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戦いの章
【24】危険な依頼
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1999年6月頃
輝と茜がとある宗教団体の調査を手伝っていたらとんでもないことが発覚したんだ。
その宗教団体は全国から孤児や訳ありで親のいない子供を集める施設を設立したみたいなんだけど。
実は海外に奴隷として売却するために作った施設だったと分かったんだ。
その1回目の売却取引が明日に迫っていて、阻止するために緊急で私たちも手伝うことになったんだけど。
明日の夜、静岡にある超穴場的海岸で秘密裏に子供たちを小型船で回収後、太平洋上で大型の船に小型船ごと乗り込んで移送する計画らしい。
緊急だし人の命が関わることだからって輝が学校休んで現地にポータル作りに行ってくれてる。
日本国内にいるタイミングを逃すとLR勢力内でも秘密が強固で情報取得が難しい人たちの管理下に渡されちゃうみたい。
だから小型船に乗り込むタイミングで阻止する計画ではあるんだけど、実は現時点でそれ以上はノープランなんだ。
緊急すぎて黒川さんたち的に国家権力内の信用できる協力者にこの件を処理してもらう準備が整っていないから焦ってるみたいだ。
だからぎりぎりまで現地で待機しててほしいって話になってる。
最悪プランが間に合わなかった場合は今回は諦めて、今後施設解体へ向けてのシナリオを模索する流れになるって。
そうなったら今回の子供たちはこの後の人生どうなっちゃうんだろう…。
分からなくて怖くなった。
翌日。静岡にて。
いつもの4人で現場が見守れるような岩陰に待機してる。
プランの連絡待ち。
すでに小型船が待機していて国籍はわからないけど外国人の男が3人待ってる。
と思ってたらマイクロバスが到着した。
そして日本人の男3人が10人の子供たちを連れてバスから降りてきた。
『輝。連絡まだなの?もう引き渡されちゃうよ。』
『まだだ。』
男3対3で何かを話してるけどもうすぐ乗せられちゃいそうだよね。
船が動きだしてからだともう遅いというか作戦があったとしても複雑になるはず。
だから乗り込む前に絶対に止めないと。
私は思考が焦っていた。
そしてついに子供たちを船に乗せようと男たちが動き出した。
それを見た私はもう自分の直感と衝動に従って独断で行動を開始してしまったんだ。
まず、茜に作ってもらっていた悪そうな雰囲気の黒いフード付きのマントをブレスレットから取り出して纏った。
『莉愛。守護の光ちょうだい。』
即かけてくれた。
『夢!だめだ一人で突っ走るな!』
輝の制止も聞かず私は高速移動で走り出し空中に飛び上がった。
そしてブレスレットから弓を取り出し男6人目掛けて稲妻の矢を放った。
命中し男たちは気絶した。気絶性能は確認済みだ。5分ほどで起きる。
子供たちが気付いてこっちを見ている。
船のエンジン部分にも稲妻の矢を放って破壊した。
そしてわざと子供たちの横を通り過ぎるように移動した後再度空中に飛び上がり10人の子供にめがけて稲妻の矢を放った。
子供たちも全員気絶した。ごめんね。
そして絶対怒られるから帰還薬で拠点にばっくれた。
10分後、輝たちも拠点に帰ってきた。佐々木さんと愛さんもきた。
正座待機しといた。
「夢。とりあえずお前のやったことを黒川さんに報告しといた。
まったく。言葉を失ってたよ。」
「ごめんて。」
愛さんがにこにこしながら。
「びっくりしたけど、かっこよかったよ。
私もちょっと触発されちゃって、男たちに強制調和の力を使って自白するという合意を得られたんだ。
だからこの件、勝手に解決すると思う。」
って言ってくれた。よかったーー。愛さん大好き。
でも続けて輝からお説教。
「愛さんいたからよかったけど、黒川さん怒ってたよ。
下手に事を動かすと証拠隠滅のために子供たちが殺されかねないって。
取り急ぎ今後の子供たちのことはこちらで見守りますって言ってた。」
「はい。反省します。」
「子供たちまで気絶させたのはなんだったんだ?」
