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2.うん??
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突然の発言をして抱きつかれて固まった。
「光輝♡」
「はっ、離せ!!」
驚いて押し返すとキョトンとした顔をした。
「…え?学園では俺達が光輝に関わらないようにする代わりにこの場所と俺達の家では甘えていいって言ったでしょ」
………………………は??????
え?どうゆう事だ??昔は仲の良い幼馴染だったって書いてあったけど、そんなのは無かったはずだぞ!!
「そ、そうだったか?」
「そうだよ。今日もずっと遠くから光輝の事見てたのに気づいてくれなくて悲しかった」
シュンっと自分の推しの悲しい時のイケボとショボン顔に心臓が撃ち抜かれる。
やべぇぇ推しの全ての威力がしゅごい。
現実の俺なら絶対にデュフフってなってるのに全く自分の表情が変わってない!!
どう返答しようと考えてると勝手に口が動いた。
「遠くから見られてるなんて気持ち悪いし、二度とするな」
多分、睨みつけてると泣きそうな顔で言った。
「……ごめん!!二度としないから僕を嫌わないで!」
切羽詰まったみたいな声を出して更に抱きしめる力が強くなった。
ふぇぇ??俺の知ってる九条様はこんなメンヘラみたいなキャラじゃないんだが??
でも、メンヘラな九条様も最高だな。
そんな事を0.5秒くらい真顔で思ってると九条様が不安な顔をしながら覗いてきた。
「 っ…。(顔面の解像度エグいてぇ)」
「光輝?」
「何度言えば分かるんだ?さっさと俺から離れろ」
「…うん」
残念そうに離れる姿もverycuteだね!
ほんと、推しが尊すぎて今にも血吐きそうだし思いっきり抱きついて匂いハスハスしてぇ。
はっ!またキモオタ思考になってたけど、さっき九条様はこの隠れ場所か俺達の家って言ってたから西園寺の家も来るのかな?
とりあえず聞いてみるか。
「で、今日お前以外に俺の家に来るのか?」
「え」
そう聞けば驚いた顔をしてボタボタと泣いた。
「は!?」
「嘘でしょ……。初めて光輝の家に招待してくれた!!」
「………」
「皆にも早く伝えなきゃ!!じゃあね光輝!」
ニコリと爽やか王子様スマイルをして秒で目の前から消えた。
一方俺は、もう訳わからん過ぎてポカンと口を開きながらその場に立ちすくんだ。
続く
「光輝♡」
「はっ、離せ!!」
驚いて押し返すとキョトンとした顔をした。
「…え?学園では俺達が光輝に関わらないようにする代わりにこの場所と俺達の家では甘えていいって言ったでしょ」
………………………は??????
え?どうゆう事だ??昔は仲の良い幼馴染だったって書いてあったけど、そんなのは無かったはずだぞ!!
「そ、そうだったか?」
「そうだよ。今日もずっと遠くから光輝の事見てたのに気づいてくれなくて悲しかった」
シュンっと自分の推しの悲しい時のイケボとショボン顔に心臓が撃ち抜かれる。
やべぇぇ推しの全ての威力がしゅごい。
現実の俺なら絶対にデュフフってなってるのに全く自分の表情が変わってない!!
どう返答しようと考えてると勝手に口が動いた。
「遠くから見られてるなんて気持ち悪いし、二度とするな」
多分、睨みつけてると泣きそうな顔で言った。
「……ごめん!!二度としないから僕を嫌わないで!」
切羽詰まったみたいな声を出して更に抱きしめる力が強くなった。
ふぇぇ??俺の知ってる九条様はこんなメンヘラみたいなキャラじゃないんだが??
でも、メンヘラな九条様も最高だな。
そんな事を0.5秒くらい真顔で思ってると九条様が不安な顔をしながら覗いてきた。
「 っ…。(顔面の解像度エグいてぇ)」
「光輝?」
「何度言えば分かるんだ?さっさと俺から離れろ」
「…うん」
残念そうに離れる姿もverycuteだね!
ほんと、推しが尊すぎて今にも血吐きそうだし思いっきり抱きついて匂いハスハスしてぇ。
はっ!またキモオタ思考になってたけど、さっき九条様はこの隠れ場所か俺達の家って言ってたから西園寺の家も来るのかな?
とりあえず聞いてみるか。
「で、今日お前以外に俺の家に来るのか?」
「え」
そう聞けば驚いた顔をしてボタボタと泣いた。
「は!?」
「嘘でしょ……。初めて光輝の家に招待してくれた!!」
「………」
「皆にも早く伝えなきゃ!!じゃあね光輝!」
ニコリと爽やか王子様スマイルをして秒で目の前から消えた。
一方俺は、もう訳わからん過ぎてポカンと口を開きながらその場に立ちすくんだ。
続く
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