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第6章
第73話 魂
しおりを挟む左腕が使い物にならなくなった。ボロボロの雑巾を力いっぱい絞ったような状態。骨は当然粉々に砕けており、皮膚も千切れている。硬度が異常に高い鱗も意味が無く、傷は無いが肉が捻れたことで剥がされてしまっている。
剥がれた多くの鱗がパラパラと血を絡めながら落ちていき、べちゃりと不快な音を立てた。痛みは常人ならば悶え苦しむ程度は軽くある筈にも拘わらず、リュウデリアは声1つ上げることなく使い物にならない左腕を見ていた。
この左腕で、リヴェーダに触れようとした。視覚、聴覚、発声を奪う魔法を掛ける為に。何かを言われて事象が起きる前に触れて、完封するつもりだった。だが触れるよりも言葉を発する方が早く、結果として触れようとした腕が捻れて空振ってしまい、触れることが出来なかった。
──────言葉を起点として遠距離ばかりだと思って突っ込んでみればこのザマか。反応速度も良いみたいだな。槍の軌道を逸らした事といい、先のことといい。なのに攻撃は概念系のもの。腕は何かで捻られるのではなく、腕が捻れた。骨も筋肉も血管も皮膚も、捻れる瞬間一律に動いた。つまり、あれは腕の中のものにも作用していた。となれば、俺の魔力で覆うだけでは防ぐことが出来ない。出来たとしても鱗と皮膚くらいなものだ。中の骨やら何やらは護れない。それにマズいのは……生物にも言葉は有効であることが実証されたことだ。これだと俺は言葉1つで即死する。首を捻じ切られれば流石に死ぬ。『死ね』という言葉が使えるのかは解らんが、少なくとも下手な言葉で俺は死ぬ。まだ死んでいないのは、恐らく最高神に痛め付けろとでも言われているのだろう。
「私の権能は生物にも有効だ。何をするつもりだったのかは知らないが、無駄な負傷をしたな。腕1本使い物にならなくなった」
「ふん。お前を殺すのに腕2本も要らん。1本あれば十分だ」
「……そう。『墜ちろ』『渦巻く大地』『灼熱の砂』」
上から押し潰そうとしている大気がのし掛かり、足下の大地が渦を巻いた。中央に立っているリュウデリアは脚が沈んでいく。飛び立ても大気が重くて飛べず、呑み込まれていってしまう。脚から腰、胸、肩と沈み、頭も沈み込んで渦を巻いている大地だけがそこにあった。そこへ追い打ちで辺りの砂が丸ごと灼熱のものへと変化した。
湯気を上げながら赤くなって、表面では陽炎が出来ている。今熱を持った砂の温度は摂氏3000度にもなる。これは火山の溶岩にも匹敵する温度だ。熱に対する耐性を獲得していないと焼け爛れるとかそんなレベルではなく、溶けてしまうような温度だ。
見下ろしているリヴェーダは赤くなっている渦巻いた地面を見つめている。何の反応も示さないが、まさかこの程度で死んだのだろうか。それならそれで構わないが……そう思っていた瞬間、渦の中心部から純黒の鎖が伸びてきた。
「……『壁』」
縛られて身動きが取れなくなるのは面倒なので、透明の壁を創って弾き飛す。つもりでいたのだが、純黒の鎖は意志を持っているかの動きを見せて、透明の壁に当たったと同時に、その壁に巻き付いた。容易には取れないくらいに縛ると、がちゃんと音を立てて引っ張られる。
身を護るために創り出した壁は、そこに在ると決定付けられているので、引っ張られようが動かない。それを知ってから知らずか鎖が巻き付いた。渦を巻いた灼熱の大地が突如中から爆発して、リュウデリアが出て来る。灼熱の砂に塗れながら、ぶはっと口を開けて空気を吸い込み、リヴェーダを睨み付ける。
すると、リヴェーダの周囲に純黒の魔法陣が100個展開された。回転して魔力を凝縮し、細い光線を放った。100本の光線はリヴェーダだけを狙って放たれたもので、当たれば風穴が開くことは間違いないと見て良い。
