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【女神の空間編】
【4】資料
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僕のいた世界に関する資料を色々確認したが、びっくりすることだらけだった。
何から話せばいいやら。
まず僕の仮説に書いたように、魂の正体が機械的システムであって世界がVRで構築されていたというのは事実だったのだ。
そして、どうやら世界はルナさんの好きな漫画を元に作られているらしい。
その漫画の世界観と一般地球型歴史モデルを融合するような作られ方をしていて、2023年現在進行中のようだ。
その漫画の内容は伏せられている。
一般地球型歴史モデルと言われても何のことか分からないと思う。
地球のシミュレーションというのは数えきれないくらい何度も行われいるようで当然様々な結末がある。
シミュレーションを重ねていくと様々な物語や英雄が生まれる。
その中でもポピュラーなものを矛盾しないように紡いで歴史を構築した物が一般地球型歴史モデルと呼ばれているようだ。
なんか歴史って時代時代で都合よく色々な英雄が登場するよなって思ったことがあるけどなんかうなずける。
そして実際に世界が稼働されたのは100年程前でそのころから人々が魂を持つことが可能になったようだ。
ルナさんが女神の空間で世界を見守ることを開始したのは主人公が生まれたときかららしい。
主人公と同じ年齢ということになるのかな。成長とかない女神だから年齢はないか。主人公は何才なんだろう。
そしてここが説明が難しいポイントなんだけども。
この世界の行く末は大きな意味では決まっているようだ。
魂たちが世界を体験する方法は大きく3つに分けられるようで、リアルタイム型と追体験型とハイブリッド型に分けられている。
それでこの世界はハイブリッド型になるらしい。
まず、僕らには想像もつかないレベルのとんでもない演算能力でシミュレーションを繰り返す。
そしてルナさんの満足のいく結果を出すための重要なポイントをたくさんピックアップする作業をしてあるようだ。
そして主人公の周囲に要所で神の手を入れて、世界が定められた運命に導かれるように見守り続けている。
それがルナさんの趣味であり仕事なのだ。
こうなると運命とは科学的な概念だったのかとも思えてくる。
それから世界を体験している魂たちの話だ。
基本的には記憶のない状態での人生体験という前提で募集者を募ったらしい。
ルナさんの好きな漫画はけっこう人気で多くの魂が同じ時代を生きて結末を体験してみたいと集ったようだ。
また地球史2000年前後の世界観が好きな魂や興味がある魂たちも応募した。
また新しく生み出された魂の初めての人生体験の場としても活用されている。
僕はどれに当てはまるんだろう。
その辺は概要的な情報のようなので他のパターンもあるのかもしれない。
有名人の体験は人気なので抽選のようだけど、他はどんな人物を体験するかを任意で選べるのかランダムなのかが資料を見ても不明だった。
物理世界にどれくらいの魂が存在して、そのうちどのくらいの魂がこの世界の体験に参加しているかも気になる。
だけど、それがわかる資料も見つからなかった。
資料を見て分かったのは大体これくらいだろうか。
これだけ分かっただけでも今世界を生きている人々の常識からすればとんでもない事だ。
しかし、普通は魂とは霊的なものとか正体不明だと思われてる。
でも実は魂こそ物理的な存在で自分の体のほうが幻想だとはなんだか皮肉なようにも思える。
そういえばこの女神の空間に関しても分かったことがある。
地球に比べたら遥かに小さな球体なのに地面が平らに感じるのはなぜかと思ってた。
どうやら球体の一部をスライスして平面が作られていて、その平面上に島がある状態のようだ。
それだと海がおかしなことになりそうだけど物理法則とは無縁の謎の力が働いているのだろう。
他に島とかあるのかは今のところ謎だ。
色々資料があったがあくまでこの空間に来たゲストにこれくらいなら教えてもいいよ的な内容のようだ。
なんでもは教えてくれないよね。
