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拷問3日目 〜夕の部〜
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「よお。」
「……」
地下牢。独房。
いつもの如く拘束されたルタは、床に座ってリーモンを見上げる。
「牢屋でちゃんと大人しくしてたんだな。
ん、偉い偉い。」
「……」
乱暴に頭を撫でられても、その顔に怒りの念は微塵も見えない。
(どうやらもう反抗心は無いようだな。
それじゃあこれからは、少しずつごほうびを与えてやろうじゃねえか。)
リーモンはルタを仰向けに寝かせ、あるものを取り出した。
「これが何か知ってるか?
尿道ブジーって言ってな。
まあ使ってみりゃわかるか。」
リーモンはローションを取り出し、尿道ブジーにたっぷりと絡めて滑らせると、それの先端でルタの鈴口をつつく。
「…っ!!?」
ルタはリーモンの意図を察して身を竦める。
「暴れるなよ?傷付いたら洒落になんねえから。」
リーモンはブジーの先端で何度も鈴口を突きながら、クックッと歪んだ笑みを向ける。
「っ……ぁ……ぅ……」
「やめてほしいか?奴らの居所を白状するか?」
「…っ!」
ルタはキッと顔を顰めた。
「…成程。そんなに俺に拷問されてえか。
ならお望み通り、尿道掻き回してやるよ!」
リーモンはブジーを軽く振りかぶり、勢いよく鈴口に突き入れた。
「ぎあ"あ"あああ"あっ!!!!」
ルタは激痛に耐え切れず悲鳴を上げる。
「オラオラ、どうした!」
ブジーはそのまま侵入を進め、狭い尿道をどんどん抉じ開けていく。
「ガッ……あ"……うぎぃっ……!!!」
ルタはのたうち回るように、ビクビクと背を跳ねて痙攣するが、手足は既に拘束されており、ペニスは固定されて動けない。
今の彼に出来ることは、リーモンの嬲り弄ぶ手に身を委ねることだけだ。
「……ぎぃ……ぁ"……」
「もうちょっと我慢してろ。
すぐに気持ちよくなるから。」
「……っぁ……?」
激痛に苛まれた脳では言葉の内容が聴解できなかったが、すぐにその真意を理解する。
ーーーーーこりっ
「っ!!?」
「お、当たったか。」
ーーーーーこりっ、こりっ
「…っ。」
痛みで硬直していた表情筋が、一瞬で緩む。
ーーーーーこりゅっ、こりゅっ
「…♡」
ーーーーーこりこり、こりこり
「…♡♡」
ーーーーーこりゅこりゅこりゅこりゅっ
「~~~♡♡♡」
ブジーを弄る手つきを変えるたび、万華鏡のように反応を変えるルタ。
そんな彼を、リーモンは嘲笑しつつも熱い眼差しでじっくりと見つめる。
「はははは!そんなに良いか。
此処は前立腺っていってな。
どんなに屈強な男でも一発でメスに変えちまうスイッチなんだよ。」
ーーーーーごりゅごりゅっ!!!
「うぐうぅっ!!!」
受け止め切れない。
迫りくる快楽に、ルタは目を固く瞑って身悶える。
「どうだ?ションベンの通り道を無理矢理拡げられる痛みと、前立腺をグリグリ苛められる気持ちよさ、たまんねえだろ?」
ーーーーーごりっ!!ごりっごりっごりっごりっ
痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。
相反する二つの刺激の板挟みで、ルタの脳に未知の伝達物質が奔流する。
「……ぁうっ……」
頭が真っ白になって何も考えられない。
紅潮しきった顔でボロボロと涙を溢し、熱の籠った瞳で見つめるルタに、リーモンの劣情は過熱する。
「やめてほしいか?」
「あ……ぁー……」
ルタは白痴の如く首を横に振る。
「言っておくが、前立腺で得る快楽には限界がない。
チンポを弄ってのオナニーなら射精すれば終わりだけど、前立腺は何度イっても熱が引かねえ。
そんなところを際限なく苛めたら……お前、どうなると思う?」
「…♡」
蕩け切った思考で恍惚とした微笑みを向けるルタが、たまらなく愛らしい。
「教えてほしいなら、こう言え。
『ルタはリーモン様に苛められるのが大好きな変態マゾです』。」
「…る、たは……りーもん…さまに……いじめ られるのが、だいすきな…へんたいまぞです。」
ーーーーーごりゅごりゅごりゅっ!!!!
