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リン登場
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翌日。
嵐は去ったのか太陽が差し込む。
昨日に比べて暑さが酷い。
熱帯低気圧が通り過ぎた影響か三十三度まで上昇。
今までで一番暑い夏かな。
もう少し寝るか……
二度寝とは何て贅沢なんだろう。
「起きて! お兄ちゃん! 」
うん?
アイミのいたずらか? それにしては度が過ぎている気もするが……
「起きて! 起きてってば! 」
「もう何だよ。しょうがないなあ」
やはり昼過ぎ。
朝には弱いのだ。
まあ今日は仕方がない。
昨夜は久しぶりに楽しかった。
嵐のおかげでもある。
早起きは三文の徳と言うが俺には似合わない。
「起きて! 起きて! お兄ちゃん! 」
妙に幼く甘えた声で呼びかける女の子。
元気でいいがテンションが高すぎる。もう少し抑えてもらえると助かる。
「アイミ…… じゃないよね。するとムーちゃん? 」
「もう! 早く起きて! 」
我慢しきれないと言わんばかりに連呼。
「起きて! 起きて! 」
「だから君は誰? 」
「もう! 」
目を擦りながら声の主を探る。
「誰? 」
女の子は我慢できずに抱き着いてきた。
「お兄ちゃん早く! 」
イタタ……
「誰なんだ一体? 」
「覚えてないの私のこと…… 」
「ああ。ごめんね」
「私はリン」
「いくつ? 」
「こう見えても十六」
「そうか。てっきりまだ一ケタなのかなあって」
「また馬鹿にした! やっぱり私のことからかってるんでしょう? 」
俺の記憶喪失は嘘だと思っているらしい。困ったなあ…… 信じてくれよ。
怒った顔は本当に幼く可愛らしい。だが十歳そこそこにしか見えない。
まさかもう十六とは俺は騙されているのか? 化かされているのか?
アイミは確か十八歳だって言っていた。ムーちゃんは一つ下だって言っていたっけ。だとするとこの子はムーちゃんと一つ違いなのか。どう考えてもおかしい。幼過ぎる。
まあいいか。それよりもなぜ彼女がいるかと言うことだ。
「アイミたちは? 」
「二人とも仲間のところだよ」
「仲間? 」
「子供だから分かんない」
「おいおい。それはないだろう」
「だって本当なんだもん。私が一番年下。二人の代わりにゲンジお兄ちゃんのお世話しろって言われたんだ」
「そうか何だか良く分からないけど頑張ってくれ」
リンを怒らせずに手懐ければ何か手掛かりが掴めるかもしれない。
「さあ行こう! 」
「おいおい…… 」
まだ昼も食べてないと言うのにお構いなしに引っ張っていく。
「リン止めろ! 引っ張るな! 伸びるだろ! 」
「早く早く! 」
やたらと急かすリン。
つい胸元に目が行ってしまう。
発育途中のせいかずいぶんと平べったい。
ヨレヨレの黄色のワンピース。
胸元が開いていて涼しそうでいいのだが伸びた影響で胸が見え隠れする。
リンが屈んだり俺自身が思いっ切り首を伸ばせば肝心な部分が見えてしまいそうな勢い。
真夏にこれは本当に目の毒だ。
注意してやりたいが他に人がいる訳でもない。
俺が気にしないか我慢すればいいのだ。
「えへへへ。お兄ちゃん」
こちらを疑う様子もない。
ただ楽しそうに笑顔を浮かべる。
純粋そのもの。
癒される。
「リン? 」
どこに連れて行くのやら。
「こっちこっち」
コテージを出て右へ。
確か崖があったよな。まさか崖に向かっているのか?
「なあリン。結局君たちはどういう役割があってこんなところに来たんだ? 」
「うんとね…… お兄ちゃんの監視…… ああっ…… いけない…… 」
「誰の命令で? 」
「ねえ泉の水を汲んで来ようよ」
質問には答えずにはぐらかす。
空の水筒を満タンにして引き返す。
「それで? 」
「リンわかんない! 」
「おいおい。それはないだろ! 」
「だってたぶん命令したのはお兄ちゃんだし…… 」
「俺? 」
「うん。ううん」
ハイハイ。
やはり口は堅いか。
まさか俺自身が監視を命令するはずがない。
だとすると未だに姿を現していない人物と言うことになる。
まったくなんて面倒臭いんだ。
この島に来た目的も脱出方法も分からない。おまけに正体不明の少女たち。
「お兄ちゃん? 」
上の空の俺を心配してくれる心優しいリン。
「ここじゃない? 」
リンは立ち止ると指をさした。
何かがあるとでも言うのか?