少し疲れた。休憩しよう。
ルナさん起きただろうか。
「んん…ひぅ…。」
ぽよん。
「ふう。今日もいいのがでた。」
リビングに行く途中でルナさんがトイレから出てくるところに遭遇した。
「あ。おはよぅ。」
なんか恍惚としてるぞこの人。こっちまで劣情を煽られるじゃないか。
「おはようございます。」
「よく寝れた?」
「ばっちりです。」
「そいえば昨日渡したブレスレット使えばテレビもどんな動画も漫画も見放題だよ。」
「まじすか。資料に夢中で全然気が付かなかった。」
「ひまつぶしに使うといいよ。」
最高かよ。
「さて。ちょうどいいから一緒にお昼食べよっか。」
「はい!」
「昨日話した都合のいいやつの使い方説明するよ。」
「おお。うれしい。」
キッチンの電子レンジの前にやってきた。かなり大き目だ。
「ブレスレットのメニューの中に食事のアイコンあるから押してみて。」
「これか。なるほど好きなものをなんでも検索できるようになってるんですね。」
「うんうん。なんかすぐわかりそうだね。」
「うわー。何食べようかな。」
「決まったらこのレンジの近くでぽちるだけだよ。」
「伝説のすた丼の店のしょうが丼に決めました。」
「すた丼じゃないんだ。」
「はい。しょうが丼が好きなんです。」
ぽち。
レンジの前面にカウントが表示された。
10…9……3…2…1…0。
チンという音とともに前面が自動で開いた。
「すごい!ほんとにでてきた!」
「へー。おいしそうだね。私もそれにしてみよっと。」
「ルナさんには量多いんじゃないですか?」
「私けっこう食べるし。」
女神との平和なランチの時間だ。あらためて幸せを感じる。
「ふう。おなかいっぱい。おいしかった。」
「おいしいですよね。しょうが丼。」
「ところで神谷さん。」
「はい。」
「一緒に生活するうえで軽くルールを決めたいんだけど。」
「はい。決めましょう。」
「といっても夜のご飯だけ一緒に食べてほしい。それだけなんだよね。」
「わかりました!順守します!」
「よかった。誰かが一緒に食べてくれたほうが料理って作りがいあるから。」
「僕もうれしいです。」
「あとはお互い自由気ままにって感じでよろしくね。」
「はい。」
「そいえば。ねこさんどこだろ。お散歩かな。」
「僕はちょっとトイレに。」
「はいはーい。」
この生活楽しすぎるんじゃないだろうか。
ここに来る前は何も興味がわかない状態だったのに、今は動画や漫画が見放題だということにすらわくわくしている。
この空間に僕を呼んだときに病気も治してくれたということだろうか。女神すごすぎる。
トイレの便座に腰掛けふんばる。
ぷるん。
「のあーーーーーーーーーーー!!!」
す、スライムが出た!!!
「どうしたー?」
悲鳴を上げたのでルナさんが様子を伺いに来たようだ。
「だ、大丈夫です!」
トイレから出るとルナさんが心配そうな顔をしていた。
「ああ。初スライムしちゃったのか。」
「初スライムしちゃいました。」
「何色だった?」
「黄色でした。」
「そっか。なんか幸せそうだね。」
それを言うならあなたの普段は…。つっこむのはやめておこう。
「うっかり何かに目覚めそうでした。」
「悪くないでしょ。」
「忘れてたからびっくりしましたけどね。」
「じゃあ私はちょっとやることあるから。好きに過ごしててね。」
「お騒がせしました。」
「ちなみに夜食べたいものある?って今おなかいっぱいだからあれか。」
「カレーが食べたいです!」
「いいね。私のカレーはおいしいよ。」
「楽しみです!」
「じゃ。また夜に。」
「はい。」
部屋に戻って久々にアニメを見ることにした。
そして葬送のフリーレンにはまった。
めっちゃ好きだこのアニメ。
なんていうか人にもおすすめしたくなる感じがヴァイオレットエヴァーガーデン以来かもしれない。
なんか生きてるって楽しい。ほんとうに死んでよかった。
コンコン。ノックの音だ。
「神谷さん。ご飯できたよー。」
もう夜か。時間がたつのが早い。
「今行きますー!」
食卓に行くと大盛りのカレーが準備されていた。
「うお。大盛りですね。でもめっちゃおいしそう。」
「たんとおたべ。」
うまい!!!こんなおいしいカレーは初めて食べた!
