6 / 6
第6話
しおりを挟む
王都の一角にある、人目を忍ぶように佇む閉鎖病棟。
その中から、スーツを着た白髪交じりの老紳士と派手に着飾った黒髪の女性が晴れ晴れとした顔をしながら出てくる。
間違いない、スチュアートとドナだ。彼らの姿を見つけるなり、トラヴィスはすぐさま側に駆け寄った。
「お疲れ様です。それで、結局どうなりました?」
「ええ、ばっちりです。全部、私たちの計画通りですよ」
「私も、まさかこんなにうまくいくなんて思わなかったわ。グリゼルダが惚れっぽいお陰で成功したようなものね」
トラヴィスとスチュアートとドナの三人は、一先ず自分たちの計画が成功したことに安堵しほっと胸をなでおろした。そして、全員で顔を見合わせて喜びを分かち合う。
というのも、三人は各々グリゼルダに恨みがあったのだ。
ひょんなことから知り合い通じ合った三人は、積年の恨みを晴らすべくグリゼルダを狂人に仕立て上げ、閉鎖病棟に強制入院させることに成功したのである。
もちろん、自分たちだけで復讐を成し遂げたわけではない。
グリゼルダが以前から狂っていたということを証言してもらうためにバーガンディ邸で働く使用人たちを。仮面舞踏会が行われたパーティー会場に潜入するために警備員を。そして、グリゼルダに嘘の診断をしてもらうために彼女が入院することになった病院の院長まで買収した。彼らは皆、頼もしい協力者だ。
少々汚い手を使ってしまったかもしれないが、背に腹は代えられない。
複数人で結託し、「トラヴィスはお前の妄想だ。おかしいのはお前のほうだ」と思わせることで、グリゼルダを精神的に追い込んだのだ。
「スチュアートさん……あなたには本当に助けられました。お陰で母と生まれてくるはずだった兄弟の仇を討つことができました。あなたが復讐の機会を与えてくださらなかったら、今、俺はここにいなかったと思います。お恥ずかしい話ですが、一時期は自死すら考えていたほど燻っていたので……」
トラヴィスはスチュアートに礼を言うと、深々と頭を下げた。そう、実はトラヴィスはカーラの息子なのだ。
十五年前のあの日──首を吊っている母の隣で泣いていた幼いトラヴィスを抱きしめてくれたのは、他でもないスチュアートだった。
そして、孤児院に引き取られる際、わざわざ会いに来て「私は、君の母親を死に追い込んだ犯人を知っている。私も、カーラのことは実の娘のように可愛がっていたから本当に悔しいよ。だから、いつか仇を討とう」と言ってくれたのだ。
当時、トラヴィスはその言葉の意味が理解できなかった。けれど、成長するにつれてやがて自分の母親を自死に追い込んだ犯人がグリゼルダであることを知った。
スチュアートが言うには、なんでもグリゼルダが母カーラを階段から突き落とすところを偶然目撃していたメイドがいたらしい。
そのメイドの様子がずっとおかしかったので、相談に乗ったところ、秘密を打ち明けられたのだという。
結局、そのメイドはグリゼルダにいつか自分が目撃していたことがばれるのではないかと気が気でなかったらしく、すぐに退職して邸を去ってしまったそうだ。
「私も、声をかけていただき本当に感謝していますわ。スチュアート様。二十二年前──私は愛する婚約者をグリゼルダに寝取られた。彼女にとってはほんの火遊びのつもりだったのかもしれないけれど、お陰でその後の私の人生はもう滅茶苦茶よ。婚約者とは喧嘩別れしてしまったし、挙句の果てに好きでもない歳の離れた貴族のおっさんに嫁がされるし……これで、グリゼルダを恨むなっていうほうが無理だわ」
過去を思い出して辛いのか、ドナは苦悶の表情の浮かべた。
彼女も、相当苦労してきたのだろう。同じようにグリゼルダに人生を狂わされた人間として、トラヴィスは痛いほどドナの気持ちがわかった。
「──これで、漸く私もあの女のお守りから解放されますよ」
「でも、執事は続けるんでしょう?」
「ええ、まあ。一応、そういうことになりますね。というわけで……今後とも、よろしくお願いしますね。トラヴィス様。ああ、やはりシルヴァン様とお呼びしたほうがよろしいでしょうか?」
シルヴァンというのは、孤児院のシスターが付けてくれた名前だ。
