上 下
40 / 89
私と恋人。

理性も不安も、木っ端微塵。☆-ママ視点-

しおりを挟む


真っ暗闇の中、静まり返った寝室に、水の音だけが響く。その音は、水栓から垂れる水の音ではなく、ちゅぷちゅぷと卑猥な音。


「ぁ、、、はっ、、、はぁ、、」


熱い息が溢れると、その音は闇の中に吸い込まれて来ていくのだけど、、耳に聞こえるのは、ユーリちゃんの可愛らしい声じゃなくて、男の、、私の口から溢れた、飽きるほど聴いた声。



「ママ、、気持ちい?」


「んッ、、咥えたまま、喋るのは、ダメよ」


気持ち良くて、腰がゾクゾクした。腰を振って、打ち付けたい衝動を抑えるのに必死だわ、、。
ユーリちゃんの可愛らしい声は、下の方から聞こえた。私の下半身と、ユーリちゃんの顔の距離は0。熱く硬くなった己は、ユーリちゃんの小さくて温かい口の中に先っぽだけ収まっている。本当はライトをつけて、私のモノを一生懸命咥えるユーリちゃんの姿が見たいのだけど、、、ユーリちゃんは恥ずかしくて嫌だと言ったし、私もそんな光景を見て、耐えられる自信はないわね。


同僚3人の厄介に、私の恋心は凄く不安定になった。独占欲をユーリちゃんに晒してしまって、情けなくて落ち込んだ。愛しの恋人の前では、余裕のあるママで居たかったのだけど、本当は余裕なんて無いのだから、足掻いても無駄だった。
ユーリちゃんは、そんな私を抱き締め、慰めてくれた。その後、寝室で寝ようとしたら、、頑張ったご褒美なのか、フェラしてくれている。


『恥ずかしいけど、頑張るから。こんな事するのジフリールさんだけなんだから、、』
そう言うとユーリちゃんは、私をゆっくり押し倒し、ズボンの上から、股間を優しく触ったの。その状況に、興奮しない訳がない。

昨日もしたかった。だけど、気付いたら朝だったわ、、。自分の性欲がどこまでも無限な気がして、ユーリちゃんを壊しちゃうかもって思うと、欲求も抑えなきゃいけないわね。だけど、こんな事された我慢出来なくなる。


、、パチンと電気が付く。

びっくりして、自分の股間に居るはずのユーリちゃんを見る。片手で、私の勃ち上がったモノを扱き、片手でベッドのライトをつけていた。ベッドの明かりは、すごく明るいわけではないが、不満そうな表情をした可愛い彼女の顔が、照らされている。


「ママ、何考えてるの。」


集中してない事がばれたのか、ユーリちゃんは私の目を見てそう言った。


「ねぇ、ユーリちゃん。アナタもそういう時あるじゃない?気持ちわかったかしら、、?っ、、はぁッ、、」


見つめていた瞳が動揺し、誤魔化すかの様に、ユーリちゃんは私のモノを咥えた。コクコクと頷かれ、歯を立てない様に、無意識にシゴかれる。ドクンと自身が更に大きくなって、何かが迫り上がってくる感覚があった。だけど、まだ出したくないし、どうせならユーリちゃんのナカでイキたい。


「ん、ふぅっ、、しゅ、ご、、、おっき、ぃ、」


「喋るなって、言った、だろッ」


身体の奥が燃える様に熱い。額から、たらりと汗が流れた。オカマ口調でない、俺の声にユーリちゃんは欲情したのか、ビクンと震える。その刺激すら、出そうになる程ヤバくて、、ユーリちゃんの口から、己を引き抜く。喘ぎ声を生む可愛らしい口と、出したいと疼く自身を、銀色の糸が繋いでるのが見えた。


「ごめんなさ、、ぁ、、ふっ、、、もういいの??」


ねぇ、ユーリちゃん、、、今、すごいエロい顔してるの気づいてる?男のモノ咥えて、頬を赤くして、少し苦しそうなのに、嬉しそうな顔してるのよ。自分が愛撫されてたかの様な瞳をして、とろけてしまっているユーリちゃん。
くちゅくちゅと、私の熱を握って、上下に扱く光景は、それだけでイけそうだし、オカズにする為に、記憶に焼き付ける為にしっかり見る。

もっと欲しい。そんな瞳で見つめちゃって、、早くナカに挿れて、ぐちゃぐちゃにしたい。元から感じやすい体質なのか、はたまた、、まぁ、また今度尋問するのだけど、私好みのエロい身体は堪らない。


