174 / 247
煌めきの都
欠ケル夜 Ⅳ
しおりを挟む
ごおん、ごおん、と余韻を重く引きずりながら、遠く聞こえる唸るような響きの鐘の音。
それは体はもちろん、心臓にまで直接揺さぶるように響く音。
リュディガーに手を引かれ、不気味な低いその音を聞きながら、マイャリスは走った。
だが、武官である彼と違い、自分は軟禁状態を強いられていて、速く走ることはおろか、連続して長く走れない。それを彼も重々承知で常に気遣うことを欠かさず、急げと急かしながらも、時折、息を整える為に速度を落としてくれる。
「すみません……速く、走れなくて……」
「気にするな。織り込み済みだ」
ひどく申し訳なく感じて、息も絶え絶えに言うと、背後を気にしながらリュディガーがそう返した。
__織り込み済み……。
こうした事態も想定していた、ということだ。おそらく他にも、いろいろな状況も__用意周到に準備してきたに違いない。
__邪魔にならないようにしないと。
不正を暴き、糺す。
中央が何年もかけて準備してきて、やっと手を打とうとしているのだ。次はいつになるか__ない、と思ってもいいぐらいかもしれない。
最初で最後の好機と思えた。
一身にすべてを担わされているリュディガーの邪魔になることはもちろん、足手まといになるようなことはあってはならない。
__茶番……。
父はそう言っていた。
細心の注意を払ってきて、オーガスティンの犠牲もあったにもかかわらず、リュディガーの正体は気取られていた。
無論、気取られていることも、リュディガーは想定していただろう。
__でも、どうして私を?
連れてこい、と言っていた父。
身内だから、と片付けるにはあまりにも距離がこれまであった。何も知らない娘を引き込む意味がわからない。
__目的がわからない。
そもそもの目的は勿論。あれだけ遠ざけていた養子の娘を秘蔵っ子として紹介し、新たな腹心につれてこさせようとしたことも謎だ。
__あの人のことは、昔からわからない……。
今更、という気がしなくもないが、ここにきてそれが極まった。
「あっ……」
突然、突き上げるような衝撃が二人を襲った。
つぶさに反応したのはリュディガーで、腕を引かれたと思った直後、抱え込まれるようにしてその場に蹲った。
大きな突き上げの後、しばらく続く揺れ。立っていられないほどではないが、歩くのは難しいほどの揺れである。
「__溢れたか」
「え?」
抱え込むリュディガーが、ぽろり、と零した。意味するところがわからず怪訝にすると、彼は説明しようと口を開くのだが、刹那、鋭い視線になるとマイャリスの体をそこそこの力で押しやった。
なすすべなく廊下に投げ飛ばされるようにして転がり、止まったところで顔をあげてリュディガーを見れば、マイャリスは息を呑んだ。
彼は白刃を受け止めて、それを弾き飛ばしたところだったのだ。
相手は、近衛の漆黒の甲冑に身を包んでいる男__スコルと呼ばれる男だった。
__甲冑を纏っているのに、音がしなかった……。
近衛の象徴である漆黒の甲冑。重装備のそれを纏っている彼らは、その風貌だけでなく、金属の軋む音でも相手を威圧するのだ。常にその音は、彼らにつきまとうもの。一切の音をたてないということは、不可能。
今にして思えば、押しやられたとき、甲高い音がした気がする。それはおそらく、得物同士が噛み合った音。
甲冑のそれではなかった。
今目の前の近衛スコルは音を一切たててはいない。これほど近く__それこそ白刃が届くところにまで迫っていたにも関わらず。
「さすが、龍帝の狗」
「元、狗だ」
「左様で」
何合か打ち合い、そして数歩お互い距離を取る。
「真に龍帝の狗なら、得物はこれではないだろう」
「それは確かに」
リュディガーが示すのは、正装で腰に佩いていた得物。それは、近衛としての得物で、龍帝従騎士団が装備しているものとは違う。
マイャリスが知る限り、近衛としての彼がこれ以外の得物を使っていたのを見たことがない。
「まあ、私が言いたいのは得物ではなく、勘の良さ、というか、鼻の利き方といいますか」
「狗の当時から、使える方ではあったらしいからな、私は。伊達に叙勲されてはいない」
「そのようでっ」
気合とともに飛びかかるスコル。対して迎え撃つリュディガー。
彼らの打ち合いは、息をすることさえ忘れるほど無駄がない動きだった。獰猛な獣の、柔軟な動きのそれ。それがふたつ。手を読んでいる__あるいは打ち合わせをしていたとしか思えないほどの、息の合ったなめらかな動き。
「マイャリス、ここから離れろ!」
打ち合いのなか、怒号のようなリュディガーの声で我に返った。
「行け! とにかく動け!」
どこへ、と疑問を抱くが、スコルの強い眼光が、ぎろり、とマイャリスへ向けられた。
ぞくり、とするような視線だった。殺意を孕んでいるわけではないのだが、それでも嫌悪だけでなく畏怖のようなものが、体を駆け抜けたのがわかる。
その視線が、すい、と細められた。スコルの口布の下は不敵に笑んでいるのだろうと、容易に想像できる目。
スコルは、リュディガーを追ってきたのではない__改めて自覚した。
何故、と疑問を懐きながらも、マイャリスは弾かれるようにしてその場を離れる。
背後から剣戟が聞こえ、気になるが振り返らずに突き進んだ。
調度品が転がる廊下。幸いにして窓ガラスは割れてはいない。
それでも、裸足だから、危険なものを踏み抜かないようにしながら走った。
__外へ……っ。
とりあえずは外へ。
__外へ出て……それで、どうするの。
外へ出て__そう、そして邸宅へ向かう。向かえば、リュディガーの腹心の二人がいる。
まずは彼らに合流することが優先__勝手がわらかないなりに、とにかく目指すしかない。
それは体はもちろん、心臓にまで直接揺さぶるように響く音。
リュディガーに手を引かれ、不気味な低いその音を聞きながら、マイャリスは走った。
だが、武官である彼と違い、自分は軟禁状態を強いられていて、速く走ることはおろか、連続して長く走れない。それを彼も重々承知で常に気遣うことを欠かさず、急げと急かしながらも、時折、息を整える為に速度を落としてくれる。