トラヴィスは母親が目の前で首を吊ったショックで一時的に記憶を失くし、自分の名前すら忘れてしまっていたのだ。
そのため、公にはシルヴァンと名乗っているが、グリゼルダやスチュアートやドナには普段は滅多に名乗らない本名のほうを教えていた。
「こちらこそ、よろしくお願いします。ああ、いや……プライベートでは、今まで通りトラヴィスと呼んでいただいて構いませんよ」
「え、何? 一体どういうことよ……?」
ドナは二人で勝手に話を進めるトラヴィスとスチュアートの間に割り込むと、説明を求めた。
「実は、トラヴィス様は孤児院に入って間もなくしてグレン子爵家に養子として引き取られたんですよ。グレン家は、偶然にもバーガンディ伯爵家の親戚に当たる家だったんです。バーガンディ家とグレン家は半絶縁状態でしたから、グリゼルダはトラヴィス様がグレン家の養子であるということは知らなかったようですが。……まあ、知られていたらそもそも計画が台無しになっていたんですけれどね」
「そ、そうだったのね……! あら? ということは、つまり……トラヴィスは……」
何かを悟った様子のドナに、スチュアートは拍手を送る。
「流石、ドナ様。察しがいいですね。グリゼルダが閉鎖病棟に入院することになったので、今、バーガンディ伯爵家の当主は空席状態なのです。彼女には子供がいませんから、必然的に親戚の男子が爵位を継ぐことになるでしょう。──つまり、バーガンディ伯爵家の新しい当主はトラヴィス様に決まったようなものなのですよ。トラヴィス様には義兄が一人いますが、当然ながら彼は自分の家を継ぐことになっていますし」
スチュアートの話に、ドナは相槌を打ちながら興味深そうに聞き入っている。
実は、トラヴィスがグレン子爵の養子になったのには理由がある。
グレン子爵家の長男は、幼少期から難病を患っており健康面に問題があった。
とはいえ、次男がいたため跡継ぎに関してはそこまで心配していなかった。しかし、不運にもその次男は不慮の事故に遭い急死してしまう。
跡継ぎ問題で頭を悩ませていたグレン子爵は、過去に愛人だったメイドとの間に出来た子供を捜し始めた。
その愛人というのが、トラヴィスの母カーラの行方不明の双子の妹だ。つまり、トラヴィスにとっては叔母に当たる人なのだが、その叔母の行方を追っていたところ何故か双子の片割れであるカーラのほうにたどり着いたらしい。
その結果、年齢的にも一致しているということでトラヴィスが息子だと勘違いされてしまったのだ。
メイドを愛人にしていたことを本妻に知られたくなかったグレン子爵は、トラヴィスを養子ということにして引き取ったのだとか。
結局その後、いい薬が開発されて義兄の病気は奇跡的に全快した。
だから、バーガンディ家の新しい当主はトラヴィスに決定したも同然なのだ。
「そういえば、グリゼルダが鎮静剤を打たれる前に妙なことを叫んでいましたよ」
「妙なこと……? というか、鎮静剤を打たなければいけないほど暴れていたんですね……」
トラヴィスはその光景を想像しつつも、苦笑した。同時に、その場にいなくて良かったと心底安堵した。
「ああ、そうそう。そういえば、聞き慣れない言葉をずっと叫んでいたわよね。えーと、何だったかしら……確か、『私は小説のヒロインなのに』とか『なんで、ヒロインの私がバッドエンドを迎えないといけないのよ』とか『こんなことになるなら、転生なんかしたくなかった』とか……とにかく、意味不明なことばかり言っていたわね」
「はぁ? なんですか、それは……」
トラヴィスの頭の中で疑問符が乱舞する。
(もしかしたら、グリゼルダは本当に狂ってしまったのかもしれないな)
そう思いつつ。トラヴィスは、復讐を成し遂げた達成感の余韻に浸った。
ふと天を仰ぐと、雲ひとつない青空が広がっていた。それは、まるで胸のつかえが取れたトラヴィス自身の晴れやかな心を表しているようだった。
その中から、スーツを着た白髪交じりの老紳士と派手に着飾った黒髪の女性が晴れ晴れとした顔をしながら出てくる。
間違いない、スチュアートとドナだ。彼らの姿を見つけるなり、トラヴィスはすぐさま側に駆け寄った。