「そうね、、ユーリちゃんの事も気持ち良くしてあげたいわ。」


「ひ、、ぇっ、、!?」


自分よりも小さくてか弱い彼女は、簡単に押し倒す事が出来た。顔は、さっきよりも赤くなっていて、口をキュッと結んでいる姿は、愛らしい。

ズボンの中に手を入れ、秘部に近い部分を触ると、ユーリちゃんは熱い吐息を溢す。更に、際どい部分を撫でると、下着では収まらなかった、ぬるりとした愛液が指に絡み付いた。


「ねぇ、、俺の咥えてるだけで、こんなにも濡れちゃったのかしら??」


「ぁ、や、、ちがっ」


男の自分と、ママである私が混じる。
下着から手を引き抜き、濡れて光る指を見せつけると、ユーリちゃんは顔を逸らした。そんな事をしても、欲情して、ムラムラする気持ちが増すだけ。それとも、わかってて煽ってる?
もう一度手を差し込み、下着の上から、割れ目を撫でる。


「違わないわよね??嘘つき。」


「ぁっ、、んん、、」


「ココ、凄い勃ってるよ。」


「ひぁッ!!!」


下着の上からトントンと、勃ち上がった突起に触れると、ユーリちゃんの身体は大きく反応する。私が触れ始めてから、僅かな時間でユーリちゃんはこんなにも乱れてしまう。咥えていた時から、期待していたって思っていいのよね??
この間まで童貞で、ユーリちゃんの身体しか知らない私の理性は、あまりに脆い。優しくしたいのに、もっと良がっている姿が見たくて、意地悪をしたくなってくる。


「ユーリちゃんは、どうやって触られるのが好きなの?、、、こうやって、下から、指でカリカリってされるのが好き??」


「ぁ、んっ!!はぅ、、そこ、ゃあっ、、、ぁ、ぁあ、はぁっん!!」


「それとも、、指で摘まれる方が好きなのかしら?」


「ひっ、ぁッ~~!!!は、、ぁっ、、ふっ、ぅう、、」


内腿がぎゅうっと私の手を締め付ける。ぴくんぴくんとユーリちゃんの身体は震えて、唇からは、甘い声が溢れる。


「ユーリちゃん、イった??」


「んぅッ、、は、ぅ、ごめんな、しゃ、ぃ、」


気持ち良くて我慢できなかった、そんな顔をしている愛おしい彼女に、理性と不安は溶かされる。


「まだ触り始めたばっかりなのにねぇ??そんなに興奮してたのか?」


耳元で囁いて、少しだけ縁を舐める。


「ぁ、んん、、だって、ジフリールさんの事気持ち良くしてるって思ったら、、私も感じちゃって、、。それに、、」


「ん??」



「ジフリールさんに、触れられたかったの」



少し息の上がった口からは、可愛くてキュンとする言葉が聞こえた。経験のない俺には刺激が強すぎて、色々と我慢が出来ない。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

おチンポ冷凍室

野田C菜
大衆娯楽
究極のオカマの物語 ~配下のラッキースケベ生活~

王女、騎士と結婚させられイかされまくる

ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。 性描写激しめですが、甘々の溺愛です。 ※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

【R18 大人女性向け】会社の飲み会帰りに年下イケメンにお持ち帰りされちゃいました

utsugi
恋愛
職場のイケメン後輩に飲み会帰りにお持ち帰りされちゃうお話です。 がっつりR18です。18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

5人の旦那様と365日の蜜日【完結】

Lynx🐈‍⬛
恋愛
気が付いたら、前と後に入ってる! そんな夢を見た日、それが現実になってしまった、メリッサ。 ゲーデル国の田舎町の商人の娘として育てられたメリッサは12歳になった。しかし、ゲーデル国の軍人により、メリッサは夢を見た日連れ去られてしまった。連れて来られて入った部屋には、自分そっくりな少女の肖像画。そして、その肖像画の大人になった女性は、ゲーデル国の女王、メリベルその人だった。 対面して初めて気付くメリッサ。「この人は母だ」と………。 ※♡が付く話はHシーンです

【R18】散らされて

月島れいわ
恋愛
風邪を引いて寝ていた夜。 いきなり黒い袋を頭に被せられ四肢を拘束された。 抵抗する間もなく躰を開かされた鞠花。 絶望の果てに待っていたのは更なる絶望だった……

処理中です...