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107 真相は無理ゲーでした
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「誰です?」
「誰かって?君にはわかるんじゃないのかな?」
ええ、なんとなく見覚えがありますよ。ゲームのオープニングでね。
「エルドラード」
「ええ!呼び捨てー!そこはサマとかつけてよ」
「で、そのエルドラードがなんの用?」
「呼び捨ての上に、タメ口!」
何かエルドラードの顔を見ているとイライラしてくる。何故かわからないけどイライラする。
「で、何の用件があって、私のような人間の前に顕れくさったのでしょうか?」
「くさった···はぁ。褒めに来てあげたんだよ。本当にまいっていたんだよ。もう、これ何回目っていうぐらい同じ時を繰り返していたからね」
は?
「もう、君には感謝だよ。ああ。さっき君の中に女神がなんでいたんだって言っていたけど、君が女神の転生した子の中に入っているだけだからね。萌ちゃん」
何だって!
「いや、私は口に出してないし、思っていただけだし!人の心を読むな!モエって呼ぶな!なんかエルドラードに呼ばれるとイライラ度が増してくる!」
「うんうん。君の魂を選んで正解だったね」
何一人納得して、とんでもないことを口にしているんだ!
「いやー。本当にさ。困っていたんだ。モナの中に女神の欠片がいるってことは世界の一部になった女神と繋がっているってことってわかるかな?」
はぁ?繋がっている?世界の一部になった女神と?
「それが、モナが世界に絶望をすると世界の一部になった女神と共鳴して、世界の破壊をもたらすんだよ。そこでリセット。また、途中からやり直すんだけど、またリセットの繰り返し、大変で大変で」
ん?それって【極の逆転】を使ったってこと?
「うん。そうそう」
いや、私、口に出してないし。
「君はゲームの最後をみたよね」
「はぁ?」
なんでここでゲームの話がでてくるんだ?
ゲームの最後ってエンドロールのこと?プルム村の風景から始まって、幼い子供たちが遊んでいる姿、農作業している大人の姿。そして、モナが二人の子供と一緒に勇者リアンを迎えるのだ。
「あら?戻って来たの?」
と10歳くらいの子供と幼い子供がいるモナが口にするのだ。
「その人は誰?リアンのお世話になった人?」
モナは首を傾げながら勇者リアンに尋ねる。まさかリアンと結婚式を挙げ、世界中から祝福され挨拶に来た真のヒロインとはモナにはわからない。
「モナ。彼女は俺の妻になった人だ」
その言葉にモナは微笑む。
「リアンの妻ってなあに?」
「ああ、結婚したんだ。モナも祝ってくれるだろ?」
「ええ、勿論」
そう言って、モナは子供を下に降ろして、手にしたムチを真のヒロインの方に振り下ろすってところで、画面がブチッと黒い画面になり、スタッフロールの続きがはじまり、一度仲間にした者達の映像が流れ出す。
そして、最後に“やり直しますか? Yes・No”と出てくるのだ。
何を!っと勿論突っ込んだ覚えがある。
モナ。最悪だ。ってなんで中途半端に映像が切れるんだ!
「そう、それそれ」
いや、私の思考に入って来ないでほしいのだけど?
「あの勇者の子って毎回、女神の器に待って居て欲しい。戻ったら結婚しようって、言ってしまうからさ。純粋な女神の器はその言葉を信じて待つんだよ」
え?あの子供たちは一体なに?
「ああ、子供ね。君が天使って言っている子の子供と、君の妹の子だよ」
何だって!あれがリリーの子供とソフィーの子供だったのか!それならあの10歳ぐらいの子供にも納得出来る。
「それで、女神の器は相手の女の子に嫉妬するんだよね。で、相手の女の子に攻撃しちゃうんだ。
でも、君も知っているように、女神の器の攻撃って当たらないよね。
だけど、勇者は女神の器に剣を向けて君の胸に剣を突き刺すんだ。さっき君が体験したようにね。
そして、女神の器は絶望し世界が崩壊する」
は?あのブチッって画面が切れたあとにリアンがモナを殺していた!最悪だ!
「そう、何回やり直しても駄目だった。で」
そう言って、エルドラードは私を指さした。
「君たちの世界で、女神の器のエンディングにたどり着ける者がいるか試してみたんだ」
無理ゲーの上に無茶ゲー!モナエンディングってどうすればそんな物にたどり着けるんだ!
