甘味、時々錆びた愛を

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或ル脱獄

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彼は車を停め、施設の入口に入り社員証を専用の機械に翳す。受付の女性に対し、貼り付けたような笑みを浮かべ、彼は会釈した。
彼は社員であるから当然なのだが、まさかこんなに自分のことを堂々と連れて入ると思わなかった。普通裏口とかではないのか。
自分が逃げ出した時から、かなり様変わりしているこの施設の中を見回し、彼に連れられてエレベーターに入った。

「……前と違うって言いたいんでしょ?」
「うん、こんなだった?」
「研究所と製薬会社……別だったのを合併したのよ、元々アンタがいたのは別の所……まぁ地下で繋がってんだけどね」
「ふーん、よくわかんね」
「アンタねぇ……」
「繋がってるってことは、礼央さんは研究所が元あったところにいるわけ?」
「だと思ってるけど……、所長にアンタを差し出してからよそれは」
「うぇぇ……、まじかァ……でもさ、もし教えてくれなかったらどーすんの?僕は大丈夫だけどイリヤが無事で済まないんじゃない?」
「アタシとしてはアンタの方が心配よ」
「そお?」
「暴走しないでよね」
「保証はできないなァ……」
「それは困るわね」

彼はエレベーターに乗り込むなり、階数を示すボタンの幾つかをカタカタと連打する。

「なにそれ」
「暗号」
「は?」
「所長の所に行くためのコマンドみたいなものよ」
「コマンドって……格ゲーみたいな」
「そんな所よ」
「まァ……ラスボスだしね」
「自分の親をラスボスって言う子ども、いるかしら……、……あら、口が滑っちゃったわ」
「わざとだろ」
「フフ……アンタのその反応、面白くって、ねェ……?」

彼はいちいち揶揄うようにわざとそういった事を口にする。何がおかしいのか。産まれてこの方、姿形を見たことがない父親とやらに寄せる感情は特にはないが、そこまで揶揄うのには何か理由があるのだろうか。
彼の性格上、ただ面白がっているだけのような気もするが、此方としては不快も不快なので冗談抜きで辞めて欲しい。
エレベーターが開き、薄暗い一本道の廊下を歩く。コツ、コツ、とお互いの革靴の音だけが虚しく響き渡る。いやに気味が悪い空間だ。辺りを見渡す限り、幾つか扉が見えるが、勿論誰かがいる訳でもなく、出入りした形跡もない。
現在は製薬会社と合併しているという話だったが、恐らく此処は、過去に研究所で使われていた何かしらの施設だろう。
足を止め、辺りの壁をまじまじと見る。薄らと茶色い染みがあらゆる場所に幾つも点在していた。
もしかして、此処は。

「壁なんてぼーっと見て、何してんのよ」
「……此処ってさ、元々僕がいたとこ?」
「さぁね……何でそう思ったワケ?」
「……、血でしょ、コレ」

先へと歩みを進める彼の足を止め、壁にこびり付く茶色の跡を指差す。眉根に皺を寄せて染みに顔を近付けた彼は小さくうえ、と声を漏らした。

「アンタ此処で何したのよ……」
「殺人兵器らしく人殺したよ、いっぱい」
「そう……」
「多分、僕が初めて研究所から出ようとして研究員撃ち殺しまくったところかなァ……ふふ、懐かしーな」
「何がそんなに楽しいわけ?笑っちゃって」
「んー、別に楽しくはないんだけどさ……過去の思い出が残るくらい記憶があるんだなァ、って思っただけ」
「そう、良かったわね」

彼もふ、と笑みを零し、歩みを進めた。無機質な革靴の音が2人分、沈黙の中に響き渡る。
自分の記憶、それは18歳の時、自分の名前を付けた男に性の捌け口とされ、その男を殺した時から始まっている。それより過去の記憶はない。男の手から逃れ、研究所から出ようとした時、他の研究員が僕を捕らえようとした。其奴らが邪魔だった為、拳銃で撃ち殺し、更に追い掛けてきた男も拳銃で撃ち殺した。あの時に舞散った血飛沫が今もこびり付いて残っているのだ。
どうやらこの場所は、7年ほど前からずっと人の手が加えられていないらしい。
こんな場所に所長──僕の父親──がいるということは、つまり此処は僕の為だけに用意された場所だったのだ。
気持ち悪い。
この空間も、男が考えていることも、全てに吐き気を催す程の嫌悪感を抱く。そんな人間に今から会うなんて考えるだけで反吐が出る。
コツ、コツと革靴の音を響かせ、前を歩く彼の黒いコートの裾を掴み、軽く引っ張った。