リュウデリアの魔法は、自身の体内にある莫大な魔力にモノを言わせた超高威力であることが多い。精神に作用したりするものもあるが、直接的な攻撃用の魔法は、一撃でも貰えば跡形も無く消し飛んでしまう位のものだ。それは神であろうと例外はなく、滅神の魔法陣を刻んでいるわけでもない、単純な魔力だけで神を根底から殺し得る。
一発でも当たれば即死。数は100。威力は恐らく、全身から放出していた純黒の雷よりも高威力だ。ならば壁を張り続けても必ず破られる。そこでリヴェーダは初めて、その場から動いた。浮いている状態で空中を縦横無尽に動き回り、放たれる光線を回避していた。死角からの光線も、まるで見えているのかと言いたくなる完璧な回避をする。
リュウデリアは渦を巻くのが止まった地面から脚を引き抜き、陥没している場所から飛んで空に上がる。彼の目には100の魔法陣から放たれ続けている光線を避けているリヴェーダが居る。壁を張れば貫通して終わったのだが、やはり察せられていた。動きも良い。死角からにも対応する。これでは生半可な攻撃は通らないと見て然るべきだ。
「消し飛ばすつもりで魔法を撃ち込んだとして、あの『壁』を張られ、一言喋る余裕を生み出されてしまう。となれば……やはり直接叩き込むしかないな」
もうぶら下がっているだけの左腕を見ながら、飛ばして影響を与える攻撃用の魔法では、万が一を引き当ててしまった場合のリスクを背負いきれない。こんなところで言葉一つで死んでしまったともなれば、阿呆の極致だ。
すーっと息を吸って、リュウデリアが光線を避け続けているリヴェーダに向け、純黒の鎖も飛ばし始めた。幾本もの鎖が絡め捕ろうとどこまでも伸びていき、縦横無尽に動くリヴェーダを囲む。だが光線を避けながら鎖までも避けてしまう。
死角が無いにしても避けすぎだ。遠距離攻撃が主だとしても、ここまで避けきれるだろうか。だがそれが出来てこその四天神なのだろう。強さが最上位クラスの神。名前負けしていないなと素直に思う。現に神界に来てから初めての傷を負わされている。
残る右腕を持ち上げて、動き回るリヴェーダに掌を向ける。流石に100の光線と数が増え続けて向かってくる鎖を余裕で避け続けるのは厳しくなってきたようで、着弾するまでに少しの時間を稼ぐ為か、不可視の壁を創りながら避け始めた。つまり自力の回避では今が限界であるということだ。
100の魔法を展開し、一撃で消し飛ばされる程の光線を撃ち続けるにはそれはそれは膨大な魔力を必要とする。これからリヴェーダクラスの神があと3柱控えていて、尚且つ邪魔してくるだろう最高神を相手にすると考えれば、ここで無駄撃ちをしている訳にもいかない。
リヴェーダに向けた掌を握り込む。連動して鎖が一気に数を増やし、光線を避けるリヴェーダも、光線を放つ魔法陣も全て覆い尽くす、純黒の鎖による球体が出来上がった。リュウデリアは翼を大きく広げ、魔力を背後へ放出して最高速度を出す準備を整えた。そして目を瞑り、集中する。
鎖の球体が萎んでいく。中の空間を狭めて逃げるための空間を無くさせていく。光線を撃つ魔法陣はそのままに、中ではリヴェーダが限られた範囲で光線を避け続けていた。だが鎖の球体である檻が小さくなっていくのは終わらない。最後には小さくなって押し潰すか、光線で消し飛ばすだろう。
潰されるか、消し飛ばされるか、どちらか一方の2択を突き付ける。それに対し、リヴェーダは第三の選択肢を創り上げる。隙間の無い完璧な密閉空間なのに、突如としてリヴェーダが外に現れた。何も無いところから突然だった。しかし、彼が現れた瞬間、リュウデリアは推進力を存分に使って一直線に彼の元へ飛んでいった。
鎖の檻から脱出したリヴェーダが見たのは、ほぼ目の前に居るリュウデリアだった。やはり待ち構えていたか……と彼も読んでいて、予め用意して前方に壁を設置していた。それを握り込んだ膨大な魔力を纏わせた拳で、一撃の下に粉砕した。口を開く前に触れてみせる。そんな覚悟が見える純黒の手が触れる直前……リヴェーダが口を開いてしまった。
「……ッ!!『見聞き奪い不話を──────」
「──────『死ね』」