「ーーーっ!!!!」
ルタは一際大きく跳ね上がり、意識を失った。
「……………」
リーモンはもう何の反応も示さないルタの顔を撫で回し、品定めするかのように眺めた後、地下牢を出た。
「……」
地下牢。独房。
いつもの如く拘束されたルタは、床に座ってリーモンを見上げる。
「牢屋でちゃんと大人しくしてたんだな。
ん、偉い偉い。」
「……」
乱暴に頭を撫でられても、その顔に怒りの念は微塵も見えない。
(どうやらもう反抗心は無いようだな。
それじゃあこれからは、少しずつごほうびを与えてやろうじゃねえか。)
リーモンはルタを仰向けに寝かせ、あるものを取り出した。
「これが何か知ってるか?
尿道ブジーって言ってな。
まあ使ってみりゃわかるか。」
リーモンはローションを取り出し、尿道ブジーにたっぷりと絡めて滑らせると、それの先端でルタの鈴口をつつく。
「…っ!!?」
ルタはリーモンの意図を察して身を竦める。
「暴れるなよ?傷付いたら洒落になんねえから。」
リーモンはブジーの先端で何度も鈴口を突きながら、クックッと歪んだ笑みを向ける。
「っ……ぁ……ぅ……」
「やめてほしいか?奴らの居所を白状するか?」
「…っ!」
ルタはキッと顔を顰めた。
「…成程。そんなに俺に拷問されてえか。
ならお望み通り、尿道掻き回してやるよ!」
リーモンはブジーを軽く振りかぶり、勢いよく鈴口に突き入れた。
「ぎあ"あ"あああ"あっ!!!!」
ルタは激痛に耐え切れず悲鳴を上げる。
「オラオラ、どうした!」
ブジーはそのまま侵入を進め、狭い尿道をどんどん抉じ開けていく。
「ガッ……あ"……うぎぃっ……!!!」
ルタはのたうち回るように、ビクビクと背を跳ねて痙攣するが、手足は既に拘束されており、ペニスは固定されて動けない。
今の彼に出来ることは、リーモンの嬲り弄ぶ手に身を委ねることだけだ。
「……ぎぃ……ぁ"……」
「もうちょっと我慢してろ。
すぐに気持ちよくなるから。」
「……っぁ……?」
激痛に苛まれた脳では言葉の内容が聴解できなかったが、すぐにその真意を理解する。
ーーーーーこりっ
「っ!!?」
「お、当たったか。」
ーーーーーこりっ、こりっ
「…っ。」
痛みで硬直していた表情筋が、一瞬で緩む。
ーーーーーこりゅっ、こりゅっ
「…♡」
ーーーーーこりこり、こりこり
「…♡♡」
ーーーーーこりゅこりゅこりゅこりゅっ
「~~~♡♡♡」
ブジーを弄る手つきを変えるたび、万華鏡のように反応を変えるルタ。
そんな彼を、リーモンは嘲笑しつつも熱い眼差しでじっくりと見つめる。
「はははは!そんなに良いか。
此処は前立腺っていってな。
どんなに屈強な男でも一発でメスに変えちまうスイッチなんだよ。」
ーーーーーごりゅごりゅっ!!!
「うぐうぅっ!!!」
受け止め切れない。
迫りくる快楽に、ルタは目を固く瞑って身悶える。
「どうだ?ションベンの通り道を無理矢理拡げられる痛みと、前立腺をグリグリ苛められる気持ちよさ、たまんねえだろ?」
ーーーーーごりっ!!ごりっごりっごりっごりっ
痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。
相反する二つの刺激の板挟みで、ルタの脳に未知の伝達物質が奔流する。
「……ぁうっ……」
頭が真っ白になって何も考えられない。
紅潮しきった顔でボロボロと涙を溢し、熱の籠った瞳で見つめるルタに、リーモンの劣情は過熱する。
「やめてほしいか?」
「あ……ぁー……」
ルタは白痴の如く首を横に振る。
「言っておくが、前立腺で得る快楽には限界がない。
チンポを弄ってのオナニーなら射精すれば終わりだけど、前立腺は何度イっても熱が引かねえ。
そんなところを際限なく苛めたら……お前、どうなると思う?」
「…♡」
蕩け切った思考で恍惚とした微笑みを向けるルタが、たまらなく愛らしい。
「教えてほしいなら、こう言え。
『ルタはリーモン様に苛められるのが大好きな変態マゾです』。」
「…る、たは……りーもん…さまに……いじめ られるのが、だいすきな…へんたいまぞです。」
ーーーーーごりゅごりゅごりゅっ!!!!
「ーーーっ!!!!」
ルタは一際大きく跳ね上がり、意識を失った。
「……………」
リーモンはもう何の反応も示さないルタの顔を撫で回し、品定めするかのように眺めた後、地下牢を出た。
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