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拷問3日目 〜朝の部〜
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「よお!今日も元気に拷問で汗流すかあ!」
「……」
いつもの独房。
手足を拘束されたルタは何も言わず睨みもせず、大人しくリーモンの顔色を伺っている。
ようやく捕虜としての自分の立場を理解したのか。
それともただの諦観か。
それとも従順なフリをして、リーモンが隙を見せるのを虎視眈々と狙っているのか。
(どっちか分かんねえ。今はまだ様子見だな。)
リーモンは鞄から開口器を取り出して、ルタの口に捩じ込む。
今回のは食いちぎられたらたまったものではない。
「今日の拷問はコレだ。
お前の全身を使って俺のチンポを奉仕しろ。
俺が満足するまで解放しねえからな。」
「……」
ルタは芋虫のように這い寄り、寛げたズボンから覗く肉棒を目に入れる。
自分を相手に怒張して脈打つそれが悪意よりも恐ろしく、彼は本能的に総毛立つ。
「……ぅ……」
ルタは瞼を閉ざして視界から追い出し、呼吸を止めて漂う臭気を拒み、おずおずと肉棒を口内に迎え入れる。
「…んっ。」
口腔の熱くぬめる粘膜が、神経の密集した肉棒を包み込む。
リーモンは思わず腰が浮きそうになったが、踏ん張って威厳を保つ。
「んっ……んぅっ……」
ルタは肉棒を咥えたまま、不規則に小刻みに身じろぎしている。
どうやら奉仕のやり方が分からないようだ。
「根元まで入れろ。」
リーモンの頭上からの声に、ルタは自らの顔を股間にゆっくりと寄せる。
「んっ……ぉ……ごぇっ……」
亀頭が口蓋垂(ノドチンコ)にまで到達すると、ルタが小さく痙攣する。
この上無いほどの嫌悪と物理的な刺激で吐き気を堪えながらも、肉棒を奉仕したい一心で喉の奥へと押し込む彼は、健気で哀れで……滑稽だ。
「んっ…」
「そのままにしてろ。」
根本まで咥えこみ、鼻先をくすぐる陰毛の感覚に顔を顰めるルタ。
そんな彼の頭を両手でガッチリと固定し、リーモンはセックスの要領で腰を振った。
ーーーーーパンッ!!!パンッパンッパンッ!!
「ん"っ!!!?ん"お"おお"ぉ"ぉぉーー!!!」
力強く喉奥を突き、嘔吐中枢のスイッチを何度も叩きつけられる。
ルタは白目を向きながら、ガチガチと開口器を噛んで無駄な抵抗を続ける。
「オラッ!!たんと飲め!!」
ーーーーーボビュッ!!!どぴゅどぴゅぴゅぴゅぴゅ!!
喉の最奥に白い飛沫が炸裂する。
「ふぅっ…」
高ぶっていた熱が冷め頭部を解放すると、ルタは後方へと傾き床に倒れた。
「おいおい、まさかこれしきのことでへばってんじゃねえだろうなあ?
え?伝説の勇者の息子様よ。」
ルタは反応しない。
真っ赤な顔で全身に汗を滴らせ、開口器から唾液を垂らしながら息を荒げる。
「っ!!ごぼっ!!げほっ!!げほっ!!」
誤って唾液が気管に入ったのか噎せる。
開口器を外してやると、僅かに楽になった呼吸で酸素を取り込んだ。
「……も……ゆる して くれ……」
「じゃあさっさと奴らの居場所を吐け。」
「っ…」
ルタはそれっきり黙る。
どうやらまだ拷問を続けたいようだ。
「仕方ねえな。じゃあ口はこれで勘弁してやる。」
リーモンはそう言うとルタにのしかかり、筋肉で膨れた胸の谷間に肉棒を押し当てる。
「んっ…」
鷲掴みにされて寄せられた胸筋の中心を、肉棒がにゅくにゅくとすべる。
「……」
ルタはその様をぼんやりと眺めながら、自分が母親以外の女性とは手を繋いだ経験もないことを、どうでもいいことのように思い出していた。
「…ヴッ!!」
ーーーーーどぷっ!!びゅくびゅくびゅく!!
