34 / 171
秘密の課外授業⑦
しおりを挟む
「ほらどうぞ。これが欲しかったんでしょう」
脱ぎたての下着を直接手渡す少女。
どうにか拒絶しようとするもそれを許さない。
まるで持ってなさいと言わんばかり。
教師と生徒との立場が逆転したか?
まるで果物狩り。リンゴでもミカンでも何でもいいが思い浮かべて欲しい。
それに感覚が似ている。
一つ一つ丁寧に細心の注意を払う。獲物を大事にかごに。
だがかごはないのでそのまま。下品にも咥えるなどはマナー違反。
仮に咥えるにしても他にあるだろうし。
我に返る。
それにしても俺は本当に何をやってるのだろう?
恥ずかしい。ガキに良いようにコントロールされてしまっている。
と言うか渡されても困る。俺にどうしろと?
勘違いしてるよだが俺にはそんな趣味はないぞ。
売ってるのだって買った試しがない。
何て言っても俺は教師。
それに自慢ではないが女に不自由したことがない。
今はフリーだけどそろそろミホ先生と付き合うはずだ
だからこそこれ以上のトラブルは避けたい。
「ありがとう。よく分かったね」
何を言ってるんだ俺? もはや俺が俺でなくなっている。
彼女が狂ってるなら俺だって狂ってるのだ。
それが現実。どうすることも出来ない現実。
「やっぱり。ふふふ…… 本当に正直な人」
どうやらこれで良かったらしい。だが俺にはまだつまらないプライドがある。
「いや…… 今のは気の迷いで。本気じゃない。
俺はガキのパンツなどに興味ないし。俺は…… 」
強がって見せるが無駄な抵抗らしい。
見透かしたように不気味な笑みを浮かべる少女。
すべてを脱ぎ捨てた少女は手足を大きく広げ満足そう。
俺は何とか見ないように目を閉じる。
そして念の為に手の平で隠す。
やり過ぎなぐらいの防衛策。効果は微妙だが。
本来なら後ろを向けばいいのだがこれが彼女たちの本当の狙いだとしたら危険だ。
もう体も回復してきてる。効き目はさほど継続しないのだろう。
ただその薬の正体と安全性が気になるが。
薬の影響で一時的に動きが制限されてるとは言え大の男を気絶させるのは難しい。
だから後ろを向いた瞬間に攻撃を仕掛けるかもしれない。
そう思うと恐怖で後ろなど向いてられない。
だから当然目を瞑ってるのも演技で薄目を開け様子を窺っている。
手で覆ったって見えるものは見える。
だが見たらお終いだ。それでも視線は外せない。
ああ理性が吹っ飛ぶ。このままではただのケダモノへ変身してしまう。
とは言え体は正直。反応してしまっている。
いや…… この状況では誰だってそうなるさ。何ら不思議なことじゃない。
ただこれはもはや拷問と言っていいだろう。
俺はこの地獄のような拷問に堪え抜いて生還するんだ。
しかしその決意も簡単に揺らいでしまう。
写真で見た時に妄想したそれが今現実になっている。
妄想とはあり得ないこと。だからいい。だが現実が妄想を遥かに凌駕してしまった。
自分を解放すべきだ。嘘を吐くべきでもない。
悟られてはいけないが自分にもう嘘は吐けない。
情けないが俺も男なのさ。
ああタピオカ部の顧問さえ引き受けなければこんな事態には。
それだけは後悔。いやこれは後悔なのかな?
「かわいい。ふふふ…… 」
まだ執拗にからかう。ガキだな。
もう自分が自分じゃないみたいだ。
もう一人の俺が存在していて今受け入れようとしているかのよう。
魂が抜けて空から見ているような変な浮遊感。
そしてこの目を通してもう一人の男の動きを観察する。
少女は優しく男の手を取った。
男は振り払うこともせずにボーっと突っ立っている。
少女は強引に男の服を脱がせに掛かる。何て大胆で破廉恥なのか。
もはや男は言いなり。抵抗する気力さえ残っていないよう。
ああ体が…… 体が…… 興奮が収まらない。どうやら男も同じらしい。
可哀想に為されるがまま。男のプライドも何もない。
屈辱だろうな。何てことをしやがるんだろう。
俺まで涙が出てくる。男も我慢してるが限界も近い。
「先生お願い! 」
「頼むから…… タノ…… ム…… かーら」
抵抗虚しく男は操り人形と化す。
「ほら早く! ! 」
「ああ分かってる…… 」
男に精気は感じられない。それでは困るのは少女の方。
「早く! 先生! 」
男は女の上に乗り強引に結ばれてしまう。
激しい男の動きと嫌がる素振りを見せる少女。もちろんお遊びの一環。
はあはあ
はあはあ
「ねえまだ? 」
「ごめん。ごめんよ」
「大人なんだからリードしてよね」
「悪い。さあもう少しだ」
果てると二人はそのまま眠りについた。
俺も釣られるように深い眠りにつく。
続く
脱ぎたての下着を直接手渡す少女。
どうにか拒絶しようとするもそれを許さない。
まるで持ってなさいと言わんばかり。
教師と生徒との立場が逆転したか?
まるで果物狩り。リンゴでもミカンでも何でもいいが思い浮かべて欲しい。
それに感覚が似ている。
一つ一つ丁寧に細心の注意を払う。獲物を大事にかごに。
だがかごはないのでそのまま。下品にも咥えるなどはマナー違反。
仮に咥えるにしても他にあるだろうし。
我に返る。
それにしても俺は本当に何をやってるのだろう?
恥ずかしい。ガキに良いようにコントロールされてしまっている。
と言うか渡されても困る。俺にどうしろと?
勘違いしてるよだが俺にはそんな趣味はないぞ。
売ってるのだって買った試しがない。
何て言っても俺は教師。
それに自慢ではないが女に不自由したことがない。
今はフリーだけどそろそろミホ先生と付き合うはずだ
だからこそこれ以上のトラブルは避けたい。
「ありがとう。よく分かったね」
何を言ってるんだ俺? もはや俺が俺でなくなっている。
彼女が狂ってるなら俺だって狂ってるのだ。
それが現実。どうすることも出来ない現実。
「やっぱり。ふふふ…… 本当に正直な人」
どうやらこれで良かったらしい。だが俺にはまだつまらないプライドがある。
「いや…… 今のは気の迷いで。本気じゃない。
俺はガキのパンツなどに興味ないし。俺は…… 」
強がって見せるが無駄な抵抗らしい。
見透かしたように不気味な笑みを浮かべる少女。
すべてを脱ぎ捨てた少女は手足を大きく広げ満足そう。
俺は何とか見ないように目を閉じる。
そして念の為に手の平で隠す。
やり過ぎなぐらいの防衛策。効果は微妙だが。
本来なら後ろを向けばいいのだがこれが彼女たちの本当の狙いだとしたら危険だ。
もう体も回復してきてる。効き目はさほど継続しないのだろう。
ただその薬の正体と安全性が気になるが。
薬の影響で一時的に動きが制限されてるとは言え大の男を気絶させるのは難しい。
だから後ろを向いた瞬間に攻撃を仕掛けるかもしれない。
そう思うと恐怖で後ろなど向いてられない。
だから当然目を瞑ってるのも演技で薄目を開け様子を窺っている。
手で覆ったって見えるものは見える。
だが見たらお終いだ。それでも視線は外せない。
ああ理性が吹っ飛ぶ。このままではただのケダモノへ変身してしまう。
とは言え体は正直。反応してしまっている。
いや…… この状況では誰だってそうなるさ。何ら不思議なことじゃない。
ただこれはもはや拷問と言っていいだろう。
俺はこの地獄のような拷問に堪え抜いて生還するんだ。
しかしその決意も簡単に揺らいでしまう。
写真で見た時に妄想したそれが今現実になっている。
妄想とはあり得ないこと。だからいい。だが現実が妄想を遥かに凌駕してしまった。
自分を解放すべきだ。嘘を吐くべきでもない。
悟られてはいけないが自分にもう嘘は吐けない。
情けないが俺も男なのさ。
ああタピオカ部の顧問さえ引き受けなければこんな事態には。
それだけは後悔。いやこれは後悔なのかな?
「かわいい。ふふふ…… 」
まだ執拗にからかう。ガキだな。
もう自分が自分じゃないみたいだ。
もう一人の俺が存在していて今受け入れようとしているかのよう。
魂が抜けて空から見ているような変な浮遊感。
そしてこの目を通してもう一人の男の動きを観察する。
少女は優しく男の手を取った。
男は振り払うこともせずにボーっと突っ立っている。
少女は強引に男の服を脱がせに掛かる。何て大胆で破廉恥なのか。
もはや男は言いなり。抵抗する気力さえ残っていないよう。
ああ体が…… 体が…… 興奮が収まらない。どうやら男も同じらしい。
可哀想に為されるがまま。男のプライドも何もない。
屈辱だろうな。何てことをしやがるんだろう。
俺まで涙が出てくる。男も我慢してるが限界も近い。
「先生お願い! 」
「頼むから…… タノ…… ム…… かーら」
抵抗虚しく男は操り人形と化す。
「ほら早く! ! 」
「ああ分かってる…… 」
男に精気は感じられない。それでは困るのは少女の方。
「早く! 先生! 」
男は女の上に乗り強引に結ばれてしまう。
激しい男の動きと嫌がる素振りを見せる少女。もちろんお遊びの一環。
はあはあ
はあはあ
「ねえまだ? 」
「ごめん。ごめんよ」
「大人なんだからリードしてよね」
「悪い。さあもう少しだ」
果てると二人はそのまま眠りについた。
俺も釣られるように深い眠りにつく。
続く
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる