入れておいて、炊いてあったご飯をを冷水で洗っておく。

アラが無いのがすごい残念…

いい出汁取れるのにね…

とりあえずもっと浸けておきたかったけど昆布の入った鍋を弱火で火にかけておく。

昆布は沸騰寸前に取り出して蟹足を入れてボイルした後、身と殻に分けて身はほぐして殻は戻して一応出汁を取る。

頃合いを見て出汁を濾した後半分を鍋に戻して洗っておいたご飯を鍋に入れて火にかける。

もう半分は蟹足を足して火にかけて沸騰し始めたら灰汁を取って蟹みそと味噌を入れて沸騰寸前で火を止める。

さっきのご飯の所にほぐした蟹身とといた鶏卵、切った浅葱を入れて完成だね!


●フウ特製蟹雑炊
評価 10

●フウ特製蟹の味噌汁
評価 10


ライム起こしに行こう。

「ライムー、ご飯できたよー!」

「ん…はーい…」

「ほら起きて!せっかく作ったのに冷めちゃうよ!」

インベントリ入れとけば冷めないけど…

そこは気にしちゃいけないとこだよ?

「フウ…おはよー」

「おはよー。ご飯食べるよー」

「ん…?ご飯!?食べるー!!」

お、ちゃんと起きた。

「わー!おいしそー!」

「じゃあ食べよっか!いただきます」

「いただきまーす!」

………

「ごちそうさまー」

「ごちそうさまでしたー!」

「ライム、今日この後いろいろ作るから外行かないかもだけどどうする?」

「フウのやること見てるー!」

じゃあ早速初めて行こっか!

まずはお店の商品をっと…


初級ポーション×200

中級ポーション×200

料理各10食


今日は品薄です。

最近完売はするけど鉄シリーズの売れるスピードが落ちてきてるからなー…

そろそろアヤカ達と話してたのを出す頃合いかな。

それにアヤカ達に会ってないから新しい素材も手に入らないからなー…

まあ自分で行けよって話なんだけどね…?

さて、開店時間まで昨日手に入れた食材の調理とポーションの研究しようか!

昨日取れた例のアレも使いたいしね!

じゃあまず料理からやって行こっか!

まあとりあえずさっきの蟹雑炊と蟹の味噌汁はさっきと同じように作ってレピし作っちゃって…


《フウ特製蟹雑炊 評価10のレシピを習得しました》

《フウ特製蟹の味噌汁 評価10のレシピを習得しました》


うん、これは簡単だよね!

とりあえず蟹足は焼きに蒸しに刺身にしゃぶしゃぶあたりがいいかもね~!

蟹爪はもったいないから天婦羅にでもしよう!

熊肉は臭みがないって書いてあったから、熊鍋とハンバーグ、ローストあたりがいいなー。

猪はとりあえずチャーシュー作ろう!

牡丹鍋とかパテも作りたいけどまた今度かなー。

鴨はとりあえずローストだけ作っておこうかな!

じゃあまずは熊鍋だね!

まず昆布出汁とって、一口サイズに切った熊肉を鍋に投入したら軽く沸騰させながら灰汁を取る。

次に一度熊肉を取り出して、綺麗に掃除をする。

その間に取り出した鍋の火を止めて鰹節を入れたら、沈むまで待つ。

そしたら一回出汁を濾して綺麗な鍋に戻して熊肉も戻したら表面にポコポコしたから空気が出てくるくらいのとろ火で本当は3~4時間なんだけどゲームは簡略化されてるから煮込みとか粗熱取りの時間が1/10で終わっちゃう。

その間にその他の食材のカット終わらせちゃおう!

入れるのは、大根、牛蒡、長葱、椎茸、占地、人参、焼豆腐の7種類くらいかな!

次に粗挽きにした熊肉に塩、黒胡椒、ナツメグ、五味子、少量の飴色玉ねぎペースト、少量の微塵生玉ねぎつなぎで軽く小麦粉加えて肉々しい感じのハンバーグにしようと思ってね!

そしたら一度フライパンで表面を一気に焼き上げたら、炭火の遠赤外線でじっくり焼いていく!

そろそろ煮込みが終わったから、次は冷却。

これもまあ、すぐ終わるよね。

本当は粗熱取った後にブラストチラーで一気に冷まして一晩冷蔵庫とかで寝かせるんだけどね。

熊肉のローストと猪肉のチャーシューは同時進行で行こう!