「…っ!!?」
肉棒が暴発し、ルタの顔面に欲望がぶちまけられる。
「ふぅ……おっと失礼。綺麗にしねえとな。」
リーモンはルタの横頭を掴み、顔中の白濁を丁寧に舌で掬い取る。
「……っ……ぅ……」
至近距離まで顔を寄せられ、生臭くぬめつく舌で舐められ、叫びたくなるほどの嫌悪を耐え忍ぶ。
「ふぅ…こんくらいでいいだろ。」
「……」
ルタは糸が切れたマリオネットのように脱力しきり、ピクリとも動かなくなった。
「ったく、これしきのことでへばりやがって…まあいい。
今日のところは、これくらいにしておいてやるか。」
リーモンは焦点の合わない瞳で宙を見ているルタを放置し、地下牢を後にした。
「……」
いつもの独房。
手足を拘束されたルタは何も言わず睨みもせず、大人しくリーモンの顔色を伺っている。
ようやく捕虜としての自分の立場を理解したのか。
それともただの諦観か。
それとも従順なフリをして、リーモンが隙を見せるのを虎視眈々と狙っているのか。
(どっちか分かんねえ。今はまだ様子見だな。)
リーモンは鞄から開口器を取り出して、ルタの口に捩じ込む。
今回のは食いちぎられたらたまったものではない。
「今日の拷問はコレだ。
お前の全身を使って俺のチンポを奉仕しろ。
俺が満足するまで解放しねえからな。」
「……」
ルタは芋虫のように這い寄り、寛げたズボンから覗く肉棒を目に入れる。
自分を相手に怒張して脈打つそれが悪意よりも恐ろしく、彼は本能的に総毛立つ。
「……ぅ……」
ルタは瞼を閉ざして視界から追い出し、呼吸を止めて漂う臭気を拒み、おずおずと肉棒を口内に迎え入れる。
「…んっ。」
口腔の熱くぬめる粘膜が、神経の密集した肉棒を包み込む。
リーモンは思わず腰が浮きそうになったが、踏ん張って威厳を保つ。
「んっ……んぅっ……」
ルタは肉棒を咥えたまま、不規則に小刻みに身じろぎしている。
どうやら奉仕のやり方が分からないようだ。
「根元まで入れろ。」
リーモンの頭上からの声に、ルタは自らの顔を股間にゆっくりと寄せる。
「んっ……ぉ……ごぇっ……」
亀頭が口蓋垂(ノドチンコ)にまで到達すると、ルタが小さく痙攣する。
この上無いほどの嫌悪と物理的な刺激で吐き気を堪えながらも、肉棒を奉仕したい一心で喉の奥へと押し込む彼は、健気で哀れで……滑稽だ。
「んっ…」
「そのままにしてろ。」
根本まで咥えこみ、鼻先をくすぐる陰毛の感覚に顔を顰めるルタ。
そんな彼の頭を両手でガッチリと固定し、リーモンはセックスの要領で腰を振った。
ーーーーーパンッ!!!パンッパンッパンッ!!
「ん"っ!!!?ん"お"おお"ぉ"ぉぉーー!!!」
力強く喉奥を突き、嘔吐中枢のスイッチを何度も叩きつけられる。
ルタは白目を向きながら、ガチガチと開口器を噛んで無駄な抵抗を続ける。
「オラッ!!たんと飲め!!」
ーーーーーボビュッ!!!どぴゅどぴゅぴゅぴゅぴゅ!!
喉の最奥に白い飛沫が炸裂する。
「ふぅっ…」
高ぶっていた熱が冷め頭部を解放すると、ルタは後方へと傾き床に倒れた。
「おいおい、まさかこれしきのことでへばってんじゃねえだろうなあ?
え?伝説の勇者の息子様よ。」
ルタは反応しない。
真っ赤な顔で全身に汗を滴らせ、開口器から唾液を垂らしながら息を荒げる。
「っ!!ごぼっ!!げほっ!!げほっ!!」
誤って唾液が気管に入ったのか噎せる。
開口器を外してやると、僅かに楽になった呼吸で酸素を取り込んだ。
「……も……ゆる して くれ……」
「じゃあさっさと奴らの居場所を吐け。」
「っ…」
ルタはそれっきり黙る。
どうやらまだ拷問を続けたいようだ。
「仕方ねえな。じゃあ口はこれで勘弁してやる。」
リーモンはそう言うとルタにのしかかり、筋肉で膨れた胸の谷間に肉棒を押し当てる。
「んっ…」
鷲掴みにされて寄せられた胸筋の中心を、肉棒がにゅくにゅくとすべる。
「……」
ルタはその様をぼんやりと眺めながら、自分が母親以外の女性とは手を繋いだ経験もないことを、どうでもいいことのように思い出していた。
「…ヴッ!!」
ーーーーーどぷっ!!びゅくびゅくびゅく!!
「…っ!!?」
肉棒が暴発し、ルタの顔面に欲望がぶちまけられる。
「ふぅ……おっと失礼。綺麗にしねえとな。」
リーモンはルタの横頭を掴み、顔中の白濁を丁寧に舌で掬い取る。
「……っ……ぅ……」
至近距離まで顔を寄せられ、生臭くぬめつく舌で舐められ、叫びたくなるほどの嫌悪を耐え忍ぶ。
「ふぅ…こんくらいでいいだろ。」
「……」
ルタは糸が切れたマリオネットのように脱力しきり、ピクリとも動かなくなった。
「ったく、これしきのことでへばりやがって…まあいい。
今日のところは、これくらいにしておいてやるか。」
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