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36.予感
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「あの、ジェイド様。さっきの魔物たち……なんだか様子がおかしかったですよね?」
ふと、私はジェイドにそう問いかける。
つい先ほど、イザベルを襲っていた未知の魔物たち──彼らは、私たちに目もくれずひたすらイザベルだけを狙っていた。それがどうにも気になる。
「ああ」
ジェイドは頷く。
「でも……どうしてなんでしょう? あの魔物たちは一体……」
「分からないが、あの女が身につけていたロケットペンダント──あれを狙っていたように見えた。あれは、元々コーディが身につけていたものだろう?」
「ええ。多分、彼女はあのペンダントを魔物から身を守るお守りか何かと勘違いしていたんです。だから、私から強引に奪い取ったんじゃないかなと……」
「なるほどな……。だが、魔蛍石には魔物を引き寄せるような力はなかったはずだ」
「そうですよね……」
私はジェイドと顔を見合わせる。
「ロケットペンダントの中身を──魔蛍石を狙っていたという可能性はないでしょうか?」
「魔蛍石を?」
ジェイドは訝しげに眉根を寄せる。
私は頷くと、ある仮説を彼に話した。
「もし、仮にあの未知の魔物たちが鉱石を好んでいるとしたら──魔蛍石が魔物たちを呼び寄せている元凶だとしたら、辻褄が合うと思いませんか?」
「確かにな。そう考えると、イザベルだけが執拗に狙われていたことにも合点がいく」
私の言葉に、ジェイドは納得した様子で頷く。
「……もしかしたら、あの魔物たちは鉱石を餌にしているのかもしれません」
「鉱石を餌に……?」
ジェイドは首を傾げる。
「はい。あの魔物たちは、鉱石が放つエネルギーを求めているんじゃないでしょうか? だから、それを探知してイザベルを狙っていたんじゃ……」
「そういえば、奴らはメルカ鉱山の方から飛んできていたな。ということは、鉱石を求めて鉱山にやって来たということになるが……問題は奴らがどこから湧いて出たか、だな」
「そうですね……」
本来ならば、鉱山というのは魔物が近寄らない場所なのだ。
なぜなら、魔物にとって居心地が良くないからだ。鉱山内は外に比べてマナが少ない上に、空気が淀んでいる。
そのため、長時間留まることができないはずなのだ。……通常であれば。
そうなると、現在鉱山を棲み処にしている魔物たちは外から入ってきたとしか考えられないのだが。
(あんな魔物、街の外でも見たことがないのよね。それに、シルバーウルフだってとっくの昔に絶滅した魔物のはずだし……)
謎は深まるばかりである。
「難しいことは後にして、とにかく今は街を守ることを最優先に考えよう」
「はい、そうしましょう!」
私は頷くと、走り出したジェイドを追いかける。
午後から瘴気が薄くなったせいか、霞がかっていた街の景色もはっきりと見えるようになっていた。
もし、ずっと瘴気が濃いままだったら魔法がうまく発動しなかったかもしれないし、ジェイド達ももっと苦戦していただろう。まさに不幸中の幸いである。
広場に到着すると──そこにはアラン、オリバー、エマの三人の姿が確認できた。
彼らは、相変わらず魔物たちと激しい戦闘を繰り広げている。
少し離れたところではサラ、ケイン、ウィル、ダグラスの四人が避難誘導をしているのが見えた。
サラは例のごとく猫の姿になってしまっているが、懸命に逃げ遅れた人々に声をかけている。
「良かった……サラさん、無事だったんだ……!」
サラが無事だったことに、私はほっと胸を撫で下ろす。
「魔物の数が減っているように見えないな」
隣にいるジェイドが、険しい顔つきでそう呟いた。
彼の言う通り、広場にいる魔物の数は全く減っていないように見えた。
ようやく倒したかと思えば、また西の空から新たな魔物たちが現れる──その繰り返しのようだ。
「このままだと、埒が明かないな……」
ジェイドは忌々しそうに吐き捨てる。
このままでは消耗戦になるだけだろう。
(どうしよう……)
そんなことを考えていると、不意に背後から気配を感じる。
「え……?」
いつの間にか背後に忍び寄っていた未知の魔物たちは、私たちを取り囲んだ。
「……しまった!」
ジェイドは警戒するように周囲を窺う。私も彼と同様に身構えていた時だった。 突如、魔物たちの動きが止まる。
次の瞬間、彼らは煙のように気体化した。そして、そのまま空気に溶け込むように消えていく。
「……!?」
その光景を目の当たりにして、私は絶句してしまう。
「これは、一体……」
ジェイドも同様に戸惑っている様子だった。
気づけば、魔物たちは一匹残らず消え去っていた。私たちは、何が起きたのかわからず呆然と立ち尽くしてしまう。
(そうだ……皆は!?)