まず熊肉のローストは特製のシーズニングスパイスをまぶして少し寝かせる。

その間に醤油、酒、味醂、砂糖、五香粉、生姜、葱頭(長ネギの緑色の部分)と一緒に火にかける。

そしたらローストの肉をフライパンで焼き色をつけたら蒸し器に投入して少しの間蒸す。

熊鍋の寝かせタイムが終わったからそこに下ごしらえした野菜を投入して熊鍋は完成!

ローストもここからは寝かせタイム。

取り出した肉を網付きのバットの上に乗せて上からボウルを被せる。

これは中で熱が回転するようにとかいろんな意味があるんだよ!

そしたらここで猪肉の火を止めてこっちも寝かせタイム。

その間に鴨肉やっちゃおう!

まずは塩胡椒で下味をつけたら一度軽く蒸す。

次に炭火の遠赤外線でじっくり焼きながらたまに鴨の脂を別の容器でかけてあげたりすると表面が乾いたりしなくて済むよ!

ポワレの炭火焼きバージョンみたいな感じかな!

ちょっとめんどくさいけどね…

そしたら次はソースだね!

まず熊肉用は赤ワイン、味醂を煮切りした後にバルサミコ酢、醤油を入れて一度沸かす。

水、レモン果汁、バター、肉汁、にんにく、生姜を加えて一度沸かす。

最後に飴色少し前まで炒めた玉ねぎと細かく砕いたフライドオニオンを入れたら完成!

あ、どの工程も灰汁取りも忘れずにね!

次は鴨用!

カラメルを作ったら赤ワインを入れてさらに煮詰める!

赤ワインビネガーも入れたら同様に煮詰める。

そしてここで例のアレ!

そう、オレンジ!

料理に色々使えるしポーションの味変えたかったんだよねー…

オレンジの果汁を入れてこれまたさらに煮詰める。

オレンジの皮の白い部分を取って水で2~3回お湯を変えながら茹でたらこれも投入!

最後にブイヨンを入れたら塩胡椒、醤油で味を整えたら完成!

そしたら猪のチャーシューはもう一回沸騰させて熱々にしとく。

蟹足の炭火焼と蒸し焼きも作っておこう!

蟹爪も少し炭火焼しちゃおっかな!

どうせ放置だしね~!

蟹しゃぶはインベントリ化するのはなんか違う気がする…

最後は蟹爪の天婦羅!

冷やした小麦粉にキンキンに冷やした冷水を軽く混ぜて、油で揚げるだけ。

魚系はまた後日やろっか!

今日はやる事多いしね!

とりあえずこれで全部完成かな!


●フウ特製熊肉の炭火焼ハンバーグ

《フウ特製熊肉の炭火焼ハンバーグのレシピを習得しました》

●フウ特製熊鍋
評価 10

《フウ特製熊鍋のレシピを習得しました》

●フウ特製ローストベア
評価 10

《フウ特製ローストベアのレシピを習得しました》

●フウ特製ローストビーフのタレ
評価 10

《フウ特製ローストビーフのタレのレシピを習得しました》

●フウ特製オレンジソース
評価 10

《フウ特製オレンジソースのレシピを習得しました》

●フウ特製猪のチャーシュー
評価 10

《フウ特製猪のチャーシューのレシピを習得しました》

●フウ特製蟹足の炭火焼
評価 10

《フウ特製蟹足の炭火焼のレシピを習得しました》

●フウ特製蟹爪の炭火焼
評価 10

《フウ特製蟹爪の炭火焼のレシピを習得しました》

●フウ特製蒸し蟹足
評価 10

《フウ特製蒸し蟹足のレシピを習得しました》

●フウ特製蟹爪の天婦羅
評価 10

《フウ特製蟹爪の天婦羅のレシピを習得しました》


「今度一緒に味見しようねー!」

「するー!」

さて、料理もひと段落ついたし、ポーション作ろっか!

まずはこの間の治癒エキスを試して見ないとね。

まずは、普通のポーションの薬草の役割をしてもらって…


●初級ポーション
評価 10
能力 : HPを90回復する


久々に見たなー。

でも初級かー。

濃縮でもしてみようかな。

治癒エキスを出して、《スキル錬金》!


●濃縮治癒エキス
評価 10


よし、これをさっきと同じように…


●中級ポーション
評価 10
能力 : HPを120回復する


うん、なんとなくだけどわかってたよ。

早く上級ポーション作りたいなー…

そしたらさっき果汁を絞っておいたオレンジを錬金でさらに濃縮しよう!

《スキル錬金》!


●濃縮オレンジ果汁
評価 10


うん、出来た。

そしたらこれをポーション作るときに入れて…


●中級ポーション(オレンジ味)
評価 10
能力 : HPが120回復する


能力下がってないね!

一応試飲しとこっかな。

「ライムも一緒に味見するー?」

「するー!」

………

ん!?苦くない!

なんでだろ、少し苦味残っちゃうかと思ったのに全然気にならない!

「ライムはどう?」

「ん、これ美味しい!酸っぱいのに甘くて美味しい!さっきのお肉のとおんなじ感じの味するー!」

「それは良かった!どっちもオレンジって言う果物使ってるからね!」

「私これ好きー!」

ただ、これじゃあただのオレンジジュースだね…

まあ、美味しいからいいんだけどさ…

じゃあこれも量産だね!

………


《中級ポーション(オレンジ味) 評価10のレシピを習得しました》


このオレンジジュース売れるかな?

今日お店で出してみよっかなー!

試しに20本だけね!

試飲用でアヤカとレイナ、ファイスにも5本ずつ配布しよう。

あと1時間くらいで開店だしこの辺で開店準備始めちゃお!

「ライム、仕事してくるからここで待っててね!」

「はーい!」

………

ポーションはいつもの棚に乗せて、料理はミラに渡してインベントリにしまっておいてもらって、いつもの棚に料理の写真と名前、値段を書いた物を置いておく。

装備は今日は作ってないけどどうしよ、10個ずつくらい置いとこうかな。

お店の中なんかさみしいし…

次はオレンジジュース(ポーション)をカウンターに置いて、立て札に

中級ポーション(オレンジ味)
1本 3,500G

※お一人様1本限定

っと。

値段はオレンジが収穫量少ない上に在庫もないから少し高めに設定したよ。

今度アクセサリー作らないとなー。

あと、そろそろ付与装備も出したいけど量産が難しいんだよなぁ…

運営さん、そこの所アップデートお願いします!