「ほらお宝だよ」
「宝? 何の宝? 」
「本当に全部忘れちゃったのお兄ちゃん? 」
「ああ。俺には何が何だか」
リンが見つめる。
俺は耐えられずに視線を逸らす。
「もういいよ。行こう! 」
リンと手をつないでコテージに戻る。
「疲れた…… 」
満タンの水筒を持った俺の方を見る。
「おい! まさか背負えって言わないよな? 」
「お兄ちゃんお願い! 」
体が持つかなあ……
「疲れた! 疲れた! 」
リンは我がままな子供のように足をバタバタさせる。
仕方がないか。
リンを背負いコテージまでの帰り道を歩く。
「お兄ちゃんありがとう。前みたいに好きにしていいよ」
リンからの意味不明な発言。
俺をからかっているのか?
「おいリン! 」
返事が無い。もう寝ちまったようだ。
しょうがない。
コテージに到着。
徐々に重くなっていくリンを起こさないようにそのままベッドへ。
「うーん? 」
無防備なリン。
コテージに人はいない。
アイミとムーちゃんの姿はどこにもない。まだ戻っていないらしい。
今はリンと二人きりだ。
彼女もさっき許してくれた。
このまま放っておくのもどうか?
今なら…… しかし……
島の生活で刺激が少なかった。
目の前に獲物があれば全力で飛びかかるのは自然なこと。
リン……
俺は正しいのか?
理性が吹っ飛びそうだ。
リンは寝息を立てる。
うおおお!
ふふふ…… つまらない欲を出す必要はない。
また次の機会にでも。
水筒の水を一杯。
ふう…… 落ち着いた。
俺は暑さでどうかしていたようだ。もしかしたら疲れていたのかもしれない。
眠りについたリンの横で一緒に寝ることにした。
飯は起きてからでもいいだろう。
そのまま次の日を迎えた。
第三の少女・リン現れる。
【続】
また明日。
嵐は去ったのか太陽が差し込む。
昨日に比べて暑さが酷い。
熱帯低気圧が通り過ぎた影響か三十三度まで上昇。
今までで一番暑い夏かな。
もう少し寝るか……
二度寝とは何て贅沢なんだろう。
「起きて! お兄ちゃん! 」
うん?
アイミのいたずらか? それにしては度が過ぎている気もするが……
「起きて! 起きてってば! 」
「もう何だよ。しょうがないなあ」
やはり昼過ぎ。
朝には弱いのだ。
まあ今日は仕方がない。
昨夜は久しぶりに楽しかった。
嵐のおかげでもある。
早起きは三文の徳と言うが俺には似合わない。
「起きて! 起きて! お兄ちゃん! 」
妙に幼く甘えた声で呼びかける女の子。
元気でいいがテンションが高すぎる。もう少し抑えてもらえると助かる。
「アイミ…… じゃないよね。するとムーちゃん? 」
「もう! 早く起きて! 」
我慢しきれないと言わんばかりに連呼。
「起きて! 起きて! 」
「だから君は誰? 」
「もう! 」
目を擦りながら声の主を探る。
「誰? 」
女の子は我慢できずに抱き着いてきた。
「お兄ちゃん早く! 」
イタタ……
「誰なんだ一体? 」
「覚えてないの私のこと…… 」
「ああ。ごめんね」
「私はリン」
「いくつ? 」
「こう見えても十六」
「そうか。てっきりまだ一ケタなのかなあって」
「また馬鹿にした! やっぱり私のことからかってるんでしょう? 」
俺の記憶喪失は嘘だと思っているらしい。困ったなあ…… 信じてくれよ。
怒った顔は本当に幼く可愛らしい。だが十歳そこそこにしか見えない。
まさかもう十六とは俺は騙されているのか? 化かされているのか?