「正体不明の暴漢に無差別に襲われたと子供たちも認識してたほうが後々謎が深まっていいような気がしたんだよね。
私を見たのは子供たちだけだし、男たちには見られないようにやったから。
どこかの組織が助けようとしたと認識されるほうがよくないよなーって直感的に考えちゃって。」
「うーん。確かにそれは一理あるかもしれない。」
後日。黒川さんに謝罪しに行った。
そしたら黒川さんにこう言われた。
「私たちとしては最悪子供たちが海外に渡ってしまっても、処分されるリスクを生むよりは良いと判断していました。
でも。結果的に少なからず国内で見守れる状況になったのはよかったと思っています。」
さらに続ける。
「愛さんの力のおかげで日本人の男たちが自白して施設解体に向けてもう話が進んでいます。
それに外国人側の男たちの自白により今まで謎に包まれていたLR勢力の情報も入手できる流れが生まれそうです。」
そしてにっこり言ってくれた。
「私たちには絶対できないやり方でしたが、今回の件は本当にありがとうございました。
でも夢さんは無鉄砲すぎて私たちのような秘密で自衛もしている組織には危険すぎる存在なのでもう出禁です。
ごめんね。」
出禁になった。
さらに後日。
光さんが私の部屋で爆笑している。あの日のことを思い出すと何度でも笑えるらしい。
実はあの日もお説教されながら頭の中に光さんがどこかで爆笑してるイメージが微かにきてて気が散ってた。
「独断で飛び出した挙句ぶっつけで矢6発放ったと思ったら子供立ちにもぶっ放してお説教されて出禁って。
流れ面白すぎるでしょ。ひーっひーっ…。」
「光さん笑いすぎ。めっちゃ反省中なんだから。」
「私は面白くて大好きだけどね。
しかも練習では一人にしか使ったことなかった矢をぶっつけで拡散して命中させるんだもん。
ぶっとびすぎてて大爆笑だよ。」
「なんか思い付きで感覚的にできちゃった。」
「夢っちが飛び出した瞬間さ。私もわくわくしちゃって集中モード入ったからね。瞬間的にイメージに便乗できちゃったのかも。」
「ふふん。やっぱ私たち相性いいね。」
「うんうん。やっぱ夢っちは最高だよ。」
私たち的には信頼関係向上できて結果オーライ。またレベルアップしたに違いない。どやあ。
そいえば弓は黒基調でシルバーのシンプルな装飾がしてあるかっこいいのを茜に作ってもらったんだ。
イメージを絵で描いて渡したらばっちりいい感じに作ってくれた。
めっちゃお気に入りになりそうだよ。
ちなみに愛さんが強制調和の能力を使えるのは元々洗脳みたいな概念が大嫌いで研究した過去があるからなんだって。
ほんとは洗脳を解除するほうが専門分野らしい。
愛さんは結果どんな人生になるとしても自分の思考を他人に支配される状況だけは許せないって思ってるみたい。
強制調和の力は対話に応じる状態を作る能力だから、選択肢を与えてもどれにも合意しない場合は何も起こらない能力なんだ。
だけど客観的には洗脳的に感じるだろうから使うのはあまり気が進まないんだって。
「それでも気に入らないやつがいたら平気で使っちゃう私は神としてまだまだだなあ。」
なんて言ってた。
あとなんか気になることがあるって言ってた。
この間の件で日本人の男たちは宗教的洗脳がかけられていてまずその解除からしたみたい。
それで外国人の男たちも何かしら洗脳された状態のようだったから解除したんだって。
でもその洗脳の方式のようなものが愛さんが知らないものだったみたい。
なんとなく人間が扱う洗脳の手法じゃない感じがするのが気になるなーって言ってた。
なんだろう不穏な感じだね。
私にはわからないけれども。
その後の私たちは色々依頼をこなしながらも楽しく高校生活をエンジョイして2000年3月に無事卒業したんだ。
輝が論文の発表を諦めたせいかLR勢力から私たちに危害を加えようという動きも結局なかった。
あくまでも現時点ではだけどね。
そして高校卒業後の私たちは神さまたちと一緒にできることを何かに役立てたいと思って。
黒川さんにコネクションを作ってもらって海外の過激派組織撲滅活動に参加することにしたんだ。
なんか拠点にこもって外に出るの怖がってた頃と比べるとすごい成長したなって感じるよ。
でも全部4人の神さまのおかげ。忘れない。大事。
輝と茜がとある宗教団体の調査を手伝っていたらとんでもないことが発覚したんだ。
その宗教団体は全国から孤児や訳ありで親のいない子供を集める施設を設立したみたいなんだけど。
実は海外に奴隷として売却するために作った施設だったと分かったんだ。
その1回目の売却取引が明日に迫っていて、阻止するために緊急で私たちも手伝うことになったんだけど。
明日の夜、静岡にある超穴場的海岸で秘密裏に子供たちを小型船で回収後、太平洋上で大型の船に小型船ごと乗り込んで移送する計画らしい。
緊急だし人の命が関わることだからって輝が学校休んで現地にポータル作りに行ってくれてる。
日本国内にいるタイミングを逃すとLR勢力内でも秘密が強固で情報取得が難しい人たちの管理下に渡されちゃうみたい。
だから小型船に乗り込むタイミングで阻止する計画ではあるんだけど、実は現時点でそれ以上はノープランなんだ。
緊急すぎて黒川さんたち的に国家権力内の信用できる協力者にこの件を処理してもらう準備が整っていないから焦ってるみたいだ。
だからぎりぎりまで現地で待機しててほしいって話になってる。
最悪プランが間に合わなかった場合は今回は諦めて、今後施設解体へ向けてのシナリオを模索する流れになるって。
そうなったら今回の子供たちはこの後の人生どうなっちゃうんだろう…。
分からなくて怖くなった。
翌日。静岡にて。
いつもの4人で現場が見守れるような岩陰に待機してる。
プランの連絡待ち。
すでに小型船が待機していて国籍はわからないけど外国人の男が3人待ってる。
と思ってたらマイクロバスが到着した。
そして日本人の男3人が10人の子供たちを連れてバスから降りてきた。
『輝。連絡まだなの?もう引き渡されちゃうよ。』
『まだだ。』
男3対3で何かを話してるけどもうすぐ乗せられちゃいそうだよね。
船が動きだしてからだともう遅いというか作戦があったとしても複雑になるはず。
だから乗り込む前に絶対に止めないと。
私は思考が焦っていた。
そしてついに子供たちを船に乗せようと男たちが動き出した。
それを見た私はもう自分の直感と衝動に従って独断で行動を開始してしまったんだ。
まず、茜に作ってもらっていた悪そうな雰囲気の黒いフード付きのマントをブレスレットから取り出して纏った。
『莉愛。守護の光ちょうだい。』
即かけてくれた。
『夢!だめだ一人で突っ走るな!』
輝の制止も聞かず私は高速移動で走り出し空中に飛び上がった。
そしてブレスレットから弓を取り出し男6人目掛けて稲妻の矢を放った。
命中し男たちは気絶した。気絶性能は確認済みだ。5分ほどで起きる。
子供たちが気付いてこっちを見ている。
船のエンジン部分にも稲妻の矢を放って破壊した。
そしてわざと子供たちの横を通り過ぎるように移動した後再度空中に飛び上がり10人の子供にめがけて稲妻の矢を放った。
子供たちも全員気絶した。ごめんね。
そして絶対怒られるから帰還薬で拠点にばっくれた。
10分後、輝たちも拠点に帰ってきた。佐々木さんと愛さんもきた。
正座待機しといた。
「夢。とりあえずお前のやったことを黒川さんに報告しといた。
まったく。言葉を失ってたよ。」
「ごめんて。」
愛さんがにこにこしながら。
「びっくりしたけど、かっこよかったよ。
私もちょっと触発されちゃって、男たちに強制調和の力を使って自白するという合意を得られたんだ。
だからこの件、勝手に解決すると思う。」
って言ってくれた。よかったーー。愛さん大好き。
でも続けて輝からお説教。
「愛さんいたからよかったけど、黒川さん怒ってたよ。
下手に事を動かすと証拠隠滅のために子供たちが殺されかねないって。
取り急ぎ今後の子供たちのことはこちらで見守りますって言ってた。」
「はい。反省します。」
「子供たちまで気絶させたのはなんだったんだ?」
「正体不明の暴漢に無差別に襲われたと子供たちも認識してたほうが後々謎が深まっていいような気がしたんだよね。
私を見たのは子供たちだけだし、男たちには見られないようにやったから。