「すみません……速く、走れなくて……」
「気にするな。織り込み済みだ」
ひどく申し訳なく感じて、息も絶え絶えに言うと、背後を気にしながらリュディガーがそう返した。
__織り込み済み……。
こうした事態も想定していた、ということだ。おそらく他にも、いろいろな状況も__用意周到に準備してきたに違いない。
__邪魔にならないようにしないと。
不正を暴き、糺す。
中央が何年もかけて準備してきて、やっと手を打とうとしているのだ。次はいつになるか__ない、と思ってもいいぐらいかもしれない。
最初で最後の好機と思えた。
一身にすべてを担わされているリュディガーの邪魔になることはもちろん、足手まといになるようなことはあってはならない。
__茶番……。
父はそう言っていた。
細心の注意を払ってきて、オーガスティンの犠牲もあったにもかかわらず、リュディガーの正体は気取られていた。
無論、気取られていることも、リュディガーは想定していただろう。
__でも、どうして私を?
連れてこい、と言っていた父。
身内だから、と片付けるにはあまりにも距離がこれまであった。何も知らない娘を引き込む意味がわからない。
__目的がわからない。
そもそもの目的は勿論。あれだけ遠ざけていた養子の娘を秘蔵っ子として紹介し、新たな腹心につれてこさせようとしたことも謎だ。
__あの人のことは、昔からわからない……。
今更、という気がしなくもないが、ここにきてそれが極まった。
「あっ……」
突然、突き上げるような衝撃が二人を襲った。
つぶさに反応したのはリュディガーで、腕を引かれたと思った直後、抱え込まれるようにしてその場に蹲った。
大きな突き上げの後、しばらく続く揺れ。立っていられないほどではないが、歩くのは難しいほどの揺れである。
「__溢れたか」
「え?」
抱え込むリュディガーが、ぽろり、と零した。意味するところがわからず怪訝にすると、彼は説明しようと口を開くのだが、刹那、鋭い視線になるとマイャリスの体をそこそこの力で押しやった。
なすすべなく廊下に投げ飛ばされるようにして転がり、止まったところで顔をあげてリュディガーを見れば、マイャリスは息を呑んだ。
彼は白刃を受け止めて、それを弾き飛ばしたところだったのだ。
相手は、近衛の漆黒の甲冑に身を包んでいる男__スコルと呼ばれる男だった。
__甲冑を纏っているのに、音がしなかった……。
近衛の象徴である漆黒の甲冑。重装備のそれを纏っている彼らは、その風貌だけでなく、金属の軋む音でも相手を威圧するのだ。常にその音は、彼らにつきまとうもの。一切の音をたてないということは、不可能。
今にして思えば、押しやられたとき、甲高い音がした気がする。それはおそらく、得物同士が噛み合った音。
甲冑のそれではなかった。
今目の前の近衛スコルは音を一切たててはいない。これほど近く__それこそ白刃が届くところにまで迫っていたにも関わらず。
「さすが、龍帝の狗」
「元、狗だ」
「左様で」
何合か打ち合い、そして数歩お互い距離を取る。
「真に龍帝の狗なら、得物はこれではないだろう」
「それは確かに」
リュディガーが示すのは、正装で腰に佩いていた得物。それは、近衛としての得物で、龍帝従騎士団が装備しているものとは違う。
マイャリスが知る限り、近衛としての彼がこれ以外の得物を使っていたのを見たことがない。
「まあ、私が言いたいのは得物ではなく、勘の良さ、というか、鼻の利き方といいますか」
「狗の当時から、使える方ではあったらしいからな、私は。伊達に叙勲されてはいない」
「そのようでっ」
気合とともに飛びかかるスコル。対して迎え撃つリュディガー。
彼らの打ち合いは、息をすることさえ忘れるほど無駄がない動きだった。獰猛な獣の、柔軟な動きのそれ。それがふたつ。手を読んでいる__あるいは打ち合わせをしていたとしか思えないほどの、息の合ったなめらかな動き。
「マイャリス、ここから離れろ!」
打ち合いのなか、怒号のようなリュディガーの声で我に返った。
「行け! とにかく動け!」
どこへ、と疑問を抱くが、スコルの強い眼光が、ぎろり、とマイャリスへ向けられた。
ぞくり、とするような視線だった。殺意を孕んでいるわけではないのだが、それでも嫌悪だけでなく畏怖のようなものが、体を駆け抜けたのがわかる。
その視線が、すい、と細められた。スコルの口布の下は不敵に笑んでいるのだろうと、容易に想像できる目。
スコルは、リュディガーを追ってきたのではない__改めて自覚した。
何故、と疑問を懐きながらも、マイャリスは弾かれるようにしてその場を離れる。
背後から剣戟が聞こえ、気になるが振り返らずに突き進んだ。
調度品が転がる廊下。幸いにして窓ガラスは割れてはいない。
それでも、裸足だから、危険なものを踏み抜かないようにしながら走った。
__外へ……っ。
とりあえずは外へ。
__外へ出て……それで、どうするの。
外へ出て__そう、そして邸宅へ向かう。向かえば、リュディガーの腹心の二人がいる。
まずは彼らに合流することが優先__勝手がわらかないなりに、とにかく目指すしかない。
0
お気に入りに追加
164
