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或ル邂逅*
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「おい霧夜ァ……テメェ傷を開くなと何度言ったら……」
「……真理亜に縫ってもらうからいいのに、何わざわざ来ちゃってウザい帰れもしくは死ね」
「おまえ前真理亜に縫ってもらって悲惨なことになってただろ」
「……あの、博士……あのひと誰ですか」
「三十路オブ三十路の変態おじさん」
「誰が変態だ、俺は城崎龍一……こいつのかかりつけ医みたいなもんだ、宜しく」
突然現れた眼鏡を掛けた白衣の男、龍一さんは僕に淡々と自己紹介をする。
仏頂面で吊り上がった目をしており、こちらに少しだけ目線を向けた後、すぐに博士の方を向いた。少し怖い人だな、という印象を抱いた。
「……なるほど……博士、お医者さんの言うことは利かなきゃいけませんよ」
「違う!僕はあんな奴に掛かり付けないよ!あいつ研究所の奴だから!」
「え……!」
「……もしかして霧夜、この子に喋ったのか?」
「今さっき喋ったから早く帰れ」
「俺は研究所にいるけどあいつらの意向には反対してる、してなかったら霧夜も真理亜も連れて帰ってるしな」
「……敵とかではないんですね?」
「まぁな……、俺も家族を取られたことがある」
「あーそういえば弟くん元気?お前は死ね」
「元気すぎて困るくらいだ、最近じゃ俺を追って薬学部に行くと言っていた……可愛すぎて困る」
「……」
「うわぁ気持ち悪っ!此処にきてまでブラコン持ち込むなキモい!しね!」
「お前はさっきからずっと俺に死ねとかキモいとか変態とか言ってくるけどもっとマシな悪口ないのか」
「ねーよ死ね」
「…………」
博士と龍一さんの関係はよく分からないが別に悪い人ではないらしい。ただ何故あんなに博士が龍一さんに悪口を言っているのかは分からない。
「あの、」
「ん?」
「龍一さんって博士とどんな繋がりが?」
「……元恋人だな」
「おい何言ってんだよ馬鹿!國弘くん違うからね?研究者と検体の関係だよ!死んで詫びろくそが」
「……、」
「人間そう簡単に死なねーよ、あととりあえずこれ……真理亜にも渡しといて」
「分かった渡すからさっさと帰れ」
「お前の傷縫ったら帰るから少し我慢しろ」
そう言って龍一さんは鞄の中から医療道具らしきものを出した。手術で使うような小さな針をピンセットで扱い、彼の背後に回って開かれた傷を丁寧に縫っていく。
その間、博士は龍一さんから受け取ったいくつかの箱を弄っている。中に入っていたらしい紙を広げて、書かれた文字を読んでいる。
「拝啓、真理亜へ……本日はとてもお日柄がよくいい天気ですね……僕は今日もあなたからの電話を……ってなんだこれ」
「おい何読んでやがる返せ!しまえ!」
龍一さんは傷を縫う手を止められず、背後から博士に怒鳴っているが博士はむしろからかうように紙をじろじろと見つめて、たまに鼻で笑ったりしている。何だかんだ言ってこの二人仲がいいんだな、って博士に言ったら怒られるだろう。ただ少し羨ましいというか、劣等感に苛まれる。
「んーなになに?今度お時間がありましたら是非ともお食事に行きませんか……たまには二人でパシり以外の話もしましょう……パシりの自覚あるんだね」
「うるせえないいからしまえ!」
「これネタになるな……ネットに流そう」
「やめろ!」
「あの龍一さん……」
「……どうした?えー……名前知らないからなになに君」
「國弘と言います、龍一さんってもしかして……」
「ん?」
「……真理亜さんのこと好きなんですか?」
一瞬、周りの空気が止まったような気がした。場はしんと静まり返り、聞こえたのは龍一さんが博士の傷を縫い終えて糸をぱちんと切った音だけだ。何故こんなにも、と思ったが顔を真っ赤にする龍一さんより博士の様子が恐ろしく気にかかった。
「……、何故……わかった……?」
「おいお前真理亜にまで手を出す気だったのか!お前なんか一生ゲイやってろ!クソフ〇ック!!」
「ゲイやってろって何だ!ゲイはやるもんじゃねえだろ!」
「うるせえ!ゲイゲイゲイゲイゲイホモホモホモホモホモホモホモホモホモ!!!!!!!!」
「……博士気持ちは分かりますがそれは言い過ぎです、あと悪口が子どもすぎます」
「なになに君……こいつどうにかしてくれ」
「國弘です……博士は僕のものなので元恋人発言を撤回してくれませんか」
「分かった撤回する、昔の話だ……聞かなかったことにしてくれ」
「博士大人しく縫われててください……後でご褒美あげますから」
「ご褒美!よし大人しくしてる!」
博士は突然僕を自分の近くまで呼び、横に座らせた。龍一さんはさくさくと残りの傷を縫っていき、あっという間に全ての傷を縫合し終えたのだ。
「……終わったぞ、」
「ふー……やった!僕大人しくしてたからご褒美!」
「後であげますから」
「俺は帰る、もう傷開くなよ……開くとお前の命の危機ってことで来なきゃいけねえから……めんどくせえ……」
「おーよ、じゃあねェ」
「ではまた」
「霧夜の世話頑張ってくれ、うさぎ君」
「っな……!だから!くにひろです!」
龍一さんはどこかで聞いたことのあるようなあだ名を残して部屋から出ていった。彼は結局、僕の名前を1回もまともに呼ばなかったなと独り言ちる。
そしてあの人は一体何故、あんないいタイミングで此処に来たのかが疑問だ。それは追追訊くとして、僕自身が1番引っ掛かる発言があったため彼にそれを問う。
「……博士、ひとつ知りたいことが」
「なに?」
「元恋人って何ですか?」
「國弘くんそんなに恋人発言気になるの?」
「えぇ」
「それはね……あいつ僕を隙あらばラブホに連れていって抱いてたんだよ気持ち悪い」
「……博士は嫌じゃなかったんですか?」
「僕そのとき洗脳?脳に効く麻酔みたいなの?を打たれてたの、龍一は記憶やら脳に関する薬を作るのが得意分野だからね」
「……、」
「あいつの薬は効能が凄くて、一時的なものばかりだけど上手く使えば薬で他人の脳を操ることが可能なんだよ」
「…………」
「人の性格すら一瞬で変えちゃう恐ろしい奴だから、本当は」
「……そうなんですか」
「ただ好意を持った人間に尽くしすぎちゃうのがいけないかな、人間が好きなんだって……まぁ僕としてはもうどうでもいいけどね」
「…………キャラ濃いですね」
「キャラ濃いって……研究所にはもっと濃い奴いたけどね」
「……へぇ……」
「性別が分からない人がいたなァ……あいつもなかなかキモかったけどね」
博士は平然と研究所にいた頃の話をする。それはあまりにも昨日あったことのような話振りだったので、彼にとっての研究所とは何だったのかと疑問に思わざるを得なかった。
「博士、」
「何?國弘くん」
「あなたにとって……研究所は、何なんですか?」
「……そうだね、」
博士は僕と決して目を合わせずに、あまりにも弱々しく呟いたのだ。
「…………地獄だよ、」
「……そうですか」
「今に比べたらね、地獄」
「……、そうですか、何かすみません」
「いや、いいよ」
彼は今だに研究所にいた頃の思い出を引き摺って生きているのだ。僕とは違う、記憶に臆することなく前を向いて生きている。そして改めて実感した。僕は弱い、とても弱い人間だ。過去を思い出し、もう見たくないと思い、それを自らのうちに隠してしまう。僕は駄目な人間だ。
「くにひろくん、」
「……はかせ?」
「また思い詰めてない?」
「…………」
「君は君のままでいいんだよ?無理に背伸びしないで、まだ若いんだから……」
「……随分歳いったような口ぶりですね」
「僕はだいたい25だけど、君はまだ大人じゃない……まだ背伸びしなくていい」
「……」
「僕は僕のことを知らない、君は君のことを知っているだろう……ただ、世の中には僕のような人間が少なからずいることも忘れないで」
それは、自らの中身を知らない人間のことを言っているのか、博士のように検体となってしまい、理不尽な扱いを受けていた人間のことなのか、どちらか分からないしどちらの意味も含んでいるのかもしれない。
「……はい、」
「…………ところで國弘くん、」
「?」
「ご褒美は?」
彼は先程の思い詰めた表情と声色ではなく、いつもの純粋且つたちの悪いそれでそう言ったのだ。
彼はこうでなくては。
僕は笑顔を浮かべて、こう言ったのだ。
「そうですね、考えておきます」
-END-
「……真理亜に縫ってもらうからいいのに、何わざわざ来ちゃってウザい帰れもしくは死ね」
「おまえ前真理亜に縫ってもらって悲惨なことになってただろ」
「……あの、博士……あのひと誰ですか」
「三十路オブ三十路の変態おじさん」
「誰が変態だ、俺は城崎龍一……こいつのかかりつけ医みたいなもんだ、宜しく」
突然現れた眼鏡を掛けた白衣の男、龍一さんは僕に淡々と自己紹介をする。
仏頂面で吊り上がった目をしており、こちらに少しだけ目線を向けた後、すぐに博士の方を向いた。少し怖い人だな、という印象を抱いた。
「……なるほど……博士、お医者さんの言うことは利かなきゃいけませんよ」
「違う!僕はあんな奴に掛かり付けないよ!あいつ研究所の奴だから!」
「え……!」
「……もしかして霧夜、この子に喋ったのか?」
「今さっき喋ったから早く帰れ」
「俺は研究所にいるけどあいつらの意向には反対してる、してなかったら霧夜も真理亜も連れて帰ってるしな」
「……敵とかではないんですね?」
「まぁな……、俺も家族を取られたことがある」
「あーそういえば弟くん元気?お前は死ね」
「元気すぎて困るくらいだ、最近じゃ俺を追って薬学部に行くと言っていた……可愛すぎて困る」
「……」
「うわぁ気持ち悪っ!此処にきてまでブラコン持ち込むなキモい!しね!」
「お前はさっきからずっと俺に死ねとかキモいとか変態とか言ってくるけどもっとマシな悪口ないのか」
「ねーよ死ね」
「…………」
博士と龍一さんの関係はよく分からないが別に悪い人ではないらしい。ただ何故あんなに博士が龍一さんに悪口を言っているのかは分からない。
「あの、」
「ん?」
「龍一さんって博士とどんな繋がりが?」
「……元恋人だな」
「おい何言ってんだよ馬鹿!國弘くん違うからね?研究者と検体の関係だよ!死んで詫びろくそが」
「……、」
「人間そう簡単に死なねーよ、あととりあえずこれ……真理亜にも渡しといて」
「分かった渡すからさっさと帰れ」
「お前の傷縫ったら帰るから少し我慢しろ」
そう言って龍一さんは鞄の中から医療道具らしきものを出した。手術で使うような小さな針をピンセットで扱い、彼の背後に回って開かれた傷を丁寧に縫っていく。
その間、博士は龍一さんから受け取ったいくつかの箱を弄っている。中に入っていたらしい紙を広げて、書かれた文字を読んでいる。
「拝啓、真理亜へ……本日はとてもお日柄がよくいい天気ですね……僕は今日もあなたからの電話を……ってなんだこれ」
「おい何読んでやがる返せ!しまえ!」
龍一さんは傷を縫う手を止められず、背後から博士に怒鳴っているが博士はむしろからかうように紙をじろじろと見つめて、たまに鼻で笑ったりしている。何だかんだ言ってこの二人仲がいいんだな、って博士に言ったら怒られるだろう。ただ少し羨ましいというか、劣等感に苛まれる。
「んーなになに?今度お時間がありましたら是非ともお食事に行きませんか……たまには二人でパシり以外の話もしましょう……パシりの自覚あるんだね」
「うるせえないいからしまえ!」
「これネタになるな……ネットに流そう」
「やめろ!」
「あの龍一さん……」
「……どうした?えー……名前知らないからなになに君」
「國弘と言います、龍一さんってもしかして……」
「ん?」
「……真理亜さんのこと好きなんですか?」
一瞬、周りの空気が止まったような気がした。場はしんと静まり返り、聞こえたのは龍一さんが博士の傷を縫い終えて糸をぱちんと切った音だけだ。何故こんなにも、と思ったが顔を真っ赤にする龍一さんより博士の様子が恐ろしく気にかかった。
「……、何故……わかった……?」
「おいお前真理亜にまで手を出す気だったのか!お前なんか一生ゲイやってろ!クソフ〇ック!!」
「ゲイやってろって何だ!ゲイはやるもんじゃねえだろ!」
「うるせえ!ゲイゲイゲイゲイゲイホモホモホモホモホモホモホモホモホモ!!!!!!!!」
「……博士気持ちは分かりますがそれは言い過ぎです、あと悪口が子どもすぎます」
「なになに君……こいつどうにかしてくれ」
「國弘です……博士は僕のものなので元恋人発言を撤回してくれませんか」
「分かった撤回する、昔の話だ……聞かなかったことにしてくれ」
「博士大人しく縫われててください……後でご褒美あげますから」
「ご褒美!よし大人しくしてる!」
博士は突然僕を自分の近くまで呼び、横に座らせた。龍一さんはさくさくと残りの傷を縫っていき、あっという間に全ての傷を縫合し終えたのだ。
「……終わったぞ、」
「ふー……やった!僕大人しくしてたからご褒美!」
「後であげますから」
「俺は帰る、もう傷開くなよ……開くとお前の命の危機ってことで来なきゃいけねえから……めんどくせえ……」
「おーよ、じゃあねェ」
「ではまた」
「霧夜の世話頑張ってくれ、うさぎ君」
「っな……!だから!くにひろです!」
龍一さんはどこかで聞いたことのあるようなあだ名を残して部屋から出ていった。彼は結局、僕の名前を1回もまともに呼ばなかったなと独り言ちる。
そしてあの人は一体何故、あんないいタイミングで此処に来たのかが疑問だ。それは追追訊くとして、僕自身が1番引っ掛かる発言があったため彼にそれを問う。
「……博士、ひとつ知りたいことが」
「なに?」
「元恋人って何ですか?」
「國弘くんそんなに恋人発言気になるの?」
「えぇ」
「それはね……あいつ僕を隙あらばラブホに連れていって抱いてたんだよ気持ち悪い」
「……博士は嫌じゃなかったんですか?」
「僕そのとき洗脳?脳に効く麻酔みたいなの?を打たれてたの、龍一は記憶やら脳に関する薬を作るのが得意分野だからね」
「……、」
「あいつの薬は効能が凄くて、一時的なものばかりだけど上手く使えば薬で他人の脳を操ることが可能なんだよ」
「…………」
「人の性格すら一瞬で変えちゃう恐ろしい奴だから、本当は」
「……そうなんですか」
「ただ好意を持った人間に尽くしすぎちゃうのがいけないかな、人間が好きなんだって……まぁ僕としてはもうどうでもいいけどね」
「…………キャラ濃いですね」
「キャラ濃いって……研究所にはもっと濃い奴いたけどね」
「……へぇ……」
「性別が分からない人がいたなァ……あいつもなかなかキモかったけどね」
博士は平然と研究所にいた頃の話をする。それはあまりにも昨日あったことのような話振りだったので、彼にとっての研究所とは何だったのかと疑問に思わざるを得なかった。
「博士、」
「何?國弘くん」
「あなたにとって……研究所は、何なんですか?」
「……そうだね、」
博士は僕と決して目を合わせずに、あまりにも弱々しく呟いたのだ。
「…………地獄だよ、」
「……そうですか」
「今に比べたらね、地獄」
「……、そうですか、何かすみません」
「いや、いいよ」
彼は今だに研究所にいた頃の思い出を引き摺って生きているのだ。僕とは違う、記憶に臆することなく前を向いて生きている。そして改めて実感した。僕は弱い、とても弱い人間だ。過去を思い出し、もう見たくないと思い、それを自らのうちに隠してしまう。僕は駄目な人間だ。
「くにひろくん、」
「……はかせ?」
「また思い詰めてない?」
「…………」
「君は君のままでいいんだよ?無理に背伸びしないで、まだ若いんだから……」
「……随分歳いったような口ぶりですね」
「僕はだいたい25だけど、君はまだ大人じゃない……まだ背伸びしなくていい」
「……」
「僕は僕のことを知らない、君は君のことを知っているだろう……ただ、世の中には僕のような人間が少なからずいることも忘れないで」
それは、自らの中身を知らない人間のことを言っているのか、博士のように検体となってしまい、理不尽な扱いを受けていた人間のことなのか、どちらか分からないしどちらの意味も含んでいるのかもしれない。
「……はい、」
「…………ところで國弘くん、」
「?」
「ご褒美は?」
彼は先程の思い詰めた表情と声色ではなく、いつもの純粋且つたちの悪いそれでそう言ったのだ。
彼はこうでなくては。
僕は笑顔を浮かべて、こう言ったのだ。
「そうですね、考えておきます」
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