大盛りだったのにぐんぐん食べてしまう。
「ルナさん。」
「あい。」
「おかわりいいですか。」
「おっけー。」
ルナさんなんだかうれしそうである。
こんなにたくさん食べたのはいつ以来だろう。
なんだか幸福度がどんどん上昇していて逆に怖いくらいだ。
「あ、ルナさん。」
「んー?」
「ちょっと気になってたんですけど今の僕たちの生活も何か運命が関係しているんですかね?」
「んー。どうだろ。」
「こんな生活一緒にするようになるなら、もしかしたら僕たち物理世界でなにか関係値があるのかなって勝手に思っちゃって。」
「ありえるけど。わからないかな。」
「そうですか。」
「ここでの体験を楽しむための最適化がしてあるから。」
「なるほど。」
「今まで遊んだ色々な世界の記憶はけっこうあるんだけどね。」
「えー。気になる。なんか面白いやつ聞かせてくださいよ。」
「そうだなー。触手のモンスターになるの楽しかったよ。」
「そんなことできるんですか!」
「うんうん。触手を同時に動かすのになかなか慣れなかったけどね。」
「想像がつかないな…。」
「最終的には女の子にいいことしちゃった。あれは楽しかった。」
この女、性欲の化け物か。
「はは…。」
「あとはね。×××××××××××××××××××××××。」※良い子には見せられません。
グロもいけるのかこの人……。
「も、もういいです…。」
僕はグロが苦手だ。
「えー。まだ色々あるのに。」
「じゃあ。僕は部屋に戻ります。」
「あい。おやすみ。」
「おやすみなさい。」
部屋に戻ってきた。
女の子からエロい話を聞かされるとこっちまでムラムラしてくる。
僕とルナさんがこの先そういう関係になる可能性はあるのだろうか。
レズだしないか。
そもそも僕ではつり合いが取れるわけがない。
幸せな生活なはずなのにこんな気持ちにもなってしまうんだな。
もし今、う〇ちしたら何色が出るんだろうか。
何から話せばいいやら。
まず僕の仮説に書いたように、魂の正体が機械的システムであって世界がVRで構築されていたというのは事実だったのだ。
そして、どうやら世界はルナさんの好きな漫画を元に作られているらしい。
その漫画の世界観と一般地球型歴史モデルを融合するような作られ方をしていて、2023年現在進行中のようだ。
その漫画の内容は伏せられている。
一般地球型歴史モデルと言われても何のことか分からないと思う。
地球のシミュレーションというのは数えきれないくらい何度も行われいるようで当然様々な結末がある。
シミュレーションを重ねていくと様々な物語や英雄が生まれる。
その中でもポピュラーなものを矛盾しないように紡いで歴史を構築した物が一般地球型歴史モデルと呼ばれているようだ。
なんか歴史って時代時代で都合よく色々な英雄が登場するよなって思ったことがあるけどなんかうなずける。
そして実際に世界が稼働されたのは100年程前でそのころから人々が魂を持つことが可能になったようだ。
ルナさんが女神の空間で世界を見守ることを開始したのは主人公が生まれたときかららしい。
主人公と同じ年齢ということになるのかな。成長とかない女神だから年齢はないか。主人公は何才なんだろう。
そしてここが説明が難しいポイントなんだけども。
この世界の行く末は大きな意味では決まっているようだ。
魂たちが世界を体験する方法は大きく3つに分けられるようで、リアルタイム型と追体験型とハイブリッド型に分けられている。
それでこの世界はハイブリッド型になるらしい。
まず、僕らには想像もつかないレベルのとんでもない演算能力でシミュレーションを繰り返す。
そしてルナさんの満足のいく結果を出すための重要なポイントをたくさんピックアップする作業をしてあるようだ。
そして主人公の周囲に要所で神の手を入れて、世界が定められた運命に導かれるように見守り続けている。
それがルナさんの趣味であり仕事なのだ。
こうなると運命とは科学的な概念だったのかとも思えてくる。
それから世界を体験している魂たちの話だ。
基本的には記憶のない状態での人生体験という前提で募集者を募ったらしい。
ルナさんの好きな漫画はけっこう人気で多くの魂が同じ時代を生きて結末を体験してみたいと集ったようだ。