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定
傲慢令嬢は、猫かぶりをやめてみた。お好きなように呼んでくださいませ。愛しいひとが私のことをわかってくださるなら、それで十分ですもの。
石河 翠
恋愛
高飛車で傲慢な令嬢として有名だった侯爵令嬢のダイアナは、婚約者から婚約を破棄される直前、階段から落ちて頭を打ち、記憶喪失になった上、体が不自由になってしまう。
そのまま修道院に身を寄せることになったダイアナだが、彼女はその暮らしを嬉々として受け入れる。妾の子であり、貴族暮らしに馴染めなかったダイアナには、修道院での暮らしこそ理想だったのだ。
新しい婚約者とうまくいかない元婚約者がダイアナに接触してくるが、彼女は突き放す。身勝手な言い分の元婚約者に対し、彼女は怒りを露にし……。
初恋のひとのために貴族教育を頑張っていたヒロインと、健気なヒロインを見守ってきたヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、別サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

愛しき夫は、男装の姫君と恋仲らしい。
星空 金平糖
恋愛
シエラは、政略結婚で夫婦となった公爵──グレイのことを深く愛していた。
グレイは優しく、とても親しみやすい人柄でその甘いルックスから、結婚してからも数多の女性達と浮名を流していた。
それでもシエラは、グレイが囁いてくれる「私が愛しているのは、あなただけだよ」その言葉を信じ、彼と夫婦であれることに幸福を感じていた。
しかし。ある日。
シエラは、グレイが美貌の少年と親密な様子で、王宮の庭を散策している場面を目撃してしまう。当初はどこかの令息に王宮案内をしているだけだと考えていたシエラだったが、実はその少年が王女─ディアナであると判明する。
聞くところによるとディアナとグレイは昔から想い会っていた。
ディアナはグレイが結婚してからも、健気に男装までしてグレイに会いに来ては逢瀬を重ねているという。
──……私は、ただの邪魔者だったの?
衝撃を受けるシエラは「これ以上、グレイとはいられない」と絶望する……。

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
不遇な王妃は国王の愛を望まない
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝ある時、クラウン王国の国王カルロスの元に、自ら命を絶った王妃アリーヤの訃報が届く。王妃アリーヤを冷遇しておきながら嘆く国王カルロスに皆は不思議がる。なにせ国王カルロスは幼馴染の側妃ベリンダを寵愛し、政略結婚の為に他国アメジスト王国から輿入れした不遇の王女アリーヤには見向きもしない。はたから見れば哀れな王妃アリーヤだが、実は他に愛する人がいる王妃アリーヤにもその方が都合が良いとも。彼女が真に望むのは愛する人と共に居られる些細な幸せ。ある時、自国に囚われの身である愛する人の訃報を受け取る王妃アリーヤは絶望に駆られるも……。主人公の舞台は途中から変わります。
※設定などは独自の世界観で、あくまでもご都合主義。断罪あり。ハピエン🩷
※稚拙ながらも投稿初日からHOTランキング(2024.11.21)に入れて頂き、ありがとうございます🙂 今回初めて最高ランキング5位(11/23)✨ まさに感無量です🥲

ごめんなさい、お姉様の旦那様と結婚します
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
しがない伯爵令嬢のエーファには、三つ歳の離れた姉がいる。姉のブリュンヒルデは、女神と比喩される程美しく完璧な女性だった。端麗な顔立ちに陶器の様に白い肌。ミルクティー色のふわふわな長い髪。立ち居振る舞い、勉学、ダンスから演奏と全てが完璧で、非の打ち所がない。正に淑女の鑑と呼ぶに相応しく誰もが憧れ一目置くそんな人だ。
一方で妹のエーファは、一言で言えば普通。容姿も頭も、芸術的センスもなく秀でたものはない。無論両親は、エーファが物心ついた時から姉を溺愛しエーファには全く関心はなかった。周囲も姉とエーファを比較しては笑いの種にしていた。
そんな姉は公爵令息であるマンフレットと結婚をした。彼もまた姉と同様眉目秀麗、文武両道と完璧な人物だった。また周囲からは冷笑の貴公子などとも呼ばれているが、令嬢等からはかなり人気がある。かく言うエーファも彼が初恋の人だった。ただ姉と婚約し結婚した事で彼への想いは断念をした。だが、姉が結婚して二年後。姉が事故に遭い急死をした。社交界ではおしどり夫婦、愛妻家として有名だった夫のマンフレットは憔悴しているらしくーーその僅か半年後、何故か妹のエーファが後妻としてマンフレットに嫁ぐ事が決まってしまう。そして迎えた初夜、彼からは「私は君を愛さない」と冷たく突き放され、彼が家督を継ぐ一年後に離縁すると告げられた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる