幸せな終わりを求めて

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今に至るまで

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最初は自分がおかしな事に気付かなかった。
ただ他と違い生まれて1ヶ月で普通の言葉を喋り一歳を迎える頃には小学生高学年ぐらいの学力があっただけ
母も父もすごいと褒めてくれたそれがどうしようもなく嬉しかった、だから僕は褒めてもらう為に頑張った
どんどん頑張れば頑張るほど周りが離れていっているとは知らずに
小学生に上がる頃には周りに人がいなくなった
母と父でさえも僕を気味悪がった
どうしようもなく辛くて悲しくて耐えられなかった
僕はまるでみんなに見せつけるように学校の屋上から飛び降りた
それが1度目の人生
死んだと思ってたなのに目が覚めたら僕はおぎゃおぎゃと泣いていた
赤ん坊になっていたのだ
母と父だろう人達が嬉しそうに微笑みかけていた
すぐに生まれ変わったのだと僕は思った
これはきっと神様がくれたチャンスだ
今度こそ上手くやろう両親に愛されるようにみんなに嫌われないようにと誓った。
2度目に生を受けた世界は前の世界と違い魔力とゆい物をみんな生まれながらに持っていて魔術を使う事が出来た。
魔術を使うにもそれぞれ得意とする属性が別れていて基本その属性を皆極めて使っていた
僕は魔術の才能にも恵まれたらしく全属性使う事が出来た
だが前のようになるのが怖く最初は隠していた
でも魔力なんて力があればその力を使いこの世界を自分の物にしようとする者もいた
そいつのせいで母も父も僕の住んでる国のみんな困っていた
だから僕はみんなを助けたくて隠してた力でみんなを助ける事にした
その為に強くなろうと頑張った一人だと無理だと思ったから仲間を集めた
昔読んだ事があった昔話などで悪者を倒した主人公はみんなから尊敬されそのあと幸せになったとか見た事があったきっと自分もそうなれるんだとその時の僕は思っていた
でも結果違った問題になっていた魔王とゆうのを仲間と倒したみんな喜んでいた。
でも救われた人達は喜びと共に次の恐怖を抱いたのだ。
僕にはそれがわからなかった。
、、、でも今思えばそれが普通なのだろう
今まで誰も倒せなかった者を倒すだけの力を持った者
其の者がいつまでも善人で居てくれるとは限らない
だったら今自分たちに心を許しているうちに犯れる時にやらなければと
そして自分の救った世界の人に殺されて2度目の人生を僕は終えた
どんなに天才でもどんなに力を持っても僕は周りのみんなの気持ちを考えられないから幸せになれない
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでただただただ僕は幸せになりたいだけなのに誰かに愛されたいだけなのに
そして僕は3度目の生を受けた
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