「お疲れ様です。それで、結局どうなりました?」
「ええ、ばっちりです。全部、私たちの計画通りですよ」
「私も、まさかこんなにうまくいくなんて思わなかったわ。グリゼルダが惚れっぽいお陰で成功したようなものね」
トラヴィスとスチュアートとドナの三人は、一先ず自分たちの計画が成功したことに安堵しほっと胸をなでおろした。そして、全員で顔を見合わせて喜びを分かち合う。
というのも、三人は各々グリゼルダに恨みがあったのだ。
ひょんなことから知り合い通じ合った三人は、積年の恨みを晴らすべくグリゼルダを狂人に仕立て上げ、閉鎖病棟に強制入院させることに成功したのである。
もちろん、自分たちだけで復讐を成し遂げたわけではない。
グリゼルダが以前から狂っていたということを証言してもらうためにバーガンディ邸で働く使用人たちを。仮面舞踏会が行われたパーティー会場に潜入するために警備員を。そして、グリゼルダに嘘の診断をしてもらうために彼女が入院することになった病院の院長まで買収した。彼らは皆、頼もしい協力者だ。
少々汚い手を使ってしまったかもしれないが、背に腹は代えられない。
複数人で結託し、「トラヴィスはお前の妄想だ。おかしいのはお前のほうだ」と思わせることで、グリゼルダを精神的に追い込んだのだ。
「スチュアートさん……あなたには本当に助けられました。お陰で母と生まれてくるはずだった兄弟の仇を討つことができました。あなたが復讐の機会を与えてくださらなかったら、今、俺はここにいなかったと思います。お恥ずかしい話ですが、一時期は自死すら考えていたほど燻っていたので……」
トラヴィスはスチュアートに礼を言うと、深々と頭を下げた。そう、実はトラヴィスはカーラの息子なのだ。
十五年前のあの日──首を吊っている母の隣で泣いていた幼いトラヴィスを抱きしめてくれたのは、他でもないスチュアートだった。
そして、孤児院に引き取られる際、わざわざ会いに来て「私は、君の母親を死に追い込んだ犯人を知っている。私も、カーラのことは実の娘のように可愛がっていたから本当に悔しいよ。だから、いつか仇を討とう」と言ってくれたのだ。
当時、トラヴィスはその言葉の意味が理解できなかった。けれど、成長するにつれてやがて自分の母親を自死に追い込んだ犯人がグリゼルダであることを知った。
スチュアートが言うには、なんでもグリゼルダが母カーラを階段から突き落とすところを偶然目撃していたメイドがいたらしい。
そのメイドの様子がずっとおかしかったので、相談に乗ったところ、秘密を打ち明けられたのだという。
結局、そのメイドはグリゼルダにいつか自分が目撃していたことがばれるのではないかと気が気でなかったらしく、すぐに退職して邸を去ってしまったそうだ。
「私も、声をかけていただき本当に感謝していますわ。スチュアート様。二十二年前──私は愛する婚約者をグリゼルダに寝取られた。彼女にとってはほんの火遊びのつもりだったのかもしれないけれど、お陰でその後の私の人生はもう滅茶苦茶よ。婚約者とは喧嘩別れしてしまったし、挙句の果てに好きでもない歳の離れた貴族のおっさんに嫁がされるし……これで、グリゼルダを恨むなっていうほうが無理だわ」
過去を思い出して辛いのか、ドナは苦悶の表情の浮かべた。
彼女も、相当苦労してきたのだろう。同じようにグリゼルダに人生を狂わされた人間として、トラヴィスは痛いほどドナの気持ちがわかった。
「──これで、漸く私もあの女のお守りから解放されますよ」
「でも、執事は続けるんでしょう?」
「ええ、まあ。一応、そういうことになりますね。というわけで……今後とも、よろしくお願いしますね。トラヴィス様。ああ、やはりシルヴァン様とお呼びしたほうがよろしいでしょうか?」
シルヴァンというのは、孤児院のシスターが付けてくれた名前だ。
トラヴィスは母親が目の前で首を吊ったショックで一時的に記憶を失くし、自分の名前すら忘れてしまっていたのだ。
そのため、公にはシルヴァンと名乗っているが、グリゼルダやスチュアートやドナには普段は滅多に名乗らない本名のほうを教えていた。
