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12 恋心
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その日から、食事が喉を通らなくなった。
ショックだった。
陛下から拒まれたことにも。
前世と同じように、他の女性と閨を共にしている夫に義務感で抱かれ、子を産むことを求められることにも。
そんな私の心とは裏腹に、神官がクロードとの「初夜の儀」を執り行う日が決まったと告げてきた。
18歳の誕生日まであと10日となった夜、アンリ陛下が再び私の寝室を訪ねてきた。
「レティシア。ここ最近、ずっと食事が摂れていないと聞いた。……大丈夫か?」
大丈夫? 身体が? それとも心が? 大丈夫なわけないじゃない!!
全然、大丈夫なんかじゃない!!
あれからの私は、時おりこうして以前のレティシアが顔を出す。それだけ感情が不安定になっている証拠なのかもしれない。
「わたくしは……私はっ。陛下が、大っ嫌い!」
「っ……」
本当は、王太子妃になんてなりたくなかった。
それでも、それも運命だと受け入れて、過酷な王太子妃教育を耐え抜いた。
家族や世間からも隔離され、学園も途中退学し、利害関係なく心を通わせる友を作る機会を失った。
代わりに得たのは、鎧をまとった心と貼り付けたような微笑だけ。
クロードの想い人の存在に胸を痛めながらも、ようやく名実ともに彼と夫婦になれると安堵したのも束の間。
夫は、私が成人王族の仲間入りを果たした翌月に、側妃を娶ることになった。
正妃である私との間に子が出来ないと診断されたわけでもないのに、夫を他の女と共有することになった。
他の女性を抱いた夫に、子を産むためだけに抱かれる存在になったのだ。
前世と同じように。
「王室典範が改正されたから」という、ただそれだけの説明にもならないような理由で。
人を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたい。
私にだって心はある。
いくら心に鎧をまとっても、自分の気持ちまではごまかせない。
私は、深く、ふかく、傷ついた。
そして――失望した。
夫であるクロードにも。
私の願いを叶えてくれると言いながら、私の願いを叶えられないと言った陛下にも。
やるせない思いが、クラリスへの醜い嫉妬心が、側妃への敵対心が、王室典範の改正に賛成票を投じた議員たちに対する怒りが、陛下へと向かうのは仕方ないじゃない。
だって――。
もしも陛下が、新たな王妃様に迎えていれば。
もしも陛下が、クロード以外の者を後継者に指名していれば。
もしも陛下が、王室典範の改正を推し進める権力者たちを抑え込んでいれば。
もしも陛下が、側妃を迎える時期について異論を呈していれば。
もしも陛下が、私を抱くと言ってくれれば。
私の心が、プライドが、正妃としての矜持が、こんなにもズタズタに傷つくことはなかったんだもの。
陛下のことを嫌いだと言った私を、彼は「不敬だ」と言って非難するだろうか。
「子どもみたいなことを言うな」と叱るだろうか。
それとも――クロードと同じように、「すまない。許してくれ」と、上辺だけの謝罪を繰り返すだろうか。
どんな罵りも受けて立ってやる! と思ってギュッと閉じていた瞳を開けると、瞳を揺らして私を見つめる陛下がいた。
「それでいい」
「……」
「憎んでも、殴っても、罵っても、泣き喚いてもいい。だから、一人で背負ったりしないでほしい」
「背負わせたのは、陛下でしょう?」
「そうだ。だから、私にも背負わせてくれ」
「陛下は」
「ん?」
「陛下は、お辛かったとき……誰が側にいてくださったのですか?」
「妻子を亡くした直後の1~2年は、情けないことに記憶がない」
「っ……」
「だが3年目に可愛らしい少女がやってきてからは、王宮の中が賑やかになった」
「少女?」
「王太子妃教育が辛いと泣きべそをかきながらも頑張っているその子の姿に、随分と励まされた」
「それって」
「レティシアだ」
「わたしは何も……。陛下の助けになるようなことなど、何も――」
「いてくれるだけで癒される存在というものがあるんだ。どれほど貴重なことか」
「申し訳、ございません。『大嫌い』だなんて、酷いこと――」
「言っただろう? 『それでいい』と。レティシアに辛い思いをさせている責任は私にある。言い逃れをするつもりはない」
