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第二関門 レアモンスター発見
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第二関門。
スライム状の化け物が現れた。
相手がどんな動きをするか分からない。
しかしお構いなくカンは突っ込む。
「はっははは」
カンは夢中で剣を振り回す。
初めてのモンスター退治。
「雑魚め! 」
続いて三体現れた。
「兄貴! 今度は自分にやらせてください」
パックは斧をぶん回し消滅させた。
視界が開ける。
もちろんレベルアップなどしない。
「危ないわよカン! 」
「うるさい! 」
「もう! カン知らないわよ! 」
「私の忠告を無視して勝手に行ってどうなっても知らないから! 」
プラスティ―は膨れる。
手綱を持つと人が変わるって聞くけど男の子は剣を持つと別人になるのかしら? 厄介この上ないわね。
「俺について来い! 」
カンはなおも強気。
「うん? 」
カンガルーコアラが現れた。
「見たことのない奴。新種か? 」
カンはレアモンスターに興味津々。
「まずい! 逃げて! 」
プラスティ―の指示は的確だが……
「パック行くぞ! 」
「おう! 」
決して従おうとはせず逆に突っ込む始末。
これでは先が思いやられる。
カンガルーは飛び跳ねて攻撃をかわす。
カウンターパンチをお見舞いしようとしたがカンが屈んだため事なきを得る。
「兄貴行きます! 」
パックが斧をぶん回す。
ヒット。
カンガルーコアラは瀕死の状態。
「え? えええ? 」
最後の力を振り絞ってコアラを投げつける。
「危ない! 」
しかしコアラはコントロールを失い明後日の方へ。
爆発する。
「やりやがったな! 」
パックがすかさずとどめを刺す。
容赦のないパック。ちょっとやり過ぎなような気もする。
だが仕方がない。指令によれば攻撃を受けてはダメなのだから。
とにかく従うしかない。
三人とも無傷で突破しかないのだ。
「よし行こう! 」
再び現れた。
子持ちカンガルーコアラ。
「よし一気に片付けるぞ! 」
「おう! 」
「ちょっと待って! 」
カンガルーがコアラを投げる。
目の前で爆発するが運よく巻き込まれずに済んだ。
奇跡的に助かった。
「危ない! 」
「もう大丈夫だ。行くぞ! 」
「おう! 」
カンガルーは捨て身の攻撃でお腹の子を投げようとする。
プラスティ―は見かねてビリビリをお見舞い。
「ホラ無理しないでお帰りなさい」
戦意を喪失したカンガルーは逃亡。
「プラスティ―! 」
「いい。よく聞いて! 逃げるのよ。これからは戦わずに逃げるの。分かった? 」
「そんな情けないことができるか! 」
「そうっすよ」
「だから。攻撃を受けたらお終いなのよ。
何度言えば分かるの? 」
「俺達なら問題ない! なあパック」
「そうっす」
「良いから従いなさい!
逃げるために戦いなさい!
