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私と恋人。

我慢出来なくなる。☆-ママ視点-

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クシエルが帰ってから、店を手早く片付けて、シャワーを浴びる。ワインだらけの身体じゃ、ベドベドして寝付けやしないもの。


「あぁー、今日も疲れた。」


いつもより低い声が浴室に響き渡る。温かいシャワーを頭から被ると、疲れも一緒に洗い流されている気がしたわ。ワックスで固めた、髪をシャンプーで洗い流して、コンディショナーをして。それから、ボディーソープで身体を洗う。


「今更だけど、ユーリちゃんもこの浴室使ってるのよね。」


クシエルに、ユーリちゃんは淫魔じゃ無いのかと言われた。確かに、私の愛おしい彼女は、天性のエロさを持ち合わせた女だと思う。

だって、ほら、今も、、、半勃ち、、。


「息子が抑えが効かないわね、、。」


欲情した男の顔の、自分と目が合う。

ハっと、乾いた笑いが溢れた。今までこんなに盛った事がないだけに、自分がこんなにも欲深かった事を知った。
昨日だって、今朝だって、あんなに抱き尽くしたのに、もう元気だ。流石に、今晩も抱くとなると、民であるユーリちゃんの身体は保たないと思う。あんなに脚をガクガクさせて、膣をきゅんきゅんさせて、、


「何考えてんだが。あー、完全に勃った。」


正直に言うわ。今晩だって、シたい。身体を気遣いたいから、我慢したいとは思ってるけれど、本能はシたい。腹に付かんばかりに勃ち上がった息子は、あんなに頑張ったとは思えない程に、挿れたくて、出したくて、疼く。

淫魔なのは、俺の方かもしれない。そう思いながら、息子を気力で抑えて、風呂を出た。


----------------------------


「あら??ユーリちゃん、まだ起きてたのかしら?」

寝室へ向かうと、部屋の中から電気が溢れていた。

私を待ってたの、、??

なんて都合の良い妄想をして、気持ちが舞い上がる。


「んぅ、、は、、ぁ、、んっ、、あっ、、」


少し開いた扉からは、いやらしい声が聞こえてきた。やだ、、疲れ過ぎて幻聴が聞こえるのかしら。

起こさない様に、部屋の中に入ると、ベッドの上には、不自然に盛り上がった布団の塊があった。まあ、それは良いのだけど、、布団からパジャマと、ブラジャーがチラッと見えるのは気のせいかしら。そ、そうよ。気のせいよね、、私ったら疲れすぎ、、。


「ユーリちゃん、、?何して、、」


だけど、声を掛けるのは止められなかった。


「ぁッ、、はぁん、、ママっ、、ママぁ」


私の声に、応えるように発したユーリちゃんの声は、如何わしい事をしている声にしか聞こえない。

ゴクリと息を飲む。

布団の中から、ぐちゃっと卑猥な音が聞こえた。


「はぁ、、ママに、怒られちゃうッ、、ぁん」


もう、自身は勃ち上がっていた。硬くなったものが、下着の中で張り詰めている。さっきよりも大きくなったいやらしい音に煽られ、自身を触らずにいられなくなる。


「ぁんん、、まだ、、っはぅ、、んぁ!!」


獲物はそこにあるのに、焦らされている様で、興奮が高まる。布団がゆらゆらと揺れて、ユーリちゃんの事情を知らせる。


「ぁっ、はぁ、、んんっ、、気持ちぃ、、」


「は、、エロ、、」


我慢出来なくなって、ベッドに座り、布団を捲る。

そこには、うつ伏せになって、お尻を突き出して自身を慰めているユーリちゃんが居た。

その光景に、理性の糸がぷつりと切れる。ユーリちゃんに対しては、理性何てあって無い様なもんだな、と頭の何処かで思った。

とろんと、気持ちよさそうな顔をしているユーリちゃんを眺めつつ、お尻を指で撫でると、ピクンと身体が震えた。
相変わらず、いやらしい身体。


「ぁん、、ぁ、え、、」



「ねぇ、ユーリちゃん??一人でナニをしてるんだ??」


ユーリちゃんは数回瞬きをして、ようやく俺の事を視界に捉えたのか、目があった。顔が赤く染まっていく姿は、可愛らしい。良いものを見たと、思わず舌舐めずりをする。


「ぁ、、ママ、、、」


「手、止めるなよ。動かしながら、教えて。」


「ぁっ、んん、、はぁ、、ママぁ」


「そんなにぐちゅぐちゅして、ほら、ナニしてんの?」


「んぅぅ、、ぁっ、、オナニーしてる、、」


恥ずかしいのか、目を逸らして小さな声で卑猥な事を言う姿に、興奮する。、、もっと苛めたいと、俺の中のサドが目覚める。
ショーツの上から、入口を指で突くと、もっとして欲しいのか、腰を押し付けようとしてくる。それに応える様に、ツンツンと触ると、ショーツのシミが広がっていく。


「もっと詳しく言えるよな?」


ショーツ越しに、入口に指を突っ込むと、ふぁ、んと可愛い声が漏れる。


「は、ぁぅっ、、乳首触りながらっ、、クリもいじってるの!」


「はっ、偉い偉い。」


指を引き抜くと、寂しそうな顔をするのも可愛い。俺の彼女は、本当に淫魔級だ。もし、本物の淫魔で、俺の命を狙ってるってなら、もう地獄に帰る事が出来ないように、その淫乱な身体に身篭らせてやる。どちらにせよ、手放す事は無い。だって、


「ぁ、ジフリールさん、、触って、欲しい、、」


こんなに俺を夢中にさせる女なんて、他に居ない。



「おねだり上手だな。触ってやるよ。ほら、尻突き出して」


俺の指示に忠実な彼女の、ショーツを脱がし、愛液が止まらない秘部を指でぐちゅぐちゅと弄る。ナカにも触れて欲しいのか、腰がゆらゆらと揺れる様は、俺を煽る。ユーリちゃんといえば、自分で乳首を弄っている。


性欲が抑えられないのは、どうやら俺だけじゃ無かったらしい。お互い惹かれ合う様に、発情していく様は、まるでつがいの様だと思った。
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