「うん。無理だったね。だから、君の魂を引っ張ってきた。君って恋人に裏切られても文句を言いながらゲームしていたし、これなら世界を崩壊させなくて済むんじゃない?って思ったわけ」
なんだと!そんなことで私がここにいるのか!いや、世界の崩壊は大変なことだけどね!
「だけど、君は僕が思っていた以上の成果を上げてくれた。だから、わざわざこの僕が君の前に出てきて褒めて上げているんだよ」
思っていた以上の成果?
「そう、あの母神の欠片の所為で、色々気を使っていたことが、もう、気にしなくて良くなったし、父神の封印も解けかけてどうしようかと思っていた所に、母神の欠片を送り込んだから、大人しくなってくれるだろう?もう、これ以上ないってぐらい素晴らしい結果を得られたよ」
いや、エルドラードにとっていい結果っていうだけだよね。
「だから、僕直々に君のお願いごとを聞いて上げるよ。なんでも言ってもらっていいよ」
なんか、こいつ嫌いだな。
何でも?なんでもかー。こいつのニヤニヤした顔を殴りたいって言ってもいいかな?
「えー。それは駄目だよ」
だから、私の思考を読むな!
「それじゃ、モナはなぜ常闇の君に愚かだったと謝ったのか知りたい」
世界の書には詳しいことは書かれていなかった。本当に概要だけを記載されただけのように。
「え?そんなことでいいの?それはこの僕が父神を封じるように、そそのかしたからに決まっている」
お前が悪いじゃないか!
「この僕が全てを統べる神だからね」
ああ、こいつを神と崇めるのは嫌だな。私は英雄様とエルフの姫を崇める村に生まれて良かったよ。
「これじゃ。僕の凄さをわかってもらえないからね。君のステータスを女神仕様から普通に戻してあげるよ」
は?女神仕様?
「この世界を十分楽しんでいってくれるといいよ」
「いや、女神仕様って意味が···コゥラァ!消えるんじゃない!」
エルドラードはニヤニヤ笑いながら消えていった。やっぱり、殴らせてもらったほうが良かった。
「誰かって?君にはわかるんじゃないのかな?」
ええ、なんとなく見覚えがありますよ。ゲームのオープニングでね。
「エルドラード」
「ええ!呼び捨てー!そこはサマとかつけてよ」
「で、そのエルドラードがなんの用?」
「呼び捨ての上に、タメ口!」
何かエルドラードの顔を見ているとイライラしてくる。何故かわからないけどイライラする。
「で、何の用件があって、私のような人間の前に顕れくさったのでしょうか?」
「くさった···はぁ。褒めに来てあげたんだよ。本当にまいっていたんだよ。もう、これ何回目っていうぐらい同じ時を繰り返していたからね」
は?
「もう、君には感謝だよ。ああ。さっき君の中に女神がなんでいたんだって言っていたけど、君が女神の転生した子の中に入っているだけだからね。萌ちゃん」
何だって!
「いや、私は口に出してないし、思っていただけだし!人の心を読むな!モエって呼ぶな!なんかエルドラードに呼ばれるとイライラ度が増してくる!」
「うんうん。君の魂を選んで正解だったね」
何一人納得して、とんでもないことを口にしているんだ!
「いやー。本当にさ。困っていたんだ。モナの中に女神の欠片がいるってことは世界の一部になった女神と繋がっているってことってわかるかな?」
はぁ?繋がっている?世界の一部になった女神と?
「それが、モナが世界に絶望をすると世界の一部になった女神と共鳴して、世界の破壊をもたらすんだよ。そこでリセット。また、途中からやり直すんだけど、またリセットの繰り返し、大変で大変で」
ん?それって【極の逆転】を使ったってこと?
「うん。そうそう」
いや、私、口に出してないし。
「君はゲームの最後をみたよね」
「はぁ?」
なんでここでゲームの話がでてくるんだ?