「あの約束、まだ生きてますか?」
「ん?」
「『私に出来ることなら、叶えると約束する』って言ってくださったやつ」
「もちろんだ」
「だったら。今夜は寝るまで一緒にいてください」
「……分かった」
陛下は侍女へミルク粥を持ってくるように指示をすると、病気をした子どもにするように、手ずから食べさせてくれた。
「陛下。もうこれ以上は――」
「あと3口、食べられるか?」
「お腹が空かないんです」
「頑張って食べてくれ」
「後で必ず食べますから」
「心配なんだ。レティシアを見ていると、まるで――」
そうだった。
陛下は4年前に最愛の王妃様とお子様を同時に亡くされた。疫病にかかり、最後は食事も殆ど喉を通らず、徐々にやせ細っていく姿は見るに堪えられなかったと聞いた。
あんな想いをまた陛下にさせるなんて。わたし、しっかりしなくちゃ。
「……すごいぞ、レティシア。よく頑張ったな」
「陛下が食べさせてくれたから。こんなこと、物心ついてから初めてです」
「これまでずっと頑張ってきたんだ。これからはもっと、甘えるといい」
「陛下に?」
「私にじゃなくて、クロードに甘えたらいいだろう?」
「陛下が良いんです!それに、私の願いは陛下が叶えてくれるのでしょう?」
「それはそうだが」
「じゃあ、眠るまで頭を撫でていてください」
ダメ元でそうお願いすると、「急に甘えん坊になって」と言いながら、仕方なさそうに陛下もベッドに横になり、私を後ろから包み込むように抱きしめてくれた。
「ねぇ、陛下?」
「ん?」
「明日は、腕枕をしてほしいです」
「それは――」
「陛下に出来ることなら、叶えると約束してくださいましたよね?」
「分かったから。もう寝なさい」
「約束ですよ?」
後ろを振り返ってそう言うと、困ったように眉尻を下げた陛下が「ふっ」と笑った。
そこには「国王陛下」の鎧を脱いだ素のアンリ陛下がいて、そのことが私の心をこそばゆくさせた。
それからは毎日、陛下が僅かな時間を縫って会いに来て、私に手ずからご飯を食べさせてくれたり、寝付くまで側にいてくれたりした。
こうして私は、徐々に体調を取り戻していった。
多分、このときからだと思う。
私が陛下に対して、憧れではなく恋心を抱くようになったのは。
ショックだった。
陛下から拒まれたことにも。
前世と同じように、他の女性と閨を共にしている夫に義務感で抱かれ、子を産むことを求められることにも。
そんな私の心とは裏腹に、神官がクロードとの「初夜の儀」を執り行う日が決まったと告げてきた。
18歳の誕生日まであと10日となった夜、アンリ陛下が再び私の寝室を訪ねてきた。
「レティシア。ここ最近、ずっと食事が摂れていないと聞いた。……大丈夫か?」
大丈夫? 身体が? それとも心が? 大丈夫なわけないじゃない!!
全然、大丈夫なんかじゃない!!
あれからの私は、時おりこうして以前のレティシアが顔を出す。それだけ感情が不安定になっている証拠なのかもしれない。
「わたくしは……私はっ。陛下が、大っ嫌い!」
「っ……」
本当は、王太子妃になんてなりたくなかった。
それでも、それも運命だと受け入れて、過酷な王太子妃教育を耐え抜いた。
家族や世間からも隔離され、学園も途中退学し、利害関係なく心を通わせる友を作る機会を失った。
代わりに得たのは、鎧をまとった心と貼り付けたような微笑だけ。
クロードの想い人の存在に胸を痛めながらも、ようやく名実ともに彼と夫婦になれると安堵したのも束の間。
夫は、私が成人王族の仲間入りを果たした翌月に、側妃を娶ることになった。
正妃である私との間に子が出来ないと診断されたわけでもないのに、夫を他の女と共有することになった。
他の女性を抱いた夫に、子を産むためだけに抱かれる存在になったのだ。
前世と同じように。
「王室典範が改正されたから」という、ただそれだけの説明にもならないような理由で。
人を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたい。
私にだって心はある。
いくら心に鎧をまとっても、自分の気持ちまではごまかせない。
私は、深く、ふかく、傷ついた。
そして――失望した。
夫であるクロードにも。
私の願いを叶えてくれると言いながら、私の願いを叶えられないと言った陛下にも。
やるせない思いが、クラリスへの醜い嫉妬心が、側妃への敵対心が、王室典範の改正に賛成票を投じた議員たちに対する怒りが、陛下へと向かうのは仕方ないじゃない。
だって――。
もしも陛下が、新たな王妃様に迎えていれば。
もしも陛下が、クロード以外の者を後継者に指名していれば。
もしも陛下が、王室典範の改正を推し進める権力者たちを抑え込んでいれば。
もしも陛下が、側妃を迎える時期について異論を呈していれば。
もしも陛下が、私を抱くと言ってくれれば。
私の心が、プライドが、正妃としての矜持が、こんなにもズタズタに傷つくことはなかったんだもの。
陛下のことを嫌いだと言った私を、彼は「不敬だ」と言って非難するだろうか。
「子どもみたいなことを言うな」と叱るだろうか。
それとも――クロードと同じように、「すまない。許してくれ」と、上辺だけの謝罪を繰り返すだろうか。
どんな罵りも受けて立ってやる! と思ってギュッと閉じていた瞳を開けると、瞳を揺らして私を見つめる陛下がいた。
「それでいい」
「……」
「憎んでも、殴っても、罵っても、泣き喚いてもいい。だから、一人で背負ったりしないでほしい」
「背負わせたのは、陛下でしょう?」
「そうだ。だから、私にも背負わせてくれ」
「陛下は」
「ん?」
「陛下は、お辛かったとき……誰が側にいてくださったのですか?」
「妻子を亡くした直後の1~2年は、情けないことに記憶がない」
「っ……」
「だが3年目に可愛らしい少女がやってきてからは、王宮の中が賑やかになった」
「少女?」
「王太子妃教育が辛いと泣きべそをかきながらも頑張っているその子の姿に、随分と励まされた」
「それって」
「レティシアだ」
「わたしは何も……。陛下の助けになるようなことなど、何も――」
「いてくれるだけで癒される存在というものがあるんだ。どれほど貴重なことか」
「申し訳、ございません。『大嫌い』だなんて、酷いこと――」
「言っただろう? 『それでいい』と。レティシアに辛い思いをさせている責任は私にある。言い逃れをするつもりはない」
「あの約束、まだ生きてますか?」
「ん?」
「『私に出来ることなら、叶えると約束する』って言ってくださったやつ」
「もちろんだ」
「だったら。今夜は寝るまで一緒にいてください」
「……分かった」
陛下は侍女へミルク粥を持ってくるように指示をすると、病気をした子どもにするように、手ずから食べさせてくれた。
「陛下。もうこれ以上は――」
「あと3口、食べられるか?」
「お腹が空かないんです」
「頑張って食べてくれ」
「後で必ず食べますから」
「心配なんだ。レティシアを見ていると、まるで――」
そうだった。
陛下は4年前に最愛の王妃様とお子様を同時に亡くされた。疫病にかかり、最後は食事も殆ど喉を通らず、徐々にやせ細っていく姿は見るに堪えられなかったと聞いた。
あんな想いをまた陛下にさせるなんて。わたし、しっかりしなくちゃ。
「……すごいぞ、レティシア。よく頑張ったな」
「陛下が食べさせてくれたから。こんなこと、物心ついてから初めてです」
「これまでずっと頑張ってきたんだ。これからはもっと、甘えるといい」
「陛下に?」
「私にじゃなくて、クロードに甘えたらいいだろう?」
「陛下が良いんです!それに、私の願いは陛下が叶えてくれるのでしょう?」
「それはそうだが」
「じゃあ、眠るまで頭を撫でていてください」
ダメ元でそうお願いすると、「急に甘えん坊になって」と言いながら、仕方なさそうに陛下もベッドに横になり、私を後ろから包み込むように抱きしめてくれた。
「ねぇ、陛下?」
「ん?」
「明日は、腕枕をしてほしいです」
「それは――」
「陛下に出来ることなら、叶えると約束してくださいましたよね?」
「分かったから。もう寝なさい」
「約束ですよ?」
後ろを振り返ってそう言うと、困ったように眉尻を下げた陛下が「ふっ」と笑った。
そこには「国王陛下」の鎧を脱いだ素のアンリ陛下がいて、そのことが私の心をこそばゆくさせた。
それからは毎日、陛下が僅かな時間を縫って会いに来て、私に手ずからご飯を食べさせてくれたり、寝付くまで側にいてくれたりした。
こうして私は、徐々に体調を取り戻していった。
多分、このときからだと思う。
私が陛下に対して、憧れではなく恋心を抱くようになったのは。
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