リュウデリアの手は、リヴェーダに触れるほんの数ミリ手前で終わってしまった。届かなかったのだ。この手が届く前に、リヴェーダの言葉が発し終わり、権能が発動していた。
伸ばされる手が振れる前に、リヴェーダが体を逸らして避ける。行き場を無くした手は虚空に伸ばされ、リュウデリアの黄金の瞳は光を失った。体は少しも動かず、地面への落下を始め、もの言わぬものとなった肉体は、地面に衝突した。
「お前は、神を相手に良くやった……そう私は思う。だが、雑兵を斃しただけで思い上がらない方がいい。私達は“神”なんだ」
落ちて倒れているリュウデリアに、地上へ降り立ったリヴェーダが語り掛けた。無機質な瞳は変わらずだが、声は言い聞かせるような声色だった。表情もあまり変わらず、戦いの最後まで淡々とした表情のままだった。だがその代わりに、言葉からは感情が伝わってくる。
リヴェーダは心の中で称賛していた。本来ならば神を殺すなんぞ出来ないというのに、リュウデリアは己の力のみで神殺しを実現してみせた。他にも一緒にやって来たクレアとバルガスもだ。大気を落としても、大地に呑み込んでも、灼熱の砂を与えても、結局ダメージは無かった。あったのは捻った左腕だけだった。
痛め付けろ言われていた。最高神は愚かにも神界に攻め込んできた矮小な地上の生物の龍に後悔を植え付けてやれと。だから最初に『死ね』と言って終わらせなかった。それだけで今までの戦いも無く、たった一言で終わらせられるのにだ。
四天神となってから何千何万の月日が流れたことか。それまでに神でもないのにここまで戦えた者は初めてだった。だから、リヴェーダは鮮やかな切り口になるように首を斬り落とそうとした。しかしふと思った。この擬似世界はどちらか一方が死んだ時、自動的に解かれるものだ。なのにまた解かれていない。つまり……。
頭が答えを導き出して死体であるはずのリュウデリアに目を向けた時見たのは、妖しい黄金の光を揺らす、縦長に切れた黄金の瞳だった。
「……ッ!!『死──────」
「──────2度も言わせるかよ。やはり、『死ね』という言葉も効果を持つのだな。恐ろしい力だ、権能とは。だがお前の敗けだ。敗因は防がれる訳がないと慢心したことと、俺が死んだことを確認しなかった事だ」
「……ッ!!」
起き上がったリュウデリアは、リヴェーダが一言発する前に、今度こそ手を届かせた。口元を手で覆い掴む。言葉を発しようとしても発することが出来ないように。するともごもごと何か言っている様子だったが、権能が発動することはなかった。やはり、言葉を発して意味を持つ単語でなければ、権能は発動しないようだと確信を持てた。
リヴェーダは口元を掴まれて足が浮くように持ち上げられながら困惑していた。確実に権能は当たった筈だ。『死ね』と言ったのだからリュウデリアの死は確実だ。そういう権能なのだから。なのに何故、この龍は生きている?どうして生きている?どうやって生きているというのか。
無機質な瞳が瞠目して開いていることにクツクツと嗤うリュウデリアは、右手の平に力を籠めてリヴェーダの下顎と舌を握り潰して無理矢理引き千切った。ぶちぶちと音が鳴って、権能を使うために必要なものを奪われたリヴェーダは、持ち上げられていた手を失って倒れ込む。血を流し、激痛を伴いながら両手で口を押さえ、見上げる。
もう権能は使えない、生かすも殺すも好きなように出来るようになった、四天神のリヴェーダを見下ろして見ていた。それからしゃがみ込み、髪を無雑作に掴んで顔を引き寄せる。至近距離に近付いた黄金の瞳は、リヴェーダを見下している冷淡なものだった。
「お前に腕を捻られた時、その言葉の権能が腕そのものに作用しているのを確信した。だからこそ思い付いた。権能をも呑み込める俺の魔力で全てを覆った場合、お前の権能を無効化出来るのではないか……とな。苦労したぞ。毛細血管1本に至るまで全てを魔力で覆っていたのだからな。しかも鎖の檻から瞬間移動してくるだろうお前を見つけるために意識を集中し、魔法陣の展開を継続させ、鎖を萎めていって逃げ場を無くさせなければならんのだから」