アランたちの方へ目を向けると、彼らも同じくその場に呆然と佇んでいた。
どうやら、向こうにいた魔物たちも跡形もなく消え去ってしまったらしい。
「ジェイド様! それに、コーデリア様も! ご無事で何よりです!」
私たちの存在に気づいたアラン、オリバー、エマがこちらに駆け寄ってくる。
「ああ、君たちも無事で何よりだ」
ジェイドがそう言うと、アランは安堵したように胸を撫で下ろした。
「あの魔物たちは、一体何だったんでしょうか?」
「分からない。だが、突然消えてしまうなんて……そんなこと、ありえるのか?」
ジェイドの言葉に、アランは肩をすくめる。
「……ええ。不可解ですよね」
そんな彼らを眺めながら、私はエマの様子がおかしいことに気づく。
彼女は、何故か険しい表情を浮かべていた。
「嫌な予感が当たった……早く、鉱山を調査しないと……」
エマは青ざめながらも、独り言のようにそう呟いていた。
「エマ、君は何か知っているのか?」
エマの言葉に違和感を覚えたのか、ジェイドは不思議そうに尋ねる。
「……いえ。ただ、同僚が去り際に言っていた言葉が忘れられなくて。聞き間違いでなければ……彼、『メルカ鉱山の奥に行ってはいけない』と言っていたんですよ」
エマはそう言うと、不安げに目を伏せた。
「この間、話していた同僚のことか? メルカ鉱山の奥に一体何があるんだ……?」
「分かりません。でも、何か良くないことが起こりそうな気がして……」
エマはそう言うと、黙り込んでしまう。
その表情には深い動揺の色が滲んでいた。そんな彼女を見て、私は言い知れぬ不安を覚えたのだった。
ふと、私はジェイドにそう問いかける。
つい先ほど、イザベルを襲っていた未知の魔物たち──彼らは、私たちに目もくれずひたすらイザベルだけを狙っていた。それがどうにも気になる。
「ああ」
ジェイドは頷く。
「でも……どうしてなんでしょう? あの魔物たちは一体……」
「分からないが、あの女が身につけていたロケットペンダント──あれを狙っていたように見えた。あれは、元々コーディが身につけていたものだろう?」
「ええ。多分、彼女はあのペンダントを魔物から身を守るお守りか何かと勘違いしていたんです。だから、私から強引に奪い取ったんじゃないかなと……」
「なるほどな……。だが、魔蛍石には魔物を引き寄せるような力はなかったはずだ」
「そうですよね……」
私はジェイドと顔を見合わせる。
「ロケットペンダントの中身を──魔蛍石を狙っていたという可能性はないでしょうか?」
「魔蛍石を?」
ジェイドは訝しげに眉根を寄せる。
私は頷くと、ある仮説を彼に話した。
「もし、仮にあの未知の魔物たちが鉱石を好んでいるとしたら──魔蛍石が魔物たちを呼び寄せている元凶だとしたら、辻褄が合うと思いませんか?」
「確かにな。そう考えると、イザベルだけが執拗に狙われていたことにも合点がいく」
私の言葉に、ジェイドは納得した様子で頷く。
「……もしかしたら、あの魔物たちは鉱石を餌にしているのかもしれません」
「鉱石を餌に……?」
ジェイドは首を傾げる。
「はい。あの魔物たちは、鉱石が放つエネルギーを求めているんじゃないでしょうか? だから、それを探知してイザベルを狙っていたんじゃ……」
「そういえば、奴らはメルカ鉱山の方から飛んできていたな。ということは、鉱石を求めて鉱山にやって来たということになるが……問題は奴らがどこから湧いて出たか、だな」
「そうですね……」
本来ならば、鉱山というのは魔物が近寄らない場所なのだ。
なぜなら、魔物にとって居心地が良くないからだ。鉱山内は外に比べてマナが少ない上に、空気が淀んでいる。
そのため、長時間留まることができないはずなのだ。……通常であれば。
そうなると、現在鉱山を棲み処にしている魔物たちは外から入ってきたとしか考えられないのだが。
(あんな魔物、街の外でも見たことがないのよね。それに、シルバーウルフだってとっくの昔に絶滅した魔物のはずだし……)