「こちらこそ、よろしくお願いします。ああ、いや……プライベートでは、今まで通りトラヴィスと呼んでいただいて構いませんよ」
「え、何? 一体どういうことよ……?」
ドナは二人で勝手に話を進めるトラヴィスとスチュアートの間に割り込むと、説明を求めた。
「実は、トラヴィス様は孤児院に入って間もなくしてグレン子爵家に養子として引き取られたんですよ。グレン家は、偶然にもバーガンディ伯爵家の親戚に当たる家だったんです。バーガンディ家とグレン家は半絶縁状態でしたから、グリゼルダはトラヴィス様がグレン家の養子であるということは知らなかったようですが。……まあ、知られていたらそもそも計画が台無しになっていたんですけれどね」
「そ、そうだったのね……! あら? ということは、つまり……トラヴィスは……」
何かを悟った様子のドナに、スチュアートは拍手を送る。
「流石、ドナ様。察しがいいですね。グリゼルダが閉鎖病棟に入院することになったので、今、バーガンディ伯爵家の当主は空席状態なのです。彼女には子供がいませんから、必然的に親戚の男子が爵位を継ぐことになるでしょう。──つまり、バーガンディ伯爵家の新しい当主はトラヴィス様に決まったようなものなのですよ。トラヴィス様には義兄が一人いますが、当然ながら彼は自分の家を継ぐことになっていますし」
スチュアートの話に、ドナは相槌を打ちながら興味深そうに聞き入っている。
実は、トラヴィスがグレン子爵の養子になったのには理由がある。
グレン子爵家の長男は、幼少期から難病を患っており健康面に問題があった。
とはいえ、次男がいたため跡継ぎに関してはそこまで心配していなかった。しかし、不運にもその次男は不慮の事故に遭い急死してしまう。
跡継ぎ問題で頭を悩ませていたグレン子爵は、過去に愛人だったメイドとの間に出来た子供を捜し始めた。
その愛人というのが、トラヴィスの母カーラの行方不明の双子の妹だ。つまり、トラヴィスにとっては叔母に当たる人なのだが、その叔母の行方を追っていたところ何故か双子の片割れであるカーラのほうにたどり着いたらしい。
その結果、年齢的にも一致しているということでトラヴィスが息子だと勘違いされてしまったのだ。
メイドを愛人にしていたことを本妻に知られたくなかったグレン子爵は、トラヴィスを養子ということにして引き取ったのだとか。
結局その後、いい薬が開発されて義兄の病気は奇跡的に全快した。
だから、バーガンディ家の新しい当主はトラヴィスに決定したも同然なのだ。
「そういえば、グリゼルダが鎮静剤を打たれる前に妙なことを叫んでいましたよ」
「妙なこと……? というか、鎮静剤を打たなければいけないほど暴れていたんですね……」
トラヴィスはその光景を想像しつつも、苦笑した。同時に、その場にいなくて良かったと心底安堵した。
「ああ、そうそう。そういえば、聞き慣れない言葉をずっと叫んでいたわよね。えーと、何だったかしら……確か、『私は小説のヒロインなのに』とか『なんで、ヒロインの私がバッドエンドを迎えないといけないのよ』とか『こんなことになるなら、転生なんかしたくなかった』とか……とにかく、意味不明なことばかり言っていたわね」
「はぁ? なんですか、それは……」
トラヴィスの頭の中で疑問符が乱舞する。
(もしかしたら、グリゼルダは本当に狂ってしまったのかもしれないな)
そう思いつつ。トラヴィスは、復讐を成し遂げた達成感の余韻に浸った。
ふと天を仰ぐと、雲ひとつない青空が広がっていた。それは、まるで胸のつかえが取れたトラヴィス自身の晴れやかな心を表しているようだった。
0
お気に入りに追加
45
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
(完結)婚約破棄を破棄?そうは問屋がおろしません!〜婚約破棄の現場に報道部員が居合わせた!〜
オリハルコン陸
ファンタジー
自分から婚約破棄した癖によりを戻したがる第一王子と、御断りする気満々な元婚約者。最初の婚約破棄の原因になった男爵令嬢に、デバガメ報道部員。
さあ、四つ巴のショーの始まりだ!
