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第二章
34.再開
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3人と再開する場所と日時を決めてぐっすりと爆睡した。
そして、目が覚めて最初に発した言葉は。
「やばい…寝坊した」
えっヤバい、本気でヤバい。
冷や汗をダラダラかきながら急いで身支度をし必要な物を準備して約束した場所に特急で馬車を走らせた。
自分が決めた約束の時間から2時間くらい経ってるし、なんでこんな日に限って寝坊するんだ俺は。
うわぁ~と頭を抱え後悔しつつ3人に懺悔をした。
ーーーー
約束の場所こと3人の別荘に馬車が止まり、俺は急いで馬車から降りると。
なんと3人が玄関の所で待っていた。
「本当にごめん!!遅れて!!」
「あっ!アベル久しぶり~」
「特に待ってないから平気だ!」
「我たちは気にしてない。
気分は体調が悪いとかないか?」
遅れて呆れるとか怒るどころか。
それぞれ三者三葉の反応を見せていて、変わってねぇなコイツらと少しだけ安心した。
「体調とか全然悪くねぇよ!
俺が時間決めてたのにすげぇ遅れて悪かった」
「「「気にしなくていいのに」」」
「俺が気にするんだよ!!!」
外だってまだ肌寒いってのにいつから待ってたんだ。
「ほら、外さみぃから早く中入るぞ」
3人の背中を押して家に入る。
相変わらず豪華というか何か前よりもグレードアップしてた。
「なんか前より豪華になってね?」
「まぁね!アベルの骨董屋(仮)を祝して更に豪華にしようって」
「えっ???(何故に?)」
困惑しながら俺専用の部屋に入り、お気に入りのふかふかソファーに腰をかける。
相変わらずふかふかでそのまま眠たくなるが。まずはお互い担当していた仕事を報告をしあい。
一番重要といってもいい話になった。
「それでアベルが担当している骨董屋を何処に出すか決めたのか?」
「あぁ、それなんだけど一応みんなに見てもらって最終的に決めようかなとは思ってる」
準備した資料を渡し、それぞれ意見を聞いてみる。
俺的には前世繁盛していた立地と別で見つけた立地の場所を提案したが3人の表情があまり良くない。
「確かに王国貴族だけなら立地はいいと思うけど…」
「まぁ後々のこと考えてると…」
「ふむ…少し冒険してみるのもありだと思うぞ」
「と、ゆーと?」
「「「不採用」」」
「うぁぁぁぁ」
どうすればいいんだよぉぉぉ!!!
前世で繁盛してた場所でさえ却下されると流石に混乱するじゃんか。
「え~俺的にはすげぇ良い立地だと思ったんだけど、どうすればいいかな」
ちらり3人の顔を見ると、ケインが思い出したかのように提案をする。
「立地に関してはエイトに相談してみるのもありだと思うがどうだろうか」
「……あぁー!!その手があったか!!」
さっそく通信装置(エイトが置いていった)で連絡をした。
続く
そして、目が覚めて最初に発した言葉は。
「やばい…寝坊した」
えっヤバい、本気でヤバい。
冷や汗をダラダラかきながら急いで身支度をし必要な物を準備して約束した場所に特急で馬車を走らせた。
自分が決めた約束の時間から2時間くらい経ってるし、なんでこんな日に限って寝坊するんだ俺は。
うわぁ~と頭を抱え後悔しつつ3人に懺悔をした。
ーーーー
約束の場所こと3人の別荘に馬車が止まり、俺は急いで馬車から降りると。
なんと3人が玄関の所で待っていた。
「本当にごめん!!遅れて!!」
「あっ!アベル久しぶり~」
「特に待ってないから平気だ!」
「我たちは気にしてない。
気分は体調が悪いとかないか?」
遅れて呆れるとか怒るどころか。
それぞれ三者三葉の反応を見せていて、変わってねぇなコイツらと少しだけ安心した。
「体調とか全然悪くねぇよ!
俺が時間決めてたのにすげぇ遅れて悪かった」
「「「気にしなくていいのに」」」
「俺が気にするんだよ!!!」
外だってまだ肌寒いってのにいつから待ってたんだ。
「ほら、外さみぃから早く中入るぞ」
3人の背中を押して家に入る。
相変わらず豪華というか何か前よりもグレードアップしてた。
「なんか前より豪華になってね?」
「まぁね!アベルの骨董屋(仮)を祝して更に豪華にしようって」
「えっ???(何故に?)」
困惑しながら俺専用の部屋に入り、お気に入りのふかふかソファーに腰をかける。
相変わらずふかふかでそのまま眠たくなるが。まずはお互い担当していた仕事を報告をしあい。
一番重要といってもいい話になった。
「それでアベルが担当している骨董屋を何処に出すか決めたのか?」
「あぁ、それなんだけど一応みんなに見てもらって最終的に決めようかなとは思ってる」
準備した資料を渡し、それぞれ意見を聞いてみる。
俺的には前世繁盛していた立地と別で見つけた立地の場所を提案したが3人の表情があまり良くない。
「確かに王国貴族だけなら立地はいいと思うけど…」
「まぁ後々のこと考えてると…」
「ふむ…少し冒険してみるのもありだと思うぞ」
「と、ゆーと?」
「「「不採用」」」
「うぁぁぁぁ」
どうすればいいんだよぉぉぉ!!!
前世で繁盛してた場所でさえ却下されると流石に混乱するじゃんか。
「え~俺的にはすげぇ良い立地だと思ったんだけど、どうすればいいかな」
ちらり3人の顔を見ると、ケインが思い出したかのように提案をする。
「立地に関してはエイトに相談してみるのもありだと思うがどうだろうか」
「……あぁー!!その手があったか!!」
さっそく通信装置(エイトが置いていった)で連絡をした。
続く
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