上官に恋人役を頼んだら婚約届を渡された件

 恋人なんていらない。
 結婚なんてもってのほか。

 ならば、男性が引くようなムキムキ騎士を目指せばいい。

 しかし、父はムキムキの暑苦しい騎士だが、母は小リスのように庇護欲をそそる可愛らしさ。その母に似たのか筋肉はほとんど付かず、細腕なのにレッドベアーを一撃で倒せる女の子になってしまった。

 これは方針転換せねばならぬと、バカっぽい女を演じることにした。

 それから10年。王太子殿下のヨメ探しの舞踏会の招待状が私の元に届けられた。そのパートナーを誰に頼むか。
 そこから始まる物語。


*第16回恋愛小説大賞参加作品ですのでよろしくお願いいたします。
2/3
投票ありがとうございます!
御礼に閑話を追加させていただきました。

*内容に不快感を感じるようでしたら、そのままそっと閉じてください。

*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。

*カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております。


*小説家になろう様では異世界転生恋愛部門日間1位の評価をいただきました。
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