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拷問2日目 〜朝の部〜
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「喜べ、ルタ!お前の大好きな俺様が来てやったぞ!」
地下牢の独房。
魔王の手によって拘束され芋虫のように転がされたルタに、リーモンは屈託のない笑顔で声をかける。
「……」
ルタは無言で睨みつける。
反抗心は相変わらずだが、もうリーモンを雑魚魔物と侮る気は無いようだ。
「今日の拷問はこれだ!」
リーモンは靴とソックスを脱ぐと、裸足をルタの眼前にまで突き出した。
「俺の足を舐めろ。
お前の舌で、俺の足を、奉仕するんだ。」
「……」
「早くしろ!グズグズしてんじゃねえ!」
リーモンはうつ伏せのルタの口内に、蹴り上げるようにして爪先を捩じ込む。
「おぐぅっ!!!」
「オラ!!さっさと舐めろ!!」
「…っ!!!」
ーーーーーブチブチィッ!!!
瞬間、リーモンの足に激痛が走った。
「痛えっ!!!」
ルタが吐き捨てると、鮮血で真っ赤に染まった何本もの指が床に散らばる。
「このっ…!!!」
頭に血が上ったが、ハッとして冷静さを取り戻す。
(いかんいかん。怒ってどうする。
責めいたぶるには愛が必要と、つい昨夜師匠に言われたばかりだろうが。)
リーモンは顔を手で押さえ、何度も深く呼吸をする。
「どうした?俺を拷問するんじゃなかったのか?」
内心の焦燥を覚ったルタが挑発する。
しかしリーモンはそれを意に介さず、彼を仰向けにひっくり返すと、ズボンとパンツを脱いで彼の顔面に跨った。
「うぐっ…!?」
「よぉーーーっく分かった。
たしかに伝説の勇者の息子様に足を舐めさせるなんざ、無礼極まりないふるまいだったな。
それじゃあ誠意をこめて、テメエには特別に俺様のアナルを舐めさせてやる。
ありがたく受けやがれ。」
「グッ ぅっ…!!」
ルタは顔面を臀で押さえつけられたまま、逃れようと身じろぎする。
「さっさとしろ!
それともこのままクソのフルコースをお見舞いしてやろうか?」
「…っ!!?」
ルタが凍りつく。
「……………っ……………ぅ……………」
空気の震えを感じる。
文字通り臀に敷いているリーモンがその様を見ることは出来ないが、それでもルタが涙を流していることは容易に想像がついた。
「…ルタ、いいかげん舐めてくれねえか。
俺は魔王陛下の御命令で、お前を拷問しなきゃいけねえ。
お前に残された道は、拷問を受けるか、奴らの居場所を白状するか、ふたつにひとつだ。
逃れることは出来ねえ!俺の尻を舐めろ!」
「……っ……」
ルタは震える舌を伸ばし、先端で窄まりに触れる。
「……ぅ……ふっ……」
グズグズと鼻を鳴らしながら、弱々しくも舌でアナルを撫でる。
テクニックも心得もない素人然とした拙い舌つき。
だがこの生意気な若造に勇者としてのプライドも人としての尊厳もすべてかなぐり捨てて奉仕をさせていることを実感すると、得も言われぬ快楽が胸を満たす。
「…よし、もういい。」
リーモンは立ち上がり、千切れた足の指と鮮血を片付けて着衣を整える。
「今朝の拷問はここまでだ。
また夕方に来るからな。」
「……」
呆然と宙を見つめているルタを放置して、リーモンは地下牢を後にした。
地下牢の独房。
魔王の手によって拘束され芋虫のように転がされたルタに、リーモンは屈託のない笑顔で声をかける。
「……」
ルタは無言で睨みつける。
反抗心は相変わらずだが、もうリーモンを雑魚魔物と侮る気は無いようだ。
「今日の拷問はこれだ!」
リーモンは靴とソックスを脱ぐと、裸足をルタの眼前にまで突き出した。
「俺の足を舐めろ。
お前の舌で、俺の足を、奉仕するんだ。」
「……」
「早くしろ!グズグズしてんじゃねえ!」
リーモンはうつ伏せのルタの口内に、蹴り上げるようにして爪先を捩じ込む。
「おぐぅっ!!!」
「オラ!!さっさと舐めろ!!」
「…っ!!!」
ーーーーーブチブチィッ!!!
瞬間、リーモンの足に激痛が走った。
「痛えっ!!!」
ルタが吐き捨てると、鮮血で真っ赤に染まった何本もの指が床に散らばる。
「このっ…!!!」
頭に血が上ったが、ハッとして冷静さを取り戻す。
(いかんいかん。怒ってどうする。
責めいたぶるには愛が必要と、つい昨夜師匠に言われたばかりだろうが。)
リーモンは顔を手で押さえ、何度も深く呼吸をする。
「どうした?俺を拷問するんじゃなかったのか?」
内心の焦燥を覚ったルタが挑発する。
しかしリーモンはそれを意に介さず、彼を仰向けにひっくり返すと、ズボンとパンツを脱いで彼の顔面に跨った。
「うぐっ…!?」
「よぉーーーっく分かった。
たしかに伝説の勇者の息子様に足を舐めさせるなんざ、無礼極まりないふるまいだったな。
それじゃあ誠意をこめて、テメエには特別に俺様のアナルを舐めさせてやる。
ありがたく受けやがれ。」
「グッ ぅっ…!!」
ルタは顔面を臀で押さえつけられたまま、逃れようと身じろぎする。
「さっさとしろ!
それともこのままクソのフルコースをお見舞いしてやろうか?」
「…っ!!?」
ルタが凍りつく。
「……………っ……………ぅ……………」
空気の震えを感じる。
文字通り臀に敷いているリーモンがその様を見ることは出来ないが、それでもルタが涙を流していることは容易に想像がついた。
「…ルタ、いいかげん舐めてくれねえか。
俺は魔王陛下の御命令で、お前を拷問しなきゃいけねえ。
お前に残された道は、拷問を受けるか、奴らの居場所を白状するか、ふたつにひとつだ。
逃れることは出来ねえ!俺の尻を舐めろ!」
「……っ……」
ルタは震える舌を伸ばし、先端で窄まりに触れる。
「……ぅ……ふっ……」
グズグズと鼻を鳴らしながら、弱々しくも舌でアナルを撫でる。
テクニックも心得もない素人然とした拙い舌つき。
だがこの生意気な若造に勇者としてのプライドも人としての尊厳もすべてかなぐり捨てて奉仕をさせていることを実感すると、得も言われぬ快楽が胸を満たす。
「…よし、もういい。」
リーモンは立ち上がり、千切れた足の指と鮮血を片付けて着衣を整える。
「今朝の拷問はここまでだ。
また夕方に来るからな。」
「……」
呆然と宙を見つめているルタを放置して、リーモンは地下牢を後にした。
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