どこかの組織が助けようとしたと認識されるほうがよくないよなーって直感的に考えちゃって。」
「うーん。確かにそれは一理あるかもしれない。」
後日。黒川さんに謝罪しに行った。
そしたら黒川さんにこう言われた。
「私たちとしては最悪子供たちが海外に渡ってしまっても、処分されるリスクを生むよりは良いと判断していました。
でも。結果的に少なからず国内で見守れる状況になったのはよかったと思っています。」
さらに続ける。
「愛さんの力のおかげで日本人の男たちが自白して施設解体に向けてもう話が進んでいます。
それに外国人側の男たちの自白により今まで謎に包まれていたLR勢力の情報も入手できる流れが生まれそうです。」
そしてにっこり言ってくれた。
「私たちには絶対できないやり方でしたが、今回の件は本当にありがとうございました。
でも夢さんは無鉄砲すぎて私たちのような秘密で自衛もしている組織には危険すぎる存在なのでもう出禁です。
ごめんね。」
出禁になった。
さらに後日。
光さんが私の部屋で爆笑している。あの日のことを思い出すと何度でも笑えるらしい。
実はあの日もお説教されながら頭の中に光さんがどこかで爆笑してるイメージが微かにきてて気が散ってた。
「独断で飛び出した挙句ぶっつけで矢6発放ったと思ったら子供立ちにもぶっ放してお説教されて出禁って。
流れ面白すぎるでしょ。ひーっひーっ…。」
「光さん笑いすぎ。めっちゃ反省中なんだから。」
「私は面白くて大好きだけどね。
しかも練習では一人にしか使ったことなかった矢をぶっつけで拡散して命中させるんだもん。
ぶっとびすぎてて大爆笑だよ。」
「なんか思い付きで感覚的にできちゃった。」
「夢っちが飛び出した瞬間さ。私もわくわくしちゃって集中モード入ったからね。瞬間的にイメージに便乗できちゃったのかも。」
「ふふん。やっぱ私たち相性いいね。」
「うんうん。やっぱ夢っちは最高だよ。」
私たち的には信頼関係向上できて結果オーライ。またレベルアップしたに違いない。どやあ。
そいえば弓は黒基調でシルバーのシンプルな装飾がしてあるかっこいいのを茜に作ってもらったんだ。
イメージを絵で描いて渡したらばっちりいい感じに作ってくれた。
めっちゃお気に入りになりそうだよ。
ちなみに愛さんが強制調和の能力を使えるのは元々洗脳みたいな概念が大嫌いで研究した過去があるからなんだって。
ほんとは洗脳を解除するほうが専門分野らしい。
愛さんは結果どんな人生になるとしても自分の思考を他人に支配される状況だけは許せないって思ってるみたい。
強制調和の力は対話に応じる状態を作る能力だから、選択肢を与えてもどれにも合意しない場合は何も起こらない能力なんだ。
だけど客観的には洗脳的に感じるだろうから使うのはあまり気が進まないんだって。
「それでも気に入らないやつがいたら平気で使っちゃう私は神としてまだまだだなあ。」
なんて言ってた。
あとなんか気になることがあるって言ってた。
この間の件で日本人の男たちは宗教的洗脳がかけられていてまずその解除からしたみたい。
それで外国人の男たちも何かしら洗脳された状態のようだったから解除したんだって。
でもその洗脳の方式のようなものが愛さんが知らないものだったみたい。
なんとなく人間が扱う洗脳の手法じゃない感じがするのが気になるなーって言ってた。
なんだろう不穏な感じだね。
私にはわからないけれども。
その後の私たちは色々依頼をこなしながらも楽しく高校生活をエンジョイして2000年3月に無事卒業したんだ。
輝が論文の発表を諦めたせいかLR勢力から私たちに危害を加えようという動きも結局なかった。
あくまでも現時点ではだけどね。
そして高校卒業後の私たちは神さまたちと一緒にできることを何かに役立てたいと思って。
黒川さんにコネクションを作ってもらって海外の過激派組織撲滅活動に参加することにしたんだ。
なんか拠点にこもって外に出るの怖がってた頃と比べるとすごい成長したなって感じるよ。
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