いい? これもあなた達を思ってのこと」
「分かったよ。プラスティ―がそう言うなら」
「自分も異存はないっす」
次々と厄介な敵。
スライムの大群が現れた。
囲まれてしまった。
左端を攻撃。
空いたスペースを使い突破。
追いかけるスライムを威嚇。
怯んだスライムはその場から立ち去った。
「よし良い調子だ! 」
コツを掴んだカンとパックは動きが大胆になる。
走る。
前には大勢の獣。
もう何も恐れることはない。
強いのだ。
負けるはずがない。
調子に乗ってどんどん前へ。
「うん? 」
ジャンボネズミが現れた。
「キャ! 気持ち悪い! 抹殺して」
「もうすぐ気が変わるんだから」
パックの斧で一撃。
「気持ち悪いのは秒殺でお願い」
「ああ、もう気持ち悪い。
私こういうの苦手。
見ただけで寒気がするわ」
ジャンボネズミを退治。
ナマケモノが現れた。
やる気がない。
攻撃する様子もない。
パーティ―に参加したいだけのようだ。
動きそうにないので目の前を歩いて横切る。
ナマケモノは反応しない。
反応するつもりがないらしい。
欠伸をして尻を掻く。
楽々突破。
追いかける気もない。
動きがのろいのでまったく害がない。
もう大丈夫。
隙を見せた次の瞬間何かを投げる。
フンか何かだろうと思ったが以外にも……
「手榴弾! 」
爆発したらただじゃ済まない。
危険なアイテム。
「何をする! 」
「蹴るのよ! 早く! 」
パックが捨て身で蹴り返す。
手榴弾が破裂しナマケモノは跡形もなくなった。
「恐ろしい。本当に恐ろしい…… 」
「もうだから気をつけてって言ったのに! 」
「聞いてないっすよそんな話」
「いつでも警戒を怠らないのが冒険者よ」
ナマケモノがもう一体現れた。
「もうだまされない。
でも可哀想だから優しくしたあげる」
ビリビリ。
「さあ行くわよ」
敵遭遇頻度が上がる。
ナマケモノとセッカチンが現れた。
彼らの主な攻撃は手榴弾。
ナマケモノは尻を掻いて欠伸をしている。
セッカチンは次々と投げていく。
「まずい逃げろ! 」
ゴカーン!
ドッカーン!
辺りは地獄と化した。
とにかく前に。
セッカチンは獣たちを巻き込む。
十発投げ終えて逃げて行った。
セッカチン恐るべし。
続いてセッカチンが二体。
ターゲットを捕捉すると投下する。
まずいダブル攻撃だ。
「よし回れ! 」
セッカチンの攻撃をかわし後ろにつく。
セッカチンは攻撃不可となった。
もう一体が投げてくる。
セッカチンを盾に前へ。
再びもう一方の後ろを取りビリビリ。
セッカチンを倒す。
これでナマケモノ及びセッカチンの対処法が分かった。
手榴弾の脅威から解放された。
まさか仲間含めて無差別に手榴弾を投下するとはかなりヤバイ奴。
「プラスティ―行くよ! 」
「もうカン。置いていかないでよ! 」
「兄貴! 」
前へ。
続く
スライム状の化け物が現れた。
相手がどんな動きをするか分からない。
しかしお構いなくカンは突っ込む。
「はっははは」
カンは夢中で剣を振り回す。
初めてのモンスター退治。
「雑魚め! 」
続いて三体現れた。
「兄貴! 今度は自分にやらせてください」
パックは斧をぶん回し消滅させた。
視界が開ける。
もちろんレベルアップなどしない。
「危ないわよカン! 」
「うるさい! 」
「もう! カン知らないわよ! 」
「私の忠告を無視して勝手に行ってどうなっても知らないから! 」
プラスティ―は膨れる。
手綱を持つと人が変わるって聞くけど男の子は剣を持つと別人になるのかしら? 厄介この上ないわね。
「俺について来い! 」
カンはなおも強気。
「うん? 」
カンガルーコアラが現れた。
「見たことのない奴。新種か? 」
カンはレアモンスターに興味津々。
「まずい! 逃げて! 」
プラスティ―の指示は的確だが……
「パック行くぞ! 」
「おう! 」
決して従おうとはせず逆に突っ込む始末。
これでは先が思いやられる。
カンガルーは飛び跳ねて攻撃をかわす。
カウンターパンチをお見舞いしようとしたがカンが屈んだため事なきを得る。
「兄貴行きます! 」
パックが斧をぶん回す。
ヒット。
カンガルーコアラは瀕死の状態。
「え? えええ? 」
最後の力を振り絞ってコアラを投げつける。
「危ない! 」
しかしコアラはコントロールを失い明後日の方へ。
爆発する。
「やりやがったな! 」
パックがすかさずとどめを刺す。
容赦のないパック。ちょっとやり過ぎなような気もする。
だが仕方がない。指令によれば攻撃を受けてはダメなのだから。
とにかく従うしかない。
三人とも無傷で突破しかないのだ。
「よし行こう! 」
再び現れた。
子持ちカンガルーコアラ。
「よし一気に片付けるぞ! 」
「おう! 」
「ちょっと待って! 」
カンガルーがコアラを投げる。
目の前で爆発するが運よく巻き込まれずに済んだ。
奇跡的に助かった。
「危ない! 」
「もう大丈夫だ。行くぞ! 」
「おう! 」
カンガルーは捨て身の攻撃でお腹の子を投げようとする。
プラスティ―は見かねてビリビリをお見舞い。
「ホラ無理しないでお帰りなさい」
戦意を喪失したカンガルーは逃亡。
「プラスティ―! 」
「いい。よく聞いて! 逃げるのよ。これからは戦わずに逃げるの。分かった? 」
「そんな情けないことができるか! 」
「そうっすよ」
「だから。攻撃を受けたらお終いなのよ。
何度言えば分かるの? 」
「俺達なら問題ない! なあパック」
「そうっす」
「良いから従いなさい!