「ねェ、イリヤ」
「なぁに?もうすぐ着くわよ」
「今から会う奴への嫌悪感でゲロ吐きそう」
「ハァ!?何言ってんのよ!ちょっとやめなさい汚いわね!急に何なのよ一体!?」
「……ま、嘘だけど」
「はぁ?」

彼は目を丸くし素っ頓狂な声を出して、足を止める。
散々人を揶揄って遊んでいた男の間の抜けた表情に、耐えきれず噴き出してしまった。
小さく意味わかんない、と呟く彼に対して、口角を吊り上げて笑みを作れば、呆れたような顔をする。
彼に対して、自分は人間だ、そう思わせる為に笑った。揶揄いも、嘘も、喜びも、悲しみも、怒りも、嫉妬も、全て失いたくない。
胸糞悪いあの男──僕の父親──に対して、何の感情もないが1つだけ言いたいことがあった。

────僕は人間だ。お前の玩具じゃない。

コツ、革靴の音が止まる。周りの薄気味悪さに似つかわしくない、手入れされた扉の取っ手を彼は乱暴に引いて開けたのだった。

「……ノックぐらいすれば?」
「嫌よめんどくさい」

小声でそう呟く彼は僕の首根っこを掴み、悪趣味とも言える空間の中をずんずん大股で進んでいく。思わずバランスを崩しかけたが、そのまま彼に従って半ば引き摺られるような形で例の男の目前まで連行される。床は漆黒の大理石、壁には何かの生物のホルマリン漬けや剥製など、所謂金持ちが持つ趣味の悪そうな装飾品が立ち並んでいた。
カツ、カツ、と彼の革靴の音がやたら脳裏に響く。
彼は突然立ち止まり、何も言わず、目前で鎮座する男に僕の首を差し出した。

「アンタの息子、連れてきたわよ……いいから早く礼央を解放して」

男は僕の顔を一瞥し、ゆっくりその場から立ち上がる。
彼は口角を吊り上げ、顔に笑みを貼り付けて僕に話し掛ける。

「久し振りだな、我が息子……聖」

男は手を差し出し、僕の顔に触れようとする。突然沸きあがる嫌悪感に思わず彼の手を跳ね除けた。
彼は驚きで目を丸くしたかと思ったが、直ぐに先程のあの貼り付けた笑みを浮かべる。

「……キモ、お前誰だよ……知らねーよ」
「覚えていないのか?父親の顔を」
「覚えてるわけねーだろ、散々人の脳弄っといて何言ってんの?」
「弄ったのは私ではないが?」
「そんなのどっちでもいいよ、早く礼央さん解放しろって」
「まぁまぁ、少し話をしよう……聖」
「その名前、お前が付けたって聞いてから使ってないんだけどさ……改名していい?」

男は物腰柔らかな口振りで話をしているが、瞳の奥は全くと言っていいほど笑っていない。光を失った瞳は彼の狂気を十分に物語っていた。
男の見た目は40代くらいだろうか。長く伸びた黒髪のストレートヘアに前髪はオールバックといった様相である。
自らの左側だけ長い縮れた髪を指で弄び、彼の髪を一瞥し、思わずこう叫んでしまった。

「てかお前絶対僕の親じゃないだろ!ストレートヘアだし!」
「……ンッ!んんっ!」

真横で咳き込み、震えながら笑いを堪えるイリヤを一瞥し、男を指さした。
彼はどうも笑いのツボに入ってしまったようで、暫く震えていた。相変わらず男は貼り付けたような笑みを崩さない。
イリヤが僕のことをずっと揶揄っていた理由が分かった。あまりにも遺伝的な意味で風貌が似てないからだ。他人からしたらそういったものは面白いのかもしれないが、此方側としては揶揄われるのも笑われるのも不快だ。
どうやら笑いが収まったらしい彼は男を睨み付け、本題を話し始める。