アイミは確か十八歳だって言っていた。ムーちゃんは一つ下だって言っていたっけ。だとするとこの子はムーちゃんと一つ違いなのか。どう考えてもおかしい。幼過ぎる。
まあいいか。それよりもなぜ彼女がいるかと言うことだ。
「アイミたちは? 」
「二人とも仲間のところだよ」
「仲間? 」
「子供だから分かんない」
「おいおい。それはないだろう」
「だって本当なんだもん。私が一番年下。二人の代わりにゲンジお兄ちゃんのお世話しろって言われたんだ」
「そうか何だか良く分からないけど頑張ってくれ」
リンを怒らせずに手懐ければ何か手掛かりが掴めるかもしれない。
「さあ行こう! 」
「おいおい…… 」
まだ昼も食べてないと言うのにお構いなしに引っ張っていく。
「リン止めろ! 引っ張るな! 伸びるだろ! 」
「早く早く! 」
やたらと急かすリン。
つい胸元に目が行ってしまう。
発育途中のせいかずいぶんと平べったい。
ヨレヨレの黄色のワンピース。
胸元が開いていて涼しそうでいいのだが伸びた影響で胸が見え隠れする。
リンが屈んだり俺自身が思いっ切り首を伸ばせば肝心な部分が見えてしまいそうな勢い。
真夏にこれは本当に目の毒だ。
注意してやりたいが他に人がいる訳でもない。
俺が気にしないか我慢すればいいのだ。
「えへへへ。お兄ちゃん」
こちらを疑う様子もない。
ただ楽しそうに笑顔を浮かべる。
純粋そのもの。
癒される。
「リン? 」
どこに連れて行くのやら。
「こっちこっち」
コテージを出て右へ。
確か崖があったよな。まさか崖に向かっているのか?
「なあリン。結局君たちはどういう役割があってこんなところに来たんだ? 」
「うんとね…… お兄ちゃんの監視…… ああっ…… いけない…… 」
「誰の命令で? 」
「ねえ泉の水を汲んで来ようよ」
質問には答えずにはぐらかす。
空の水筒を満タンにして引き返す。
「それで? 」
「リンわかんない! 」
「おいおい。それはないだろ! 」
「だってたぶん命令したのはお兄ちゃんだし…… 」
「俺? 」
「うん。ううん」
ハイハイ。
やはり口は堅いか。
まさか俺自身が監視を命令するはずがない。
だとすると未だに姿を現していない人物と言うことになる。
まったくなんて面倒臭いんだ。
この島に来た目的も脱出方法も分からない。おまけに正体不明の少女たち。
「お兄ちゃん? 」
上の空の俺を心配してくれる心優しいリン。
「ここじゃない? 」
リンは立ち止ると指をさした。
何かがあるとでも言うのか?
「ほらお宝だよ」
「宝? 何の宝? 」
「本当に全部忘れちゃったのお兄ちゃん? 」
「ああ。俺には何が何だか」
リンが見つめる。
俺は耐えられずに視線を逸らす。
「もういいよ。行こう! 」
リンと手をつないでコテージに戻る。
「疲れた…… 」
満タンの水筒を持った俺の方を見る。
「おい! まさか背負えって言わないよな? 」
「お兄ちゃんお願い! 」
体が持つかなあ……
「疲れた! 疲れた! 」
リンは我がままな子供のように足をバタバタさせる。
仕方がないか。
リンを背負いコテージまでの帰り道を歩く。
「お兄ちゃんありがとう。前みたいに好きにしていいよ」
リンからの意味不明な発言。
俺をからかっているのか?
「おいリン! 」
返事が無い。もう寝ちまったようだ。
しょうがない。
コテージに到着。
徐々に重くなっていくリンを起こさないようにそのままベッドへ。
「うーん? 」
無防備なリン。
コテージに人はいない。
アイミとムーちゃんの姿はどこにもない。まだ戻っていないらしい。
今はリンと二人きりだ。
彼女もさっき許してくれた。
このまま放っておくのもどうか?
今なら…… しかし……
島の生活で刺激が少なかった。
目の前に獲物があれば全力で飛びかかるのは自然なこと。
リン……
俺は正しいのか?
理性が吹っ飛びそうだ。
リンは寝息を立てる。
うおおお!
ふふふ…… つまらない欲を出す必要はない。
また次の機会にでも。
水筒の水を一杯。
ふう…… 落ち着いた。
俺は暑さでどうかしていたようだ。もしかしたら疲れていたのかもしれない。
眠りについたリンの横で一緒に寝ることにした。
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