また地球史2000年前後の世界観が好きな魂や興味がある魂たちも応募した。
また新しく生み出された魂の初めての人生体験の場としても活用されている。
僕はどれに当てはまるんだろう。
その辺は概要的な情報のようなので他のパターンもあるのかもしれない。
有名人の体験は人気なので抽選のようだけど、他はどんな人物を体験するかを任意で選べるのかランダムなのかが資料を見ても不明だった。
物理世界にどれくらいの魂が存在して、そのうちどのくらいの魂がこの世界の体験に参加しているかも気になる。
だけど、それがわかる資料も見つからなかった。
資料を見て分かったのは大体これくらいだろうか。
これだけ分かっただけでも今世界を生きている人々の常識からすればとんでもない事だ。
しかし、普通は魂とは霊的なものとか正体不明だと思われてる。
でも実は魂こそ物理的な存在で自分の体のほうが幻想だとはなんだか皮肉なようにも思える。
そういえばこの女神の空間に関しても分かったことがある。
地球に比べたら遥かに小さな球体なのに地面が平らに感じるのはなぜかと思ってた。
どうやら球体の一部をスライスして平面が作られていて、その平面上に島がある状態のようだ。
それだと海がおかしなことになりそうだけど物理法則とは無縁の謎の力が働いているのだろう。
他に島とかあるのかは今のところ謎だ。
色々資料があったがあくまでこの空間に来たゲストにこれくらいなら教えてもいいよ的な内容のようだ。
なんでもは教えてくれないよね。
少し疲れた。休憩しよう。
ルナさん起きただろうか。
「んん…ひぅ…。」
ぽよん。
「ふう。今日もいいのがでた。」
リビングに行く途中でルナさんがトイレから出てくるところに遭遇した。
「あ。おはよぅ。」
なんか恍惚としてるぞこの人。こっちまで劣情を煽られるじゃないか。
「おはようございます。」
「よく寝れた?」
「ばっちりです。」
「そいえば昨日渡したブレスレット使えばテレビもどんな動画も漫画も見放題だよ。」
「まじすか。資料に夢中で全然気が付かなかった。」
「ひまつぶしに使うといいよ。」
最高かよ。
「さて。ちょうどいいから一緒にお昼食べよっか。」
「はい!」
「昨日話した都合のいいやつの使い方説明するよ。」
「おお。うれしい。」
キッチンの電子レンジの前にやってきた。かなり大き目だ。
「ブレスレットのメニューの中に食事のアイコンあるから押してみて。」
「これか。なるほど好きなものをなんでも検索できるようになってるんですね。」
「うんうん。なんかすぐわかりそうだね。」
「うわー。何食べようかな。」
「決まったらこのレンジの近くでぽちるだけだよ。」
「伝説のすた丼の店のしょうが丼に決めました。」
「すた丼じゃないんだ。」
「はい。しょうが丼が好きなんです。」
ぽち。
レンジの前面にカウントが表示された。
10…9……3…2…1…0。
チンという音とともに前面が自動で開いた。
「すごい!ほんとにでてきた!」
「へー。おいしそうだね。私もそれにしてみよっと。」
「ルナさんには量多いんじゃないですか?」
「私けっこう食べるし。」
女神との平和なランチの時間だ。あらためて幸せを感じる。
「ふう。おなかいっぱい。おいしかった。」
「おいしいですよね。しょうが丼。」
「ところで神谷さん。」
「はい。」
「一緒に生活するうえで軽くルールを決めたいんだけど。」
「はい。決めましょう。」
「といっても夜のご飯だけ一緒に食べてほしい。それだけなんだよね。」
「わかりました!順守します!」
「よかった。誰かが一緒に食べてくれたほうが料理って作りがいあるから。」
「僕もうれしいです。」
「あとはお互い自由気ままにって感じでよろしくね。」
「はい。」
「そいえば。ねこさんどこだろ。お散歩かな。」
「僕はちょっとトイレに。」
「はいはーい。」
この生活楽しすぎるんじゃないだろうか。
ここに来る前は何も興味がわかない状態だったのに、今は動画や漫画が見放題だということにすらわくわくしている。
この空間に僕を呼んだときに病気も治してくれたということだろうか。女神すごすぎる。
トイレの便座に腰掛けふんばる。
ぷるん。
「のあーーーーーーーーーーー!!!」
す、スライムが出た!!!
「どうしたー?」
悲鳴を上げたのでルナさんが様子を伺いに来たようだ。
「だ、大丈夫です!」
トイレから出るとルナさんが心配そうな顔をしていた。
「ああ。初スライムしちゃったのか。」
「初スライムしちゃいました。」
「何色だった?」
「黄色でした。」
「そっか。なんか幸せそうだね。」
それを言うならあなたの普段は…。つっこむのはやめておこう。
「うっかり何かに目覚めそうでした。」
「悪くないでしょ。」
「忘れてたからびっくりしましたけどね。」
「じゃあ私はちょっとやることあるから。好きに過ごしててね。」
「お騒がせしました。」
「ちなみに夜食べたいものある?って今おなかいっぱいだからあれか。」
「カレーが食べたいです!」
「いいね。私のカレーはおいしいよ。」
「楽しみです!」
「じゃ。また夜に。」
「はい。」
部屋に戻って久々にアニメを見ることにした。
そして葬送のフリーレンにはまった。
めっちゃ好きだこのアニメ。
なんていうか人にもおすすめしたくなる感じがヴァイオレットエヴァーガーデン以来かもしれない。
なんか生きてるって楽しい。ほんとうに死んでよかった。
コンコン。ノックの音だ。
「神谷さん。ご飯できたよー。」
もう夜か。時間がたつのが早い。
「今行きますー!」
食卓に行くと大盛りのカレーが準備されていた。
「うお。大盛りですね。でもめっちゃおいしそう。」
「たんとおたべ。」
うまい!!!こんなおいしいカレーは初めて食べた!
大盛りだったのにぐんぐん食べてしまう。
「ルナさん。」
「あい。」
「おかわりいいですか。」
「おっけー。」
ルナさんなんだかうれしそうである。
こんなにたくさん食べたのはいつ以来だろう。
なんだか幸福度がどんどん上昇していて逆に怖いくらいだ。
「あ、ルナさん。」
「んー?」
「ちょっと気になってたんですけど今の僕たちの生活も何か運命が関係しているんですかね?」
「んー。どうだろ。」
「こんな生活一緒にするようになるなら、もしかしたら僕たち物理世界でなにか関係値があるのかなって勝手に思っちゃって。」
「ありえるけど。わからないかな。」
「そうですか。」
「ここでの体験を楽しむための最適化がしてあるから。」
「なるほど。」
「今まで遊んだ色々な世界の記憶はけっこうあるんだけどね。」
「えー。気になる。なんか面白いやつ聞かせてくださいよ。」
「そうだなー。触手のモンスターになるの楽しかったよ。」
「そんなことできるんですか!」
「うんうん。触手を同時に動かすのになかなか慣れなかったけどね。」
「想像がつかないな…。」
「最終的には女の子にいいことしちゃった。あれは楽しかった。」
この女、性欲の化け物か。
「はは…。」
「あとはね。×××××××××××××××××××××××。」※良い子には見せられません。
グロもいけるのかこの人……。
「も、もういいです…。」
僕はグロが苦手だ。
「えー。まだ色々あるのに。」
「じゃあ。僕は部屋に戻ります。」
「あい。おやすみ。」
「おやすみなさい。」
部屋に戻ってきた。
女の子からエロい話を聞かされるとこっちまでムラムラしてくる。
僕とルナさんがこの先そういう関係になる可能性はあるのだろうか。
レズだしないか。
そもそも僕ではつり合いが取れるわけがない。
幸せな生活なはずなのにこんな気持ちにもなってしまうんだな。
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