ゲームの最後ってエンドロールのこと?プルム村の風景から始まって、幼い子供たちが遊んでいる姿、農作業している大人の姿。そして、モナが二人の子供と一緒に勇者リアンを迎えるのだ。
「あら?戻って来たの?」
と10歳くらいの子供と幼い子供がいるモナが口にするのだ。
「その人は誰?リアンのお世話になった人?」
モナは首を傾げながら勇者リアンに尋ねる。まさかリアンと結婚式を挙げ、世界中から祝福され挨拶に来た真のヒロインとはモナにはわからない。
「モナ。彼女は俺の妻になった人だ」
その言葉にモナは微笑む。
「リアンの妻ってなあに?」
「ああ、結婚したんだ。モナも祝ってくれるだろ?」
「ええ、勿論」
そう言って、モナは子供を下に降ろして、手にしたムチを真のヒロインの方に振り下ろすってところで、画面がブチッと黒い画面になり、スタッフロールの続きがはじまり、一度仲間にした者達の映像が流れ出す。
そして、最後に“やり直しますか? Yes・No”と出てくるのだ。
何を!っと勿論突っ込んだ覚えがある。
モナ。最悪だ。ってなんで中途半端に映像が切れるんだ!
「そう、それそれ」
いや、私の思考に入って来ないでほしいのだけど?
「あの勇者の子って毎回、女神の器に待って居て欲しい。戻ったら結婚しようって、言ってしまうからさ。純粋な女神の器はその言葉を信じて待つんだよ」
え?あの子供たちは一体なに?
「ああ、子供ね。君が天使って言っている子の子供と、君の妹の子だよ」
何だって!あれがリリーの子供とソフィーの子供だったのか!それならあの10歳ぐらいの子供にも納得出来る。
「それで、女神の器は相手の女の子に嫉妬するんだよね。で、相手の女の子に攻撃しちゃうんだ。
でも、君も知っているように、女神の器の攻撃って当たらないよね。
だけど、勇者は女神の器に剣を向けて君の胸に剣を突き刺すんだ。さっき君が体験したようにね。
そして、女神の器は絶望し世界が崩壊する」
は?あのブチッって画面が切れたあとにリアンがモナを殺していた!最悪だ!
「そう、何回やり直しても駄目だった。で」
そう言って、エルドラードは私を指さした。
「君たちの世界で、女神の器のエンディングにたどり着ける者がいるか試してみたんだ」
無理ゲーの上に無茶ゲー!モナエンディングってどうすればそんな物にたどり着けるんだ!
「うん。無理だったね。だから、君の魂を引っ張ってきた。君って恋人に裏切られても文句を言いながらゲームしていたし、これなら世界を崩壊させなくて済むんじゃない?って思ったわけ」
なんだと!そんなことで私がここにいるのか!いや、世界の崩壊は大変なことだけどね!
「だけど、君は僕が思っていた以上の成果を上げてくれた。だから、わざわざこの僕が君の前に出てきて褒めて上げているんだよ」
思っていた以上の成果?
「そう、あの母神の欠片の所為で、色々気を使っていたことが、もう、気にしなくて良くなったし、父神の封印も解けかけてどうしようかと思っていた所に、母神の欠片を送り込んだから、大人しくなってくれるだろう?もう、これ以上ないってぐらい素晴らしい結果を得られたよ」
いや、エルドラードにとっていい結果っていうだけだよね。
「だから、僕直々に君のお願いごとを聞いて上げるよ。なんでも言ってもらっていいよ」
なんか、こいつ嫌いだな。
何でも?なんでもかー。こいつのニヤニヤした顔を殴りたいって言ってもいいかな?
「えー。それは駄目だよ」
だから、私の思考を読むな!
「それじゃ、モナはなぜ常闇の君に愚かだったと謝ったのか知りたい」
世界の書には詳しいことは書かれていなかった。本当に概要だけを記載されただけのように。
「え?そんなことでいいの?それはこの僕が父神を封じるように、そそのかしたからに決まっている」
お前が悪いじゃないか!
「この僕が全てを統べる神だからね」
ああ、こいつを神と崇めるのは嫌だな。私は英雄様とエルフの姫を崇める村に生まれて良かったよ。
「これじゃ。僕の凄さをわかってもらえないからね。君のステータスを女神仕様から普通に戻してあげるよ」
は?女神仕様?
「この世界を十分楽しんでいってくれるといいよ」
「いや、女神仕様って意味が···コゥラァ!消えるんじゃない!」
エルドラードはニヤニヤ笑いながら消えていった。やっぱり、殴らせてもらったほうが良かった。
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