「あ、みんなおはよー!」

「「「フウ様、おはようございます」」」

慣れないなー、この感じ…笑

「フウ様、少しお時間よろしいでしょうか?」

「ん?ミラ、どうしたの?」

「開店初日の開始10分でお辞めになっていた新規装備製作依頼の件、そろそろ再開してはどうでしょうか?お客様からの要望がとても多いので…」

そんな事もあったなー…

そう、最初に開店したあの日、装備依頼の看板出してたのはいいけどあまりにも人が多すぎて一旦中止にしたんだよね…

思い出すだけであの行列は恐ろしいよ…

「そうだね。そしたら製作の前段階までミラにお願いしてもいい?装備の詳細とか素材の件とか聞いて置いてほしいかも!条件はこの間のままで大丈夫だよ!」

「かしこまりました。応接室は使ってもよろしいでしょうか?」

「うん!いいよー!」

「ありがとうございます」

「それじゃあみんな、今日もよろしくね!」

「「「いらっしゃいませ!」」」

………

「すまん、あんたがフウか?」

「はい、そうですが」

「ギルド《ヘルヴェルゼ》のマスターやってるジュドラだ。レイナの紹介でちっと話がしたいんだが、時間あるか?」

「かしこまりました、そうしましたら応接室にご案内しますね」

「ああ、助かる」

「ミラ、私少しお客さんと話があるから少しの間お願い!」

「かしこまりました」

「ではこちらにどうぞ」

………

「お茶をお持ちしますので少々お待ちください」

………

「改めまして《フウ・アトラテスト商会》の商会長兼、ギルド《アトラテスト》のマスターをさせていただいてるフウと申します。それで、どういったご用件でしょうか?」

「あ、ああ。まず敬語はやめてくれないか?レイナの知り合いに敬語使われるのはなんというか…すげぇ違和感しか感じない…」

「一応こちらは仕事なのですが…わかった、それで?」

「端的に言えば装備製作の依頼なんだがちっとばかし厄介でな。これなんだが…」


●輝岩竜の黒紅石

●輝岩竜の皮

●輝岩竜の骨


でた、この間の双頭獣と同じ感じじゃない?これ。

「また凄そうな素材だね…これってもしかして…」

「ああ、恐らくレイナのオルトロスの時と同じ感じで固有クエスト関係の素材だ」

「これで装備を作って欲しいって感じ?」

「まあ、そういう事だな。レイナの装備を見た時からお前に頼みたいと思ってた。頼む!作ってくれないか…?」

「んー…いいけど、料金後払いの言い値にするけど大丈夫?」

「ああ、それで構わない。本当に助かる!」

「それじゃ、色々質問してくから答えてね」

「…?おう」

「じゃあまず普段武器は何使ってる?」

「斧だな!大きめの片手斧って感じだ。これもお前の所の武器だぜ?ちゃんとサインも入ってるしな!」

「お買い上げありがとうございます!それじゃあ次はステータスの振り方と戦い方だけど…」

………

「うん、これで全部終わりかな」

「おう、ここまで細かくやるんだな!流石に生産者のトップ貼ってるだけはあるな!いい仕事見させてもらったぜ!」

「じゃあ完成でき次第連絡入れるから!」

「おう、ありがとな!」

さて、仕事ひとつ増えちゃったなー…

とりあえずお店戻らないとね。

………

よし、お店終わったから次いこ次!

次は鍵だね。

この間1階層のボス倒した時にドロップしたやつ。

アヤカが言うには亜空間で素材採取とか色々できるらしいよ!

まあ、モンスターは出ないらしいんだけど動物は出るって!

あと、1階層の鍵は1階層と同じ環境らしいから森と草原だね。

ガゼルさんに詳しいこと聞いたら答えてくれるかな?

あとで聞いてみよーっと。

とりあえず転移門から行けるらしいからマイホームの転移門からも飛べるって事だよね!

ライムも連れて行こうかな!

「ライムー?」

「はーい!…フウ、呼んだー?」

「外じゃないけどお出掛け行く?」

「お外じゃないのにお出掛け…?よくわかんないけど行くー!」

「じゃあ準備して行こっか!」

「はーい!」

………

「じゃあ行こっか!」

「しゅっぱーつ!」

うわっ、めちゃくちゃ広いじゃん!

本当に森と草原って感じだなー。

ここでやりたいことがあってね、薬草類とオレンジの栽培をしてみようかと思って!

NPCも許可したら入れるみたいだから栽培用の人員増やしてちょっとしたNPC用の村とかも作っていけたら面白いかなーって思って!

そのためにオレンジの種とか薬草類の根っこなんかも持ってきたんだからね!

まずは、オレンジは少し斜面になってる所に日陰が出来ないように等間隔に植えとく。

次は薬草類を植えるために耕さなきゃね。

ただ、農業と栽培師を持ってるNPC雇わないとね!

特殊能力持ってない人がやろうとすると1か2しか出ないし失敗の確率だってあるもんね!

と、いうわけで…

「ガゼルさんいますかー?」

「おう!って、フウじゃねーか!どうしたんだ?」

「ガゼルさんに話があったんですけど今お時間大丈夫ですか?」

「おう全然いいぜ!いつでも暇してるからな!」

ガ、ガゼルさん…それはそれで大丈夫なの…?

「あ、ありがとうございます」

「おう!それで話ってのは?」

「はい。鍵についてお話しできるのであれば知りたいのと、その話次第でNPCの新規雇用をしたいと思いまして」

「なるほどな!全然問題ないぜ!んじゃ、まずは鍵についてからだな。鍵ってのは各階層ボスの初討伐ボーナスでな、10万坪ある自分だけの亜空間世界だと思ってくれりゃいいさ。モンスターこそ湧かないが動植物は育てられるし、NPCの村でも作れば居心地よけりゃ勝手に増えて繁殖するし悪けりゃ居なくなる。ただ、村以上の町や街なんかにはならねーな。まだ実装されてないし実装するかもわからん。それに時間軸もずれててな、現実の1時間がゲームの中の24時間なのと同じ感じでゲームの中の1時間が亜空間の24時間になるわけだ。まあなんだ、現実時間での1時間はゲーム時間の24時間であり、亜空間時間の576時間になるってわけだ!ここまで大丈夫か?」

「は、はい…」

ついていけるんだよ。

ついていけるんだけどね?

ガゼルさんいつも『わっはっはっはー』って感じじゃん?

こうやって真面目な話してるとものすごく違和感が…

「んでな、2つ3つと増えてくと亜空間が増えて行くわけじゃなくてな。20万坪、30万坪と複合された世界で大きさが拡張されて行く感じになるな!後はNPCの新規雇用って事は農場作るんだろ?なら農業Lv30以上と栽培師Lv30以上、あとは適当にNPCかき集めときゃいいか?」

「はい!それでお願いします!」

「おう!じゃあまた明日寄ってくれ」

「わかりました。今日は色々ありがとうございました!」

ってなわけで鍵はまた明日だね。

今日できたらやちゃいたかったけど…

じゃあ次は私とライムの装備もだし、ジュドラの装備も作らないとね。


ピコンッ
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