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私と恋人。

貴方だけの雌にされたい。☆

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煽った事を後悔してるかと問われれば、黙秘権を使うと思う。責め立てる事が楽しいのか男臭い彼に胸キュンしている自分もいれば、グシュグシュと卑猥な音を立て続ける行為に疲労を感じている自分もいる。だけど、いざ終わりだとなってしまえば、物足りなくて、求めてしまうんじゃないかって頭の何処かで考えていた。

「はっ、、ぁ、、ユーリちゃんッ」

額から垂れたイケメンの汗が、私の身体にぽたりと落ちた。太陽のせいで、いつもよりママの引き締まった身体が鮮明に見えて胸キュンしている最中だ。

「ユーリちゃん、、、??」

いつもはオカマ口調のママ。優しくて、包容力もあって、少しヘタレで、ついこの前まで私を抱き締めるだけで躊躇って顔を真っ赤にさせていたのに。

「、、、セックスの最中に、別の事考えるなんて随分と余裕だなぁ?」

「ひっ!?ぁ、ぁあっ、ちが、んんン!!!」

ごちゅんッ、と最奥を勢い良く突かれると、意識がセックスに戻されて、快感に弱い身体は素直に喜んだ。まだ一度もイっていないせいか絶頂の波が恋しくて、ナカがひくひくと疼いて緩くママのモノを愛撫する。

「なぁ、何考えてんの?ユーリちゃんセックスの最中に別のこと考えすぎだろ。、、イかせまくって、俺の事しか考えられないようにしてやった方がいいのか??」

そんなことを言われると、期待してしまう変態な身体。貴方だけの雌にされている事に興奮してしまう、なんて言った日には、腰が砕け散ってしまうぐらい抱かれてしまいそうだ。
それに、セックスに集中していないのは事実だけど、最初からずっとママ、、ジフリールさんの事しか考えていないことも事実。絶対言わないけど。

「とりあえず、イっとけよ。」

額にちゅっと優しくキスされ、弱い所に擦り付けるように責められると、快感が身体を駆け巡り何も考えられなくなった。

「ぁあッ!!や、ぁッ~~!!!」

腰が浮いて情け無いぐらいビクビクと身体が反応してしまう。絶頂を迎えたばかりの朦朧とした意識の中で、視界に映るママはいやらしくニヤニヤとしている。何だかそれが恥ずかしくて顔を隠そうとすれば、ママに手を押さえつけられて

「やらしい顔見せて」

と言われてしまった。いやらしい顔をしてるのは、ママの方だ。優しい雰囲気のない熱を孕んだ瞳でじっと見つめられると、身体の奥底がキュンと疼いて雌にされる。本能で求めているとはこういうことだと言われて納得してしまうほど、私はジフリールさんが欲しくて堪らないし、求められたい。

無意識に締め付ける膣内に、気づいたら絶頂手前までもっていかれる。意思とは違った行動しかしてくれない身体は、私じゃもうセーブができない。

「ぁ、あッ、はぁッ、、も、、イ、、くぅ!!」

「ん、、ダーメ」

「うっ、、ぁ、ふぅっふぅっ、、」

視界がチカチカとして、もう少しで気持ちいい波を超えられるって所で、ずるりとママのモノが引き抜かれる。押し込まれていた愛液がとろりと溢れた気がした。
埋めるものを失った隙間じゃ余韻で波を越える事は難しいし、焦らされて頭がおかしくなりそうだ。

「も、やだっ、、ジフリールさ、んんッ!!」

「ん、嘘は良くないな?気持ち良いの間違いだろ」

「ひッ!?あ、んん゛っ、ごめんなさいッ!!」

ぐちゅり、と音を立てて膣内に熱いモノが押し入ってくる。私の意思とは別に締め付ける身体に追い詰められ、ジフリールさんの好きにされている事に興奮が増して、もうおかしくなりそうだと、頭の片隅で考えていた。

-----------------

パンパンと肌のぶつかり合う音が部屋の環境音だ。虚な意識が快感により現実に戻されて、卑猥な事をしているのだと自覚させられる。

「はッ、はッ、、ユーリちゃんッ、、」

「ぁ、ぁっ、、んん、、ぁ、、」

膝を立たされ、腰を大きな手で掴まれ、後ろからぐちゅんぐちゅんと貪られる、獣の交尾の様な激しい行為。
望んでいた事は、想像よりも遥かに気持ちが良くて、閉じきれない口の端からたらりと唾液が溢れた。

「ぁー、、出そう、、いい?」

「ふっ、ぁ、はぁッ、、」

ベッドには白い液体で満たされ結ばれたゴムが、2つほど転がされている。行為の激しさは、皺くちゃになり体液で汚れたシーツが物語っていた。

「あは、ユーリちゃんナカがキュンキュンして欲しがってるよ。ほら、いっぱい出すねッ、んっ、、はぁ、、あ゛ッ、、んんんッ、、」

「ぁ、ぁっ、、~~~ッ!!!」

奥までずぷりと入ったモノが、びくびくと脈打って何かが出されてる気がした。ゴム越しとは、気持ち良すぎて私も絶頂を迎える。

「抜くね。」

ずるりと引き抜かれた事さえ気持ち良くて、息を呑んだ。何も考えられない頭で、ありったけの空気を吸い込む。頭を垂れると、視界にはいやらしい光景が広がった。

「あ、、」

思わず声が漏れる。
太腿に垂れた体液は、散々かき混ぜられたのか白濁していて精液みたいだとか、私の秘部を満たしていたジフリールさんのモノが見えるだとか、イった筈なのにまだ萎えていないそれはやる気満々だとか。

「ジフリールさん、もう、、あの、、」

「ん??ふふ、休憩しよっか。お風呂、一緒に入りましょ。」

「きゅ、休憩、、??」

あの、それは、、。と、戸惑っていると、優しく頭を撫でられる。

「煽ったのはユーリちゃんだよ?」

眩しいほどの笑顔で嬉しそうに彼は笑った。
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