「ひじりんを連れてきたら礼央を解放するって言ったわよね?約束、守りなさいよ」
「勿論だ、此処に鍵がある……この部屋を出て右の通路の突き当たりに高槻君はいるよ」
「アハッ、話が早くて助かるわ……行きましょ、ひじりん」
「まだだ、言っただろう?少し話をしよう、と」
「もう用はないのよアタシは、ひじりんと話すればイイじゃない」
「入山君、君もだ」
「…………、はぁ……仕方ないわね、社長だし」

男の差し出した鍵を受け取り、誘われるまま、近くのソファに2人で腰掛ける。
彼はパイプに火を点し、天井を見上げ煙を吐いた。

「聖、お前は今何をしている」
「……大学の非常勤講師」
「ハハ!そうかそうか……やっぱり出来損ないだな」

男は貼り付けた笑みを剥がし、光のない瞳を此方に向ける。
出来損ない、実の父親が子供に吐き捨てる言葉にしては残酷なものだ。
思わず、間の抜けた声が漏れてしまう。

「……ハァ?」
「思えばお前はずっと出来損ないだった、何をやらせても覚えが悪くて困ったちゃんだったなァ」
「……何だそれ」
「その点真理亜は出来の良い子だったな、何をやらせても覚えが早くて……もっと早く、作っておけば良かったよ」
「は?……お前、何言ってんの?」
「いや、順番の話だが?」
「意味わかんねえこと言ってんじゃねえよ、殺すぞ」
「ちょっとひじりんやめなさいって……気持ちは分かるわよ、でも、やめなさい……」
「……ちっ、仕方ないな」
「ハハ、まぁ戯言だ……言っても仕方あるまい」
「ほんとだよね、あはは……いずれ殺す」
「……やれるものならやってみたらいいさ」
「……、今は殺さない」

人の気も知らず平然と発言するこの男に向かって何度も殴りかかりそうになったが、イリヤに止められ、更に必死に自制した。こんな男を殺したって意味はない、目的は礼央さんを救って此処から出ることだ、何度も何度も目的を脳内で反芻し、必死に殺意を抑えた。
先程まで僕に向かっていた瞳はイリヤの方を向き、さらに男は言葉を続けた。

「ところで話は変わるのだが……、最近面白いことを始めてね」
「……んな事どうでもいいわよ」
「死刑囚っているだろう?彼等は多くの人間の命を奪って、死刑になっただろう?」
「……そうね」
「死刑囚の中には、沢山の殺しをする為に頭を使い、警察の手を潜り抜け、自分のやりたいように人を殺してきた人間もいる訳だが」
「何が言いたいのよ」
「そんな人間が科学の分野でどんな活躍を見せてくれるのか、見てみたくなってね……うちで雇ったんだ、5年前」
「……!?」
「彼は元はとても優秀な外科医だった、若くして沢山の困難と言われた手術を成功させる程の腕前の持ち主だったそうだ……しかし、彼は満たされていなかった」
「…………」
「彼は美男子と、内臓を愛していた……その為、1年ほどで医者を辞め、殺人鬼になったそうだ」
「……へぇ……」
「彼は沢山の美男子を殺し、内臓を愛で、人間はすぐ死ぬということに気づき自首したそうだ、好きな男の内臓もすぐ腐ってしまうことに絶望したそうだよ……はは、面白い男だろう?」
「何にも面白くないわね」
「そうか、まぁいい……で、その男をうちで雇っているんだ、彼を雇うのは苦労した……内臓を引きずり出しても死なない男を用意しろという条件をつけてきたんだ」
「……、待ちなさいよそれ……」
「難しかったよ、人間の内臓を引きずり出しても死なないようにするのは」
「……、」
「……ちょうどいい実験台がいたからね、彼を雇えたんだ」
「……あんた、ふざけた事言ってんじゃないわよ!」

男の話の流れを察するに、実験台というのは恐らく礼央さんのことだ。イリヤが怒りを覚えるのも当然、彼の気持ちは痛いほど分かる。自分の恋人を赤の他人に実験台として勝手に弄られるのは僕も許せない。
だがここで感情に任せてこの男をどうこうしても何も解決しない。先程の僕と同じように男に殴りかかりそうなイリヤの腕を掴み、行動を制止させる。
男はにたりと口角を上げ、貼り付けたような笑顔ではなく心の底からの笑みを見せた。
気持ち悪い男だ。
落ち着いたらしいイリヤは深い溜息をつき、頬杖をついて小さく呟いた。

「、……まじで殺したいわアイツ」
「僕もだよ」
「ところで、聖を呼んだ理由は他にもあって」
「まだ何か言う気?もう胸糞悪すぎてお腹いっぱいよアタシ」
「その雇った男、今日までに処理しなきゃいけないんだよ」
「は?処理……?」
「もう充分役に立った、所謂御役御免ってやつだ」
「そんなのその辺に捨てればいいじゃない、逆に其奴を実験台にすれば?」
「イリヤってたまに人の心ないよね」
「散々裏切られてきてんのよコッチは、ナメてんじゃないわよ」
「それでも構わないが私はそういうのには興味がない」
「……興味どうこうの話なのかしら」
「今までたくさん人を殺めてきて、最後に死なない男という最高の御褒美を与えてやった男が、突然処分される有様を見たくてね」
「趣味悪いな、さすがの僕も胸糞覚えたよ」

僕は男に向けてこう吐き捨てた。気分の悪い話を散々聞かせてくるこの男を最早人間だとは思えない。
この男は悪でしかない。
そんな男と目を合わせないように瞳を伏せていると、突然男が立ち上がり、僕の目の前に立つ。
何をするのかと思ったが、男は僕の頬を両の手で包み、最初の貼り付けた笑顔でこう言ったのだ。

「……聖、私だって子供に出来損ないと言うのは心苦しい……最後に出来る子だっていうことを教えてくれ、出来るな?」

気味が悪い、全身に鳥肌が立つ。男の貼り付けた笑みは以前変わらず、彼は自らのポケットに仕舞っていたある写真を取り出し、僕の眼前に出した。

「この男を、処分しろ」

燃えるような赤い髪とうねる癖毛、エメラルドを閉じ込めたような翠眼が特徴的な眼鏡の男だった。
恐らく男が言いたいのは、此奴を殺せということだ。
僕は男から写真を奪い取り、真っ二つに引き裂く。

「んな事何で僕がしなきゃいけないんだよ、お前がやれ」
「……私がやったら殺人罪になるだろう?」
「は?僕がやっても殺人罪だろ」

僕はその場から立ち上がり、男に引き裂いた写真を投げつける。巫山戯ている。処分や処理といった言葉を利用する辺り、人間を人間と思っていない。彼は死刑囚の男も自分の玩具のひとつだと思っているのだ。彼にとっては必要がないから捨てる程度の感覚なのだろう。本当に胸糞の悪い男だ。
男は辺りを見回して、ある大きな水槽を指さした。中には魚とも言い難い謎の生物が閉じ込められていた。
気持ちが悪い。彼はそれを指さしたまま、言葉を続けた。

「……、例えばの話だが、彼処にある水槽が偶然、お前の頭の上に落ちてきて……お前が死んでしまったらそれは殺人罪か?」
「何が言いたいんだよ」
「……最後まで言わないと分からないか?だからお前は出来損ないなんだ」
「いや、いいよ……お前がクソゴミ野郎ってことがわかった、もう話したくない」
「……ひじりん、」
「行くよイリヤ……礼央さんに会いに行こう」
「……そうね、」

僕はそのまま踵を返し、イリヤを連れて男の部屋の扉に手を掛けた。扉を開き、振り向かずに男にこう告げる。

「……僕は人間だ、お前の玩具じゃない」

扉の外に出て、男の言った通りに右側の薄暗い通路の突き当たりまで歩みを進めた。


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