絶対婚約いたしません。させられました。案の定、婚約破棄されました
toyjoy11
ファンタジー
婚約破棄ものではあるのだけど、どちらかと言うと反乱もの。
残酷シーンが多く含まれます。
誰も高位貴族が婚約者になりたがらない第一王子と婚約者になったミルフィーユ・レモナンド侯爵令嬢。
両親に
「絶対アレと婚約しません。もしも、させるんでしたら、私は、クーデターを起こしてやります。」
と宣言した彼女は有言実行をするのだった。
一応、転生者ではあるものの元10歳児。チートはありません。
4/5 21時完結予定。
婚約者が私の弟と旅行に行くというので私は婚約破棄を告げる。後悔しても遅いわよ。旅行先で婚約破棄した後元婚約者はあっけなく死んだ。ざまぁwww
甘いからあげ
ファンタジー
「婚約破棄するわよ。後で後悔しても遅いのよ」
「ああ、それでも行きたい」
婚約者が私の弟と旅行に行くと言うので止めたけれど、止まりやしない。
婚約破棄を持ち掛けてもなんのその。婚約者は止まらない。
結局家族全員で行く事に。
旅行先で婚約破棄した後、あっけなく死んだ元婚約者。
弟も家族も殺され、恨みを持ったまま死んだ私はチートスキルチートステータスを得て生き返る。
小細工なしのチートスキル結界無効・気力魔力100倍・全攻撃魔法適正Sランクの圧倒的殲滅
チートスキルチートステータスでクソ外道どもに復讐する。
一人残らず殺してやるわ、覚悟なんてできなくても構わないわよ。泣いて叫んでも殺すんだから。
【完結】婚約破棄をされたが、私は聖女で悪役令嬢ではない。
夜空のかけら
ファンタジー
自称王子は、悪役令嬢に婚約破棄を宣言する。
悪役令嬢?
聖女??
婚約者とは何だ??
*
4話で完結
恋愛要素がないので、ファンタジーにカテゴリ変更しました。
タグも変更。書いているうちに変化してしまった。
【完結】化け物と言われ続けた令嬢は、追放された先で真実を知る
紫宛
ファンタジー
もぅ~無理~!!っと、書きなぐった作品なので、色々荒いです。見苦しく読みにくいかも?です。
魔力が高く、胸元に宝石を宿すティアナ
侯爵家の令嬢だったが、化け物だからという理由で婚約破棄を言い渡された。
何故ティアナが化け物と言われ始めたのか……
それは……高い魔力と胸の宝石、そして化け物に姿を変えるから。
家族にも疎まれたティアナは、追放され辿り着いた国で本当の家族と真実を知る。
※素人作品、ご都合主義、ゆるふわ設定※
悪役令嬢らしいのですが、務まらないので途中退場を望みます
水姫
ファンタジー
ある日突然、「悪役令嬢!」って言われたらどうしますか?
私は、逃げます!
えっ?途中退場はなし?
無理です!私には務まりません!
悪役令嬢と言われた少女は虚弱過ぎて途中退場をお望みのようです。
一話一話は短めにして、毎日投稿を目指します。お付き合い頂けると嬉しいです。
『絶対に許さないわ』 嵌められた公爵令嬢は自らの力を使って陰湿に復讐を遂げる
黒木 鳴
ファンタジー
タイトルそのまんまです。殿下の婚約者だった公爵令嬢がありがち展開で冤罪での断罪を受けたところからお話しスタート。将来王族の一員となる者として清く正しく生きてきたのに悪役令嬢呼ばわりされ、復讐を決意して行動した結果悲劇の令嬢扱いされるお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる