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【冒険編】
【20】魔法
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いつものようにルナさんと夕食を食べている。
「そだ。神谷さん。」
「はい。」
「一緒にオンラインゲームやってみない?」
「え!もしかしてVRですか!」
「そうそう。」
「やってみたいです!!」
ルナさんとんでもない隠し玉を忍ばせてたんだな…。
今の生活で十分楽しくてそんなことできるなんて願ってもいなかった…。
「例の漫画の主人公の状況しばらく停滞期だからちょっと退屈なんだよ。」
「やりましょうやりましょう!」
テンション上がりまくっている。
「ゲームの説明見れるところのリンクあとで送っとくよ。」
「はい!」
「準備できたら教えてね。」
「明日声かけます!」
「ゆっくりでいいよ。急いではないから。」
「わかりました!」
夕食後、部屋に戻ってわくわくしながらくつろいでいるとなにやら通知音がした。
ブレスレットの一部が点滅している。
画面を開くとメッセージの通知がでていた。
このブレスレットこんな機能もあったのか。何気に初めてだ。
送ってもらったリンクからゲームの説明を読み始めた。
なんだこれめっちゃ面白そう!
わくわくがとまらない!
眠くなるまで夢中で説明を読み漁った。
かなり遅い時間になってしまった。
とりあえず寝よう。
明日が楽しみだ。
僕は今、初のVRオンラインゲームに思いを馳せている。
朝食を済ませ、ルナさんが起きてくるのを待っているところだ。
起こすのはさすがに気が引けるので、ねこさんをもふりながら昨日覚えたゲーム知識をおさらいして待つとする。
まず世界をまたいでオンラインゲームに参加するなんてことができるのか疑問だった。
しかし、どうやら前に出てきた世界作るくんがポイントになっているようだ。
世界作るくん系テクノロジーで作った世界は条件次第で互換性が保たれ世界間の行き来ができるらしい。
また、今回遊ぶゲームとこの空間では時間の持ち方のずれがほとんどなく、ここでの1日がゲーム内でもほぼ24時間にあたるようだ。
それから、色々な世界からユーザーが集まると言語の壁がありそうだとも思った。
しかし、お互いの会話が自動的に自分の使用言語に変換されて聞こえるシステムが採用されているのだ。
そのため、問題なく意思相通ができるようになっている。
ただしスラングがひどすぎると変換できず通じないことがある。
なので、できるだけスラング的な言葉を選択しないようにするのが無難だ。
また口の動きと音声が一致しない違和感はどうしても出てしまうようだ。
そして肝心のゲームの内容だ。
タイトルはマジックオブザゴッズ。
人々は神々の力を借りた魔法を駆使して生活しているというファンタジーの世界観のようだ。
プレイヤーは神の使いである使徒と呼ばれ、街にある魔法陣から現れそして忽然と消える存在とされている。
過疎対策機能もあり、プレイヤーが少ないときはプレイヤーに擬態したNPCが使徒をやることで、ゲーム内の情勢を安定させる働きをしている。
この擬態NPCはナチュラルにゲーム外での生活のことも会話に入れてくるのでまず見分けがつかないらしい。
ゲーム内で死亡すると魔法陣に強制的に戻され、30分の衰弱状態となり行動が制限される。
また、夜がない世界で常に24時間営業のような状態だ。
疲れや休息の概念はあるが眠るという概念がないので、やろうと思えば何日でも起き続けたまま活動できる。
種族や職業や見た目は魂の状態から総合的に判断がされて自動で決定される。
やる前は選べないことに不満を感じられるようだけど、やってみると好みも加味されててバランスも中々いいとの評判のようだ。
ただ中には自動的に選ばれた職業に適合できずに不満を持って低い評価をする魂もいるようだ。
装備は武器のみ。
色々な見た目のアイテムが用意されているが性能差はない。
レベルやステータスもない。
実際にプレイした体感経験値で上達するのみだ。
ゲームの目的は基本的にはただ冒険すること。
酒場の掲示板にある依頼をこなして金銭を稼ぐ。
獲得した金銭で好きな見た目の武器や衣装やアクセサリーを買う。
ゲーム内に自分の家を買うこともできる。
また使徒ランクというものあり階級制になっていて、階級に応じて特別な武器や衣装やアクセサリーが用意されている。
あとは高難度ボスや高難度ダンジョンもあって階級とも関係しているようだ。
それから魔法と中世的雰囲気の世界観を壊さないように、機械的ユーザーインターフェースのようなものは一切ないようだ。
説明の概要としては大体こんなところだろうか。
自分がどんな職業になるのか楽しみでわくわくが止まらない。
はやくルナさん起きてこないかな。
しばらくしてまだ眠たそうなルナさんがやってきた。
「おはようございます。」
「おはよ。」
「ゲームの説明確認しました。」
「わ。早いねー。」
「わくわくしちゃってつい!」
「初めてだもんね。」
「ですです。」
「そんなに楽しみならさっそく行っちゃおうか。」
「いえいえ。無理しないでください。朝ご飯もまだなんじゃ。」
「全然平気だよ。今おなかすいてないし。ゲーム内でも食べれるし。」
「では行きたいです!」
「そしたら地下へごー。」
地下にやってきた。
そうか例のカプセルか。ここからゲームもできるとは。
「また起動はこっちでやるから中に入ってて。」
「はい!」
中で待っている。ドキドキ。
一瞬意識が飛んだあと、亜空間的なところに飛ばされた。
カウントが表示されている。
13…12……3…2…1…0。
ターミネーターのポーズでどこかに到着した。
神殿の中のような雰囲気だ。
ルナさんも横にいる。
僕もルナさんも白い地味な初期服姿だ。
「ルナさんはエルフっぽいですね。他はほとんど普段とかわらないです。」
「神谷さんはほぼまんまだよ。ヒューマンってことかな。」
変わらないのか。ちょっと残念。
「あそこの石板になんか書いてあります。」
「見に行こ。」
石板に近づいてみた。
「職業鑑定士のところに行くように指示が書いてありますね。」
「さっそく行ってみよう。」
職業鑑定士の施設前についた。
「どっちから行く?」
「では僕行ってみます。」
中に入ると何やら座るように促された。
占い師のような人だ。
水晶におまじないのような仕草をしている。
結果が出た。
僕の職業はアーチャーだった。
職業の概要が書かれた巻物を受け取り、
職業訓練施設に出向くよう指示をされた。
「僕はアーチャーでした。」
「私も行ってくる。」
しばらくしてルナさんが戻ってきた。
「ルナさんはなんでした?」
「ジェネラリストだって。」
「なんですかそれ。なんかすごそう。」
「ちょっと巻物見てみる。」
ルナさんは巻物を読み始めた。
「なんか攻撃と回復と支援どの系統の魔法も扱えるってことみたい。」
「すごい。チートじゃないですか。」
さすが女神。
「その代わりすごくもろいってことみたいだね。」
「ああ。なるほど。デメリットもあるんですね。」
「さ。いったん別々に職業訓練だね。」
「6時間くらいかかるみたいですね。」
「終わったら街の酒場で合流しよう。」
「わかりました。」
ルナさんと別れてアーチャーの職業訓練施設に向かった。
道中で概要を読んでみた。
アーチャーといっても物理的な矢を放つのではないようだ。
武器として弓は持つが魔法の矢を放って攻撃するということだ。
ちょっと弓いらんやんって気もするが魔法を扱えるのはうれしい。
とくに取柄のない僕がどんな職業になるのかと思ってたけどアーチャーとは。
なにやら空間認識能力に長けた者に適性があると書かれている。
そんな自覚は特になかったが。
あ。
そういえば僕にはおっぱいのサイズをぱっと見だけで見抜く特技があった。
あれは空間認識能力からくるものだったのか。
なんかルナさんにアピールできる能力じゃない気がして逆にへこむ。
職業訓練施設についた。
これから魔法が使えると思うとわくわくする。
6時間後。
職業訓練を終えた。
初期装備である弓と服と時計をもらった。
弓はシルバーのシンプルなやつだ。
しょぼい木製じゃないだけ初期装備としては満足。
服は普通の服に胸当てといった感じだ。
あんまりかっこよくはない。
時計はブレスレットタイプと懐中時計タイプを選べたので、ブレスレットタイプにしてみた。
酒場でルナさんを待つことにした。
ジェネラリストって覚えること多そうだし時間かかるのかも。
なんて考えてたらルナさんがやってきた。
「先終わってたんだ。おまたせ。」
ルナさんは気持ち短めのスカートに膝上までのロングブーツとロングコートといった感じで、
モノトーンでまとまっててかっこいい。そして絶対領域眼福。
武器はシルバーのショートロッドのようだ。
「僕もさっきついたとこです。」
「訓練どうだった?」
「興奮しました!魔法初めて使ったし!なんか5メートルくらいジャンプ力あるし!」
「そっかそっか。今までそんな経験なかったんだもんね。」
「ルナさんはどうでした?」
「私はそれなりにやってきてるから。ここはどんな感じか確認ってとこかな。」
「頼りにしてます!」
「まかせろ。」
「そうだ。復帰魔法陣とのリンクって行きました?」
「まだだよ。」
「いきましょう。」
各街には復帰魔法陣というものがある。
死んでしまった時に帰ってくるポイントである。
街の復帰魔法陣の前で祈りのポーズでリンクという魔法を使うと、その街が死んだときの帰還先になる。
また、ログインした時の開始位置もリンクした街の復帰魔法陣となる。
ログアウトは街中であればどこでも可能だ。
街の復帰魔法陣前にやってきた。
ルナさんと並んで祈りながら魔法を唱えた。
これでこの街ファーストシティが帰還先となった。
「よし。完了しましたね。」
「少し街を散策してみようか。」
「はい。」
僕は今わくわくがどんどん増していっているのを感じていた。
「そだ。神谷さん。」
「はい。」
「一緒にオンラインゲームやってみない?」
「え!もしかしてVRですか!」
「そうそう。」
「やってみたいです!!」
ルナさんとんでもない隠し玉を忍ばせてたんだな…。
今の生活で十分楽しくてそんなことできるなんて願ってもいなかった…。
「例の漫画の主人公の状況しばらく停滞期だからちょっと退屈なんだよ。」
「やりましょうやりましょう!」
テンション上がりまくっている。
「ゲームの説明見れるところのリンクあとで送っとくよ。」
「はい!」
「準備できたら教えてね。」
「明日声かけます!」
「ゆっくりでいいよ。急いではないから。」
「わかりました!」
夕食後、部屋に戻ってわくわくしながらくつろいでいるとなにやら通知音がした。
ブレスレットの一部が点滅している。
画面を開くとメッセージの通知がでていた。
このブレスレットこんな機能もあったのか。何気に初めてだ。
送ってもらったリンクからゲームの説明を読み始めた。
なんだこれめっちゃ面白そう!
わくわくがとまらない!
眠くなるまで夢中で説明を読み漁った。
かなり遅い時間になってしまった。
とりあえず寝よう。
明日が楽しみだ。
僕は今、初のVRオンラインゲームに思いを馳せている。
朝食を済ませ、ルナさんが起きてくるのを待っているところだ。
起こすのはさすがに気が引けるので、ねこさんをもふりながら昨日覚えたゲーム知識をおさらいして待つとする。
まず世界をまたいでオンラインゲームに参加するなんてことができるのか疑問だった。
しかし、どうやら前に出てきた世界作るくんがポイントになっているようだ。
世界作るくん系テクノロジーで作った世界は条件次第で互換性が保たれ世界間の行き来ができるらしい。
また、今回遊ぶゲームとこの空間では時間の持ち方のずれがほとんどなく、ここでの1日がゲーム内でもほぼ24時間にあたるようだ。
それから、色々な世界からユーザーが集まると言語の壁がありそうだとも思った。
しかし、お互いの会話が自動的に自分の使用言語に変換されて聞こえるシステムが採用されているのだ。
そのため、問題なく意思相通ができるようになっている。
ただしスラングがひどすぎると変換できず通じないことがある。
なので、できるだけスラング的な言葉を選択しないようにするのが無難だ。
また口の動きと音声が一致しない違和感はどうしても出てしまうようだ。
そして肝心のゲームの内容だ。
タイトルはマジックオブザゴッズ。
人々は神々の力を借りた魔法を駆使して生活しているというファンタジーの世界観のようだ。
プレイヤーは神の使いである使徒と呼ばれ、街にある魔法陣から現れそして忽然と消える存在とされている。
過疎対策機能もあり、プレイヤーが少ないときはプレイヤーに擬態したNPCが使徒をやることで、ゲーム内の情勢を安定させる働きをしている。
この擬態NPCはナチュラルにゲーム外での生活のことも会話に入れてくるのでまず見分けがつかないらしい。
ゲーム内で死亡すると魔法陣に強制的に戻され、30分の衰弱状態となり行動が制限される。
また、夜がない世界で常に24時間営業のような状態だ。
疲れや休息の概念はあるが眠るという概念がないので、やろうと思えば何日でも起き続けたまま活動できる。
種族や職業や見た目は魂の状態から総合的に判断がされて自動で決定される。
やる前は選べないことに不満を感じられるようだけど、やってみると好みも加味されててバランスも中々いいとの評判のようだ。
ただ中には自動的に選ばれた職業に適合できずに不満を持って低い評価をする魂もいるようだ。
装備は武器のみ。
色々な見た目のアイテムが用意されているが性能差はない。
レベルやステータスもない。
実際にプレイした体感経験値で上達するのみだ。
ゲームの目的は基本的にはただ冒険すること。
酒場の掲示板にある依頼をこなして金銭を稼ぐ。
獲得した金銭で好きな見た目の武器や衣装やアクセサリーを買う。
ゲーム内に自分の家を買うこともできる。
また使徒ランクというものあり階級制になっていて、階級に応じて特別な武器や衣装やアクセサリーが用意されている。
あとは高難度ボスや高難度ダンジョンもあって階級とも関係しているようだ。
それから魔法と中世的雰囲気の世界観を壊さないように、機械的ユーザーインターフェースのようなものは一切ないようだ。
説明の概要としては大体こんなところだろうか。
自分がどんな職業になるのか楽しみでわくわくが止まらない。
はやくルナさん起きてこないかな。
しばらくしてまだ眠たそうなルナさんがやってきた。
「おはようございます。」
「おはよ。」
「ゲームの説明確認しました。」
「わ。早いねー。」
「わくわくしちゃってつい!」
「初めてだもんね。」
「ですです。」
「そんなに楽しみならさっそく行っちゃおうか。」
「いえいえ。無理しないでください。朝ご飯もまだなんじゃ。」
「全然平気だよ。今おなかすいてないし。ゲーム内でも食べれるし。」
「では行きたいです!」
「そしたら地下へごー。」
地下にやってきた。
そうか例のカプセルか。ここからゲームもできるとは。
「また起動はこっちでやるから中に入ってて。」
「はい!」
中で待っている。ドキドキ。
一瞬意識が飛んだあと、亜空間的なところに飛ばされた。
カウントが表示されている。
13…12……3…2…1…0。
ターミネーターのポーズでどこかに到着した。
神殿の中のような雰囲気だ。
ルナさんも横にいる。
僕もルナさんも白い地味な初期服姿だ。
「ルナさんはエルフっぽいですね。他はほとんど普段とかわらないです。」
「神谷さんはほぼまんまだよ。ヒューマンってことかな。」
変わらないのか。ちょっと残念。
「あそこの石板になんか書いてあります。」
「見に行こ。」
石板に近づいてみた。
「職業鑑定士のところに行くように指示が書いてありますね。」
「さっそく行ってみよう。」
職業鑑定士の施設前についた。
「どっちから行く?」
「では僕行ってみます。」
中に入ると何やら座るように促された。
占い師のような人だ。
水晶におまじないのような仕草をしている。
結果が出た。
僕の職業はアーチャーだった。
職業の概要が書かれた巻物を受け取り、
職業訓練施設に出向くよう指示をされた。
「僕はアーチャーでした。」
「私も行ってくる。」
しばらくしてルナさんが戻ってきた。
「ルナさんはなんでした?」
「ジェネラリストだって。」
「なんですかそれ。なんかすごそう。」
「ちょっと巻物見てみる。」
ルナさんは巻物を読み始めた。
「なんか攻撃と回復と支援どの系統の魔法も扱えるってことみたい。」
「すごい。チートじゃないですか。」
さすが女神。
「その代わりすごくもろいってことみたいだね。」
「ああ。なるほど。デメリットもあるんですね。」
「さ。いったん別々に職業訓練だね。」
「6時間くらいかかるみたいですね。」
「終わったら街の酒場で合流しよう。」
「わかりました。」
ルナさんと別れてアーチャーの職業訓練施設に向かった。
道中で概要を読んでみた。
アーチャーといっても物理的な矢を放つのではないようだ。
武器として弓は持つが魔法の矢を放って攻撃するということだ。
ちょっと弓いらんやんって気もするが魔法を扱えるのはうれしい。
とくに取柄のない僕がどんな職業になるのかと思ってたけどアーチャーとは。
なにやら空間認識能力に長けた者に適性があると書かれている。
そんな自覚は特になかったが。
あ。
そういえば僕にはおっぱいのサイズをぱっと見だけで見抜く特技があった。
あれは空間認識能力からくるものだったのか。
なんかルナさんにアピールできる能力じゃない気がして逆にへこむ。
職業訓練施設についた。
これから魔法が使えると思うとわくわくする。
6時間後。
職業訓練を終えた。
初期装備である弓と服と時計をもらった。
弓はシルバーのシンプルなやつだ。
しょぼい木製じゃないだけ初期装備としては満足。
服は普通の服に胸当てといった感じだ。
あんまりかっこよくはない。
時計はブレスレットタイプと懐中時計タイプを選べたので、ブレスレットタイプにしてみた。
酒場でルナさんを待つことにした。
ジェネラリストって覚えること多そうだし時間かかるのかも。
なんて考えてたらルナさんがやってきた。
「先終わってたんだ。おまたせ。」
ルナさんは気持ち短めのスカートに膝上までのロングブーツとロングコートといった感じで、
モノトーンでまとまっててかっこいい。そして絶対領域眼福。
武器はシルバーのショートロッドのようだ。
「僕もさっきついたとこです。」
「訓練どうだった?」
「興奮しました!魔法初めて使ったし!なんか5メートルくらいジャンプ力あるし!」
「そっかそっか。今までそんな経験なかったんだもんね。」
「ルナさんはどうでした?」
「私はそれなりにやってきてるから。ここはどんな感じか確認ってとこかな。」
「頼りにしてます!」
「まかせろ。」
「そうだ。復帰魔法陣とのリンクって行きました?」
「まだだよ。」
「いきましょう。」
各街には復帰魔法陣というものがある。
死んでしまった時に帰ってくるポイントである。
街の復帰魔法陣の前で祈りのポーズでリンクという魔法を使うと、その街が死んだときの帰還先になる。
また、ログインした時の開始位置もリンクした街の復帰魔法陣となる。
ログアウトは街中であればどこでも可能だ。
街の復帰魔法陣前にやってきた。
ルナさんと並んで祈りながら魔法を唱えた。
これでこの街ファーストシティが帰還先となった。
「よし。完了しましたね。」
「少し街を散策してみようか。」
「はい。」
僕は今わくわくがどんどん増していっているのを感じていた。
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