「……っ!?」
「『死ね』という言葉の権能をどう無効化したか……か?死とは何だと思う?生命活動を終えた時か?心臓が止まった時か?生きる意志を放棄した時か?脳が全て吹き飛んだ時か?さて、どれだろうな?残念ながら俺は死について明確な答えを導き出すことは出来ない。死というものは実に抽象的なものであり、漠然としていて、そもそも“死”という言葉は状態を表すために付けられた名称だ。まあつまり何が言いたいかというと……仮に死というものが、魂の白紙化であると定義するならば、お前の権能に対抗するために俺がすべきなのは、魂の保護だとは思わんか?」
「……っ!?……っ!!」
「魂を知覚しているのか……と言いたげだな。逆に聞くが──────俺が俺の魂を知覚出来んとでも思うのか?」
本当に魂を護れば死なないのかは解らない。毛細血管に至るまで、文字通り肉体の全てを余すことなく純黒なる魔力で覆っていた。若しかしたらそれだけでも防げていたかも知れない。リュウデリアが魂を護っていたのは、念には念を入れてのことだった。だがそれをやるのはかなり骨が折れた。
100の魔法陣の同時展開、鎖の操作、リヴェーダがどこに瞬間移動してくるのかを察知する為の極限の集中に、肉体全ての保護と魂の知覚、そしてその魂の保護。それらを同時にやっていなければならなかったので、長くは続かなかったと言える。何と言っても、魂の知覚は今やろうと思ってやったところなのだから。
リュウデリアの説明を聞いて、あの数多くの魔法陣を展開して狙ってきた時から、『死ね』というところまで計算していたのかと納得したリヴェーダ。髪から手を離されて膝立ちになっていると、魔力を纏わせた右腕を上げて、鋭い指先でトドメを刺そうとしているのを見た。
静かに目を閉じる。もうこれ以上やることは無い。言葉を発しなければ権能は発動しない。そういうものだから。口を破壊されているのでもう無理だ。拳で戦ってもいいが、魔法がある相手に勝てるとは思えない。だから素直に死を受け入れる事にした。どちらにせよ、自身を殺さなければこの擬似的な世界からは抜け出せないが故に。
「四天神。言葉を司る神リヴェーダ。お前の権能は俺を正面から殺し得る力だった。だが、俺の勝ちだ。俺を殺しに来たことを、死して悔い改めろ」
「……がぼぶぉっぶぇう゛ぇ──────」
擬似的な世界が崩れていく。隔絶されてしまった空間から、再び神界へと。四天神の1柱は死んだ。根底から。言葉の神がこれから先生まれようと、その神はリヴェーダではない。リュウデリアは、左腕を負傷しながらも、勝利を収めることが出来たのだ。
だがまだ安心するのは早い。四天神は4柱居るから四天神なのだ。リヴェーダはその1柱。少なくとも彼と同等かそれ以上の存在があと3柱居ると考え、最後は最高神と考えると、戦いはまだまだ終わらない。
──────────────────
リヴェーダ
死んだフリをしているリュウデリアに気付かず、権能が使えないように下顎と舌を引き千切られてしまった。最初に『死ね』と言っていれば勝っていたが、痛め付けようとしていたのが仇となった。
鎖の檻から脱出した方法は瞬間移動。『私は外に瞬間移動する』と言ったのでその通りとなった。敗因は慢心かも知れないが、そもそも最高神が痛め付けろと言わなければ勝っていたかも知れない。
リュウデリア
もし仮に、リヴェーダが一番最初に死ねと言ってきたら、流石にどうなっていたか解らなかったと思っている。それに魂を保護していても、権能が効いてしまえばその時点でもアウトだったとも。
左腕が無いのはかなり痛手になるが、無くなった四肢を生やしてまで治癒するオリヴィアは居ないので、このまま戦うしかない。
魂が云々の話しは、本を読んだからこそ思い付くことが出来た。読んでいなかったら知識不足で守り切れなかったかも知れない。なのでこれからも本は読んでいこうと密かに考えている。
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