謎は深まるばかりである。
「難しいことは後にして、とにかく今は街を守ることを最優先に考えよう」
「はい、そうしましょう!」
私は頷くと、走り出したジェイドを追いかける。
午後から瘴気が薄くなったせいか、霞がかっていた街の景色もはっきりと見えるようになっていた。
もし、ずっと瘴気が濃いままだったら魔法がうまく発動しなかったかもしれないし、ジェイド達ももっと苦戦していただろう。まさに不幸中の幸いである。
広場に到着すると──そこにはアラン、オリバー、エマの三人の姿が確認できた。
彼らは、相変わらず魔物たちと激しい戦闘を繰り広げている。
少し離れたところではサラ、ケイン、ウィル、ダグラスの四人が避難誘導をしているのが見えた。
サラは例のごとく猫の姿になってしまっているが、懸命に逃げ遅れた人々に声をかけている。
「良かった……サラさん、無事だったんだ……!」
サラが無事だったことに、私はほっと胸を撫で下ろす。
「魔物の数が減っているように見えないな」
隣にいるジェイドが、険しい顔つきでそう呟いた。
彼の言う通り、広場にいる魔物の数は全く減っていないように見えた。
ようやく倒したかと思えば、また西の空から新たな魔物たちが現れる──その繰り返しのようだ。
「このままだと、埒が明かないな……」
ジェイドは忌々しそうに吐き捨てる。
このままでは消耗戦になるだけだろう。
(どうしよう……)
そんなことを考えていると、不意に背後から気配を感じる。
「え……?」
いつの間にか背後に忍び寄っていた未知の魔物たちは、私たちを取り囲んだ。
「……しまった!」
ジェイドは警戒するように周囲を窺う。私も彼と同様に身構えていた時だった。 突如、魔物たちの動きが止まる。
次の瞬間、彼らは煙のように気体化した。そして、そのまま空気に溶け込むように消えていく。
「……!?」
その光景を目の当たりにして、私は絶句してしまう。
「これは、一体……」
ジェイドも同様に戸惑っている様子だった。
気づけば、魔物たちは一匹残らず消え去っていた。私たちは、何が起きたのかわからず呆然と立ち尽くしてしまう。
(そうだ……皆は!?)
アランたちの方へ目を向けると、彼らも同じくその場に呆然と佇んでいた。
どうやら、向こうにいた魔物たちも跡形もなく消え去ってしまったらしい。
「ジェイド様! それに、コーデリア様も! ご無事で何よりです!」
私たちの存在に気づいたアラン、オリバー、エマがこちらに駆け寄ってくる。
「ああ、君たちも無事で何よりだ」
ジェイドがそう言うと、アランは安堵したように胸を撫で下ろした。
「あの魔物たちは、一体何だったんでしょうか?」
「分からない。だが、突然消えてしまうなんて……そんなこと、ありえるのか?」
ジェイドの言葉に、アランは肩をすくめる。
「……ええ。不可解ですよね」
そんな彼らを眺めながら、私はエマの様子がおかしいことに気づく。
彼女は、何故か険しい表情を浮かべていた。
「嫌な予感が当たった……早く、鉱山を調査しないと……」
エマは青ざめながらも、独り言のようにそう呟いていた。
「エマ、君は何か知っているのか?」
エマの言葉に違和感を覚えたのか、ジェイドは不思議そうに尋ねる。
「……いえ。ただ、同僚が去り際に言っていた言葉が忘れられなくて。聞き間違いでなければ……彼、『メルカ鉱山の奥に行ってはいけない』と言っていたんですよ」
エマはそう言うと、不安げに目を伏せた。
「この間、話していた同僚のことか? メルカ鉱山の奥に一体何があるんだ……?」
「分かりません。でも、何か良くないことが起こりそうな気がして……」
エマはそう言うと、黙り込んでしまう。
その表情には深い動揺の色が滲んでいた。そんな彼女を見て、私は言い知れぬ不安を覚えたのだった。
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