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拷問6日目 〜夕の部〜
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「よう。」
「……」
いつもの独房。
拘束されたルタに軽く手を振って挨拶する。
「拷問、しようか。」
拷問の時間が始まった。
「よっこらせ、っと。」
リーモンは盥に湯を張り、ルタに腰湯をさせる。
「今回は少しハードにいくぞ、三本挿れる。
覚悟することだな。」
「……」
ルタは腰湯に浸かりながら身悶える。
羞恥で居た堪れなくなったのか、それとも快楽の予感に胸を躍らせているのか。
「…んっ、と。」
ルタを腰湯から上がらせると、リーモンはローションを取り出して手にたっぷりと垂らす。
「指一本の頃とは違うんだ、念入りに滑りを良くさせねえとな。
これは媚薬入りじゃねえ、心配するな。」
「……」
ぬちぬちと淫靡にローションを絡める手を、ルタは食い入るように見つめる。
「さあ、ケツ出せ。」
「……」
ルタをうつ伏せにひっくり返し、臀だけ高く上げた体勢にさせる。
リーモンはある程度アナルにぬめり気を与えると、先端の丸い注射器のような道具でローションを吸引し、内部に注入した。
「っ…」
繊細な粘膜を襲う冷たい感覚に、ルタは震える。
「指だけじゃねえ。
アナルも内から外から、よぉく濡らさねえとな。」
「……ん、ふ……」
僅かだが独りでに腰を揺らすルタに苦笑しつつ、リーモンは着々と手筈を整える。
「さあ、入れるぞ。」
「……」
リーモンはまず小指を挿入する。
「…ん。」
ぬめり気が充分ということもあり、小指はアッサリと飲み込まれた。
「それじゃあ、次は…」
次は薬指を、小指と一緒に挿入する。
これもアッサリと飲み込まれた。
「おお!すごいすごい。
散々慣らしたとはいえ、処女でここまで入るとは。
お前やっぱりコッチの才能あるんじゃねえのか?ハハハ。」
「……」
ルタは無言だが、アナルがきゅんと締まる。
「『カラダは正直』とはよく言ったモンだな。」
続いて人差し指を、ともに挿入する。
「…っ!」
肉輪がミチリと嫌な音を立て、ルタは思わず身構えたが、すぐに緊張を解いて力を抜く。
「…そうだ、怯えるな。力を抜け。」
リーモンは挿入した指を慎重に蠢かせ、肉輪を拡げ慣らせることに専念しつつも、アナルの内部も可愛がる。
「……っ……ぁ……」
少し呻吟が混じっていた喘ぎが、次第に艶を含む。
「…よし。もういいな。」
リーモンは全ての指を抜去すると、ルタの耳元で囁いた。
「なあ…お前がこれまで入れてきた小指や人差し指や薬指は、指の中でも細い方だっただろう?」
「……」
「もっと太くて長いの、試してみねえか?」
ルタは躊躇いつつも、首を縦に振る。
「クックック……素直でよろしい。」
リーモンは再びローションでぬめり気を足し、中指を挿入した。
「ん、すんなり入ったな。」
「……っ…ふぁっ……」
指三本と比べれば遥かにラクだが、これまでに無かった奥に届く感覚に、ルタは身を震わせる。
「…入れるぞ。」
中指を侵入させたまま、器用に親指を挿入した。
「んぅっ…」
今まで入れてきたそれの中で、一番太いモノが入る。
その事実に被虐的な感覚を受けるが、それがなお一層劣情を昂らせる。
「根本まで入ったな。
これで全部の指コンプリートか。」
「……」
「ん、良く頑張ったな。」
リーモンは指を引き抜き、乾いた手でルタの頭を撫でた。
「今回はこれでお終いにするからな。
それじゃあ、またな。」
リーモンは地下牢を後にした。
「……」
いつもの独房。
拘束されたルタに軽く手を振って挨拶する。
「拷問、しようか。」
拷問の時間が始まった。
「よっこらせ、っと。」
リーモンは盥に湯を張り、ルタに腰湯をさせる。
「今回は少しハードにいくぞ、三本挿れる。
覚悟することだな。」
「……」
ルタは腰湯に浸かりながら身悶える。
羞恥で居た堪れなくなったのか、それとも快楽の予感に胸を躍らせているのか。
「…んっ、と。」
ルタを腰湯から上がらせると、リーモンはローションを取り出して手にたっぷりと垂らす。
「指一本の頃とは違うんだ、念入りに滑りを良くさせねえとな。
これは媚薬入りじゃねえ、心配するな。」
「……」
ぬちぬちと淫靡にローションを絡める手を、ルタは食い入るように見つめる。
「さあ、ケツ出せ。」
「……」
ルタをうつ伏せにひっくり返し、臀だけ高く上げた体勢にさせる。
リーモンはある程度アナルにぬめり気を与えると、先端の丸い注射器のような道具でローションを吸引し、内部に注入した。
「っ…」
繊細な粘膜を襲う冷たい感覚に、ルタは震える。
「指だけじゃねえ。
アナルも内から外から、よぉく濡らさねえとな。」
「……ん、ふ……」
僅かだが独りでに腰を揺らすルタに苦笑しつつ、リーモンは着々と手筈を整える。
「さあ、入れるぞ。」
「……」
リーモンはまず小指を挿入する。
「…ん。」
ぬめり気が充分ということもあり、小指はアッサリと飲み込まれた。
「それじゃあ、次は…」
次は薬指を、小指と一緒に挿入する。
これもアッサリと飲み込まれた。
「おお!すごいすごい。
散々慣らしたとはいえ、処女でここまで入るとは。
お前やっぱりコッチの才能あるんじゃねえのか?ハハハ。」
「……」
ルタは無言だが、アナルがきゅんと締まる。
「『カラダは正直』とはよく言ったモンだな。」
続いて人差し指を、ともに挿入する。
「…っ!」
肉輪がミチリと嫌な音を立て、ルタは思わず身構えたが、すぐに緊張を解いて力を抜く。
「…そうだ、怯えるな。力を抜け。」
リーモンは挿入した指を慎重に蠢かせ、肉輪を拡げ慣らせることに専念しつつも、アナルの内部も可愛がる。
「……っ……ぁ……」
少し呻吟が混じっていた喘ぎが、次第に艶を含む。
「…よし。もういいな。」
リーモンは全ての指を抜去すると、ルタの耳元で囁いた。
「なあ…お前がこれまで入れてきた小指や人差し指や薬指は、指の中でも細い方だっただろう?」
「……」
「もっと太くて長いの、試してみねえか?」
ルタは躊躇いつつも、首を縦に振る。
「クックック……素直でよろしい。」
リーモンは再びローションでぬめり気を足し、中指を挿入した。
「ん、すんなり入ったな。」
「……っ…ふぁっ……」
指三本と比べれば遥かにラクだが、これまでに無かった奥に届く感覚に、ルタは身を震わせる。
「…入れるぞ。」
中指を侵入させたまま、器用に親指を挿入した。
「んぅっ…」
今まで入れてきたそれの中で、一番太いモノが入る。
その事実に被虐的な感覚を受けるが、それがなお一層劣情を昂らせる。
「根本まで入ったな。
これで全部の指コンプリートか。」
「……」
「ん、良く頑張ったな。」
リーモンは指を引き抜き、乾いた手でルタの頭を撫でた。
「今回はこれでお終いにするからな。
それじゃあ、またな。」
リーモンは地下牢を後にした。
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