逃げるために戦いなさい!
いい? これもあなた達を思ってのこと」
「分かったよ。プラスティ―がそう言うなら」
「自分も異存はないっす」
次々と厄介な敵。
スライムの大群が現れた。
囲まれてしまった。
左端を攻撃。
空いたスペースを使い突破。
追いかけるスライムを威嚇。
怯んだスライムはその場から立ち去った。
「よし良い調子だ! 」
コツを掴んだカンとパックは動きが大胆になる。
走る。
前には大勢の獣。
もう何も恐れることはない。
強いのだ。
負けるはずがない。
調子に乗ってどんどん前へ。
「うん? 」
ジャンボネズミが現れた。
「キャ! 気持ち悪い! 抹殺して」
「もうすぐ気が変わるんだから」
パックの斧で一撃。
「気持ち悪いのは秒殺でお願い」
「ああ、もう気持ち悪い。
私こういうの苦手。
見ただけで寒気がするわ」
ジャンボネズミを退治。
ナマケモノが現れた。
やる気がない。
攻撃する様子もない。
パーティ―に参加したいだけのようだ。
動きそうにないので目の前を歩いて横切る。
ナマケモノは反応しない。
反応するつもりがないらしい。
欠伸をして尻を掻く。
楽々突破。
追いかける気もない。
動きがのろいのでまったく害がない。
もう大丈夫。
隙を見せた次の瞬間何かを投げる。
フンか何かだろうと思ったが以外にも……
「手榴弾! 」
爆発したらただじゃ済まない。
危険なアイテム。
「何をする! 」
「蹴るのよ! 早く! 」
パックが捨て身で蹴り返す。
手榴弾が破裂しナマケモノは跡形もなくなった。
「恐ろしい。本当に恐ろしい…… 」
「もうだから気をつけてって言ったのに! 」
「聞いてないっすよそんな話」
「いつでも警戒を怠らないのが冒険者よ」
ナマケモノがもう一体現れた。
「もうだまされない。
でも可哀想だから優しくしたあげる」
ビリビリ。
「さあ行くわよ」
敵遭遇頻度が上がる。
ナマケモノとセッカチンが現れた。
彼らの主な攻撃は手榴弾。
ナマケモノは尻を掻いて欠伸をしている。
セッカチンは次々と投げていく。
「まずい逃げろ! 」
ゴカーン!
ドッカーン!
辺りは地獄と化した。
とにかく前に。
セッカチンは獣たちを巻き込む。
十発投げ終えて逃げて行った。
セッカチン恐るべし。
続いてセッカチンが二体。
ターゲットを捕捉すると投下する。
まずいダブル攻撃だ。
「よし回れ! 」
セッカチンの攻撃をかわし後ろにつく。
セッカチンは攻撃不可となった。
もう一体が投げてくる。
セッカチンを盾に前へ。
再びもう一方の後ろを取りビリビリ。
セッカチンを倒す。
これでナマケモノ及びセッカチンの対処法が分かった。
手榴弾の脅威から解放された。
まさか仲間含めて無差別に手榴弾を投下するとはかなりヤバイ奴。
「プラスティ―行くよ! 」
「もうカン。置いていかないでよ! 」
「兄貴! 」
前へ。
続く
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